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2020年07月15日
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カテゴリ:ペット同伴避難所
​​​​​​​​​​​​​​​​​​「いのちのはうす保護家」
土砂災害警報該当地区の中、
「ペット同伴避難所」開放記事を書き、
SNSで拡散を呼びかけ続けたあの日…

そんな「いのちのはうす保護家」に
違和感があったと思います。

​「保護家の子達は大丈夫なの?」​
全国の皆様から届いた心優しい
たくさんのMessengerに
ちゃんと説明できる自信もなく
返信できませんでした。

申し訳ございませんでした。

私があのとき考えてた事や
とんでもない覚悟など…
今日のブログで正直に書かせて頂きます。



私の小さな貨物車では
施設の犬猫80匹全員を
避難させることは不可能です。



土砂災害や避難命令や
命の危険を感じたとき…
自分の足で走れる犬猫を
放つ覚悟をしていました。

土砂に埋まり確実に死ぬよりも、
「死」のリスクが少しでも
回避できる方法をとるだろうと…。

私が貨物車に乗せて避難できるのは、
自分の足で逃げれない犬猫だけ…だと。

​​下半身麻痺の犬猫5匹、​​


​寝たきりの犬2匹、​


​病気治療中の犬猫2匹、​


​走れない老犬2匹、​


​三本足の犬猫4匹、​


正常な判断能力のない猫2匹、​


「命」の選別…でしょうね。

それでも、
ここにあげた犬猫すら
全員は車に乗れないでしょうね。

そのとき私は…
何度も何度も
命の選別を繰り返すのでしょうか…。

このとき私は…
「自分の足で逃げれる犬猫」である
保護家にいる自分の家族
カムカム、モモ、イチ、3人を
貨物車に乗せないのだろうか?
自分で課した「命の選別」を
はたして守れるのだろうか?



「山下由美」個人的感情で動くのか、

「代表」としての責任を取るのか、

自分でも分かりませんでした。



​​​​​↓誤解のないよう追記↓​​​​​
スタッフとボランティアさんにも
大切な家族とペットがいます。
自分の家族とペットを優先し守ることが、
いのちのはうす保護家のルール。
代表である私からの「命令」なんです。
スタッフとボランティアさんには、

私が避難させてきた犬猫を
みんなで手分けしての「一時保護」、
「ペット同伴避難所」の対応等々、

避難後の大役が待っているんです。


「災害に左右されない
安全な場所に施設を引っ越す」

これが解決法だと分かってます。



ですが…

昔からのブログ読者様はご存知のように
この保護施設をみつけるまで
不動産屋さんから門前払いの日々…
苦難の連続でした。

ようやく今の大家さんと出会い、
この「いのちのはうす保護家」があります。



土地を購入するお金も、
社会的地位と信用のない私には、
この地で踏ん張るしかないのです。



初めて書きますが…

約6年前の大雨の夜、裏山の大木が折れ、
施設の屋根を直撃した事故がありました。

人も犬猫もケガ一つありませんでしたが、
あの事故をきっかけに
深く考えるようになりました。



大雨や台風がくるたび、
裏山の土砂災害を心配しながら
6年を過ごしてきましたが…
この子達の危険を事前に回避できてない自分を
正当化するつもりはありません。



なぜ、今まで忘れてたのか…
「いのちのはうす保護家」には、
土砂崩れを逃れられる場所が
一ヵ所だけあったんです!


​​↓犬達の寝床「馬屋」↓​​​​



写真右側に階段が見える通り、
馬屋には二階があるんです。

入居前、二階は畳敷きになっており、
コウモリの住処になっていました。



コウモリの住処を奪う罪悪感はありましたが、
犬伝染性気管支炎(ケンネルコフ)から
犬達を守ることを優先しようと、
畳を撤去し床をはがしました。

犬達が階段で2階に登り転落しないよう
階段も封鎖しました。



ふと、気付いたんです!

封鎖した馬屋の二階が、
施設内で一番安全な場所だったんだと!

いつ起きても不思議ではない
裏山の土砂崩れを逃れる方法は、
ここしかない!…と!
​​

「いのちのはうす保護家」の犬猫80匹全員が
避難できる十分な広さです!
​​


信頼できる業者さんに相談したのですが、
1階部分と屋根の補強も必要で、
​​改築は500万円~かかるだろうね。​​
…とのことでした。

​​「500万?!…諦めるしかないかぁ~」​​

それを聞いてたスタッフが
私に質問してきました。

ゆみさんはペット同伴避難所、
どんな思いで決断したと?
どんな覚悟があったと?」

「ペット同伴避難所」は実際のところ…
役立つ日が来ないかもしれない。
結果的に家賃だけを払い続けるだけの
建物かもしれない。

でも…

それ以上に大切なのは、
九州圏内の飼主さん達が、
​「保護家さんの避難所があるから大丈夫」​
そんな気持ちの支えとなる必要な場所を、
維持していくことだと思ったので、
スタッフにこう伝えていました。

【維持管理費をモッタイナイと思わんでね!
どんなに苦しいときでも踏ん張ろうね!
ペット同伴避難所の維持管理していこうね!】

その一方では…

我が子同然でもある保護家の犬猫80匹全員
確実に守れる方法がみつかったのに

​​「500万?!…諦めるしかないかぁ~」​​

一番大切な子達なのに…なんで?

我が子同然愛おしい子達なのに…なんで?


​​「お父さん…なんで?」​

​35年前の自分を思い出しました。



「お父さん…なんで?

他人の子供の進学や就職のために
なんで一生懸命駆けずり回ってんの?
娘の私より他人様の子が大事?心配?」

当時悲しかったけど、
父に何も言えませんでした。
父の行動力で救われる人がいるのだから…と。

父が私に与えた「悲しみ」は
​35年の時を経て…
​​​私が保護家メンバーへと
与える側に立ってました。

​35年の時を経て…
父が抱えてた葛藤や苦しみも
ようやく理解することができました。



35年前の私と同じように保護家メンバーも、
聞けなかったと思う。
「ゆみさん…なんで?」…って。

この場を借りて…

​保護家のみんな…ごめんね
どんなに厳しい非現実的な方法であっても、
保護家の子達の安全と命を守ることを、
何も行動せずに諦めるのはやめるからね!
​​
​​

​​​​​500万円の改築費…
確かに夢物語ですが、そんな夢物語へ向け
私が動きだす日がくると思いますが、
それがいつなのか分かりません。
未来にある私の動きが、
自分でも予測不可能なんです( ゚Д゚)

動物的本能?第六感?直感?
どの部分で決めてるかすら
自分でも分かりません( ゚Д゚)

はっきりわかってるのは…
「こうと決めたら直ぐ動きだし、
動きながら答えが出てくる人」
…これだけです。

こんな私なので、
無謀な決断や挑戦は、
いつ何がどう始まるか分かりませんが、

どうか、信じて下さい…
​決して軽いおもいつきではないことを。​

どうか、信じて下さい…
私が動きだしたときは、
リスクを背負う覚悟も出来た合図だと。

いざそのときが来ても
皆さんに心配かけないよう
「夢」を記録として書き綴りました。

読んで下さりありがとうございます。

​​​​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


​~災害時のペット同伴避難所窓口~​

​●9:00~23:00​
090-4484-5165
​(担当者・藤井副代表)​


​●23:00~翌朝9:00​
xxinunekoxx@yahoo.co.jp
(担当者・山下代表)
電話番号明記の上メール送信して下さい。​
災害時は直ぐに動けるよう待機してます。
iPadからのショートメールでの打ち合わせに入ります。




レスキューした子達、
今、レスキューを待ってる子達を、
私たちと共に、
守っていただけないでしょうか…。

▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601
  動物たちの未来のために代表山下 由美

▼郵便貯金 17310-434961
  口座名義:イノチノハウスホゴヤ

▼〒880-1222
宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
いのちのはうす保護家

090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)

▼「いのちのはうす保護家」HP
▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP
▼「いのちのはうす保護家」公式ブログ
▼「いのちのはうす保護家」Facebook
▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebook
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最終更新日  2020年09月05日 01時41分36秒
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