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猫ホスピス

2018年11月15日
XML
カテゴリ:猫ホスピス
​​※前編「リンパ腫と戦う松子を書けなかったのは…」
https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201811150000/




「週一の抗がん剤治療の他に何の治療をしてるの?」

藤井副代表に聞いたときに、

​「エンドキサンという抗がん剤​」​



​​「・・・えっ?!」



シクロホスファミド(エンドキサン)は、

毒ガスをヒントに開発されたといわれている抗がん剤、

「揮発性を持った化学薬品」だと言われています。

ただ、効果の高さがあるからこそ、

エンドキサンに変わる抗がん剤は

なかなか開発されないんでしょうね…。

正直、とてもリスクの高い危険な抗がん剤です。


松子の呼吸と一緒に空気中に拡散し、

​犬猫だけではなく、人間への発がん率も高いのです。​



​​「ねぇ、エンドキサンの危険性知ってると?」​​

私の問いに、返ってきたのは・・・

この写真でした。



「松子に服用させるときは、この格好でやってるよ(笑)」
その写真に写る藤井副代表の顔は、

いつものおちゃらけたものではなく、

真剣さが伝わる表情でした。



藤井家は「松子の奇跡に賭けてみたい」と、

一日置きに、リスクの高い抗がん剤を服用させていたんです。

治療中は必ず換気をするか、外で風向きを考えながら

服用させなければいけません。

薬を飲ませる方も、被爆のリスクを覚悟しての治療なんです。

危険性を知ってて・・・

全てを分かったうえで・・・

藤井家は・・・

腹括ったんだね。




抗がん剤の微量被曝は、何年、何十年後に、

身体に異変が出て来ますが、

何の保証もありません。誰も助けてくれません。

​「自己責任」しかないのです。



「松子の奇跡を信じたい」

藤井家が発したその言葉は、

自分達へのリスクをも覚悟した上での

とても重い言葉でした・・・。

以下は、藤井家を代表しての藤井副代表からの言葉です。

「松子はまだ2才なんです!

2年しか生きていないんです!

抗がん剤の副作用もなく、

笑顔で毎日を過ごしています。

寿命をお金で買っているだけなのかもしれない…

でも、あともう少し…

松子に時間を与えてあげたいんです。

あともう少しだけ…

穏やかな日々を感じて欲しいんです。

山下由美代表は、<命を懸けて守る>

という本当の意味と行動を、

映画のモデルとなったひまわりから

学んだと話していました。

山下代表の言葉の意味を、

今、私は松子を通して


初めて知る事が出来ました。

自分の体のリスクなんてどうでも良い!

松子を守りたい気持ちを抑えられないんです。

どうか、松子に時間を下さい。お願いします。」



松子が、苦しい、辛い・・・そう感じたときに、

抗がん剤治療は終わろうと、藤井家も私も、

同じ考えでした。

それまでは、どうか治療を続けさせてください…

高額な医療陽を、松子一人の延命に遣う事は、

正しいのか間違いなのか、答えは分かりません。

いいえ…答えはそもそもないのかもしれません。

どうか、松子が一日でも穏やかな時間を過ごせますよう、

抗がん剤治療のご支援を宜しくお願い致します。

宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​

郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ
​​
※「足長基金」には松子のページがありません。
私が、本当にこれで良いのか迷いが残り、
作っていませんでした。


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      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)


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最終更新日  2018年11月15日 19時58分42秒
カテゴリ:猫ホスピス
​​
​二年前に保健所に収容されてた「松子」は、​

​人間に怯え、ケージの奥で震えていました…。​



​​顔面を強く咬まれ、

右の眼球は、機能を失っていました。
​​


直ぐに松子をレスキューしたのですが・・・
松子は、「猫白血病」でした。

当時は、猫の部屋数も少なく、

松子にはどこにも行き場がなかったのです。



​リスクが高すぎると分かってはいましたが、​

​半身麻痺猫専用部屋に、松子を入れる事にしました。​

みんな下半身麻痺の猫達だったので、

高い位置に松子のケージを置けば、

白血病の松子とケージ越しの接触も無いと思ったのです。



ちょっとしたミスで、この子達の寿命を

奪う結果になってしまう…

「松子を触らないでください」と、ケージに張り紙をしたり、

スタッフ、ボランティアさん達に何度も声をかけ続けました。



​リスクは大きい・・・​

​保護施設責任者として、私は失格だったかもしれない。​



でも、今の松子に大切なのは、優先すべき事は、

恐怖心を取ってあげる事だと思ったんです。



松子はケージの奥から、毎日毎晩、

私を目で追いながら観察していました。



そして・・・

やっと前に出て来れるようになり、



表情が出せるようになり、



​ケージから手を伸ばして甘えるようになりました。​



うれしかった!

松子から信じてもらえたことが、

​​すごくすごく、うれしかった!



だけど・・・

白血病の松子を、ケージから出してあげる事も、

接する時間も限られていました。

頭を抱えていた私に、

藤井副代表は、こう話を切り出しました。

「うちには、保護家から預かってる

白血病のニコマルがいるやん!

この際、藤井家は白血病専門の預かりになるよ!

白血病の猫達も今後レスキューしていこう?

他の猫達と同様に、白血病の猫達にも

生きる道を作ってあげたいとよ!」

藤井家は、​松子をきっかけに、

「白血病猫生涯預かり」

という役目になる事を、決断してくれたのです。



松子は、藤井家でノビノビとノンストレスの日々を

送ってきました。

松子の側にはいつも、人の温もりがありました。

発症しないまま寿命全うできるかもね♪
その位、松子は病気もせず元気悠々な子だったんです。



そんな松子に異変が起こったのは、

今から1ヶ月前・・・。

​松子は『リンパ腫』​と診断されました…。​​
​​


胸と心臓の周りに水が溜まっている状態でした。

​リンパ腫は、完治がないと言われている癌です。​



松子は白血病のため、抗がん剤治療しても、

効果はほぼない、余命を延ばすことは出来ない…。

それは分かっていました。



仮に、白血病じゃなかった場合も、

リンパ腫の抗がん剤治療は、短くて半年、長くても一年…

あくまでも「延命治療」に過ぎません。


「通院や副作用で苦しめてまでも、

長く生かす意味はどこにあるのか…?」

これが私の考えにありました。
これまで多くのリンパ腫の犬猫達を

介護と看取りをしてきました。

その経験から得た私の考えです。

決して、押しつけでも、きれい事でも、

放棄でも、正論だと思っていない事はご理解ください。


それでも私は、松子の抗がん剤治療を勧めました。

「抗がん剤の副作用がなければ、延命治療は有り!」

というのも、考えのひとつにあったからです。​



松子は、毎週抗がん剤治療を受けています。

なぜならば・・・

​松子の身体には、抗がん剤の副作用が一切出なかったのです。


ですが、喜ばしい結果とは裏腹に、

別の新たな課題が出て来たのです…。



抗がん剤治療には、莫大な費用がかかっています。
二つの方法をとっているため、

松子の抗がん剤治療には、​毎月10万円…​

大きな金額が動きはじめたのです。


​​リンパ腫は完治はしない…。​​

​​松子の寿命を、​​

​​毎月10万円で買ってるだけかもしれない。​​

その大事な10万円という大金は、

松子1人だけの延命治療ではなく、

​​今、生と死の瀬戸際で待っている子達に​​

​​手を差し伸べるべきお金なのかもしれない!​​

そんな想いが、私の中にはありました。


だからこそ、松子の高額な抗がん剤治療がスタートしても、

ブログやFacebookで、松子の状態報告や、

「松子の医療費のご支援をお願いします」

という言葉や文字が出せなかったんです。

​皆さんに「松子を助けて!」と、​

助けを求める事が出来ませんでした。



だけど・・・

今日、こうして動き出したのは、

藤井家の覚悟を目の当たりにしたからでした。



・・・・後編に続きます。
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最終更新日  2018年11月15日 20時13分48秒
2018年11月01日
カテゴリ:猫ホスピス
​​
1月21日に愛護センターで保護され、

二ヶ月弱ずっと檻の中に居た老猫。



センター職員さん達も二ヶ月間、

人に馴れてくれるようにと、

頑張って下さってたようで、

保護当初の激しさは、

徐々になくなってきましたが・・・



人間を拒絶する心は強く、
心を開く事はありませんでした。



そして・・・



​衰弱は進んでいくばかり…との事でした。​




この仔には、もう看取りしか残されていない…



この子らしい最期を迎えさせよう!

3月末、レスキューを決意しました。

​命名「ミト」


ウーウーシャーシャー威嚇はありましたが、

決して咬んだり爪を立てる事はありませんでした。



なんとか、人を好きになって欲しいと、

なんとか、信頼関係を築けたらと、

スタッフは懸命に「ミト」と向き合おうとしましたが…



体を硬直させ怯えるばかり。

ミトは、懸命に自己暗示をかけている事に

気付きました。

​「…この体は私ではない…私ではない…」​と。



それは・・・



恐怖心、痛み、悲しみ、苦しみから、

​自分の心身を守るために自然に働く業、​

間違いなくそれは、「防衛本能」でした。​








ミトは、口の中がボロボロで

口の中が腫れ上がっていました。

歯茎の中に、悪い歯が埋まっている状態で、

切開しての抜歯…

とても大きな手術になりましたが…



抜歯して時間が経過しても、

ミトの痛みはなかなか取れない様子でした。

なぜ?悪い歯を全部取ったのに、

​なんで痛みが続くの…?​



ただでさえ、人間が嫌いなミトに、

通院治療が、どんなに苦痛でどんなに怖かったか…

それでも私達は、痛みを取る事を優先させました。

治療をレーザー治療へと変更しました。

​痛みさえなくなれば、もう無理はさせないからね…​

​ミトとそう約束しながら…。​



​この時すでに手遅れだったことを、​

​知る由もなく…。​





「猫ホスピス部屋」で、

仮眠を取っていた明け方、物音で目が覚めました。

​ミトが、激しい痙攣を起こしていたのです!​



​痙攣は、60分程続きました。​

​​なぜ痙攣が?

​​ミトの身体の中で、
​​一体何が起こってると?​​​




ミトのかかりつけ病院は、休診日でした。

先生に、個人メールでミトの痙攣の動画を送ったら、

直ぐにご連絡を頂きました。

「遠慮しないでミトちゃん連れて来て!
私は保護家さんの力になろうって
決心固まってるんだから!
自分に出来る事をやりたいだけだから!」

先生の優しさと、強い信念に、

魂が震えました。



ミトは、もう時間の問題でした。

細菌が脳に回ってしまったのです。

このまま入院させて、血管からの点滴を続けるか、

今日は点滴を抜いて、翌朝点滴を再開するか…

二つの選択しかありませんでしたが、

今夜は連れて帰ろうと判断しました。





苦しんでいるミト。

いつもミトを気にかけてたスタッフは、

思わずミトを抱きしめましたが…



ミトを下におろすよう、スタッフに告げました。

ミトが望んでいるのは、

人の温もりではなかったんです。

​​「1人にして欲しい…」
​それが、ミトが望む最期の迎え方でした。​



夜が明けるまで、ミトを見守りました。

苦しまない最期を、願いました。



グルグル歩き回り落ち着かないミト…。

​もう意識はなかったと思います。​

​細菌が脳に回り、違う意味で、​

​ミトはミトでなくなってしまったのです。​

私は、ミトを見守る事しか出来ませんでしたが…



「ねぇ、ミト…?」

話しかける度に、耳だけを傾けるミト。

朦朧とした意識の中でもしっかりと…。

それは・・・

​ミトが望んでいた距離感に、
やっと気付けた瞬間でした。​




​ミトにとって「声」は「体」だったのです。​

​「声」との触れ合い・・・​

それは、ミトにとって、
体の触れ合いと同じ意味するものだったのです!



なんで今頃になって気付く?

なんで今まで気付けなかった?

いいえ、

なんでミトを知ろうとしなかった?

・・・悔しい。

ミトに申し訳ない!





夜が明け、病院送迎ボランティアさんが

ミトのお迎えに来てくれました。

夕方まで病院で、血管点滴の予定でしたが…



​「病院に到着してすぐに…息を引き取りました」​

そう先生から連絡が入りました…。



やっぱりミトは、

私の前で逝く事を避けたんだな…

そう感じました。

​​ミト、本当にごめんなさい…。


ミトは、いつも一人ぼっちでした。

そんなミトの側に、黙って寄り添っていたのが、



ニコも、恐怖心や苛立ちを抱えながら、

やっと人間に心を開いた子でした。

きっと、ニコは分かっていたんだと思います。

​ミトが抱えている心の痛み、苦しみを…。​



自分がカムに支えられてきた事を、

今度は自分が、支える側になっていたんだと、

この二人を見てると、

そう感じずにいられませんでした。



そんな支えてくれたニコを追うように、

ニコが亡くなってちょうど二ヶ月後、

ニコが旅立った同じ時間帯に、ミトは旅立ちました。



​ミトの枕元に、ニコの遺骨を添い寝させました。​

私は、ミトの心を開かせることを諦めていました。

レスキューしたときには、もう先が短い事が分かっていました。

だったら、自分の好きなように生きて欲しいと…。



そんなミトに、最期まで寄り添ってくれた

誰かがいた、ニコが居てくれた…

ミトにとって、唯一の心の支えだったのかもしれません。

最後の最期に、ミトが望んでいた

コミュニケーションに、

もっと早く気付いてあげてれば…

​ミト、本当にごめんなさい。​




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最終更新日  2018年11月01日 23時51分09秒
2018年10月30日
カテゴリ:猫ホスピス
​​
ニコとの出会いは、
「愛護センター」が出来る5年前、
2012年の6月でした。



宮崎市保健所の裏にある
物置部屋のような「保護室」で。



このときのニコは、まだ生後三週間位。

本来は、子猫は譲渡の可能性もあったのですが、
ニコは「AIDS陽性」のため、
譲渡の道はほぼ閉ざされていたので、
レスキューを決意しました。



こんな小さな体で、ニコはとても狂暴でした。

シャーシャーと声で威嚇する事は
ありませんでしたが、
手を出すと、思いっきり爪を立て、
両手でグッと腕を掴み、唸り、咬む。

無言の攻撃を繰り返す仔でした。



性格が落ち着くまではと、
私の自宅に連れて帰り、
心のリハビリスタートでした。



半年後、いよいよ「いのちのはうす保護家」へ。

先ずは、私以外の人間にも慣れてもらうため、
色んな段階を経て、やっと「AIDSっ子部屋」に
お引越しする事が出来ました。



成長する度に、貫禄が出てくるニコ。



強面へと成長していきましたが、
性格は穏やかになり、
抱っこしても反撃する事も
なくなっていきました。



ただ、人間とは一定の距離を置くニコ。

私達スタッフもボランティアさん達も
みんなニコの性格を把握し、
尊重するようになりました。



「ニコのペースに合わせる」
みんながそれを守ってくれたからこそ、
ニコから信頼を得る事が出来たのです。



それを忘れると、
大魔神のような形相で怒られますがね(^^;

​ニコが保護家に来て6年目の8月…​
​ニコの異変に気付きました。​

原因が分からず検査入院。
某検査機関にて「​悪性所見なし」
​簡単に言えば「ま、心配する事はないでしょう」の​
検査結果が戻ってきたのです。

「その結果に納得できない…
とことん調べさせてくれないだろうか?」

かかりつけの先生は、
私に相談してきました。

先生は、ご自身の経験と直感を信じていたのです。
​「そんなはずはない!」​
・・・と。



本来ならば、私自身、精密な検査結果を
信じるところでしょう。

だけど、
先生の直感と、先生が抱いてた違和感の方を、
私は迷わず信じました。

連れて帰りたい…
そんな気持ちを抑えて、
ニコを先生に託しました。

更に精密な検査をした結果・・・




​コロナウィルス​(コロナ自体は怖くも珍しくもない)​を持ってて、​
​突然変異でFIPになっていました。
やはり、先生の経験と直感は当たっていたのです!

FIPの診断はとても難しく、
FIPは誤診がとても多いそうです。

「FIPが完治した」とネット上で見る事もありますが、
元々、FIPに似た症状だったという事も考えられます。

生存率1%・・・ほぼ完治はないんです。

FIPと断言できるようになったのも、
医学の進歩なんだな・・・と感じました。



ニコは、看取りに入りました。

日に日に衰弱していくニコ・・・。



それでも、フラフラしながら甘えに来る。

私からひと時も離れたくないかのように。

あんなに「ツンデレ」だったニコが・・・



「母ちゃん、ずっと一緒に居ようね」って…。
体に触れる事で落ち着ける様子でした。



私がニコから感じたのは・・・

「誰にも会いたくない」

というものでした。



「ニコ・・・あんたは残酷な事言うね。
あんたは会いたくなくてもね、
あんたに会いたい人は沢山いるんだよ?」

私は、ボランティアさん達を傷つけると思ったし、
みんなからどんな事思われても良い。
嫌われても良い。

ニコの気持ちを尊重する道を選びました。

そして・・・

毎日書いて、グループLineに流している
業務日誌にこう書きました。



みんなにごめんね・・・
という気持ちでニコの状態と
ニコの気持ちを正直に書きました。



自分が憎まれる覚悟で書いたけど、
うちのボランティアさん誰一人、
そんな人は居ませんでした。

仲間皆がニコの気持ちを尊重してくれたのです。
やはり、保護家メンバーは凄いんだな…と、
ボランティアさん達にありがとう…
という気持ちで胸がいっぱいになりました。

スタッフ藤井、薫、美代子、麻美、私、
ニコ・・・そしてカムカム(私の相棒)、
みんなが一致団結して、ニコを見守り続けました。



日中は、スタッフと交代制でニコの側に寄り添いました。
痙攣の間隔が短くなり、瞳孔が開く事も多くなりました。



私は・・・

眠る事に恐怖心を感じていました。
もし、寝てる間に痙攣起こしたらどうしよう…
もし、寝てる間に死んでたらどうしよう…

自分の最期の時は、自分で選ぶだろうと
分かってはいながらも、
そこだけは、ニコを尊重する事を拒否しました。

「ニコが息を引き取る瞬間一緒に居させて」
・・・と。



夜は、ニコを膝に乗せたまま
座って睡眠をとるようにしました。

少しの異変にも気付けるようにと…。
熟睡するのが怖かったんです。

視力が0.01なので、直ぐに動けるよう
眼鏡もかけたまま。



この数分後・・・
ニコは永眠しました。

スタッフが出勤する時間を待っていたかのように、
スタッフが揃った時に、最期を迎えました。

やはり・・・

ニコは、自分の最期の時を選んだんだね。



亡くなる前日、太陽の陽を浴びました。

ニコは、朦朧とした意識の中、
スタッフ麻美の目をジッと見つめ続けました。

スタッフ麻美にお礼を告げているような、
そんな意味のある目をしていました。



ニコには分かってたんでしょうね。

最後の夕陽だという事を・・・。











ニコは、今年の8月にカムカムと再会した時、
カムカムの目線の先に何度も何度も
移動しながら、懸命に甘えていました。

この二人が再会するのは5年ぶり。
5年間も会っていなかったのに、
ニコは、カムカムを覚えていたんです。


カムカムの方は、ニコの事を忘れている様子で、
あまりにしつこくて、唸ってましたが、
ニコはそれでもお構いなしに、ゴロゴロスリスリ。



ニコが衰弱していくと同時に、
カムカムは、ニコをずっと見守ってくれていました。



二人の間でどんな会話があったのか、
私が知ることは出来ませんでしたが、

「ニコはカムカムに守られてる」
それだけは感じる事が出来ました。



人間が邪魔で、ニコの姿が見えないときには、
覗き込むようにニコの姿を確認していました。



ニコは、最期のあの苦しい期間、
苦しみよりも、見守られてる心地良さの方が
勝っていたのかなと思いました。



レスキューした半年間、
不安や恐怖心や苛立ちを抱えながら
私の自宅で心のケアをしてきたニコ。



生後三週間から半年間、
そんなときに、心の支えになってたのが、
きっとカムカムだったのでしょう…

きっと、子猫の頃の記憶が
ずっと残っていたのでしょう…



ニコは生前、カムカムと同じ仕事を
受け継いでいたのです…。
自分がしてもらった事を、今度は自分が、
「ミト」という猫に・・・。

この続きは後程書きたいと思います。



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最終更新日  2018年10月30日 15時37分37秒
2018年10月18日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​​
※前半「5年という年月を退く」

私以上に、優雨の遺りの時間を大切に思ってたのが、
スタッフ麻美でした。



猫カフェ閉店後、いつもホスピスルームに来て、
一生懸命介助をしていました。

食べないとき、水を摂れないとき、
そんなときに、何か口にできる物がないかと、
色んな食事を試していく。

水を飲ませる容器、角度、五感を集中して
優雨と向き合い続けたのが、スタッフ麻美。

スタッフ麻美は、保護家に来てまだ2年位。
その短い期間に、
多くの猫達の介護と看取りを経験してきました。

自ら、介護と看取りを志願して・・・。



​「優雨を連れて帰っていい?​
優雨と一緒に通勤する形をとっても良い?」

スタッフ麻美も気付いていました。
「ホスピスで死にたくない」という優雨の気持ちに。

そんなスタッフ麻美だったからこそ、
優雨を託すことを決めました。

5年間の、私と優雨の時間に、
ピリオドを打ちました。

今度は、二人を見守っていく側、
第三者のような立場になろうと決めたんです。

自分をその立場に置かなきゃ、
見逃してしまう大切な事があるように感じたから…。



スタッフ麻美と優雨、
二人の時間が始まりました。

優雨は、口の中に腫瘍があり、
レーザー治療も行ってきました。



ヒョウヒョウとしてるスタッフ麻美の天然ぶりは、
どんどん優雨にも移ってきていました。



腫瘍が破裂して、口の中が血だらけになった事もありましたが、
やはりヒョウヒョウとしていました。

どんどん二人が似てくるのです。







優雨の目は…
瞳孔が開きっぱなしになりました。

腎不全の症状でもありますが、
こうなったときに、もう遺された時間は
あと僅かなんです・・・。



スタッフ麻美は、私にこう言いました。

「毎日通勤のあの車の移動が、優雨の身体に
負担だったんじゃないかな?

進行が進んだのはそのせいかな?

私のせいかな?

やっぱり、連れて帰るべきじゃなかったのかも。

足長基金で優雨に支援してくれた皆さんに
申し訳ない事をしてしまった…」

・・・と。



私は、スタッフ麻美にこう告げました。

「確かに、車の移動は優雨の身体に
負担じゃないとは私も言い切れない部分。

でも、優雨は何を望んでた?

1分でも1時間でも1日でも長く生きる事じゃないよね?

遺りの時間を優雨がどう過ごしたいのか、
もうわかってるよね?

生きる長さじゃないよ。
その時間をどう過ごしたかだよね?」



​​・・・そうだよね?優雨。



この日から、スタッフ麻美は自信持って
優雨との出勤を継続する事を決意しました。

平日は、カフェにお客様がいないとき、
営業時間が終わったとき、
優雨は、いつもスタッフ麻美の側に居ました。



座り作業の時は、いつもスタッフ麻美の膝の上で、
一緒に仕事をしていました。



毎日毎日、ここでスタッフ麻美の横顔を見ながら、
一緒に帰宅する時間まで待っていました。



優雨は、私と過ごした5年という年月よりも、
心が繋がり合ったスタッフ麻美を、
深く愛していました。

10月13日。
この日は、土曜日だったこともあり、
スタッフ麻美は、保護家敷地内にある
保護猫カフェ店長として、優雨の元を離れました。

パソコン部屋で作業していた私に、
「優雨を見てて」と、
私に託しカフェの仕事に戻りました。

しばらくすると・・・

​​「母ちゃん!麻美を呼んで!」​​

優雨がそう言ってる気がして、
スタッフ麻美を直ぐに呼び戻しました。



スタッフ麻美がかけつけた3分後…

優雨は、苦しむことなく眠るように
息を引き取りました。

なぜ、あの時間だったのか…

それは・・・

人前で決して弱音を吐いたり泣いたりできない
スタッフ麻美の性格を、
優雨は知っていたからだと思います。

彼女は決して強くはない。
だからこそ、優雨はあの時間を選んだんです。

「私が最期を迎える瞬間は、
母ちゃん必ず、
麻美の側に居てあげてね。
麻美をちゃんと泣かせてあげてね。
支えてあげてね」

それが、優雨の遺言だったのでは…?
そう感じました。



翌日の葬儀・・・

スタッフ麻美は、涙を少しでも隠そうと
マスクを着用していました。



「優雨たん…優雨たん…」

最期に小さな声で話しかけていました。



火葬の中に入っていく優雨・・・

ゴーッという音と共に、微かに聞こえてくる
スタッフ麻美の泣き声…。



泣くのを我慢しなくて良いんだよ…

いつも涙を必死に堪えて、
ずっと苦しみを溜め込んでしまう…

そんなスタッフ麻美の性格を心配してた
優雨から私への遺言のような気がしてなりませんでした。

思いっきり泣かせてあげて欲しい…って。



振り返ると、愛おしそうに優雨の骨壺を抱く
スタッフ麻美がいました。

「それで良いんだよ…」
心の中で呟きました。



5年間という私と優雨の歴史なんて
とても小さいものでした。

この二人の深い絆には、
とうてい敵わない・・・



​​おやすみなさい…優雨たん。​​





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宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​

郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)


「いのちのはうす保護家」HP
http://pawstamp.com/hogoya/

「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HP

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最終更新日  2018年10月18日 11時57分02秒
2018年10月17日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​
車のエンジンルームで
暖を取っていた1匹の猫。



人の気配を感じたとき、
いつもなら逃げれたはず。

上手に逃げれていたはず。

きっと、この日は疲れて
深い眠りについていたのでしょうか…

ばれないようエンジンルームで
身を潜めていたそのとき、
大きな音と共に、

​​右腕が飛ばされてしまったのです。​​



保健所からレスキュー要請があり、
保護家に連れて帰ったのは、
生粋の野良猫さんでした。

レスキューした日に振っていた冷たい雨。



この子は、何度冷たい雨に打たれて来たんだろう。

いつかこの子にとって、優しい雨に変われたら…

穏やかで優しい時間を過ごせますように…

そんな色んな願いを込めて
​​「優雨」(ゆう)と名付けました。​



威嚇が激しいのはもちろんの事、
近付くだけで、飛びかかる体勢に入る「優雨」。

「シャーッ!」を通り越した
「ガッ!」という力強い声。

なんとか人間に慣れて欲しい・・・
好きになってくれなんて、
そんな贅沢は言わないから!

三段ケージの中で過ごす日々。
とうとう1年が超えてしまいました。
飢える事も暑さ寒さもない。
体は確かに守られている。
身の安全から守られている。

でも・・・

優雨の尊重と尊厳は​
「いのちのはうす保護家」にはなかった‥。

​​​飼い殺し​​​
​​生き地獄​​

自分のしている事に、罪悪感を抱き続けましたが…



ボランティアさん達は、決して諦めませんでした。
少しずつ少しずつ、優雨に伝えてくれました。

​「大丈夫。人間は怖くないんだよ」​

ボランティアさん達は、
手を傷だらけにしながら、
優雨との距離を縮めていきました。



レスキューから1年半。

特定の人間には心を開いてくれるようになり、
優雨のケージ生活は、
終わりを迎える事が出来ました。



猫も苦手な優雨だったけど、
特定の仔には心を許せるようになりました。



猫と戯れる優雨。

キャットタワーの上を陣取る優雨。



やっと…やっと!

​​冷たい雨が、優しい雨へと変わったのです!​​

良かった・・・

1年半、ボランティアさん達も、
優雨も本当に頑張りました!

2018年1月末に完成する
​「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」​
​​HOGOYA​​
いよいよopenできる!

まだ人見知りさんの優雨は、様子を見てから
カフェデビューも有りだなと、
楽しみにしていた矢先・・・



​​「腎不全末期」​​
​余命半年・・・そう宣告を受けました。​

こんなに元気なのに?
こんなに毛がツヤツヤなのに?

優雨は、大部屋(現・オレンジルーム)に
二度と帰れなくなりました。



最期を迎える部屋…
「猫ホスピスルーム」の住猫になりました。

優雨をレスキューした5年前、
体に触れさせてくれる日が来るなんて、
想像することすら私には出来なかった。



5年前、私はこう願いました。
​「恐怖心だけでもなくなって欲しい。​
好きになってくれなんて、
​そこまでの贅沢は言わないから!」​​


優雨が生きて来た長い猫生の中で、
人間からどんなに怖い目に合わされてきたのか、
優雨の心が物語っていたから…。

だからこその願いでした。

好きになって欲しいなんて、
高望みだと諦めていたのに・・・



喉をゴロゴロ鳴らしながら、
甘えに寄ってくる優雨。



ブラッシングが大好きで、
​「母ちゃん、あたまあたま!あたまをして!」​
いつも頭を差し出してくる優雨。



優雨は、1日置きに点滴をしていました。

点滴針を刺すときも、動揺することなく
ケロッとしてる優雨。

逆に、この点滴の時間が、
優雨はとても好きだったのです。

​そこには、胸が痛む切ない理由がありました。​



「いのちのはうす保護家」は、慢性人手不足。
なのに、介助が必要な犬猫が沢山居ます。
バタバタと作業に追われてる日々なので、
なかなか優雨だけに時間を取る事が出来ないんです。

点滴を入れ終わるまで、
優雨を安静にさせてないといけないので、
スタッフがずっと優雨の身体に集中しながら、
体を優しく触れながら、声をかけながら・・・
優雨だけを見つめる。

それが点滴の時間なんです。



スタッフ薫にお尻をスリスリ寄せて甘える優雨。

​「薫しゃん、私の事見てる?私頑張ってるでしょう?」​
何度もスタッフ薫の顔を確認します。



​「ねぇ…本当に死んじゃうと?
優雨、居なくなると?」​
私の中では、優雨との別れすら想像できませんでした。

だって・・・

レスキューした日から1年半後に、
やっと優雨に触れても良いよって許可を貰えて、
1年半後にやっと聴けた優雨の喉の音。

あの1年半の葛藤の日々。

その後、
​優雨からもらった3年半という優しい時間。​

その思い出が強すぎて、
「別れ」まで想像できんよ・・・

​​無理だよ・・・
優雨は、いつも守ってくれてたよね?

末期だと言われた子達に、
いつも優しく寄り添ってくれてたよね?



コッシーの時も・・・



ニコの時も・・・
いつも一緒にホスピスの仕事してくれてたもんね?



だけど・・・



ここで、この日を境に、
私は、自ら退く道を選びました。

​私の役目はもう終わったのです。​

​次に私が進むべき道は・・・​

​​※後半に続きます。



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最終更新日  2018年10月17日 14時54分33秒
2018年07月30日
カテゴリ:猫ホスピス
​副代表が見守る中、

静かに永眠したと連絡を受けました。



私はなぜ、起き上がらなかった?

なんで、会いに行かなかった?

電話でリンちゃんに

声を聴かせる事位できたはずなのに、

なんで、それすらしなかった?





7/18、保護家に出勤すると、

リンは、一足早く保護家に帰ってました。

深夜まで寄り添い、看取ってくれた副代表に、

何度も何度も「ありがとう」と伝えました。





リンちゃんは、自分を家庭猫だと思っていました。

それ以上に、

私の相棒カムカムと同じ位置にあるのだと…

自分の存在価値をそこに置いていました。



「リンちゃんをパソコン部屋に連れて行って良い?」



リンちゃんは、この場所がお気に入りでした。

リンちゃんからは、どんな風に見えていたんだろう?

リンちゃんの目線まで下がると…

私がパソコンに向かっている姿がよく見えていました。

カムカムの姿も見えていました。



だから、いつもこの場所だったんだね・・・。





リンちゃんが、吐血しながらも頑張れたのは、

生きる気力となっていたのは、

「一緒に居る時間」

それだったんだよね?

失って気付く事ばかり・・・。



7/15…
今夜は帰って来ないの?

7/16…
母ちゃんなんで居ないの?

7/17…
母ちゃん…?

この三日間、

リンちゃんがどんな思いで

この6畳の部屋で待ち続けたのか…



ごめんね・・・

私の判断ミス、

決断力がなかったために、

リンちゃんの死期を早めてしまいました。



私は、いつも、涙を流す情けない代表ですが、

決して、死を惜しみ、死を悲しむ、

優しい涙ではありません。

決して、綺麗な涙ではありません。



私とこの子達の物語は、

檻の中から始まります。

​生きるか死ぬか、​

​生かすか殺すか、​

​目の前の命への責任を背負うのか、​

​この子の過去を理解できるのか、​

私には「愛」はありません。

「可哀想」という感情はありません。

ただ、サポートしたい、

目の前の命を尊重したい、

この子らしい最期を迎えさせたい、

それだけなのかもしれません。



だから・・・

ただただ、「申し訳ない」「ごめんね」

後悔と懺悔、自分への怒りの涙しか出てこない…

いつもいつも・・・。



「山下リン」

リンちゃんが最期まで

そう思っていたのなら、

私は、一生リンちゃんの想いを

背負って行こう。



今更遅いかもしれないけど、

リンちゃんを尊重しよう…。

決して、えこひいきではなく…。

いつもリンちゃんが居た場所…


「山下不在の今、副代表の私が頑張らなきゃ!」

そんなプレッシャーと戦いながら、

最期の瞬間まで

リンちゃんの側に寄り添い、

看取ってくれた副代表。

そして…

お世話してくれてた

スタッフ達・・・



本当にありがとう・・・





どうか、ご支援ご協力を
よろしくお願い致します。

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最終更新日  2018年07月30日 14時03分39秒
2018年07月25日
カテゴリ:猫ホスピス
出会いは、6月14日。



管理番号4-17。

エイズ&白血病、

ダブルキャリアの仔。



​それが、

「リン」という猫でした。


「リン」最期の場所が、

このお部屋…。

その事も含め、

​自分の運命全てを「リン」は、​

​気付いているのだな…​と、

感じました。



白血病ネコ専門預かりさん、

副代表の家は、
もういっぱい。

そして・・・

「リン」は、腎不全末期だったので、

管理が必要でした。





どうする?

​「リン」レスキューを諦める?​





どうする?

​「リン」を見なかった事にする?​





・・・保護家の子達を守るために、

​「リン」を見殺しにする?​



そんな事を考えている自分の頭、

思考・・・

なんとかして抑え込まなきゃ!

自分の心の強さとの戦いでした。





6月20日、「リン」レスキュー。



「リン」のレスキューは、

その他大勢の1匹でした。



「リン」は、私の6畳パソコン部屋で

保護する事になりましたが…

パソコン部屋には、

風邪治療中の子猫達が居たのです。



白血病を、子猫達に絶対に感染させないよう、

免疫力低下してる「リン」に風邪を感染させないよう、

徹底した管理が必要になりました。

この部屋に入れるのは、

経験と知識を積んだスタッフのみ。

部屋の清掃は、出来るだけ私が担当する。

色んなルールを決めてのスタートでした。





リンちゃんには、歩き回る元気すら、

もうありません。

​リンちゃんの世界は、​

​この小さなケージの中だけでした。​



沢山の猫を抱えている私達の施設、

「いのちのはうす保護家」。



腎不全末期の仔、

神経麻痺の仔、

病気治療中の仔、

免疫力のない子達が、多くいます。



保護家の子達を守るためにも、

白血病に感染させないためにも、

リンちゃんと触れ合う時間は、

「朝の掃除の時のみ」

そう決めていました。

たった1時間。
たった60分。


​リンちゃんは、

頻繁に吐血していました…。



それなのに・・・

日に日に元気になっていくのです!

某メーカーのウェットフードのみ、

好んで食べてくれていました。



でも、リンちゃんの目の前で

パウチを開封してお皿に入れないと、

なかなか食べてくれない。

とても賢い子だったから、

その他大勢の子達の

「ついでに持ってきた」ではなく、

​「リンちゃんのためだけに持ってきたんだよ」​

が、伝わらないと

プイッとすねてみせるのです。



たまに忙しくて、

その行動を忘れてしまい、

「ついでに」ご飯を運んでくることもあったけど、

やっぱり食べない。

「あ、そう!食べんなら良いよ~」

そう言って部屋を出て、

しばらくして戻ると…

お皿は空っぽになっているのです。

私がいない間に、コッソリ食べてたリンちゃん(笑)



リンちゃんがケージから出れるのは、

24時間の中で、たったの60分。
遊びながら体を洗浄したり、

ブラッシングしたり、

私の中で、最も大切にしていた時間。



トイレの段差だけでも大変そうなのに、

リンちゃんは、なぜ、

元気に見えるんだろう?

一日中この小さな中で

過ごしているだけの日々なのに…





接していくうちに

リンちゃんの感情が伝わりました。

リンちゃんにとって、
​この「60分」が、​

​生きる全てだったんです。​

​生きる気力となっていたのです。​



だけど・・・

その時間と同時に、

残酷な時間も進んでいる現実。

​リンちゃんに​

​残された時間はあと僅か…​



スタッフとボランティアさん達に、

こうお願いしました。

「最期にリンちゃんをケージから出してあげたい。
このパソコン部屋でフリーにしてあげたい!」

スタッフとボランティアさん達は、

リンちゃんのために、

犬猫達の部屋の配分を考え、

遅くまで施設に残って、

リフォームに動いてくれました。



リンちゃんは、自分の事を

「保護猫」「その他大勢の1匹」

そう思っていませんでした。



​リンちゃんは、自分の事を「山下リン」だと…​

​保護猫ではなく、飼い猫…​

​私のパートナーだと思っていたのです。​



だから、

私の相棒カムカムの側から

離れませんでした。

犬のように、カムカムの指示に従い、

カムカムと同じ場所で、

私を見ていました。





私は、7/15のイベントの準備に

追われる日々が続きました。

保護家に居ても、

パソコンのモニターしか見てない日々。

「私…何やってんだろう?
この子達の目すら、最近見てないよね?
何のためのイベント?
誰のためのイベント?
伝える側の私がこんなんじゃ、
本末転倒やん!」



イベント前日、

ふと、そんな自分に気付き、

情けなくて涙が止まらなくなりました。

リンちゃんを見ると…

嬉しそうに駆け寄り、

側から離れません。

「やっと目を合わせてくれたね~」

そんな感情がスッと

伝わってきたのです。

ここ数日甘えるのを我慢してた…

そんな感じがしました。



「ごめんね、ごめんね」

リンちゃんに

泣きながら謝りました。





そこまで気付いけてたはずなのに・・・





7/15イベント当日の朝、

バタバタと用意してたので、

リンちゃんに伝えていませんでした。

​今日は、留守にするからね…​

という、大事な事を・・・。





7/16夕方・・・

イベント終了直後、

私は、疲労で倒れました。
当面、保護家を休まざるを得ない、

そんな体になっていました。



翌日7/17の夕方・・・

副代表から、連絡がありました。

​「リンちゃんの死期がそろそろかもしれない」​

副代表は、

リンちゃんを自宅に連れて帰ってくれました。

添付されたりんちゃんの写真から、

「母ちゃん・・・」
そんな風に聞こえてくるようでした。



​それでも私は・・・

ベットから起き上がる事が

出来なかったのです。

いいえ、しなかったのです!



~後編に続きます~









最終更新日  2018年07月25日 19時29分57秒
2018年05月25日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​Facebook​をされていない方も多いと思いますので、
Facebookにて記録し続けたものを
編集しながら掲載させて頂きました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

​​5/22​​

皮膚ガンの「うらら」は、
進行の早い皮膚ガンでした。

日に日に溶けていく皮膚・・。

気安めなのかどうなのか分からないけど、
毎日痛み止めの注射。





「うらら」が食べれなくなったときが、
決断の時だと覚悟してましたが・・・

とうとうその日が
やってきました。



​うららは、もう何も食べれません。

でも・・・

うららから感じるのは、
「生きたい!」
「生きてるんだよ!」

スタッフが点滴しながら、
ただ、見守るしか出来ない。
それがうららの望みならと。

息苦しいときは、口呼吸しながら
必死で生きている。



右眼球の奥に腫瘍も出てきた。
​進行があまりに早すぎる。​​
手で触らないよう
エリザベスカラーを考えたけど、
うららが不便さを感じないよう
自然な環境で、私達で管理していこうと決めました。

出血しないよう、傷めないよう、
消毒や拭くのは難しい。
皮膚がないから、少しの刺激ですごい出血するから。



私達が出来る事は、
うららが少しでも、快適に過ごせるよう
獣医師さんの手を借りる事。

うららの呼吸が楽になるよう、
酸素室の購入も考えてますが、
酸素室に入る事が、うららの望みなのか、
分からないのです。

誰かと添い寝することが、うららの幸せだから・・。



​​​​​うららには、もう時間がありません。
私が何気に過ごしてる1日、
いいえ、1時間、1分・・
この当たり前な時間の流れは、
うららにとっては、当たり前ではありません。
1分1秒、必死に生きようとしてる時間なんです。

うららは、生き延びる事ができません。
目の前には「死」しか残されていません。

ですが、最期の瞬間まで、
うららを尊重していきたいと思っていました。



この写真を撮った翌日、
私は東京出張の予定を入れていましたが、
出張前日、副代表に告げました。
​出張をキャンセルしたいと…​

「うららを置いて行く出張の意味は
どこにあるんやろか?
目の前の命をないがしろにしてまで行く事が
正しい選択だとは思えないから」

「それは由美さんの判断に任せる」

副代表は、その言葉の後、
一呼吸おいて私を叱りました。



「・・・ねぇ、ゆみさん!
動物愛護法の改正どうなるんだろうね?

由美さんは宮崎を代表して宮崎県の声を届けに、
国の声を聞きに行くんじゃなかったと?

法改正の署名、宮崎で2,650名集めたよね?
2.650人の声は?願いは?

目の前の命、うららは確かに大事!
でも、そのために私らがいるんじゃない?
私達の事を信用してないと?

あなたは、2,650人の想いを背負って行け!
『今』は私達が守る!​
『未来』は由美さんが守れ!」​



・・・私は、うららを置いて
東京出張を選びました。
(この件に関しては後日記事にて)

​​​​​
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

​​5/23​​​

最終便で宮崎に、保護家に戻ってきました。
猫ホスピスルームに入ったとたん、
うららが「おかえり」と言ってくれてるかのように、
何度も何度も鳴いて・・
声を出すのもかなり負担かかるだろうに( ; ; )
ありがとうね。


フラフラしながら、ひざの上に乗って来てくれました。

更に目の中が溶け始めてた・・
腐臭も強くなってきた・・

​~~~~~~~~~~~~~​​​~~~~~~~~~~~~~​​

​​5/23​​

眼球の奥にある腫瘍が破裂しました。
もう目を開く事すら出来ません。
嗅覚、視力、失ったうらら。​
耳は聞こえてる。
しっかり聞こえてる。
声にならない声で、話しかけてくる。
「楽になりたい」
「もう終わりたい」
うららから聞きたい。
うららから感じたい。

痛みから解放させたい。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

​5/24​​
​うららからは、最後まで
「楽になりたい」「終わらせたい」
という感情は伝わってきませんでした。
​​​​​​​
「人間の価値観を犬猫にあてはめない」

「その子が何を求めているか、
大事なのは尊重を尊厳する事」

その信念で、老犬ホスピス、猫ホスピスをつくりました。
その信念で、これまで沢山の子達を介護と看取りしてきました。



自分の思い込みや感情は必要ない。
立場上、自分を捨てなければいけない事も多々あります。
その子その子によって求めているもの、
介護の仕方なども違うので、
いつもそこには学びがありました。
うららもそうでした…。

「楽な方に導く事」それは、尊重から外れてしまう。

だけど…

今回だけは、私の中で「尊重」を捨てました。

うららの寝方、手の位置、足の位置、
痛み止めの注射も効かなくなっている事を知ったから…。



もう痛みから解放させてあげたいと…
うららが望んでいることではなかったけど、
「安楽死」を決断しました。

今、うららな一番必要なのは「安息」だと、
そう感じたから。

もう苦しみから終わろうね…
もう痛みなんて終わりにしようね…





安楽死決行の日、私は誰にも告げませんでした。

「いつ安楽死を決行するか分からんから、
今日が最後の日だと思いながら、
毎日うららと接してね。
後悔が少ないようにしてね」

スタッフにはそう伝えてきました。



でも、私は嘘が下手なようだ…。
なぜか、「今日だな」と、みんなにバレていました。



病院に向かう夕方、スタッフ達が、
うららに陽をあててあげようと、外に連れ出しました。

うららは、とてもご機嫌でした。

開かないはずの左目をパッチリと開けて周りを見渡しました。

うらら…緑色の綺麗な目をしてたんやね…。



病院に向かう40分という時間、
左手でうららの体に触れながら運転。

うららは、終始ご機嫌でした。

人の手が大好きやもんね。うららは…。



血管に針を入れる時、うららは抵抗しました。
タオルを咬んで怒りました。

「うらら、直ぐ終わるからね。
もう痛みがなくなるからね。
もうなんも頑張らんでいいとよ。
もう頑張りすぎたやん…もういいとよ…」

聞こえてるかもしれんと思って、
ずっと耳元で声をかけ続けました。



うららは眠りにつきました。

機械から聞こえてくるうららの心音。

少しずつ音のリズムが不安定になり…
うららは、19時33分、永眠しました。

とても安らかで眠っているかのような最期でした。
​​​



​​​​​​​​保護家に戻り、顔をきれいにしました。
やっと、顔に触れる事ができた…。



もう、痛くないよね?
もう、苦しくないよね?







​~あとがき~​



うららと過ごした時間は、凄く短かったと思う。
でも、うららが猫ホスピスで過ごした時間、
うららが猫ホスピスで感じてたもの、
一番強く伝わってきたものは・・・



「心地良い」という感情でした。



本当は、うららはまだ死にたくなかった。
本当は、うららが自分で最期を決めたかった。
私は、うららが望んでいる事を尊重しなかった。

でも、そこに後悔はありません。



そんなとき、古くからの有志に、
こう言われました。

「安楽死が尊厳死ではないかというと、
線引きがとても難しい。
尊厳て人によって取り方は違う。

死の崖っぷちに動物と一緒に立つ由美さんを見て思うのは、
その子たちに、気高い死を迎えて欲しいという想いを、
全力でその生に傾けているのだということ。
それが正に、尊厳死だと思う。

由美さんの手に託されているのは、
単なる命だけではないからね。
全力でその子に想いを傾けたときに、
出てきた判断だったんだろう。

うららには安息が必要だと、
心の底から思ったんだろうね。
安息もまた気高い最期だと思うよ」



その言葉に、なぜ私は老犬ホスピスを起ち上げたのか、
瀕死の猫達をレスキューするようになったのか、
もっと深い部分にあった答えに気付きました。

「辛さ、孤独、悲しみ、そんな思いを抱えたまま
ガス室で死なせたくない!」

​「尊厳のある最期を迎えさせたい!」​

そんな思いで老犬や瀕死の仔達をレスキュー始めたけど、

​「気高い最期」​

​「安息の最期」​

自分が最も大切にしてたものは、
この二つだったんだと、気付く事ができました。



時に、人間が決断する事も必要なんだと思ったけど、
​その決断の瞬間を、決して間違ってはいけない。​
早くてもダメ、遅くてもダメ、
見逃すなんてことは絶対ダメ!

そのためには、固定観念、先入観、自分の感情を、
一度捨てなければいけない。



だけど、自分の判断が間違っていなかったと、
ハッキリ断言はできない。

数時間後、数日後には、
うらら自身が決めた最期の時が
必ずあったのだろうから。

私が殺したことに間違いはない。
だけど・・・



その子には何が必要なのか、
自分に出来る事は何なのか、
五感、第六感、全てを集中させていきたいと思いました。






お願い事ばかりで申し訳ございません。

医療費のご支援を、呼びかけさせてください。
どうか、よろしくお願い致します…。
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最終更新日  2018年05月25日 23時06分14秒
2018年05月13日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​
4月5日に愛護センターから連れて来た
乳飲み子猫4匹と2匹。
この子達は生後10日位。
目が開くか開かないかの時期でした。



この子達は、生後二日…。
ビニール袋に入れられて、
愛護センターに連れて来られたそうです…
「野良が勝手にうちの敷地内に産んでいった!
母猫は追っ払ってやったよ!
これをどうにかしてくれ!」と。



ビニール袋…
その方にとっては、ゴミなんでしょうね。
動く迷惑なゴミ・・・

でも、放り投げられなくて良かった。
その辺に捨てられなくて良かった。



なぜだろ・・・?

相棒カムカムは、生後10日の二匹には
一切無関心。全く見ようともしない。

生後2日の4匹だけを、穴が開くかのように
ずっと見続ける。



他の猫が「なになに?」
と近づいてくると・・・



唸って威嚇する…。



結局この日の夜は、キャリーの前で、
まるでこの子達を守るかのように、眠りました。

この相棒カムカムの行動を見たときに、
人間の存在を深く考えさせられました。
産まれたばかりの「命」を、
ビニール袋に入れてゴミのように扱う人間。
その「命」を夜通し外部から守ろうとする犬。
人間であることが恥ずかしく感じた出来事でした。
ゴミとして捨てられた子猫達、
ミルクはせいぜい飲んでも2~3ml。
哺乳瓶も咥えられない。
シリンダーであげても吐き出す。
無理矢理飲ませると誤飲もある。

このままでは死んでしまうと思い、
管を胃に届くように入れて、
直接胃に流し込む事にしました。



普通ならば、どんな仔もこの「命の管」で、
スクスクと成長していってたのですが・・・



​なぜか、この子達は成長が遅すぎる。​

飲んで直ぐに軟便。毛が生え揃わない、
お腹ばかりがパンパンになるばかりで、
生後1ヶ月だというのに、生後15日位の体重を行ったり来たり。

獣医師さんに診てもらったところ、
​内臓系が未完成のまま産まれて来た仔達…。​
きっと、お母さん猫は過酷な環境の中で
生きて来たのでしょう…

​この子達の生存率は…わずか1%だと宣告受けました。​

でも、決して0%ではない!

その1%に入る仔だと信じてお世話を続けよう!

1%を2%に引き上げていく事、
これが、私達の使命だと感じたのです。



ですが・・・

1匹が息を引き取りました。

「ちえみ」という女の子でした。

生後わずか37日でした。







​このとき、やっと、
相棒カムカムの行動の意味が分かりました。

この子達が育たない子だと分かっていたんだろうと…

だから、他の乳飲み子には目もくれず、
この子達に執着していたのだろうと…。



写真を見返したときに、
相棒カムカムの「目」に気付きました。

なんて優しい目で見ていたんだろうと…。


生きるのが難しい子達だと知ってたんだ…と。
だからこそ、守るべき存在なんだと…。

​あらためて、
動物たちの能力の高さ、凄さ、思い知らされました。



カムカム・・・
ちえみ、死んじゃったね・・・ごめんね。



なぜ、このような子達がここまで生きて来られたのか…
胃チューブで強制的にミルクを飲ませていたからでした。

本当に「命の管」だったんだな…と感じた半面、
無理矢理生かせているだけなんんじゃないか…?
自分は間違っているんじゃないか…?
そう感じる事もありましたが、
今はそう思いません!

ちえみの姉妹は、まだまだ不安定ですが、
生き延びてるから!



少しずつ内臓系が作られている気がします。
未完成で産まれて来ても、
生きながら内臓系も育っていけるんだと!
不可能じゃないんだという事を知ることが出来ました。

ミルクのご支援、本当にありがとうございました。
今現在、保護家には10匹乳飲み子猫がいます。
内6匹を、ミルクボランティアさんにお願いしました。

愛護センターには、25匹乳飲み子がいます。
愛護センターでも人手が足りなくて、
まだ腸が未熟な子猫達でも、
早めに離乳食に切替させなければ
お世話が出来ない状態のようです。
愛護センターでも、ミルクボランティアさんを
募集しています。




お願い事ばかりで申し訳ございません。
医療費のご支援を、呼びかけさせてください。
どうか、よろしくお願い致します…。
​​宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
​口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美​​​


郵便貯金 17310-434961
口座名義:イノチノハウスホゴヤ

〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581
      いのちのはうす保護家 
090-4484-5165(担当フジイ)
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最終更新日  2018年05月13日 12時42分00秒
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