|
テーマ:猫の病気と治療日記(296)
カテゴリ:保護家の仔達
交通事故に巻き込まれた子猫が 保護家に搬送された。 ![]() 外傷がないからこそ 危ないかもしれない…と、 翌朝、動物病院で検査をお願いした。 ![]() 尿管が切れ、体内に尿が漏れ出てるのか、 内部出血の可能性もあるとのこと… まだ1キロにも満たない小さな体のため、 細い尿管を繋ぐ手術は不可能。 お腹に穴を開けて、 お腹から尿を出す手術しかないと…。 だけど… 血液検査の結果、手術に耐えられる力はなく、 生きれる可能性はほぼないだろう…との事だった。 ![]() 手術をしなければ、 2〜3日しか生きれない…。 このまま連れて帰れば、 痛みと戦わせながらの 「看取り」しか残されてない。 獣医師さんが発した「ほぼ生きれない」 「ほぼ」…この言葉の意味は、 可能性は決してゼロではない…という事? 私は、手術を受けさせたいという思いが 強くなっていた。 ![]() 痛みや苦しみを与える事なく、 わずか1%でも生きれる可能性があるなら、 手術に踏み切ろうと… 子猫の生命力を信じようと思った。 どうか…生きて欲しい! 生き抜いて欲しい!
![]() 生きてるこの子に会うのは これで最後かもしれない… この子の姿を、脳裏に焼き付けておこうと 半ばあきらめの気持ちもあったが… ![]() この子は死の淵から帰ってきた! 検査結果で生存はほぼないだろうと そう言われてたのに、 この子は生きて帰ってきた! ![]() 命名「トーム」 体重もようやく1㎏を超えて ゆっくりゆっくり成長している! ![]() 手術の傷跡も少しずつ回復し、 今ではすっかりキレイに! ![]() 赤丸の部分がトームの尿道口です。 トームは、お腹の穴からオシッコをします。 圧迫排尿は必要ありません。 普通の猫と同じようにトイレでできます。 お腹についたおしっこは、 自分で舐めるので、 お腹はいつもキレイです。 ![]() ただ… まだ成長期の子猫。 穴が自然に塞がっていく可能性があるため、 再手術も覚悟しなければいけません。 ![]() ハンデを抱えたトームですが、 家族に迎え入れたい… そう言って下さる飼い主さんを 募集しています! ![]() トーム♂は、人間よりも猫が大好きな子。 大好きすぎて飛んだり跳ねたりするので 大きな兄ちゃん姉ちゃんに いつも怒られてます。 ![]() まさか、 トームがこうして生きてるなんて… まさか、 「飼い主さん募集」できる日が来るなんて… トームの手術費用に…と、 ご寄付を下さった皆様の お力添えがあったからこそ 早い段階で手術に踏み切れました。 トームの無事を想って下さり 本当にありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ご支援ご協力を どうかよろしくお願い致します ▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美 ▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ ▼〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ) ▼「いのちのはうす保護家」HP ▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP ▼「いのちのはうす保護家」公式ブログ ▼「いのちのはうす保護家」Facebook ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebook ▼山下由美代表Facebook ▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagram ▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagram お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年11月16日 22時50分07秒
[保護家の仔達] カテゴリの最新記事
|