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2018年10月17日
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カテゴリ:猫ホスピス
​​​​
車のエンジンルームで
暖を取っていた1匹の猫。



人の気配を感じたとき、
いつもなら逃げれたはず。

上手に逃げれていたはず。

きっと、この日は疲れて
深い眠りについていたのでしょうか…

ばれないようエンジンルームで
身を潜めていたそのとき、
大きな音と共に、

​​右腕が飛ばされてしまったのです。​​



保健所からレスキュー要請があり、
保護家に連れて帰ったのは、
生粋の野良猫さんでした。

レスキューした日に振っていた冷たい雨。



この子は、何度冷たい雨に打たれて来たんだろう。

いつかこの子にとって、優しい雨に変われたら…

穏やかで優しい時間を過ごせますように…

そんな色んな願いを込めて
​​「優雨」(ゆう)と名付けました。​



威嚇が激しいのはもちろんの事、
近付くだけで、飛びかかる体勢に入る「優雨」。

「シャーッ!」を通り越した
「ガッ!」という力強い声。

なんとか人間に慣れて欲しい・・・
好きになってくれなんて、
そんな贅沢は言わないから!

三段ケージの中で過ごす日々。
とうとう1年が超えてしまいました。
飢える事も暑さ寒さもない。
体は確かに守られている。
身の安全から守られている。

でも・・・

優雨の尊重と尊厳は​
「いのちのはうす保護家」にはなかった‥。

​​​飼い殺し​​​
​​生き地獄​​

自分のしている事に、罪悪感を抱き続けましたが…



ボランティアさん達は、決して諦めませんでした。
少しずつ少しずつ、優雨に伝えてくれました。

​「大丈夫。人間は怖くないんだよ」​

ボランティアさん達は、
手を傷だらけにしながら、
優雨との距離を縮めていきました。



レスキューから1年半。

特定の人間には心を開いてくれるようになり、
優雨のケージ生活は、
終わりを迎える事が出来ました。



猫も苦手な優雨だったけど、
特定の仔には心を許せるようになりました。



猫と戯れる優雨。

キャットタワーの上を陣取る優雨。



やっと…やっと!

​​冷たい雨が、優しい雨へと変わったのです!​​

良かった・・・

1年半、ボランティアさん達も、
優雨も本当に頑張りました!

2018年1月末に完成する
​「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」​
​​HOGOYA​​
いよいよopenできる!

まだ人見知りさんの優雨は、様子を見てから
カフェデビューも有りだなと、
楽しみにしていた矢先・・・



​​「腎不全末期」​​
​余命半年・・・そう宣告を受けました。​

こんなに元気なのに?
こんなに毛がツヤツヤなのに?

優雨は、大部屋(現・オレンジルーム)に
二度と帰れなくなりました。



最期を迎える部屋…
「猫ホスピスルーム」の住猫になりました。

優雨をレスキューした5年前、
体に触れさせてくれる日が来るなんて、
想像することすら私には出来なかった。



5年前、私はこう願いました。
​「恐怖心だけでもなくなって欲しい。​
好きになってくれなんて、
​そこまでの贅沢は言わないから!」​​


優雨が生きて来た長い猫生の中で、
人間からどんなに怖い目に合わされてきたのか、
優雨の心が物語っていたから…。

だからこその願いでした。

好きになって欲しいなんて、
高望みだと諦めていたのに・・・



喉をゴロゴロ鳴らしながら、
甘えに寄ってくる優雨。



ブラッシングが大好きで、
​「母ちゃん、あたまあたま!あたまをして!」​
いつも頭を差し出してくる優雨。



優雨は、1日置きに点滴をしていました。

点滴針を刺すときも、動揺することなく
ケロッとしてる優雨。

逆に、この点滴の時間が、
優雨はとても好きだったのです。

​そこには、胸が痛む切ない理由がありました。​



「いのちのはうす保護家」は、慢性人手不足。
なのに、介助が必要な犬猫が沢山居ます。
バタバタと作業に追われてる日々なので、
なかなか優雨だけに時間を取る事が出来ないんです。

点滴を入れ終わるまで、
優雨を安静にさせてないといけないので、
スタッフがずっと優雨の身体に集中しながら、
体を優しく触れながら、声をかけながら・・・
優雨だけを見つめる。

それが点滴の時間なんです。



スタッフ薫にお尻をスリスリ寄せて甘える優雨。

​「薫しゃん、私の事見てる?私頑張ってるでしょう?」​
何度もスタッフ薫の顔を確認します。



​「ねぇ…本当に死んじゃうと?
優雨、居なくなると?」​
私の中では、優雨との別れすら想像できませんでした。

だって・・・

レスキューした日から1年半後に、
やっと優雨に触れても良いよって許可を貰えて、
1年半後にやっと聴けた優雨の喉の音。

あの1年半の葛藤の日々。

その後、
​優雨からもらった3年半という優しい時間。​

その思い出が強すぎて、
「別れ」まで想像できんよ・・・

​​無理だよ・・・
優雨は、いつも守ってくれてたよね?

末期だと言われた子達に、
いつも優しく寄り添ってくれてたよね?



コッシーの時も・・・



ニコの時も・・・
いつも一緒にホスピスの仕事してくれてたもんね?



だけど・・・



ここで、この日を境に、
私は、自ら退く道を選びました。

​私の役目はもう終わったのです。​

​次に私が進むべき道は・・・​

​​※後半に続きます。



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口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)


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最終更新日  2018年10月17日 14時54分33秒
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