|
テーマ:猫の病気と治療日記(296)
カテゴリ:保護猫カフェ
今日は、皆様にお願い事があり このブログを書かせて頂きました。 ご賛同頂けましたらで構いません。 長文になりますが、 お話させて下さい・・・。 ![]() ハンデのある保護猫カフェ、 「いちごルーム」 このお部屋は、 身体に障害のある猫達の部屋。 ![]() ここに居るカメ先生は… ![]() 本来ならば、居るべきお部屋は 「いちごルーム」ではない。 ![]() この部屋に居る理由は、 カメ先生の「使命感」だった。 ~…逆のぼること2年前…~ ![]() ↓ ↓ ↓ カメ先生との出会いは、 愛護センター設立開所式だった。 ![]() おめでたいムードの中で行われた内覧会は 違和感や気持ち悪さを感じた時間だった。 まるで存在すらしていないかのように スルーされていく姿が そこにはあったから…。 ![]() この子達を平気で跨いで歩ける… そんな現代から先の未来に、 絶望しか見えなかった。 ![]() 全身麻痺のカメ先生。 首は大きく傾いたまま固まり、 手足も全く動かせず、 寝たきりの状態だった。 カメ先生は・・・ 宮崎県愛護センター譲渡第一号となった。 これから続く愛護センター歴史の1ページに カメ先生はその名を刻んだ。 ![]() 麻痺が完治する確率は、 絶望的だと診断結果が出た。 首一つ動かすことのできないカメ先生。 激しい威嚇が続いた。 ![]() 私たちは「奇跡」を信じ、 カメ先生のリハビリを続けた。 ![]() 向き合うことで、 徐々に性格も穏やかになり、 ![]() リハビリを続けた結果、首が動くようになり、 ![]() 指先に力が入れられるようになり、 手をギュッと握り返せるようになり、 ![]() 立ち上がり、歩けるようになった! ![]() 「他者を想いやる気持ち」 カメ先生から強く伝わるようになった。 ![]() それは、さり気ない優しさでもあった。 ケージに入ってる子猫達の側に わざわざ移動してゴロンと 寝ころぶカメ先生の姿を 何度も目にしてきた。 ![]() いつもいつも・・・ カメ先生はお世話をしていた。 心のケアをしていた。 ![]() カメ先生から伝わるのは「使命感」だった。 それは、優しさからきてるものだと感じた。 ![]() そのさり気なさは、時にドキッとさせられる。 ![]() カメ先生にはとうてい敵わない。 なのに・・・ そんなカメ先生が、 お仕事を放棄するようになった。 ![]() 診察の結果、「難治性口内炎」だった。 内科治療も考えたが、 早く痛みを取ってあげたい… という思いと、 薬によるリスクを考えたときに、 外科治療「抜歯」を選択した。 ![]() 私は・・・ カメ先生に甘えすぎたのだろうか。 カメ先生は私たちと同じ立ち位置にいると 勝手に思い込んでいたのではないだろうか。 ![]() 「いちごルーム」 この部屋に入居する猫は、 生と死の狭間にいた猫たち。 猫と人間には、明らかに違う部分がある。 猫は「生命維持」に危機を感じたとき、 「恐怖」という感情を生じる。 その「恐怖」は想像を絶するストレスで、 「ショック死」する犬猫を 私は目の当たりにしてきた。 ![]() 医学的に証明されてるのか分からないが、 骨折しただけでショック死する猫もいる。 人間には想像を絶することも 事実起きているが、 私は学者でも獣医師でもないし、 医学を全く知らないから、 ここまで深い話をスタッフ以外に 話したことはなかった。 ![]() 私が口癖のように発する言葉 「よく頑張ったね」 言葉の裏にある真実は、 このような意味があったからだった。 ![]() 淡々とリハビリするわけではない。 全身全霊をかけて、 細部に五感を集中させ メニューを判断していく。 それが「ケア」であり「リハビリ」だと 私は身をもって学んできたはずなのに、 その大役をカメ先生1人に押し付けていたのだ。 ![]() それがカメ先生の免疫力低下へと繋がり 難治性口内炎になったのか 本当の原因は分からないし、 年齢的なものかもしれない。 だけど、 カメ先生に大役を押し付けていたのは まぎれもない事実。 ![]() 2年前の私は、 長年蓄積された疲労が溢れ出てしまい 病に伏せた。 そんな私自身とカメ先生が 重なったのかもしれない。 ![]() 今のスタッフ、ボランティアさん達は、 「一人で抱え込もうとするな!」と。 この二年間皆に助けられた。 だから、こうして復活した私がいる。 ![]() 今更遅いのかもしれないけど、
今度は私が、 カメ先生が元気になれるよう カメ先生を支えていきたいと思った。 ![]() 莫大な手術費用、大手術、 問題は山積みだったけど、 それでも、今後のリスクを考えたときに、 外科手術「全抜歯」の選択をした。 もう一度・・・ カメ先生としっかりと向き合いたい! ![]() 私の判断がこのような 結果にしてしまったのかもしれない。 それなのに、全国の皆さんに 「私と一緒にカメ先生を守って下さい」 こんな呼びかけをするなんて 虫が良すぎるのかもしれない。 ![]() 身勝手なお願いだと重々承知しております。 だけど・・・ どうか、呼びかけさせて下さい! カメ先生の手術費用のご支援を お願いできないでしょうか… 「私と一緒にカメ先生を守って下さい」 どうか、どうか!宜しくお願い致します… ▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美 ▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ ![]() 事情があり、 今回はご支援金の呼びかけを させて頂きました。 事情は次のブログにて書かせて頂きます。 ![]() ▼〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ) ▼「いのちのはうす保護家」HP ▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP ▼「いのちのはうす保護家」公式ブログ ▼「いのちのはうす保護家」Facebook ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebook ▼山下由美代表Facebook ▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagram ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagram お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月24日 16時04分08秒
[保護猫カフェ] カテゴリの最新記事
|