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カテゴリ:保護家の仔達
※ 事 故 の 引 き 金 part 1 続編 ↓ ↓ ↓ ↓ ■ ケ ン カ 興奮がMaxになった犬たち。 相性の悪い犬同士のケンカが 起きてしまいました。 いつもならば、 すんなりとめられるはずのケンカに、 なぜか、苦戦してる私がいました。 「あれっ?なんで?なんで?!」 このときやっと… ことの重大さに気付きました。 「えっ…うそやろ?!いつの間に!」 ![]() (注※↑あくまでも私個人の表現文です) 群れの中に、ひとつのチームが 確立されていたのです。 時すでに遅し! サポーター役の犬を、 ケンカから引き離し、 タイマン中の2人を 引き離そうとしたとき… ■ 咬 まもり役の犬が 「ジャマするな!」 私の右足に牙を立てました。 両手で上下のあごをわしづかみにし、 ググーっと口を開けさせましたが、 ここで手先の不器用さが出ました! 右手にも犬歯が入ってしまったんです。 二人のケンカ仲裁も、無事終わり、 スタッフはケガした犬を病院搬送、 私は、自分の病院へと向かいました。 ![]() パックリ割れてたり、裂けてたりと、 なかなか生々しいので、ボカシ入れました。 ![]() ケガした犬も私も、 共に全治二週間のケガ。 元猟犬の、司令塔と守り役の犬は、 猟犬の中でも優秀だったと思います。 人間にはすごく良い子たち。 もちろん、犬にも良い子たちですが、 犬同士にも、相性の良し悪しはあります。 いやいやっ! それ以前の問題! 私の怠慢さが、招いた事故でした。 ■ 理 性 私個人の考えですが… 人は人! 犬は犬! ![]() 犬を擬人化しないことが、 いのちのはうす保護家の理念です。 これもまた、私個人の考えですが… 犬に「理性」はない! でも… 「理性」を持ってない犬に 「理性」を教える者がいます。 「理性」を教えてもらった犬であり、 「理性」を持つ生物である人間… 飼い主や保護主です。 ![]() 理性は… 何かを教えるのではなく、 側に寄り添うことで、 自然と生まれてくる感情だと…
![]() (※2010/07/15撮影) 「いのちのはうす保護家」第一期生、 この人たちが、教えてくれました。 ■咬まれて得たこと 理性を教える役目でもある私は… 忙しさにかまけ、 新入り犬たちとの時間を 怠っていました。 ![]() 新入り犬たちは、そんな私を 群れの母ちゃんと認めるでしょうか…? ![]() そんな母ちゃんの元で 安心できるでしょうか…? ![]() ガッツリ猟犬が入った犬は、 どんなに酷いリーダーであっても、 それと引換えに、安心感を得ます。 ![]() 群れの中でチームを作ったのは、 新入りの3人でした。 私の怠慢さが引き金となったんです。 恐怖心から口の出る仔は、 これまで多く接してきましたが、 このような咬まれ方されたのは はじめてでした。 関係性が築けてたら、 安心感を与えられる存在であれば、 起きることのない事故でした。 「咬まれて良かった!」 咬まれたことにより、 自分の愚かさに気付けたから。 ■写真で見えた真実 ![]() ↑これは5年前の写真です↑ 老犬ホスピスと保護猫カフェは まだ存在していませんでした。 メインスタッフも存在しなかったので、 365日お休みはありませんでした。 平日の大半、施設作業は1人でした。 それでも私は… ![]() どんなに時間に追われようが、 犬たちと向き合う時間を 一番に優先してたんだな~…と、 昔の写真が全てを語っていました。 ![]() 私と犬たちは、 声を発する必要もないくらい、 お互いに分かり合えている… 「母ちゃんが側に居る」 それだけで、 犬たちに安心感を与える存在。 少なくとも、5年前の私は、 そんな存在だったんだな…と。 ![]() 5年前の私をホメたいです。 「あんたすごいね!」 …って! ![]() 裏を返せば… それだけ今の私は、 大バカ者で、愚か者で、 恥ずかしい存在でしかない! …という意味ですね。 ![]() こうして、 自分の保護犬に 咬まれたことを書けたのは、 あれから1週間… 同じく全治二週間の犬も、 心とケガが回復してて、 私自身も、歩けるまでに 回復してるからです! ![]() この程度の処置で大丈夫なくらい、 普通に元気です! ケガも回復した今… 理性を教えられる人に! 安心感を与えられる母ちゃんに! 新入り犬たちと向き合っていきます。 ■もうひとつの責任 えっと… いつ書いた記事だろう…? 書いた本人が覚えていませんが、 宣言したことは、ハッキリ覚えてます。 「嘘やごまかしはもうヤメタ!」 個々を守るための個所は、 隠す必要はありますが、 私と同じ失敗が起きないよう、 起きたことを発信することは、 必要なのかもしれない… そう思ってたときに 書いたフレーズでした。 きっかけのひとつになったのは… 最近、若い世代の人が 相談に来てくれます。 保護施設を起ち上げる夢を持ち、 うちで学びたいと言ってくれます。 皆、愛に満ち溢れた優しい顔してます。 若い人たちの存在は、 本当に嬉しいし、ありがたいです! だからこそ、 保護犬猫の命を守る責任の重さ、 SNSでは知ることのない 内々の悪いことも、 私が悪いお手本になることも 必要かな…と感じたんです。 それはまた… 次の記事で書きます! 中途半端でごめんなさいm(__)m ![]() レスキューした子達、 今、レスキューを待ってる子達を、 私たちと共に、 守っていただけないでしょうか…。 ▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美 ▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ ▼〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ) ▼「いのちのはうす保護家」HP ▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP ▼「いのちのはうす保護家」公式ブログ ▼「いのちのはうす保護家」Facebook ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebook ▼山下由美代表Facebook ▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagram ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagram お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月06日 23時29分48秒
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