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動物たちの未来のために

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老犬ホスピス

2020年07月04日
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カテゴリ:老犬ホスピス
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​2018年12月…

福島県からやってきた老犬「ピン子」



空港に迎えに行くと…

いのちのはうす保護家までの

60分間の帰路

ずーーーーっと「怒り」Max!

到着してもずーっと「怒り」続けるピン子を

長時間ご機嫌取り続ける…。



私の場合は…ですが、

信頼関係が築けてない犬は観察から入るので、

その子が気が済むまで

落ち着くまで待ち続けます。

「鳴くまで待とうホトトギス」なのです。



この日…ピン子が寝床につくまで

何時間待ち続けただろう…(:_;)

ここまでの頑固バアチャン

久々でしたね!



写真を撮られるのが大嫌いなピン子は、

カメラを向けると表情が一変。

​「撮るんじゃねーよ!」​

咬む勢いでガウガウ怒ります。



ピン子は頭の良い子だから、

カメラを向けてる人間の心を

読みとっていたのです。

「記録に残さなきゃ」

「報告しなきゃ」

という気持ちだと、

ピン子は撮影NGなのです。



「ピン子素敵だな~」

「ピン子カッコいいな~」

という気持ちでカメラを向けると

「…よしよし!」

ピン子の撮影許可が下りるのです。



だけど…それでもイヤそうなピン子…

妥協してくれてることに気付いてからは、

私がカメラを向けるのは

最小限に抑えるようにしました。



「ジロジロ見てんじゃねーよ!」

観察してるだけで怒られ続けた日々でしたが、

カメラを向けなくなった日を境に

ピン子ひとつひとつの反応から

信頼関係が徐々に築けている事を確信しました。



いつしかピン子は、

ホスピスルームを

仕切る存在になっていたのですが、

その勇ましい姿を

私に見せているかのように

私の顔をチラチラ確認しながら

老犬達を仕切り続けるピン子。



「ピン子カッコいいね~(笑)」

私が笑顔でホメると

ドヤ顔で嬉しそうに立ち続けるピン子。



ですが…

このときすでにピン子の体は…





6月3日正午…

ホスピスルームのドアノブに

手をかけると同時に

「バタンっ!」

中から大きな音がしました。



ピン子が倒れた音でした。

長時間続く激しい痙攣…

このときは「突発性の前庭疾患」だと思い、

いつものように
(老犬で多々経験してきたので)

坐薬で眠らせる処置を取りました。

この日は朝までピン子を看ていましたが…

突発性の前庭疾患には思えず、

かかりつけの獣医師さんに

発作の動画をLINEしました。



中枢性の前庭疾患脳梗塞

だろうとのことでした…。

ピン子に意識はない。

苦しみは感じていない…

との事だったので、

発作による体力の消耗だけでも

抑えていく方向を選択しました。

目の前にあるのが「死」だけであっても、

ピン子の魂が体内にあり続けるまで

ピン子を尊重していこうと…。



ピン子の坐薬を病院に

取り向かおうとしたそのとき、

「私はピン子から離れちゃダメだ!」

第六感でした。

「ごめん…代わりに坐薬を取りに行ってもらえる?」

スタッフに丸投げしてしまった数分後…

ピン子は最期を告げようとしました。



気高いピン子は

静かに逝くことを望んでいると

そう気付きましたが、

「ピン子、みんなを呼ぶからね!」

私は、ピン子の声を払い除けました。



それは…

ピン子のお世話をしたのは、

ピン子を想い続けたのは、

ピン子を愛し続けたのは、

私じゃなかったから…。



【ありがとう?さようなら?
それを伝える相手は
母ちゃんじゃないやろ?

感謝を伝える相手を間違えるな!】

こんな頑固バァちゃんを

無条件に愛し続けてくれた人たちを

当たり前だと思うな!と…

私からピン子へ

最後の最期に入れた「喝」でした。



中心になってピン子を支え続けたスタッフが

ピン子を抱きしめながら

声をあげて泣いてる姿を見ながら

温かい安心感に包まれる感覚でした。

私には「悲しみ」という感情はありませんでした。

一生懸命ピン子と向き合ってきたスタッフの姿を

私はずっと見てきたから…。

全部全部、わかってたから…。



ピン子は…

自分が一番お世話になった

スタッフの腕の中で

最期の眠りにつきました…。



昔の私は…

看取る最期の瞬間まで

その子を抱きしめてる存在でした。

感情を抑えることなく

声をあげて泣いてましたが、

いつからでしょうか…

私は涙を隠すようになりました。

みんなが後悔のないお別れができるよう…

感情に蓋をすることなく、

涙を流せるように…

大声で泣けるようにと…

冷静に一人一人観察しながら

看取りに立ち合うようになりました。



ビデオを回しながら

「耳はまだ聴こえてるから声をかけ続けて!」

「体に触れてあげてね」

「〇〇さん、顔の所に来てあげて!」



ビデオに残された私の声は

まるで「看取りプロデューサー」

淡々とみんなの感情を読み取りながら

動いているのです…。

「私…何者やと?」

ここ数年、

自分が何者かも分からない状態でした。



ピン子火葬の日…

私はいつものように

周りを見渡していました。

「最期のお別れはもう大丈夫?」

「ピン子に会いたい人はみんな来れた?」

「火葬は何時に連れて行く?」

そんな私を見て副代表が言いました。

「はいっ!由美さんの喪主の時間は終わり!」

副代表から強引に手を引かれ

ピン子のサークルに入れられました…。



「由美さんはこの子達の母ちゃんだもんね。
喪主は悲しむ暇ないもんね。
でも、もう泣いて良いとよ?」

という副代表の言葉で

私は素に戻った感覚がしました。



このとき、ピン子になんて声かけたのか

全く記憶にありません。

ただ、やっと泣くことができたと

胸がギュッと痛くなったことだけは覚えています。



副代表がソッと扉を閉める音と同時に

ピン子と過ごした何気ない時間が

脳裏に次々と現れてきました。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​



ピン子は私に甘える子ではありませんでしたが、

私から褒められるのを

ニコニコしながら待つ姿が

真っ先に思い出されました。

それはいつも誰かに向かって吠えてるとき…



ホメられるどころか

「ピン子!なんでワカコを怒るとけ!」

逆に私に叱られることも多々あり、

そのガッカリした気持ちを

長時間引きずるピン子…。



「すごいね~!」

ホメられると自信満々のドヤ顔。



今振り返って思うと…

私からホメられることが

ピン子の生きがいだったのかもしれません。

頑固なバァちゃんだからと

ピン子のパーソナルエリアは

ここまでだろうと決めていた範囲が

間違っていたのかもしれません…。



本当はもっともっと

小さなエリアだったのかもしれません。

ピン子が倒れたときに、

ピン子が最期を迎える瞬間に

はじめてそう感じたのです。



今頃…



今になってやっと…








レスキューした子達、
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最終更新日  2020年07月04日 07時00分06秒


2020年04月20日
カテゴリ:老犬ホスピス
​​​​昨年の夏に出会った1匹の老犬は、

動物愛護センター収容犬でした。

「飼い主の持ち込み」



飼主さんが、癌で入院したとのことでした。

それ以上は聞きませんでしたが、

大切に可愛がっていた事だけは

充分に伝わりました。



愛護センターに収容中、

徐々に老化が進行しました。

立ち上がる力もなくなっていき、

昨年の9月にレスキューしました。



​「ラン」​おばぁちやん!

多頭でオンボロ保護施設という環境は、

室内で大切にされてたランにとって、

決して良い環境とは言えないでしょう…。

スタッフ皆、分かっていたからこそ、

ランが理想とする環境に少しでも近付きたいと、

みんなで試行錯誤のくり返しでした。



ランは、自信に満ち溢た仔でした。

何があっても気持ちが揺るがない

どっしりとしたオーラを持っていました。

決して人間に甘えない…

いいえ!甘えないのではなく、

甘えさせる立場であるような…

気位の高さを感じる仔でした。



そんな「肝っ玉ラン」だったのに…

老いが進むにつれ、

徐々に変わっていきました。

赤ちゃんでいう「夕暮れ泣き」のように

みんなが帰宅する夕方から

夜鳴きが始まるのです。



「ヒッ!ヒッ!ヒャンヒャン!」

夕方、かん高い第一声が始まると、

私の中では、ただただ恐怖でした。

体勢を変えたり、

立たせたり、

補助して歩かせたり等々…

朝までエンドレスの介助がはじまるよ~の

合図でしたから…。



介護疲れで日に日に弱っていく私を

スタッフやボランティアさん達が

一丸となってサポートしてくれました。

日中の介護を頑張ってくれました。


(中学一年生のスーパーボランティアななこちゃん。
ランの介護も完ぺきにマスターしてました)

私も自分の体を優先させなければと、

体力の限界を感じたときは

耳栓して仮眠を取ったり、

介護に手を抜くようにしましたが…

今度は、

そんな手抜き介護をしている自分に

罪悪感を抱くようになり、

心まで堕ちていきました。
​​​​
​​​​​

​​私が堕ちると同時に、

ランも衰弱していくのが分かりました。

次第に声を出す事も少なくなり

とうとう寝たきりになりました。

介護する側が元気じゃないと、

介護される側はどんなに辛いか…

​ラン、ごめん…​



「今の私では…この精神状態では、
ランは穏やかな最期を迎えられない!」

保護家から3~4日離れる決意をしました。

本来の自分を取り戻す方法が

これしか思いつかなかったんです。

ランを置いて離れることへの

不安はありませんでした。

私が元気になって帰ってくるまで

ランは待ってくれるはず!

なぜか…そう信じていました。


3月6日、3日ぶりに帰宅した私は、

自分自身への疑心暗鬼も消え去り、

冷静さを取り戻していました。

看取り側としての自信も

取り戻していました。

​「ラン、ただいま!」​

元気になって帰ってきた姿を

ランに見てもらいました。

「だから…いつ逝っても大丈夫やからね!」

記憶は定かではありませんが、

多分そんな感じの言葉を

ランにかけたような気がします。

言葉に反応するかのように

ランのまぶたがビクッと動いたことだけは

はっきりと覚えていますから。

そのわずか一時間後…3月7日 深夜0時



ランの下顎呼吸がはじまりました。
​​​​(魚が口をパクパクするような呼吸)​​​​​​​​​
​​​​​​​​​​​​​
​下顎呼吸は苦しそうに見えるけど、​
エンドルフィン(モルヒネよりも強い鎮痛効果)が
脳から分泌されるので苦しくありません。

冷静に声をかけ続ける自分がいました。

「自分のタイミングでいいんだからね」

「安心して逝っていいからね」



多分、私は、笑顔だったと思います。

それは…

ここまで頑張って生きたランへの
敬愛​


飼主さんと離れても気位くあり続けたランへの
敬意​


…だったのかもしれません。



​~3月7日 ​0時33分 ラン永眠​~​

穏やかで優しい表情でした。

気位の高いランにふさわしい

美しい最期でした。



ランに伝えられなかった言葉があります。

「私が元気になるまで

待っててくれてありがとう」

ランを置いてでも

保護家から逃げた3日間は、

私だけではなく

ランにとっても

必要な時間だったのかもしれません。

今になってそう思えるのです。


~ランが遺した物~​​​


介護で苦しんでる飼主さんを
サポートしていく側でもある私が、
たかだか5匹前後の老犬介護が
半年間続いたからといって
ストレスと疲労の限界なんて…
本当に恥ずかしい!情けない!
自分を責め続けましたが、
ランの介護で感じたストレスと疲労は、
私にとって受けるべき
必要な経験だったのかもしれません。

ランの元を離れたあの三日間がなければ
私だけではなく、ランにとっても
悲しい最期を迎えていたでしょう…。
私は、介護で苦しんでいる飼主さんを
サポートしている立場ではありますが、
飼主さんの気持ちに寄り添うには、
まだまだ足りてない部分が
私自身にあったのだと思います。

介護サポートをする側の人間には
理屈なんて必要ありません。
色んな介護パターンがあります。
それは、自分で経験を積みながら、
体で学んでいくしかないのだと、
ランが教えてくれたような…
そんな気がしてなりません。

最後に…
献身的にランの介護をしてくれた
スタッフとボランティアさんに
「ありがとう」「お疲れ様でした」







レスキューした子達、​​
今、レスキューを待ってる子達を、
​私たちと共に、
守っていただけないでしょうか…。​​​

​▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601​
  ​動物たちの未来のために代表山下 由美​

​▼郵便貯金 17310-434961​
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最終更新日  2020年04月20日 18時56分09秒
2020年03月10日
カテゴリ:老犬ホスピス
​​​
​​※​​2019年12月の記事転載
(※編集有り)


 ​​​
  

​■ レスキューを望まない犬​

「動物愛護センター」開設年から
2年間という長い時間、
檻の中で生きてきた1匹の犬。

重度のフィラリアを抱えてたため、
とうとう末期に入ってしまいました。

愛護センターから
レスキュー要請がありましたが、
迷わず断りました。



この犬自身が、
レスキューを望んでいなかったから…。

この犬にとって、
愛護センターという場所が
自分の家でした。



愛護センター職員さん達が、

この犬にとっての「家族」でした。



愛護センターから離れることを、
この犬自身が、
望んでいなかったのです。

​「この犬をレスキューしない!」​

犬の気持ちを尊重した
私なりの決断でしたが…



​■ 犬の気持ちを無視

フィラリア末期の最期は、
もがき苦しみながらの死です。

「せめて…楽に死なせてあげたい!」
愛護センターが出した辛い決断が…

​「安楽死」​



この犬と職員さんにとって、
こんな悲しい結末であってはいけない!



「愛護センターを離れたくない!」
この犬への尊重を拒否しました。

むりやり愛護センターから引き離し、
「いのちのはうす保護家」にやってきました。


命名「キヨシ」​

​​​
キヨシは問いかけてきました。

​自分はどうすれば良いの?​…と、

くり返し何度も何度も…。



私は答えに詰まりました。

ただただ、思うように生きれば良いんだと…

それしか伝えられませんでした。



キヨシが望んでる答えを

出してあげれませんでした。

私自身、答えが分からなかったから。

キヨシが何を望んでいるのかが

どうしても分からなかったから…。



ただひとつだけ、

キヨシに伝え続けた言葉があります。
​​​
​「耐え難い苦しみは絶対来ないから心配するな」​

それは「安楽死」を意味する言葉でした。



安楽死には、必ずタイミングがあります。

人間のタイミングではなく、

本人が安楽死を受入れる瞬間が…。

私が何を考え、何を見て、何を思っているのか、

キヨシは理解してるように感じました。



キヨシの体は、限界に近付いていました。

死への恐怖心から逃げようと

キヨシは戦いはじめました。



「安楽死のタイミングはそろそろだと思うけど、
タイミングが来ても皆には言わないからね。
私一人で決行するからね。
キヨシと会うのが今日で最後かもしれない!
毎日そんな気持ちでキヨシと接してね!」

副代表にそう宣告しましたが、
副代表は、私に言い返しました。

「キヨシは安楽死させんはず!
由美さんに十字架を背負わせないよう
キヨシは自分で逝くはず!」

副代表の言葉は素直に嬉しかったけど、

私には自信がありませんでした。

キヨシとの絆に…



キヨシという犬は、

問うばかりで、

何も求めてこなかったから。

誰かと深く繋がることを

頑なに拒絶してたから…。

​​​
​​​2月21日…

キヨシは呼吸困難になりました。

これ以上苦しみを与えてはいけないと、

安楽死を決意しました。

病院に連れて行く準備をしていると…

キヨシの呼吸が穏やかになりはじめたんです!

その日、安楽死を見送りましたが、

もし、もしも…

夜中に苦しむ事があれば、

キヨシの首に手をかけよう!

​私がキヨシを殺めようと覚悟しました。​

苦しむ時間を少しでも短くするために…。



明け方5:00…

キヨシの呼吸は穏やかなままでした。

とりあえずは大丈夫だろうと

私は安心して寝床につきましたが‥‥

「キヨシは安楽死させんはず!
由美さんに十字架を背負わせないよう
キヨシは自分で逝くはず!」

副代表が予想した通りでした。



おそらく私が布団に入った直後に、

キヨシは息を引き取りました…。

まるで、私を避けるかのように…。​​​




最初は自分を責めました。

なぜ、スタッフが出勤するまで起きてなかったのか!

なぜ、空白の4時間を作ってしまったのか!

なぜ…あのとき眠ってしまったんだろうって。

でも、今は違います!

​キヨシが自分で決めたタイミングであり、​

​キヨシが選んだ最期の迎え方だったんだろうな…​

そう思えてならないのです。



誰かと繋がることを拒絶してたキヨシは、

今、なぜか、嬉しそうに見えました。

キヨシが亡くなった後に、

やっと答えが見えました。



キヨシは誰も拒絶していなかったことに…。

毎日「死」への恐怖を抱えていたキヨシは、

身を守ることに必死だっただけ。



決して、誰も信頼してなかったわけじゃない。

​​「今」を懸命に生きてただけ…。​​



私は…キヨシを失ってはじめて、

キヨシの心に触れたのかもしれません。

あんなに自信がなかったキヨシとの「絆」が、

今になってやっと感じられるのです…。



もっと早く、気付いてあげたかった。

もっと深く、キヨシを理解してあげたかった。

キヨシ、申し訳ない…。






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最終更新日  2020年03月10日 20時16分55秒
2020年01月29日
テーマ:動物愛護(600)
カテゴリ:老犬ホスピス
​​当施設の老犬ホスピス在籍
「カズキ」という老犬は、
福島県の愛護センターで、
命の期限と戦ってた老犬でした。

2018年12月に書いた記事を
下記に転載します(※編集個所有)
 ​


Facebookでみつけたある方の投稿…
1匹でも救いたいという​
​強い気持ちが、心に響きました。


​カズキ(旧名リキ君)​ようこそ!​​​


この日は、暗くなるまでずっと
ドッグランを満喫してました。



保護家に来た初日の夜、
カズキと一緒に
サークルの中で時間を過ごしました。


​​​カズキという犬は、
平和主義の優しさを持つ犬だった。



       ※​2018年12月16日投稿記事より




​​​​​​​​​​カズキは、​脳腫瘍​の可能性大でしたが、

年齢的にも、体力的にも、

麻酔に耐えられる体ではありませんでした。



カズキの脳腫瘍を疑いはじめたのは、

「いのちのはうす保護家」に

ようやく馴染みはじめた頃でした。



手術ができないカズキに、

脳腫瘍の検査は
本当に必要だろうか…?

私たちは、何も望みませんでした。

カズキに残された時間を、

カズキの好きなように生きて欲しいと
私たちは決断しましたが…

揺るぎない自信を持てませんでした。

それは…



カズキが生きてきた時間と背景、

カズキ自身の価値観、

カズキの深い部分を、

まだ把握しきれてない時期に、
カズキ自身、自分の事が
分からなくなっていたから…。

祈るしかなかった。

私たちが出した決断が、
カズキの望みと一致してますように…と。



カズキから、痛みのサインが出たときには、
投薬での緩和ケアに入る予定でしたが、
全くその様子がありませんでした。

脳腫瘍の症状が次々出てくるものの…
ひとつひとつが、穏やかだったんです。

その症状を「カズキ時間」
私はそう呼んでいました。



カズキは・・・

徐々に、徐々に、

分からないことが増えていきました。



ドッグランを走ったときの

「楽しい」という感情も。



甘えたときの

「心地良い」感情も…。







1月27日
1日中眠り続けるカズキ…。

この日はひどい土砂降りでした。



気圧が影響することは多々あります。


​「看取り部屋に移動するかは、​​
​明日の様子を見てから判断しよう」​

穏やかな寝顔に安心した私は、
そう判断したのです。




24時間管理体制の「看取り部屋」は、
現在、看取り期の老犬が3畳に3匹。

あのときの私は、無意識レベルで
計算してたのかもしれません。

「よく考えて判断すべきだ」…と。​​​​​​​​​​

​​だから「明日」に延期したのでは?​​
​​​



1月28日 深夜3:00

これが、生きてるカズキと会った最期の時間。

翌朝スタッフが出勤したときには、

カズキは冷たくなっていたそうです。



私は…

カズキをたったひとりで


逝かせてしまいました。

同じ屋根の下に居ながら、

カズキをひとりぼっちで…。



「明日の様子を見て判断しよう」

私が簡単に口にした​「明日」​

カズキは迎えられなかった。



​カズキが生きれなかった​「明日」​は、​

​雨が止んだ綺麗な​「明日」​でした。​

​​​
​​私が思ってる「明日」は、
誰しもが当たり前の「明日」じゃない!​​


「明日」がこないカズキに
どうして長時間目を離したのか!

どうして隣に居てやらなかったのか!



​​「ごめんね」​​
それ以外に何も出てこない。







食べることが大好きなカズキだったのに、


カズキは、それすら忘れてしまいました。

食べ物も、食べ方も、全部…。



スタッフとボランティアさんたちは、

「カズキ時間」を大切に想ってくれました。

カズキが「食べ物」と理解できるまで、

お皿を持ったまま

根気強く待っていました。



カズキの時間の流れに

合わせてくれてたからこそ、

カズキがギリギリまで自分の口で

食べられたのだと思います。

それなのに・・・

私は現場で何をしていたのだろう。

カズキとどれ位向き合っていただろうか。





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最終更新日  2020年01月29日 23時47分02秒
2020年01月10日
カテゴリ:老犬ホスピス
​​​​amazon 緊急リスト​​​​​​


12月25日にレスキューした
​「ミサ」​​その後…
※ミサの詳細はコチラ



子犬のまま大人になったような
天真爛漫なミサ。

みんなを押しのけながら
真っ先に甘えにくるミサ。



新入り犬によくある「我先に」行為は、
本来ならば、ここの群れではルール違反。

先輩犬が新入り犬をおさえつけながら
ルールを一つ一つ教えていく流れなのに、
今回だけはミサの単独行動を
怒る犬がいないのです。

誰一人として…。



ミサからケンカを売られても、
ミサからどんなに文句を言われても、
誰も本気でミサを怒らないのです。

「メスだから?強いオーラが出てるから?」
人間の先入観で考えるとそうなのですが…
自分の答えに納得できませんでした。

いつもと群れの空気が違うことには
変わりないので、注意しながら
大きな争いが起こらないよう
群れの観察を続けてきました。

​なぜ群れがミサに寛大だったのか…?​

​やっと今日!理由が分かりました!​



群れの犬達は、
気付いてたんです!


​ミサの癌が進行してたことを…。​



犬には癌が見えるのでしょうか?

癌に匂いがあるのでしょうか?

群れの犬たちの出した結論が

「ミサを自由にさせてあげる」…

だったのでしょうか?



「人間は…やっぱり犬には到底敵わない!」

人間の弱さを痛感すると同時に、
犬達の優しさにホロリときました。

「あんたたち…カッコ良すぎるわっ!」


情けないことに…
私が気付いたきっかけは、
ミサから伝わった​「恐怖心」​でした。

あんなに天真爛漫だったミサが、
あんなに犬達に強気だったミサが、
徐々に一歩退くようになっていたのです。

「今、争ったら自分が負ける」
ミサはそう考えていたのです!

弱ってる自分を悟られまいと
オーラを消すようになったんです。

それは・・・
​​​​​​
​​​

動物の世界では
「負ける」=「死」だから…。

ミサは「死」の恐怖と戦っていたんです。

たった一人で…。



歩行のリズムが変わってきたミサ…。

いよいよ決断の時期かもしれません。




ミサ…

あんたは、どう生きたいと?

あんたは、何を望んでると?




​​​​年明け早々にお願い事で申し訳ございません。
犬達のフードが、あと2~3日で底をつきます。

ご支援金での購入も考えましたが、
少しでも医療費にまわせたらと、
厚かましくも支援物資の呼びかけを
させて頂きました。

amazonの欲しいものリストにupしました。
ご支援頂けると凄く助かりますm(__)m
↓ ↓ ↓
​​​​amazon 緊急リスト​​​​


​​​​


レスキューした子達、​​
今、レスキューを待ってる子達を、
​私たちと共に、
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  ​動物たちの未来のために代表山下 由美​

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最終更新日  2020年01月10日 18時58分28秒
2019年12月24日
カテゴリ:老犬ホスピス
​​​​​​​​■ 憤 り ​​​​​

​​​​​​​​​「エナリ」という老犬に出会ったのは、

動物愛護センター「隔離室」でした。

完治の見込みもない皮膚病のエナリは、

小さな部屋の中で、小さなケージの中で、

ただ生かされてるだけの日々。


当時のブログで、私はこう書き綴ってました。
↓ ↓ ↓
​~~~~~~~~​​

宮崎県民皆さんに問いたい…​​​

​​​愛護センターが出来て良かった?​​​
​​​愛護センターが出来て安心した?​​​​​
​​​​殺処分されなきゃ、
生き地獄でも良いという事?​​​​


​​私達愛護団体がヒーヒー言っているのは​​なぜ?​​​​
メディアの情報だけが全てではありません。
​​自ら蓋を開けてみて!​
​​開けに来て!​​​


ただ、ひとつ言いたいのは、
行政が、職員が、悪いのではないという事。
頑張ろうとしても、追いつけないんです。
今の宮崎県民のモラルでは。

​~~~~~~~~​

​​​​​「殺処分ゼロ」「殺処分廃止」

現場を知らない者までもが

馬鹿の一つ覚えのように唱え続けた結果、

その裏では…

​尊重も尊厳も奪われてる「命」があること。​

​生き地獄の中苦しんでいる「命」があること。​

無責任な「言葉」への憤りを感じていました。

​​​​​​​
エナリの「生」を尊重するために

レスキューに踏み切りました。





​■ レスキュー後​​​

柴特有の気難しさはあったけど、

「エナリ!」声をかけると、

無表情ながらも「~♪」

嬉しい気持ちが伝わってくる仔でした。






気難しいおじいちゃんである一方、

私の前では、子犬のように甘えんぼさん♪

愛らしい一面も密かに持っていました。



そんなエナリだったのに…





​■ 笑顔が消えた日​



「皮膚病の悪化」を機に

エナリから「笑顔」が消えていきました。



なんとか楽にしてあげたいと、

動物病院の先生、看護師さん、

色々手を尽くして下さいました。



何度も入退院を繰り返し、

支援者さん達のお力添えをいただきながら、

エナリの医療費を必死に捻出してきました。

スタッフもボランティアさんも、

エナリの皮膚を懸命に管理する日々でした。



エナリは、弱っている自分に

「恐怖心」を抱えるようになりました。

動物の本能…でしょうか。







​■ 伝えたかったこと​

エナリの恐怖心を取ってあげるには…?

エナリと一緒に考えていたときに

ひとつのサインを見つけました。



エナリの恐怖心を拭うために必要なのは、

​「圧迫」​​「洞穴」​

改善しようと動きだそうとしたとき

私は、自分にストップをかけました。

エナリが求めているものに

私自身が応えてしまうと

私への依存心が、また出てきちゃうから…。



「エナリに小さめの服を着せて、
籠る洞穴、バリケンをひとつ置いて下さい」

スタッフ二人にお願いした後、

私は、エナリの元を離れました。



エナリが求めていた「圧迫感」「洞穴」。

スタッフから送られてきた写真のエナリは、

「理解してくれてありがとう」

スタッフにそう言っているかのような

優しい表情に戻っていました。



こんな穏やかで安心した表情のエナリを

久しぶりに見れた気がしました。



「あんたと一生懸命向き合ってるのは、
美代子とまちゃこだよ!
母ちゃんじゃないからね?」

二人がどんなにエナリを想っているか、

​エナリに通じた気がしました。





​■ 傍観者への決断



エナリは、皮膚病と戦いながら

老化も進んでいきました。


スタッフを中心に、ボランティアさんも

エナリの介助をサポートしてくれました。

皮肉なもので、老衰が進んでいく度に

皮膚の状態が良くなっていくエナリ…。

元気なうちに痒みをとってあげたかった…。




​スタッフ美代子とエナリ。​​​​​​​


​​副代表まちゃことエナリ。​​
​​​​

一生懸命エナリと向き合う二人を

尊重したいと思いました。

私のアドバイスや指示は必要ない!

後悔がないよう、自分の思うままに

エナリとの時間を大切にして欲しい…。

私は…「傍観者」になろうと決めました。

見守って支える側に回ろうと…。





​■ 最期に向けて​



私は、夜間~早朝の介護担当でしたが…

エナリの夜鳴と要求は、

この時間帯が一番激しかった。

「なんね!母ちゃんに不満があるとやろ!」

​「美代子とまちゃこが良いっちゃろ!」​

軽くあしらいながらの

エナリ介護の夜が続きましたが…



そんなとき思い出すのは、

甘えん坊さんだったエナリの姿。



今では…イライラしてたり怒ったり…

そんなエナリの姿しかありません。

皮膚病さえ悪化しなければ、

エナリは穏やかな時間を過ごせていたのでは?

そればかりが頭をよぎりました。



「エナリをこのまま死なせたくない…
エナリの笑顔を取り戻したい…
笑って最期を迎えさせるのは
どうしたら良いんだろうね…」

スタッフにボソッとこぼしたこともありましたが、

答えは誰にも見つかりませんでした。

もう、そんな悠長なこと言えるような

容態ではなかったから…。



そして…とうとうこの日を迎えてしまいました。



​11月29日​
氷のように冷たいほどの低体温。
ヒーターと電気毛布でも追いつかないほどでした。


11月30日 AM5時
手と音でも確認出来ないくらいの心音の弱さ。​
お腹がわずかに呼吸で動いてたり、
喉が上下に動くのを確認しながらの生存確認。
​「死んでるのに生きている」​
そんな不思議な感覚でした。



AM8時に保護家入りしたスタッフ美代子。

この日の私は、徹夜の介護が続いてたため、

半分意識がありませんでしたが、

「エナリが生きてるうちに、二人が会えたんだ!」

ホッとしながら寝落ちした記憶は残っています。

11時半位に、目が覚めたとき、

エナリの右手足が硬直していくのを確認して

やっと、エナリの死を確信しました。



「死んでるけど生きてる」

初めて経験する命の終わり方で、

本当のご臨終何時が分からないまま迎えた

エナリとのお別れ。

それは、心の整理が追いつかないまま

出口の見えない長いトンネルを

無心で歩き続けてるような…

そんな一ヶ月間でした。





​■ 崩壊への道​

冒頭で転載した
「過去に書き残した文章」を
再度転載…。

↓ ↓ ↓
​​​​殺処分されなきゃ、
生き地獄でも良いという事?​​​​
​​​​↑ ↑ ↑

​偉そうに何を言ってるんだ?​

エナリの笑顔を奪い、
笑顔を取り戻すこともできなかった人間が!

エナリは笑えないまま最期を迎えてしまったのに!



「エナリ!」

そう声をかけると

喜んでくれてたエナリだったのに、

病気で性格が変わったという理由にして

なぜ、私は途中で諦めた?

​​

じゃあどうすれば良かったのか…?

答えは今も分からない。



ひとつだけハッキリ分かっているのは、

「エナリを尊重してあげれなかった」

という事実が残った…ということ。

​​​​
​​
私は…エナリとの別れを境に

パソコンを開けなくなりました。

インターネットが見れなくなりました。



保護家の子達を発信することも、

ご支援を頂いたのにお礼を伝えることも、

文章を打つこと自体できなくなりました。



ご支援のみで施設継続させて頂いているのに、

何も発信しない愛護団体に待っているのは

​「施設崩壊」​​

​「このままでは崩壊しかない!」​


頭では分かっていましたが、

もがけばもがく程、

体が拒絶反応を起こす状態でした。
​​


エナリへの後悔、懺悔…

「ごめんね」の一言では許されない自分の行為。

保護主として最低だった自分。

尊重と尊厳を守れなかった自分。​



初七日過ぎても、

エナリの祭壇を片付けられないことが

「答え」だろうと薄々気づいてはいました。





​​■ 再起を誓う

今の私に必要なのは​​

「この環境から離れること」​​


だけど、

頑張ってるみんなを差置いての「休む」行為は、

逆に新たなストレスを抱えるだけ…。

だけど、

このままだと本当に、

私も保護家も「崩壊」の道しかない…

危機感を抱えながら、副代表に申し出たのは、

「無期限研修旅行」でした。​



罪悪感を抱えないよう、

自分に言い聞かせながら保護家を離れました。

「休みではなく勉強のためやからね!」…と。

相棒カムカムと無期限の旅へ。



こうして始まった

車中泊しながらの「視察研修旅」



こうして文字を打てるようになったことが

​復活した証拠です!​

昨夜買ってきたお花で最後…。

このお花が枯れたら、

エナリの祭壇を片付けようと決めました。



決して、自分を許したわけではない。

エナリへの後悔、懺悔…

今、自分が感じていることを

次につなげていかなければ…と。



エナリの死を

無駄にするようなことは

絶対しない!



エナリと笑い合った時間が

確かにあったことも、

忘れないよう生きて行こう…。




レスキューした子達、​​
今、レスキューを待ってる子達を、
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最終更新日  2019年12月24日 23時59分02秒
2019年11月09日
カテゴリ:老犬ホスピス
愛護センターで出会った

「ワカコ」という老犬。​



当時、私はこう思った。



冷暖房完備だし、

自分だけのスペースもあるし、

飢えはないし、

優しい職員さんがついてくれてる。

だから、ワカコは幸せなんだよ!…と。


「資金がないからレスキューを
躊躇してるだけやろ?」

「罪悪感を拭うために正当化すんな!」​​
​​​​
もう一人の私(本心)が、

自分を叱りとがめた。



愛護センター譲渡不可の犬たちは、

すぐには殺処分にならない。

だけど、死刑囚と同じだ。

いつ、その日がくるか分からない。

収容頭数をオーバーしたり、

様々な理由で殺処分となった犬を

私は知っていたはず。



もし、生き続けられたとしても、

もう二度と…

土の上を歩くことはできない!

草木に触れることもできない!

壁に囲まれ生きていく。
​​​​​​​​
死ぬまでずっと…。

​​​​​


ワカコが収容されて3ヶ月間、

​​愛護センター職員誰一人として

「殺処分」の声をあげなかったそう…。



ひとつだけ…

職員さんに確認した。

「ワカコは、いのちのはうす保護家が
幸せに生きれる場所だと思いますか?」

・・・・・

愛護センターのように、


1匹だけでの保護は不可能だし、

多頭飼育の環境は、

逆にストレスを抱えさせてしまうのでは?

その思いだけが拭いきれなかったから。



「いいえ…保護家さんで過ごす時間は、
ワカコにとって幸せです」

この一言で、救われた感じがした。

この一言で、不安が自信に変われた気がした。

・・・・・

当時、いのちのはうす保護家は、

今までにない資金難に苦しんでた。

これまで赤字補填してた私の預金通帳も、

数字が消えた旨を、スタッフに伝えた。

そんな現状でのレスキューは、

スタッフも怖かったはずなのに…

レスキューの反対を、誰もしなかった。

むしろ、夜遅くまで施設に残り、

笑顔でワカコの到着を待っていた。



私同様、責任を背負ってる副代表は、

不安な顔を一切出さず、



緊張してるワカコに、

「心配することは何もないからね」

初めましてのキス。



「介護部屋」(実際は部屋が足りず廊下)​​​​​​

ワカコの新しいお部屋になった。

みんなからいっぱい手をかけてもらった。



「土の上を歩かせたい!」


ワカコと私たちの念願叶った日!



3ヶ月ぶりの大地!

3ヶ月ぶりの木々の匂い!

ワカコのワクワクが伝わるようだった。



捕獲当初のワカコは、

ノミダニだらけの酷い状態だった…。

表情も無く、生きる気力を

失くしたかのようで、

立ち上がることすらなかった…。

愛護センター職員さんが

そう教えてくれた。

​​

それなのに、ワカコは、

人間が大好きだった。

人間を疑う気持ちを

これっぽっちも持っていなかった。

それは…



飼い主から受けた愛情を

ハッキリ覚えていたから…。



ワカコを見てると、

18年前の映画​「AI」​とかぶってしまう。



継母(飼主)を永遠に愛すよう作られた

子供型AIロボットは、

​継母(飼主)から酷い仕打ちを受けても、

必ずまた、​継母(飼主)から愛してもらえると…

そんな日が来ると​
信じ続けた。

…そんな映画のストーリーと、

ワカコから伝わる感情が、

奇しくも同じものだった。



飼い主の身勝手な愛情は、

ワカコの心をズタズタにした。



一番信頼してる大好きな人から

何年も背を向けられる日々…



どんなに悲しかったことか、

どんなに苦しかったことか、

どんなに淋しかっただろうか…。



私たちは、

笑顔のワカコしか知らない。

ひょうひょうと楽しそうに歩く

ワカコしか知らない。

だからこそ…胸が痛んだ。

笑顔に奥にある背景を知ってたから。

「もっと早く出会いたかった」

いっぱいいっぱい苦しむ前のワカコと…。



こんな言葉を出すのは悔しいけど、

飼い主には「ありがとう」の気持ちもある。

だって…

ワカコは本当に良い子だから。

ワカコは「愛」を知ってる子だから。



介助が必要となった老犬は

「老犬ホスピス部屋」から「介護部屋」に

次々移動してくる。

老犬の徘徊で体を踏まれようが、

夜鳴でうるさかろうが、

ワカコは文句も言わず、

イライラしてる様子もなかった。

どんな老犬も優しく受け入れる…

それがワカコだったのに…


​​


急にゴハンを食べなくなり、

水も拒否するようになった。

​これが、

死期が近い…というサイン。



いつも不思議に感じる。

「頭」は食べ物や水分を欲しているのに、​
​​​​
そんな目をしてるのに、

「体」がストップをかけてるよう見える。

「口に入れるな!」…と。

それには、深い理由があった。

体内を空っぽにすることにより、

苦しみのない死を迎えられることを

体が潜在的に知ってるから…。

・・・・・

食べれない、飲めないとき、

点滴を入れる?

シリンジで流し込む?

…何もしない?

見極める目と判断能力が試される。

絶対に間違ってはいけないと、

体がガタガタ震えだす。



当施設には「業務日誌」がある。

11/6 19:00 ~ 翌朝7:00の日誌に

書きなぐってた(誤字もあり)記録。



私は…信じた。

自分の見極めた目と判断能力を…。



そして…

11/6 19:40 決断を出した。

点滴、流動食、水分、

全てストップするという決断を…。



゛ワカコを苦しめたくない…゛

゛最期の時は穏やかであって欲しい…゛

それだけしか頭になかった。

ワカコは、ずっと目を開けたまま

おだやかな呼吸をくり返してた。​​​​



​​・・・AM 3:50・・・​​

一声も発することなく、

体が痙攣することなく、

ワカコの心音が止まった。

ゆっくり、ゆっくりと…



あらためて感じた。

「自然死」とは…​

優しい時間の中に

存在するものだということを。



仲良しだった​パン​の後を追うように

旅立ったワカコ…。

パンとワカコは、再会できたのかな…?



亡くなった24時間は、

お線香の煙が灯りとなり、


暗い道を照らし道案内すると

誰かに聞きました。



ワカコは、ひょうひょうしてるから

道に迷ってないかと、

それだけが気がかりです。

次こそ、幸せにならんといかんのだから…。

早く生まれ変わらんといかんのだから…。



あんなにギュウギュウ詰めだった

「介護部屋」は…



ラン、ひとりぼっちになりました…


・・・・・


今だから話せることですが…

会の運営資金が18,000円になり、

無職
(名ばかりの専業主婦)の私には、

短期集中で出稼ぎに行くことしかできないと、

某県に2ヶ月間…まさに向かう直前でした。

「ゆみさんが2ヶ月も保護家を離れたら
誰が犬猫たちの異変に気付けると!」

「群れのリーダーが2ヶ月もおらんなったら
群れの流れが変わってしまう!」

スタッフから猛反対を受けましたが、
私の決心は揺るぎませんでした。
施設を守るためには、
そうするしかないんだと…。

そんな頑固な私を、引きとめきれたのが、

パンでした…。


私が保護家を旅立つ日の夜、

パンが何度も痙攣を起こしたのです。

​​​​当時は偶然だと思ってたけど、

パンが選んだ最終章を

目の当たりにした私は、

あの日、あの時間に倒れたパンは

決して偶然ではなかったんだと

三ヶ月経った今、

ようやく気付いたんです。



何があっても私は、

保護家から離れてはいけないのだと

教えてくれたのは、パンでした。



そして…



資金難で決心がつかず、

レスキューが遅れたばっかりに

手を差し伸べられなかった「命」。

この子がいたから、

ワカコレスキューの決断がついたんです。



そして…

数名の有志が「いのち」を繋げるお力を、

温かいご支援を私たちに託して下さいました。

結果、ワカコを含む18匹もの犬猫を

レスキューする事ができました。



ワカコは…

そんな皆さんから助けてもらった

かけがえのない大切な存在でもあり、

皆さんから想われた「いのち」でした。



あらためてお礼を言わせてください。

ワカコの分も、ワカコに代わって…

・・・・・
ご支援下さった皆様、

本当にありがとうございます。
ワカコは、みんなに愛されながら、
穏やかな最期を迎えられました。
・・・・・




​​


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最終更新日  2019年11月10日 20時39分07秒
2019年11月08日
カテゴリ:老犬ホスピス
​​​​​​その犬は、ボロボロだった。



命のカウントダウンが

静かに動き始めた。



7日間…。

この犬に残された時間だった。



一言も声を発することはなかった。

「諦め」ではない。

「覚悟」…だった。



どんなにボロボロであろうとも、

どんなに年を取っていようとも、

生まれ持った「気高さ」が

全身からあふれ出ていた。



4年前の出来事なのに、

今でも体がハッキリと覚えている。

檻の前で立ちすくむしかできず、

体が震える感覚だった。

悔しくて…哀しくて…切なくて…。



そんな私をジッと見つめ、

ゆっくりと尻尾を揺らした。

その意味は…

「助けて!」じゃなかった。

「生きたい!」じゃなかった。



「自分を見てくれてありがとう」…だった。

「ありがとう」…それだけ。

この犬はどれだけの時間

ひとりぼっちだったんだろう…



「あんたは・・・それで良いとね!
それで終わるつもりねっ!
絶対、生かせるからねっ!」



2015年8月…

これが、レスキューを決意した

きっかけでした。







ボロボロだった犬は、

「パン」という名前になりました。


群れの中で体が一番小さく​(10K)​

力も無いお爺ちゃんでしたが、

高い頭脳で群れリーダーへと

上りつめたのです。



ですが…


その時間も、

そう長く続きませんでした。



パンの老いが進んでいき、

ここに居ては危険だと判断し、

パンを群れから離しました。
​​
ゆっくり、ゆっくりと…

パンの老化が進んできました。



みんなに介助してもらいながら、

穏やかな時間が流れていきます。

みんなから気にかけてもらう日々。



そんなパンの姿を見ながら、

いつも思い出します。

あの時、レスキューを決意して良かった…と。

今、生きててよかった…と。



今日はどんな物食べれるだろう?

今日はどんな体勢が楽だろう?

毎日毎日、パンの事を想いながら

ひとつひとつ丁寧に

パンと向き合い続ける人達…。

一年間続いた介助生活は、

パンにとって一番幸せな時間だったでしょう…。







パンは群れの「リーダー」だった。

パンは、そんな自分を誇りに思ってた。

誇り高きあの頃を思い出させたいと、

歩行もままならないパンを

ドッグランに連れ出した。



一歩一歩、

地面を確かめるように、

かみしめるように、

パンは歩き出した。

その姿はまさしく、

リーダー、パンだった。

スタッフは涙を流しながら、

見守っていました。

パンの勇姿を目に焼き付けるように…。

「パン…忘れんでね!

誇り高きリーダーだったことを…」







夜の徘徊…

夜鳴き…

認知症も進んでいきました。



私の知ってるパンが

少しずつ、少しずつ…

いなくなっていくようで、

「淋しい」感覚を抱いていました。

私のことも忘れてるんだろうな…と。



管理所の檻の中から、

「自分を見てくれてありがとう」
​​
そう言ってくれたことも、

ぜんぶ、ぜんぶ…忘れただろうな…







10月30日 15:00

 いつものパンの鳴き声に、

少し違和感を感じました。

いつもと違う…ただなんとなく…

慌ててパンを膝の上に乗せました。

その10分後…

パンはそのまま息を引き取りました。



やっと気付きました。

私のことを忘れてなかった…ってことを。

管理所の檻からパンが私に言ってくれた言葉、​​​​​​
​​
「自分を見てくれてありがとう」



今度は私がそっくりそのまま返そう。

「私を見てくれてありがとう」

パンという犬は…



群れのリーダーらしい、

気高い最期だった。








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最終更新日  2019年11月08日 23時45分29秒
2019年10月03日
カテゴリ:老犬ホスピス
​ ​ ↓ 2019/9/6 ブログ記事転載 ↓  

この仔は、室内で大事にされてた老犬。​
それなのに「持込み」


飼主さんが、癌で入院したとのことでした。
それ以上は聞きませんでしたが、
どんな思いでこの仔を手放したのか…
手放すしかなかったのか…
犬がかわいそうとか、
犬の命をどうのこうのとか、
それ以前の問題に、胸が痛みました。

家族や身内はなぜ、
飼主さんの気持ちに、
少しでも寄り添えなかったのか…と。


もし、飼主さんが生きているならば、
「あの子は大丈夫ですよ」
そう声をかけたいです。
大事にされてたこの仔を、
​飼主さんから引き継いで守りたいです。

  ~ ↑ 転載ココまで ↑ ~  



・・・そう思いながらも、
レスキューできない日々が続きました。
それ以上に大切にしたいものがあったから…。



​■レスキューより優先したいこと​

ボニー…。

ボニーが望んでいたこと(​​​私に)​​​は、
​「看られる」​ではなく、
​「見られる」​ことでした。

私の介護を必要としてくれないボニー…

手がかかる仔ほど、カワイイ。
手がかからない仔ほど、愛おしい。



ボニー犬生
の集大成は…

ボニーと過ごした私自身、
3年6ヶ月という時間への集大成
…だったのかも。



​​​ボニーを見送った9日後…

​私の時間も、動きだしました。





 ■レスキュー1匹 

飼主の「持込み」だったこの仔…

​​


認知症が進行し、
足腰も老化が進んでいました。



​​「ラン」ちゃん…

15年間、呼ばれてきた名前です。

​​
15年前、某保健所に収容されたラン。

子犬の生存率すら、低い時代でした。

ランは、優しい高齢ご夫婦に引き取られ、
一命をとりとめましたが…

15年後

こんな未来が待っていたなんて、

飼い主は考えもしなかったでしょう…。



看取る覚悟で、ランをレスキューしましたが…

愛護センターも、うちの施設も、
ランにとっては、何ら変わらない場所。
​​​​

お家に帰ることも、

飼い主と一緒に生きることも…

ランの全てが奪われたんです。

​​​​​​

ランに残された時間が
まだあるのならば…

少しでも良いから、
ランが「幸せ」だと感じてくれる…

そんないのちのはうす保護家であるには
どうしたら良いのか…模索中です。



 ■レスキュー2匹 

檻のすみで怯えていた白い犬…

皮膚病で体はボロボロでした。



白い犬から強く伝わった感情は、

人間=叩く生物…

白い犬にとって、人間という存在は、

暴力的な生物でしかありません。​​​



何年、自分を押し殺してきたのかな…

何年、暴力に怯えた日々だったのかな…

​​

「いい子ね…本当に良い子ね…」

職員さんは、優しく声をかけながら、

白い犬の頭を、何度もなでました。



この白い犬も、レスキューしました。

命名​「ベンティ―」​

高齢でヨタヨタしてるベンティ―ですが、

群れデビューは、すんなり成功しました。

誰一人として、ベンティ―に

けん制しかけないことに驚きました。



人間の私たちには、絶対気付けないものが、

犬たちには見えるんでしょうね…

力ではない、ベンティ―の強さ、

ベンティ―の背負ってきた過去が。




​ ■レスキューその後 ​
​​
​人手や医療費や施設維持費…

毎日毎日が、ギリギリの状態です。

ご報告やお礼が滞っている私たちですが、

それでも、いつも手を差し伸べてくださる

全国の支援者さんには、

「ありがとうございます」の言葉だけでは

お伝えできない感謝の気持ちでいっぱいです。

Facebook、ブログ、思うように更新できず、

本当に申し訳ございません。

​ランとベンティ―をレスキューできたのも、​

​支援者さんのお力添えがあったからでした。​



​ランとベンティ―を助けて下さり​

​本当にありがとうございます。​



ベンティ―は、病院での検査結果、

耳の中が酷い状態で、

治療とケアに時間がかかりそうです…。


背中の腫瘍はおそらく良性ですが、

水を抜く処置は、今後も継続します。


肺炎にもかかっていたので、

隔離しての肺炎治療です。



​ベンティ―、頑張ってます!​







レスキューした子達、​​
今、レスキューを待ってる子達を、
​私たちと共に、
守っていただけないでしょうか…。​​​

​▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601​
  ​動物たちの未来のために代表山下 由美​

​▼郵便貯金 17310-434961​
 ​ 口座名義:イノチノハウスホゴヤ​

▼〒880-1222
宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
いのちのはうす保護家

090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)

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最終更新日  2019年10月03日 17時31分18秒
2019年09月29日
カテゴリ:老犬ホスピス
前記事つづき→2019/09/27 「人間を判定する犬」


​​ ■ 恐 怖 心​ 

​​

ボニーは、気付きました。

自分の体が衰えはじめたことに…。



ボニーは賢い犬だから、

脳の処理能力が衰えてることが、

何よりも怖かったことでしょう…。



ボニーから「従順」の演技が消え、

恐怖心を「唸り」「威嚇」

表すようになりました。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​

9月に入り、ボニーの認知症が進行。

心臓も弱りはじめ、寝たきりになりました。


  


■ 友 

同じく介護期の「パン」とは、

なぜか必ず、お
互いの身体が

どこかしら触れ合っていました。

何気ないその光景は、

私たちの涙を誘いました。

それは・・・



​​
過去、パンボニーは​​

リーダーの座を賭け、

戦い続けた仲だったから。



お互い火花バチバチの

良い関係性ではありませんでした。



そんな二人が今、

体を寄せ合っている。

その姿は…


互いを労わり合うかのように…。​






■ 終 

ボニーの介護生活は

9月17日、

​​静かに幕を閉じた。​​




声を上げることなく、

眠るような

おだやかな最期でした。



パンは、ボニーの亡骸から

離れようとしません。

2人の間で何があったのか…

私には、知る由もありませんが、

2人の間に、特別な「絆」

生まれていたことだけは、

確信しました。



共に元気だった時代、

リーダーの座を引きずりおろされた側と、

リーダーの座を手に入れられなかった側

互いにトップの座を競い合った2人だからこそ、

分かり合える何かがあったのでしょうか…。





■ 判 定 

ボニーが最期にとった行動は

「判定」でした。

最期に寄り添って欲しい人間を、

ボニー自ら選んだのです。

ボニーの判定に合格したのは、

スタッフ美代子でした。



ボニーにとっての介護期は、

自分を演じる必要のない

自分らしく生きれた時間。

スタッフ美代子の​
手厚い介護を

受けているボニーの姿は、

「安心感」に溢れていました。



最初と最期を「判定」で締めくくる!

​​それでこそボニー!​​
​​​​​​​​​​​​
​​​​​​​


ボニーと出会って3年6ヶ月。

最後の最期に、

ボニーらしい「生き様」

見せてもらえたことが、

私の幸せです。



「死に様には、生き様があぶりだされる」

誰かに聞いた嫌いな言葉だけど、

本当は嫌いじゃないかも…



​​​「ボニーの死に様は、生き様全てだった」​​​

心の中で語りかけながら、

ボニーを見送りました。

​​
ボニー!

あんたの最期、

すごくカッコ良かったよ!

戦友「パン」との再会は


もう少し待ってあげてね!




​​​​






レスキューした子達、​​
今、レスキューを待ってる子達を、
​私たちと共に、
守っていただけないでしょうか…。​​​

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  ​動物たちの未来のために代表山下 由美​

​▼郵便貯金 17310-434961​
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最終更新日  2019年09月29日 22時17分52秒
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