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2019年07月26日
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カテゴリ:保護猫カフェ

この仔達を守る力を、施設を維持する力を…

全国の皆様のお力を貸して下さい。

お願い事ばかりで申し訳ございません。

どうか、ご協力をお願い致します…。

▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601
  動物たちの未来のために代表山下 由美

▼郵便貯金 17310-434961
  口座名義:イノチノハウスホゴヤ




ハンデのある保護猫カフェ

「オレンジルーム」は…

病気を乗り越え、完治した猫たち、

健康な子達のお部屋。



ここから引退したのが

「レオ」という猫だった。

■レ オ の 歴 史 ■



レオは「いのちのはうす保護家」

最年長でもあった。

レオをレスキューしたのは、

今から9年前…2010年だった。



電気も水もない更地からスタートした

「いのちのはうす保護家」誕生年だった。



レスキュー当初のレオは、

酷い猫風邪と皮膚病を抱えていた。


自宅で治療を続け、完治したものの…

すでに体は大きくなっており、

譲渡のチャンスを逃してしまった。



私の力不足だったと思う。

当時の「いのちのはうす保護家」は、

譲渡会を開催するにも人手が無かった。
(当時2名で回してた)

それがレオを譲渡出来なかった要因だと、

反省してもしきれない。



それから更に二年後…

今の施設に移動したものの、

初期の頃はどこもかしこも汚く荒れていた。

そんな時代からレオはここに居た。



「レオ」「チュパ」「サッチー」という

古株トリオが居た。

私の力不足が原因で

極度の人見知りに加え、

閉鎖的な性格にしてしまった。

レオ、チュパ、サッチー、

いつも三人で身を寄せ合っていた。



そんな中、サッチー、チュパに良縁があり、

保護家を卒業してようやく幸せの道へ!



レオは・・・



一人ぼっちになった。



あどけないレオの表情は、年月と共に



「ドン」にふさわしい顔つきへと

成長していった。



レオは絶対的王者となった。

私は私で・・・

己の動物的直感を信じた。

新入りから押さえつけられそうになると、

気付かれないようレオを持ち上げてきた。

「レオ以外のボスを絶対に作ってはいけない!」

よく分からない信念があった。



「オレンジルーム」のドンが変わると

悪い流れになりそうな気がしたから。

理由なんて分からなかったけど、

これが動物的直感だった。



レオ級のドライな猫は初めてだ!

レオが見せるのは、

喜怒哀楽の「怒」だけだった。

私たち人間側も、レオに対してだけは、

なぜか「猫」扱い出来なかった。

赤ちゃん言葉が出ないのはもちろんのこと、

敬語で話しかけてしまいそうになる。

なぜだろう・・・?

レオに敬意を払っているのだろうか?

いくら考えても答えが出てこない。



そんなドライなレオだけど、

自分を慕う猫たちに対しては、

一切拒否することなく、静かに受け入れる。

カメ先生と共通する何かを

レオも持っているのかもしれない。



そんな絶対的王者レオなのに…

どことなく違和感を抱くようになった。

気のせいかと思っていたが、

ボランティアさん達が撮ってくれた写真を

一枚一枚見せてもらってくうちに…

違和感は確信へと変わった。
レオの居場所が

確実に変わっていたのだ。

「えっ?レオはなんでそこに居ると?」

「えっ?この場所でレオが寛いでる?」

なんとなく過ごしてきたつもりの9年間は、

「なんとなく」ではなかった!

事細かく無意識に

レオを観察してた9年間だった!

そう気付かされた。



「レオを引退させたい」

私の突拍子もない申し出に、

スタッフ、ボランティアさん皆が驚いた。

「譲渡の道を閉ざしちゃうの?」

それは当然だと思う。

引退=レオの可能性を潰してしまうから。

それでも、私は退けなかった。


「…了解っ!

最終的には、皆がそう言ってくれた。

本当にありがたい…(:_;)

私は・・・



未来よりも「今」のレオを大切にしたかった。

レオは…疲れ切っていた。

オレンジルームには、

どんどん若い猫たちが入ってきて、

その活気ある波にレオは乗れなくなっていた。



過集中できる私のパソコン部屋…

レオご隠居部屋に最適な環境だと思い

私はこの部屋から撤退する事にした。



パソコン部屋を確保する度に、

なぜか犬や猫に追い出される。

「集中用の個室?お前には分不相応だ!」

そう叱られているのかもしれない(^^;

納得納得!



レオが引退して二ヶ月程経っただろうか…

10才という年齢なのか、

ストレスに気付く事が遅かったせいか、

レオは…

カメ先生と同じ難治性口内炎悪化だった。



レオもカメ先生同様、

全臼歯抜歯…となる。

レオの引退は、

そういう意味だったのかもしれない。


「レオと一緒に私も連れて行って!」



二ヶ月前・・・

そう申し出た一人がアートだった。

■ア ー ト の 歴 史 ■



保護猫カフェでのアートは、

誰かを待っているかのように、

窓からいつも外を眺めていた。

お客さんをお出迎えするアートの姿は、

保護猫カフェの名物となり、

アートの譲渡を迷う方も多かったけど、

不思議と、ゴールに(譲渡)には

辿り着けないアートだった。



アートにとって…

外へと繋がるこの窓は

とてつもない厚い壁を意味してたんだね…。

気付けなくてごめん…

そんな思いが込み上げてきたのは、

5年前にアートをレスキューした日のことを

鮮明に思い出したから。

レスキュー当初のアートは…



容赦なく両手で足を抱え込み、

爪を思いっきり食い込ませてくる!

容赦なく噛みついてくる!

それは攻撃ではなく「甘え」だった。

アートには、脳障害があったため、

力加減がいまいち分からなかったのだ。

頭を強く強打したのか、

先天性のものなのか、

原因が分からないまま

アートとのリハビリがスタートした。



「痛いっ!!」

「イ・タ・イっ!」

「痛いって言いよるやろ!」

「イタイ」という単語を連呼しながら、

その都度アートの体を押し戻した。



リハビリ後のアートはいつも、

「やっと甘えるのを許してもらえた~」

膝に顔をうずめてグッタリだった。

この寝顔を見る度に

「冷たくしてごめんね」

スパルタ式リハビリに罪悪感が重くのしかかった。



それはまさしく・・・

我子を叱った後、我子の寝顔を見て

「厳しく叱りすぎたかな…ごめんね」

胸が締め付けられてたあの時と

全く同じ感覚だった。

保護した仔達にいつも感謝している。

「私を母ちゃんにしてくれてありがとう」と…

そんな夜が半年位続いたろうか…

アートが足に食らいついてきたリ、

甘噛み行為は少しずつなくなり、

猫部屋へデビュー!



なぜアートは、レオと一緒に

カフェ引退を申し出たのか…

今となって気付かされた。

今まさに、どのような治療を受けるか

アートにも選択肢を迫られるところにきたから。



「レオと一緒に私も連れて行って!」

あの日、申し出たのはアートだけではなかった。



ハチもその一人だった。



■ ハ チ の 歴 史 ■



ハチは、てんかんを持っていた。

最近ハチも体調が思わしくないことを

皆知っていたけど、

目の行き届くこの場所を離れさせることに

抵抗を抱えながらも、私たちは、

ハチを尊重するという選択をとった。

ハチが保護家に来たのは、

今から二年前、2017年の冬だった。



てんかんの発作は、ハチの体には負担が大きく、

薬と一生付き合っていく道を選択した。

発作をゼロにする事はできないけど、

発作の回数を減らす目的の薬。

あれから二年・・・

ハチは、長毛美形男子へと成長した。



性格も穏やかで「高貴」という言葉がピッタリ。

この二年間、気にかけて下さる方は大勢いたが、

やはり最後には「てんかん」が左右する。

ハチを真剣に思って下さるからこそ、

それは当然の判断だと思う。



現在、ハチは・・・

色んな病気を併発している。

恐れていた副作用に苦しんでいる。

獣医師さんと一緒に最善方法を

慎重に探している段階にある。

頻繁に血液検査をしながら、

「今」のハチに合った薬を探している。



これで何度目の採血だろう…

いつか必ずストップをかける時期が来る。

それがいつなのかは分からない。

もう少しだけ、可能性に賭けてみたい…



ハチは・・・

まだ2年しか生きてないから。



ハチにはまだ可能性は残されている!

はずだから…。



レオ、ハチ、アート、+@(?)

なぜかくっついてきたクリリンの4匹は、
(クリリンはまだ答えが出ない)

「ご隠居部屋」へと移動したが…

結果的に「静養部屋」になった。



知らぬは人間のみ?

レオ、アート、ハチ、なぜかクリリン(^^;

静養ルームの4匹には、

最初から分かっていたのだろうな~と、

そう考えると全てつじつまが合う。





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いのちのはうす保護家

090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)

▼「いのちのはうす保護家」HP
▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP
▼「いのちのはうす保護家」公式ブログ
▼「いのちのはうす保護家」Facebook
▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebook
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最終更新日  2019年07月26日 01時24分20秒
2019年07月24日
カテゴリ:保護猫カフェ
​​​​​​​​​​​今日は、皆様にお願い事があり

このブログを書かせて頂きました。

ご賛同頂けましたらで構いません。

長文になりますが、

お話させて下さい・・・。





ハンデのある保護猫カフェ、

「いちごルーム」

このお部屋は、

身体に障害のある猫達の部屋。



ここに居る​カメ先生​は…



本来ならば、居るべきお部屋は

「いちごルーム」ではない。



この部屋に居る理由は、

​カメ先生の「使命感」だった。​





​~…逆のぼること2年前…~​







カメ先生との出会いは、

愛護センター設立開所式だった。



おめでたいムードの中で行われた内覧会は

違和感や気持ち悪さを感じた時間だった。

まるで存在すらしていないかのように

スルーされていく姿が

そこにはあったから…。



この子達を平気で跨いで歩ける…

そんな現代から先の未来に、

絶望しか見えなかった。



全身麻痺のカメ先生。

首は大きく傾いたまま固まり、

手足も全く動かせず、

寝たきりの状態だった。

カメ先生は・・・

宮崎県愛護センター譲渡第一号となった。

これから続く愛護センター歴史の1ページに

カメ先生はその名を刻んだ。



麻痺が完治する確率は、

絶望的だと診断結果が出た。

首一つ動かすことのできないカメ先生。

激しい威嚇が続いた。



私たちは「奇跡」を信じ、

カメ先生のリハビリを続けた。



向き合うことで、

徐々に性格も穏やかになり、




リハビリを続けた結果、首が動くようになり、



指先に力が入れられるようになり、

手をギュッと握り返せるようになり、



立ち上がり、歩けるようになった!



「他者を想いやる気持ち」

カメ先生から強く伝わるようになった。


それは、さり気ない優しさでもあった。

ケージに入ってる子猫達の側に

わざわざ移動してゴロンと

寝ころぶカメ先生の姿を

何度も目にしてきた。
​​​​​​​​


いつもいつも・・・

カメ先生はお世話をしていた。

心のケアをしていた。



カメ先生から伝わるのは「使命感」だった。

それは、優しさからきてるものだと感じた。



そのさり気なさは、時にドキッとさせられる。



カメ先生にはとうてい敵わない。

なのに・・・

そんなカメ先生が、

お仕事を放棄するようになった。



診察の結果、「難治性口内炎」だった。

内科治療も考えたが、

早く痛みを取ってあげたい…

という思いと、

薬によるリスクを考えたときに、

外科治療「抜歯」を選択した。​
​​​​​​​

私は・・・

カメ先生に甘えすぎたのだろうか。

カメ先生は私たちと同じ立ち位置にいると

勝手に思い込んでいたのではないだろうか。



「いちごルーム」

この部屋に入居する猫は、

生と死の狭間にいた猫たち。



猫と人間には、明らかに違う部分がある。

猫は「生命維持」に危機を感じたとき、

「恐怖」という感情を生じる。

その「恐怖」は想像を絶するストレスで、

「ショック死」する犬猫を

私は目の当たりにしてきた。



医学的に証明されてるのか分からないが、

骨折しただけでショック死する猫もいる。

人間には想像を絶することも

事実起きているが、

私は学者でも獣医師でもないし、

医学を全く知らないから、

ここまで深い話をスタッフ以外に

話したことはなかった。



私が口癖のように発する言葉

​「よく頑張ったね」​

言葉の裏にある真実は、

このような意味があったからだった。



​「心のケア」​とは、​

淡々とリハビリするわけではない。



全身全霊をかけて、

細部に五感を集中させ

メニューを判断していく。



それが「ケア」であり「リハビリ」だと

私は身をもって学んできたはずなのに、

その大役をカメ先生1人に押し付けていたのだ。



それがカメ先生の免疫力低下へと繋がり

難治性口内炎になったのか

本当の原因は分からないし、

年齢的なものかもしれない。

だけど、

カメ先生に大役を押し付けていたのは

まぎれもない事実。



2年前の私は、

長年蓄積された疲労が溢れ出てしまい

病に伏せた。

そんな私自身とカメ先生が

重なったのかもしれない。



今のスタッフ、ボランティアさん達は、

「一人で抱え込もうとするな!」と。

この二年間皆に助けられた。

だから、こうして復活した私がいる。
​​​​​​​


​​​​​​​今更遅いのかもしれないけど、

今度は私が、

カメ先生が元気になれるよう

カメ先生を支えていきたいと思った。



莫大な手術費用、大手術、

問題は山積みだったけど、

それでも、今後のリスクを考えたときに、

外科手術「全抜歯」の選択をした。

もう一度・・・

カメ先生としっかりと向き合いたい!



私の判断がこのような

結果にしてしまったのかもしれない。

それなのに、全国の皆さんに

「私と一緒にカメ先生を守って下さい」

こんな呼びかけをするなんて

虫が良すぎるのかもしれない。



身勝手なお願いだと重々承知しております。

だけど・・・

どうか、呼びかけさせて下さい!

カメ先生の手術費用のご支援を

お願いできないでしょうか…

「私と一緒にカメ先生を守って下さい」

どうか、どうか!宜しくお願い致します…




▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601
  動物たちの未来のために​​​代表山下 由美​​​​​​​

▼郵便貯金 17310-434961
  口座名義:イノチノハウスホゴヤ

事情があり、
今回はご支援金の呼びかけを
させて頂きました。
事情は次のブログにて書かせて頂きます。






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いのちのはうす保護家

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​​​​​​​






最終更新日  2019年07月24日 16時04分08秒
2019年07月23日
カテゴリ:猫ホスピス
​今から6年前、2013年4月、

「弱ってたから病院で診てもろた。
AIDS陽性やった。もう飼えない」

日南保健所に、

飼主から持ち込まれた1匹の猫。

殺処分の日も決まっていた。



申し訳ないが、

2013年の時代では

「良くある話」だった。



申し訳ないが、

2013年の時代では

助けられない命の方が

遥かに多かった。


殺処分される猫エイズの仔も

「そっか~…」

その一言だけで、

自分の中で終る予定だった。



だけど・・・

その日は一晩中、

猫エイズの仔が頭から離れなかった。



だから、

翌日には日南保健所に来ていた。

眼球、耳、首、

とにかく体中ボロボロのキジ猫だった。

​「おそらく発症してるかと…」​

日南保健所の獣医師さんから

そう告げられた。



保護家に連れて来た瞬間、

生気を取り戻した!

これこそが、

保護家に来る猫達の

「良い裏切り」だった。


​命名「キー」​

キーは、保護家で6年過ごしたが、

安泰な6年間ではなかった。



何度も危険な状態を経験しながらも、

​​​​​​​​​​​​​​​​いつも乗り越え、復活を遂げる猫!



​それが「不死身のキー」だった。​



「いのちのはうす保護家」​に来る仔達は、

五体満足の仔、健康体の仔はゼロに等しい。

1匹1匹に莫大な医療費を要する。

そのため、施設の改装は後回しとなり、

多くの猫たちが、陽も当たらない狭い部屋で

生きていくしか方法がなかった。

キーも、その1匹だった。



そんな中、

いのちのはうす保護家は​​​、

大きな転機を迎えた。



2018年2月、

全国の支援者様のお力添えで、

「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」​が

施設の一角に誕生した。



「キー、待たせてごめんね!」

5年もの時間を

薄暗い部屋で頑張ってきたキーは、

ハンデのある保護猫カフェ

エイズっ子のお部屋

​「ラムネルーム」にデビュー。​



陽光を浴びるキーの体を見たとき

表現できないほどの気持ちになった。





それなのに・・・



1ヶ月も経たないうちに

この陽の当たる部屋から、

退去しなければならなくなった。



キーが次に移動した部屋は…


​​
​「​猫ホスピス部屋」​



何度も死の淵から生還したキーは、

「不死身のキー」

皆からそう言われる位、

生命力の強い猫だった。​​



だけどもう・・

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​本当の最期かもしれない。



「猫ホスピス」ルームメイトは、

次々と最期の時を迎えていた。

その一方、キーは・・・



あっという間に1年が過ぎ…

「猫ホスピスルーム」長老になっていた。​



キーには「死」を察知する能力があった。

死の数日前から、

体内で何らかの変化が

起きてるのかもしれない。

キーは、それを嗅覚で感じ取ってたような気がする。



死が近い仔を、ジーっと見続けるのだ。

怖くなり視界を防いでも防いでも、

見える場所に移動して

またジーッと見続けるキーだった。

「次はこの仔か・・・」

キーの予知能力は、いつも当たっていた。



そんなキーにも

限界の時が近づいてきた。



保護家に6年もいたのに、

1対1で向き合った時間すらなかった。

今更だけど、6年分の穴を塞ぎたくて

毎晩キーと向き合い続ける日々。

ある時…ふと、確信した。

​「キーに残された時間は2~3日だ!」​



キーがそう言ってた…ではないと思う。

自分では気付かない程の

潜在意識にある僅かな嗅覚が

「死」直前のニオイを察知したのだろう。

それはまさしく・・・

死を察知し続けてたキーと同じだった。



あと2~3日か…

キーが望んでいることを全部叶えさせるための

準備期間だな~と思った。

そうして・・・

静かにゆっくり下っていく過程を選んだ。

自然に逆らうことなく…



ボランティアさん達に連絡を入れた。

「もう直ぐお別れになると思いますので、
お互い悔いが残らないように…」



多くのボランティアさん達は、

その日の夜、駆けつけてくれた。

「キー…あんたは皆に愛されてたんやね」



キーの身体は限界を超えていたと思う。

体を起こすどころか、

顔を起こすだけでも

キツい状態だったと思う。

ましてや歩く体力など

残されてるはずもない!



それなのにキーは…





ボランティアさん達が帰る際、

ベットから飛び降り、

玄関先までお見送りに向かっていた。

これ以上体力を消耗させてはいけない!

止めに入ろうとしたが、

私の体は動かなかった。

それは・・・

キー自身が望んでる事だから。



おそらく、キー自身も気付いてた。

この人と会うのはこれが最後だという事を…

だから、

「ありがとう」を伝えているのだろうと。



「かわいそう」というのは、

私自身の感情であり、

キーがどうしたいか…

それだけを尊重しなければいけなかった。



フラフラになりながらも

「ありがとうね」と、

お見送りするキーの姿に

私達は涙した…。



翌日、無事に朝を迎えたキー。



スタッフ美代子から

撫でられているキーを見て

​「あっ!そういうことねっ!」​

頭の霧が晴れたような感覚だった。

キーが一番心を寄せていた人は、

スタッフ美代子だった!



スタッフ美代子とキーの歴史は、

たったの9ヶ月だった。

私とキーの歴史は6年なのに…

一番キーと寄り添っていた

スタッフ麻美も3年なのに…

「なぜ私たちじゃないの?」

普通ならばこう思うだろう。



だけど、私とスタッフ麻美も

疑問を抱かなかった。

「大切なのは時間ではない。

その仔に費やした内容でもない。

お互いに求め合ってた何かが、

とても深いものだったんだろうね。

何かが繋がり合ったんだろうね。」

私とスタッフ麻美は同じ思いだった。

ならば、私たちは二人に従うだけだと…。






翌日、キーが痙攣を起こした。

何度も何度も…。



「キー!早く楽になって!」

それでもキーは何度も息を吹き返す。

「キー!もう還って来るな!」

思わず口にしてた自分がいた。


もう苦しまないで欲しい!

早く逝って欲しい!



この日、どれ位の時間、

スタッフ美代子の腕の中にいただろうか…



昏睡状態に入ってたキーは、

外から自分の姿を見てたと思う。

スタッフ美代子に抱かれてる自分の姿を…



この日の夜、私とキーは、

いつもと変わらない時間を過ごした。

1分1秒を大切に過ごした。

だって、

​明日は来ないから…。​



「キー、もう思い残す事はないやろ?

美代子さんとあんたは、

何が繋がってたと?どんな絆があったと?」



22:00を少し回った頃、

そろそろお別れかな…と感じた。

このときの私は、とても冷静だった。

キーの側に居るのは私だけど、

看取るのは私じゃないと思い、

スタッフグループLINEに電話した。

「キーがあと数分で逝くと思う!

最期にキーの名前呼んでやって!

昏睡状態やけど、耳は聞こえてると思う!」​​​​​​​​​​​​​​​​​​



スマホのモニター画面に映るキーに向かい、

約6分間、スタッフ美代子中心に

キーに声をかけ続けた。

3人の声は、キーに届いてたと思う。

しっかり聴こえてたと思う。



​22:16 通話終了​

それは、キーが永眠した時間だった。



モニター越しに映る皆の顔は

涙が流れていたけど、

安堵した表情だった。

「苦しみから解放されて良かったね」

皆が同じ気持ちだった。




キーは、とても優しい子だった。


どんな新入りさんにも優しかった。


争うことが嫌いな子だった。


「シャーッ!」「ウゥ~」

という威嚇声を、

キーの口から一度も聞いたことがない。


そんな平和主義者のキーなのに、

飼い主は、キーを頻繁に外に出していた。


それがとても怖かったということも、

猫からしょっちゅうケンカ売られたことも、

争いたくなかったけど、
自分の身を守るために戦い続けたことも、

衰弱していたのは、
ケンカが原因だったことも、

いのちのはうす保護家に来て元気になれたのは、
外に出されないことに気付いたからいうことも、

最期に・・・

美代子さんと繋がり合えたことの喜びも…



キーが語ってくれた。
​・・・ような気がしただけ!​



美代子さんは、最期までずっと…

キーを見送っていた。



キー、ごめんね・・・

やっとあんたのことを書けたよ!

4ヶ月もかかってごめんね。

そして・・・



​沢山の優しさと癒しを

ありがとう!​



​​​​​​​​​​​​​


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最終更新日  2019年07月23日 00時18分17秒
2019年07月22日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​​​​​​7月6日の夜、

私の講演会だった。

この日はスタッフが深夜勤で

保護家に入ってくれる事になっていた。



保護家に到着したスタッフから

連絡が入った。

「マーコが死んでる…」

それは、わずか数時間の出来事だった。



なんで今日?

ずっとずっと、

毎日毎日、

一緒だったのに…

なんでたった1日空けた

この日やったと?

​なんでこの日を選んだと?​



​マーコにとって私は何やったと?​

なんで最期の瞬間まで

私を排除したと?

翌朝、

マーコが待つ保護家に向け車を走らせる。

だけど、なぜか、

保護家に近付くにつれ

​帰る事を拒否する自分がいた。​

なぜなのか?

それも理由が分からなかった。



なんとなく遠回りした先で、

私の活動に全く関係性のない、

むしろ、全く興味のない

某博物館に入ってみたくなった。



マーコが死んだのに?

マーコが待ってるのに?

なぜ、今、ここに来た?

これもまた分からなかった。

この博物館は・・・



10年程前に家族で訪れた場所なのに、

足を一歩踏み入れた瞬間から、

全く別の博物館に来たような感覚だった。

そう感じたのは、

当時と視点が全く違うからだと、

それだけは、直ぐに理解できた。



博物館の壁には、

膨大な活字が刻み込まれていた。



私は、活字好きが高じて​​​​​​​​​
​​​​​​​​​​​​
活字から「心」も感じ取れるようになった。

どんなに文章能力があっても、

順序良く並んだ文法であっても、

そこに「心」がなければ、

喜び、感動、悲しみといった

感情すら湧いてこない。

なぜならば活字は、

「活(生)きてる字」

私はそう捉えてるから。

だからかな…?



博物館の壁に刻み込まれている活字を

夢中になって読み歩いた。

全く興味ないジャンルなのに

なぜだろう?



この壁前に立った瞬間、

息が止まりそうになった。



「母ちゃんが欲してた答えやろ?」

看取ってきた子達?

マーコ?

何かに案内されたような…

そう思えてならなかった。

マーコに対して感じてきてた数々の

「なぜだろう?」

その分からなかった答えは、

活字を追っていく毎に

「その答えはここだよ!」

導かれてるような感覚だった。



今までの私は・・・

介護も看取りも、

自分一人で背負うものだと思っていた。

こんな辛い思いを

誰かに背負わせてはいけない…

それが当たり前だと思っていた。



介護と看取りに関しては、

その仔が求めているもの、

その仔に合った介護と看取りを

五感で読み取っていたものを

スタッフに指示してきた。



なぜ、そうするのか、

なぜ、これはしないのか、

一つ一つ理由を丁寧に説明してきた。

いずれは私の指示がなくとも

自身で的確な判断が出来るようにと。

だけど、それは・・・



​それは間違いだった。​

介護と看取りにおいて

何が的確な答えなのか、

スタッフ皆、

頭では全部覚えていたが、

一番大切な「実践経験」を積んでいなかった。

いいえ、私が積ませなかったのだ。

いつも私が側で見ていた。

違うと思ったら指示を出していた。



今回、マーコの介護に関して

私は一切口を出さなかったのは、

間違いであっても止めなかったのは、

私もスタッフも、

変わる必要があったからだと…

マーコを失ったときにやっと、

マーコの言葉が聞こえてくるようだった。



「こんな辛い思いを背負わせたくない」

スタッフを想いやったつもりで、

1人で背負い続けた行為は

「優しさ」「想いやり」じゃなかったと思う。
​​​​​​​​​​
逆に、スタッフが学ぼうとする行為を

阻止してただけに過ぎない。



​「母ちゃんは、手も口も出すな!」​

スタッフの未来を想うマーコから

私は止められてたのかもしれない。



この博物館に来なかったら、

何も気付けなかったと思う。

「転ばぬ先の杖」を出し続け、

きっと、

同じことの繰り返しだっただろう。

そして・・・



いのちのはうす保護家から

「リスペクト介護アドバイザー」も、

「看取りコミュニケーター」も、

誕生する日は来なかっただろう。



​永遠に・・・​



副代表は、嗚咽しながらマーコに謝り続けた。

「なぜ点滴をやめなかったんだろう!

あの状態では逆に苦しめてしまった!」



後悔の念を抱えていた副代表へ

私の口から出た言葉は

「そうやね。死に向かってる体に

点滴を入れるべきじゃなかったね」

酷い言葉をかけていた。



副代表は、心が綺麗すぎるが故に

「死」へ強い恐怖心を抱えていた。

その結果「感情」が邪魔をして

的確な判断を鈍らせる。



これが「実践経験」のスタートだと

私は鬼になっていた。

それが、マーコの願いだったから。



己の身体を使ってでも

伝えたかったのだろう。

遺したかったのだろう。

その答えを見せるために、

私をこの博物館に連れて来たんだろうな…

そう感じずにいられなかった。



なぜそうまでして?

恩返しのつもりだったの…?

ハッキリ分かっているのは…

それが、
マーコという猫だった…

ということかな?

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
​​

​​​​​​​​
博物館を出ようとしたとき

ここから動けなくなった。



「あ…これがマーコの遺言なんだ」

こういう演出に

「マーコ!あっぱれ!」

としか言いようがない!



そして・・・

博物館で感じた「活(生きてる)字」

久しぶりに活字の意味を思い出せた。

私は、自分で感じてるモノを、

言語化するのが苦手だ。

それに輪をかけて頭の悪さもある。

丁寧な文章にするのも、

実はとっても苦手だ。

そのくせ、ルールに縛られない。

小学校の卒業アルバムでさえも、

​「6年間の思い出」「楽しかった思い出」​

というテーマを無視して

​「冒険した犬」

という作文を書きあげた。​


「私は今、これが書きたいから!」

誰に何と言われようが退かなかった。



博物館で感じた己の文章への違和感。

その答えを12才の自分が教えてくれた。

そういえば・・・

小学二年生の頃から、

この独特な書き方をしてたな~と。

要は、成長してないという事だろうけど、

この表現法が本当の自分らしさなのだろう。



​「自分らしく書け!」​

マーコからそう言われたような気がする。



時に・・・

想像の域を遥かに超えたことを

突き付けてくるのが、

​​私の知る犬猫という生物。

「ただの偶然」

そう思う事ができれば

どんなに楽だろうな~とさえ感じる。

「非科学的」なことは、

できる限り口を閉ざしてきた。

ブログやFacebookには

「書かない」選択をとってきたが、

マーコという猫がいたことを

知ってもらいたい

そんな気持ちで書き上げた。



マーコへ感謝の意を込めて…。

​​




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最終更新日  2019年07月22日 02時23分28秒
2019年07月21日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​神経性下半身麻痺「マーコ」との出会いは

愛護センターだった。



レスキューしよう!

それ以外の選択肢は何も思い浮かばない。



マーコは、

お尻を引きずりながら歩き出した。

職員さん一人一人と、

同志である猫達の前に座った。



その光景は

「挨拶まわり」だと感じた。



「おもしろい仔」

それが、マーコの第一印象だった。



人間大好きなマーコ

ハンデのある保護猫カフェ

「いちごルーム」にデビュー。

愛護センターからレスキューした子達は

みんな性格が変わる。

良い意味での「裏切り」



マーコの性格も変わった。

それは悪い意味で…だった。

初対面でマーコから感じた

「おもしろさ」

それが一切感じ取れない。

何が原因なのか分からないが、

この環境がマーコには

合わなかったのだろうか…?

原因は分からないけど、

悪い方向で動いたことは確実だろうと

マーコに申し訳ないと思った。

だけど・・・



前にグイグイ出るタイプじゃなく、

控えめな性格。

むしろ、今が本当のマーコなんだと

なんとなく分かったような気がした。

愛護センターから出るための

マーコなりのアピール、

ひと演技したのだろうと

鋭い眼球さえも微笑ましく思えた。



ある日・・・

マーコに「血尿」が出た。

半身麻痺の仔には

珍しいことではない。

診察台ではタイミング悪く、

マーコの膀胱が空っぽで

尿が採れなかった。



症状からすると…

おそらく細菌だろうと

診断結果が出て

その方向での治療が始まった。





これが、

​​​私の判断ミスへの始まりだった…​​​​​






「やっぱ…なんかおかしいよね?」

マーコは再検査を受けた。



​「腎不全」ステージ3​



マーコが半身不随でなかったら、

ステージ2で気付けていただろう…

これまで多くの半身不随の犬猫を抱え、

症状ひとつひとつの原因や答えが

自ずと分かるようになっていた。

このように、

これまでプラスに動いてきた

経験、知識、知恵は、

固定観念へと繋がり邪魔をした。



正常な判断を狂わせる結果となった。





「もう何も気負わなくて良いんだよ…

何も隠さなくても良いんだよ…」

マーコは・・・

最期を迎えるお部屋でもある

私のパソコン部屋へと移動した。



「誰かに側にいて欲しい」

その想いが伝わらなかった。

「ある程度そっとして欲しい」

一人になりたい時間が欲しいと

マーコからそう感じた。

早朝~お昼の数時間、

マーコを一人にするようになった。

このような判断、いつもならば

自分の胸が痛む行為であるはずなのに、

​心は全く動じなかった。​

なぜなのか理由すら分からなかったし、

その理由を模索する気もなかった。

​むしろ、冷静だった。​



更に言うならば・・・

マーコの世界に私は居なかった。

どこにも居なかった。

自分が第三者のように感じた。

いいえ、

傍観者に近かったのかもしれない。



マーコに話しかけてる「声」

マーコに触れてる「手」

マーコを見つめる「目」

マーコに何をすべきか模索している「姿」

​私が見ていたのは「人」だった。​



マーコに異変を感じ、

「マーコの再検査、明日じゃ遅い気がする!」

休みを潰してまでも

病院に飛んでくれた副代表に

何度もしつこくお礼を言ってる自分がいた。

やはり意識が向いていたのは

マーコの方ではなく

「人」だったのだろう。

​なぜなのか?​

そのときも答えは見つからなかった。



ハッキリ分かっていたのは、

急激に坂道を下り始めたマーコ。

マーコはステージ4に入ったな…

という感覚だけだった。



7月5日の夕方、

「マーコが肩で息してるよ…

ゆみさん、なんで冷静でいられると?」

副代表は泣きながら

マーコの身体に点滴の針を刺した。

「ゆみさんお願い!いつものように指示を出して!」

副代表の心の声が聴こえてくるくらい

深刻な状況だと気付いた。

それでも私は笑顔でこう答えた。

​「ん~…なんでやろうね~分からんっ(笑)」​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
​​​​


私は「リスペクト介護アドバイザー」だ。

私は「看取りコミュニケーター」だ。

これまで私は、その仔に合った介護法、

看取り期には事細かく指示を出していた。

その私が一切口を出さない…

スタッフはどんなに不安だったかと思う。

だけど…マーコに関しては

何も言わなかった。

正確には、

​指示を出す気持ちが全くなかった。​



なぜなのか?

それも理由が分からなかった。

ただ、時の流れに沿うよう、

ごくごく自然なことにすら感じていた。



なぜだろう?


私が変わってしまったのだろうか…

約200匹の「命」を

介護して看取ってきた。

それが死への麻痺だろうか…



どんなに考えても

答えはみつからなかった。

7月6日を迎えるまでは…





​※長文になるので後編に続きます。​









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最終更新日  2019年07月21日 16時52分20秒
2019年07月09日
カテゴリ:猫ホスピス
犬猫の容姿を見て

「可愛い」という感情を

私は持ち合わせてない。



「可愛い」ものを「可愛い」と思える…

そんな素直で温かな

「優しい」という感情を、

自ら捨ててしまったのだと思う。



「責任」という

強い感情を得るためには、

「優しさ」という感情を

手放すしかなかったのかもしれない。



交換条件?

物々(感情)交換?

なんだかよく分からないけど…???

まぁ、いいかっ!



「優しさ」と引き換えに

手に入れた「責任」は、

意外にも心地良かった。



周りの目、評価を気にすることなく

「責任」に没頭できるようになったから。



ときに、

想像の域を遥かに超えたことを

突き付けてくるのが、

私の知る犬猫たち。



「偶然の出来事」

そう思えれば楽になれるのかな…



書くべき?

自分の中だけで止めておくべき?

そう迷いながら

モニター画面とにらめっこ続けて

あっという間に2時間経過。

もう少しにらめっこしてみよう…








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最終更新日  2019年07月09日 19時31分38秒
2019年06月07日
​​Instagramに載せた胸椎骨折の子猫。

呼吸するだけでも辛そうな状態でした。

状態を聞いたときに

「看取り」

覚悟していました。



愛護センターに運ばれたとき、

骨折部分に穴が二ヵ所開いてたとの事…

何かに咬まれた圧で骨折したのでは?



かかりつけ獣医師さんが、

皮膚内側の異変に気付きました。

切開したら凄い量の膿…
​​


​命名「南ちゃん」​

譲渡への道は諦めていましたが…
​​​​

「南ちゃんを家族として迎え入れたい!」

そう申し出て下さったのは、

保護家のハンデのある仔を2匹、

幸せにしてくれた方でした。

「状態が良くなったときに…」と、

提案したのですが、

「大変な時期だからこそ携わっていきたい」

その言葉を聞いて、

涙が出る思いでした…。



本当にありがとう…

南ちゃん、幸せにね!

南ちゃん、生きるんだよ!

あなたの猫生はここからがスタートなんだよ…





愛護センターには、

​エイズ陽性の子猫達がいました。​

母猫からの移行抗体かもしれませんが、

それが明らかにできるのは、

生後半年の再検査でしかありません。

それまでずっとこの仔達は

愛護センターのバックヤードから

一歩も出ることが出来ません…。

それが…
​​​​


レスキューを決意した理由でした。

1日でも早くこの仔達にも譲渡への道を!

チャンスを与えたい!

​「遺伝子検査」に賭けてみました。​
​​​​​​​​​

​結果は​「エイズ陰性」​でした!​

検査費用は高額でしたが、

検査に踏み切って本当に良かったです!

​白キジ「フレーム」白「コメメ」​

「フレームとコメメが陰性で良かった!」

そう喜べたのはほんの数秒でした。

​実は…フレームとコメメは​「先陣」​。​

私たちはそう呼んでいました。

それは・・・

​「後陣」​がいるということなんです。​



残してきたエイズ陽性の子猫達…

連れて帰れなかったエイズ陽性の子達…

まだまだ終わりではないんです…。





人間に全く興味がなかった​「ハニ先生」​
https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201905080000/


「環境や関わり方で変わると思います。
ハニ先生には色んな可能性があります!」

↑以前のブログでこう書いたのは
ハニ先生にある「特性」を感じたからでした。
同じ特性を抱えている方、ご家族の方々に​
​誤解がないよう、あえて病名は伏せます。​

​あのとき愛護センターで

ハニ先生から感じた特性は

​確信​へと変わりました。



ハニ先生は環境の変化が苦手です。

それは普通の猫が抱えているもの以上に

ハニ先生にとっては深刻な事態なんです。

レスキュー後・・・

ハニ先生が新しい環境に慣れるまで

あの手この手と知恵を絞ってきました。



​「声をかけ続ける」​

​​「声のトーンを変えていく」​​

​​「目が合ったら話しかける」​​



「障害物を増やす」

​「水の位置を変える」​



このリハビリの意味は、

​​​​「変化」「考える」「動く」​​​​

脳に刺激を与え続けることに

大きな意味があると感じたんです。
​​
ハニ先生にとっての人間は、

​<<ご飯を運ぶ機械>>

​<<ケージから出してくれる機械>>

​そんな認識しかなかったけど、

今では目をしっかり見てくれる!

「ハニ?」声をかけると「ニャー」

返事を返してくれる!

ハニ先生は劇的に変わっていきました。



スリスリと甘えるようにもなりました。


私の相棒犬に「ギャーッ」と威嚇してたのに

今では顔を見てゴロゴロ喉を鳴らして

ご機嫌取りもするようになりました。



脳の影響で猫らしからぬ「どしんどしん」と

派手な音出しながらの歩行だし、

トイレも9割垂れ流しだし、

予測不可能なことをされると発狂したり、

なかなかの強者ですが、

「障害がある」イコール、

かわいそう、諦める、過保護にするのではなく、

その子の可能性を閉じ込めないことが

「障害のある仔と向き合う」

だと、私は感じてなりません。


同じ特性を抱えている方、ご家族の方々に

誤解がないよう、あえて病名は伏せましたが、

私も、軽度ではありますが、

ハニ先生と同じ特性を持って

生まれた一人です。

偏見でないことだけは分かって頂きたく、

「自分も」とあえてカミングアウトしました。




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最終更新日  2019年06月07日 05時59分16秒
2019年05月31日
テーマ:動物愛護(583)
愛護センターの母子犬、

無事、レスキューしました。



奥さん(藤井副代表)が

レスキューに走ってる間に、

旦那さんは母子犬部屋の屋根修繕工事。



夫婦で奮闘した1日でした。



雨漏りで腐りかけてた床も

こんなに立派にしてくれました!


人間が好きすぎるあまり

甘えることに夢中になり過ぎて

育児放棄しちゃう母犬「トメ」



育児の邪魔しないよう

あまり顔を出さないようにしました。

ひとまず子犬達の体重は増えてるようで安心です。



左手先を失ったこの仔は…

出血するようになり、

医大で手術をしてくれるとの事で、

レスキューは延期しました。



先にレスキューしてた「ゴトー君」は、

無事、群れデビューしました。

後ほど記事をアップします。


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最終更新日  2019年05月31日 17時08分59秒
2019年05月29日
テーマ:動物愛護(583)
トラバサミにかかり

左手がグチャグチャの状態で

愛護センターに来たビビりさん。

センター獣医師さんが

毎日手当をして下さり、

​ここまで回復しましたが

​失った指は・・・​
​​

譲渡犬には回れないであろうビビりさん…

レスキューを決意しました。



そして・・・

​まだ目も開いてない仔犬たちを​

​懸命に育ててる母犬。​

資金難、人手不足…それに加え、

私が現在2頭の老犬介護中で

日中、日常業務では役に立たない日々。

母子犬をレスキューしても
スタッフに負担をかけてしまうのでは…?
​​
​​

ですが・・・

「母犬には安心できる環境が必要では?」

「愛護センターには毎日のように
外から犬が入ってくるとに、
まだワクチン打てない母子犬が
感染症になったら…」

そんな私の背中を押してくれたのは

スタッフ達でした。

愛護センターの母子犬と

「八千代さん」​が重なったのでしょう…



八千代さんは…

感染症を抱えながら

愛護センターで子犬を守り抜きました。


仔犬達は無事だった!

生きている!

八千代がそう確認した翌朝…

八千代は静かに息を引き取りました。

​​​

八千代は小さな姿になって、

子犬達の元に帰ってきました。



あれから一年半…スタッフ達は、

愛護センターの母子犬と八千代が

重なった瞬間だったのでしょう…

​母子犬のレスキューを決意しました。​

皆様にお願いがあります。
右手先を失ったビビりさん、
母子犬のレスキューへの
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力不足で申し訳ございません…

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最終更新日  2019年05月29日 14時22分01秒
2019年05月24日
カテゴリ:保護家の仔達
猟犬への賛否両論はあるかと思います。

宮崎県串間の猟師さんに

コンタクトを取ったのが8年前。

「答え」を求めて・・・。

以下は、過去ブログ記事です。


​​2011/9/4​ ①猟犬と猟師


​​
​​​2015/3/29​ ②マルオ「レスキュー」1
​​


2015/3/29​​ ③マルオ「一人にしてくれ!」2



​2015/3/31​ ④マルオが誇っていたもの​​

​2015/4/6 ⑤最期の言葉 






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最終更新日  2019年05月24日 17時50分00秒
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