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動物たちの未来のために

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猫ホスピス

2020年10月21日
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カテゴリ:猫ホスピス
ブログでの告知が間に合わず申し訳ございません…

​​先日放送された「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ系列)。

密着取材中に息を引き取った​「タマ」​

今日はタマのことを書かせてください。

番組の中でも紹介されましたが、

これが、3年前に出会った頃のタマでした。



レスキュー直後の様子です↓

ケージのすみっこで

必死に身を潜めてました。



愛護センターが保護するまで

タマの左腕は皮一枚でぶら下げた状態で

左腕はすでに腐っていたそうです。

どんな思いで左腕を引きずっていたのか…

どのくらいの期間痛みと戦っていたのか…

タマが怯えるのは当然ですよね。



タマをレスキューして一週間位でしょうか?

いつもケージの奥に隠れてたタマが…

扉の真ん前まで来て逃げないんです!



「…もしかして?」

ドキドキしながら扉を開け手を出してみると…



「スリスリっ!」

タマが初めて甘えてくれたときの1枚です。



このときの感動は今でもハッキリと

体が記憶してます。

ただただ、「信じてくれてありがとう!」

そんな気持ちと同時に

恐怖心に打ち勝ったタマの頑張りに

「敬意」という思いもありました。



いのちのはうす保護家に隣接する

「保護猫カフェ」エイズ専用っ子ルームに

デビューしたタマは

他の猫にも優しい立派な青年でした。



あんなに人間を怖がってたのに

誰よりも人間が大好きな甘えん坊になりました。



三本足でも普通の猫と何ら変わらない。

ただ、エイズ陽性・・・それだけ。

性格も良すぎるくらい良い子なので

「いつか必ずご縁がある!」

私たち全員そう信じていました。



いつか必ず…

良縁に巡り合い

いつか必ず…

この部屋から出られる日がくるだろうと…



「違うよ…そんな意味じゃないとよ…」

タマは、違う理由でこの部屋を卒業しました。

急性腎不全…

タマの異変に気付いたときは、

すでにステージ3でした…。

タマは、保護猫カフェを卒業して

「猫ホスピスルーム」に移動してきました。



ここから下り坂だろう…

そう覚悟していたのですが…



「猫ホスピスルーム」にお引越ししたとたん

タマは日に日に元気になっていきました。



この「猫ホスピスルーム」は、

私が事務作業をする部屋であり、

私の仮眠室でもあります。

夕方~明け方にかけて常に私が居るお部屋。

ボランティアさん達が

日中このお部屋に入ると

ボランティアさんの愛情を独り占めできる…

猫ホスピスルームとは

そんなお部屋なんです。

タマは、そんな日々を満喫してました。

免疫力がどんどん上がっているように感じました。

ですが・・・



腎不全ステージ4…

やはり腎不全に勝てませんでした…。

舌をペロッと出してたタマに

「ベロが出てるがね~」

笑いながら舌先にチョンと触れると

舌をお口の中にしまったタマ。

それと同時でしょうか…

タマの呼吸が静かに止まりました。

本来の亡くなり方というものは、

陸にあがった魚のように、

大きく口を開けて何度も喘ぐ呼吸を繰り返すものですが、

「安らかで静かな最期」

この言葉がぴったりの最期でした。

まるで普通に眠りにつくような…



タマらしい

優しい最期でした…。



最後の最期まで…

タマでした。






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最終更新日  2020年10月21日 12時41分23秒


2020年10月13日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​​​​​​​▼ 余命宣告​​

あとどれくらい?

「キャシャ」に残された時間は…



なんで、一人で全部背負ったと?

なんで、一人で背負わせられたと?

なんで、あんただけが…?



なんで、キャシャだったんだろう…







​▼ キャシャの過去​

多頭飼育崩壊から春にレスキューした

弱々しい29匹の乳飲み子猫達。

その中でも一番体が小さくて

病気がちだった三毛の女の子。


その女の子が「キャシャ」でした。



いやいや、完全に名前負けしてました。

子猫達の中でもトップクラスの

好奇心旺盛の怖いもの知らず!

いつも何か新しいことを発見しては

お部屋を飛び回っていましたね(笑)

体はキャシャだけど、

​心はどっしり構えた強い女の子。​

初めてのキャットタワーに

戸惑う兄妹たちの中でも

この堂々とした立ち姿はお見事でしょっ?



おてんばで美形のキャシャは

譲渡もあっという間だろうな~…

そう思っていたのに…







​▼ 序奏にすぎなかった苦難​

キャシャはエイズ陽性でした。
(抗体検査→遺伝子検査)

キャシャだけがエイズ陽性でした。

でも、譲渡の道は必ずあると信じてました。



エイズっ子専用のお部屋で

明るい未来に向けた準備してました。

ご縁を待ち続ける日々でした。


​​​
「いつかきっと幸せになれる!」

それしか考えていませんでした。



だって…

それ以外に何があるのでしょうか?







​​▼ 本当の苦難​​

そんなキャシャが

​FIPと診断受けました。​

余命一ヶ月…

どんなに奇跡が起こっても

キャシャは

春を迎えることができません。

キャシャは

大人になることはできません。



小さなやせっぼっちの体に

パンパンに膨らんだお腹

なんでキャシャだけが…

なんでキャシャだったんだろう…

なんでキャシャじゃなきゃいかんの?

なんで?なんで?なんで?

毎日毎日そればかり。

昨日、キャシャは猫カフェから

「猫ホスピスルーム」にお引越ししました。







​▼ 猫ホスピスへ​

私たちとキャシャが願った…

願い続けてた「幸せ」の形は

「コレジャナイ感」満載ですが

少しでも抱いてた夢に近いものを…と、

家庭猫と同じように

キャシャだけの空間で

キャシャと同じ空間で

ベタベタするわけでもなく

特別に何するわけではなく

ベットの上で添い寝するだけ。

家庭猫にはなれなかったけど、

家庭猫と同じ時間をただ過ごしているだけ。



この「猫ホスピスルーム」は…

キャシャが育ったお部屋です。

兄妹と一緒に育ったお部屋です。

このお部屋で社会性を学びました。



このお部屋で探索して回り、

たくさんの「初めて」を経験しました。
​​

三ヶ月後…

こんな形で

この部屋に帰ってくるなんて

誰が想像してたやろかね…。





​▼ 母を求めるキャシャ​

私の相棒犬「カムカム」は、

ベタベタくっつかれるのが好きじゃありません。

キャシャがパーソナルエリア内に入ると

カムカムから唸られます。



それでもキャシャは

カムカムの唸りが止まる場所を確認して

カムカムの傍から離れようとしません。

カムカムの顔を見ながら

両手をモミモミしながら

毛布にチュッチュッ吸いつきます。



今、キャシャが求めてるのは

私ではありませんでした。

キャシャはお母さんを求めていました。

キャシャにとって

カムカムがお母さんなのでしょうね…。



カムカム…どうかキャシャをお願いします。

キャシャの傍にいてあげて下さい。
​​




​​▼ あとがき​​

中国が開発したFIP新薬ですが…

私は、ターミナルケア(緩和ケア)を選択しました。

決してキャシャを見捨てたのではありません。

理由は…西山ゆうこ先生と同じ考えでした。

「猫のFIP新薬について」アメリカ在住獣医師西山先生
https://yukonishiyama.com/about-cat-fip-new-drug/
(※ただし『保護動物のFIP』部分のみ、
私は西山先生と真逆の考えです。
もちろん西山先生に賛同できないだけで
西山先生のお考えが間違ってるとは思いません)

もちろん、服用が悪いとは思っていません。

正しい答えなんてないと思ってますので…

あくまでも私個人の信念…それだけです。



​​​​




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​​​






最終更新日  2020年10月14日 01時25分27秒
2020年07月03日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​​​​​​「ハチ」という子猫を保護したのは

2017年1月でした。


長毛で穏やかな「ハチ」は、

保護猫カフェでも、

1位2位の人気を争う程の人気者でした。

譲渡希望の声も多くありましたが…



「てんかん」を持ち、

一生薬を手放せないことをお伝えすると

ご縁に繋がることはありませんでしたが、

ハチを「かわいそうな子」だと

思ったことはありませんでした。

譲渡を諦めたこともありませんでした。



時は流れ…

立派な青年へと成長したハチに

襲い掛かったのは

「自己免疫性溶血性貧血」



長期にわたって免疫抑制療法を試しました。

「ハチの体に合う薬が必ずみつかる!」

信じ続けましたが…

好転する日は来ませんでした。



もうハチを戦わせてはいけないのか…

このまま看取るべきなのか…

迷いながら決断したのが

「脾臓摘出手術」

最後の望みに賭けました。



私の判断は…
間違いでした。



脾臓摘出しても、

ハチは回復しなかったのです。

無意味な手術をさせてしまったんです。

余命短いハチを

なぜ頑張らせてしまったのかと…



「ごめんなさい」

それしかありませんでした。



ハチが最期を迎えるお部屋…

「猫ホスピスルーム」へと移動しました。



このお部屋は…

ハチがいのちのはうす保護家に来たときに

初めて入居した部屋でもありました。

3年前…

未来への希望を抱えて

この部屋から旅立ったハチ



猫ホスピスルームとなったこの部屋に

まさか帰ってくるなんて…



3月29日の深夜からハチは

何度も痙攣を起こしました。

意識はもうありませんでした。



ハチの体から手を離さないよう

2人で夜が明けるのを待ちました。



手から伝わるハチの「限界」

だけど、ハチは頑張っていました。

ハチを愛してくれた皆が到着するまでは!

皆にお別れを言えるまでは!

ハチは頑張りたいんだろう…

そう感じました。



ハチは、皆の到着をちゃんと待てました。

苦しむ様子は一切なく

ハチの体は

静かにゆっくりと

旅立つ準備に入りました。



3月29日17時…

皆に囲まれながら
ハチは永眠しました。



わずか3年…

たった3年しか生きれなかったハチ。

それでも「かわいそうな子」だと

思えませんでした。

ハチが生きた3年は、

ハチは短いと感じてないように思えたのです。



仲間たちと楽しく過ごした3年




保護家のみんなに愛された3年



懸命に生き抜いた3年だったと…

「もっと生きたかった」

という感情が

ハチにはなかったように感じたから…。











レスキューした子達、
今、レスキューを待ってる子達を、
私たちと共に、
守っていただけないでしょうか…。

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最終更新日  2020年07月03日 19時20分54秒
2020年02月02日
カテゴリ:猫ホスピス
レスキューのお力添えを
ブログで呼びかけた際に、
ご協力下さった皆様、
本当にありがとうございました。


なのに…

ごめんなさい!

4匹全員のレスキューは

実現できませんでした…。

強面さんと片目さんは、
当施設内の保護猫カフェHogoya​の
「オレンジルーム」に。



ケージでのガマン期間を過ごし、



「オレンジルーム」デビューを

無事終えました!







そして、
レスキューできたもう1匹…

食道に異常があるように感じた
白血病のこの仔。



レスキュー後に気付いたのですが、
左目の違和感から
左頬の毛をかき分けてみると…



口内から頬を貫通してるほどの
大きな穴が開いていました。

原因は分かりませんが、

どんなに痛かったことか…

私が疑ってた「食道拡張症」
実は、全くの真逆で、
むしろ狭くなっていたんです。

この仔がどんな経緯で
愛護センターに来たのか分からないけど、
薬を服用した猫に多くあるのが、
錠剤がのどに張り付き炎症を起こす
「気管支狭窄」の可能性があります。



食べても食べても、
直ぐに吐いてたのは、
炎症で気道が狭くなってたからでした。

それどころか…
呼吸するのもやっとだったと思います。
死と隣合せの状態だったんです!

緊急入院。



造影剤で閉塞がないか調べてたり、
閉塞を広げたり、
獣医師さんがこの4日間、
一生懸命手を尽くしてくれましたが…



​​病院で息を引き取りました…。​​

レスキューしてわずか

4日の命でした。

産まれてわずか

半年の命でした。



白血病陽性だったこの仔は、

藤井副代表の自宅でもある

白血病っ仔の安住地「藤井家」で

楽しい日々を送る予定でした。


​​藤井副代表は、

その日が来るのを信じてました。

楽しみに待っていました。



藤井副代表は、

この4日間…

泣きながら、笑いながら、

この仔の話ばかりしていた。

この仔の話をする度に

藤井副代表は泣いてた。

​「チュチュ」​という名前をつけたことも、

「チュチュ」という名前の由来も、

涙声で語ってくれた藤井副代表…

生きて叶えることができなかったけど、

本来チュチュが帰るべきだった家、



藤井副代表と一緒に

「藤井家」に帰っていきました。



帰宅した藤井副代表から

報告がありました。



​​「白血病っ子達の歓迎ぶりがスゲェ~(笑)」

私も笑顔で見送ろう!

「チュチュ良かったね」…と。​






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最終更新日  2020年02月03日 03時18分17秒
2019年12月30日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​11月下旬、愛護センターから

保護家にやってきた

緑内障の「メオト」



レスキューしたときには、

痛みのピークを越えた時期でした。

どんなに痛かったことか!

どれだけ助けを求め続けたことか!

愛護センターは「病院」ではありません。

全ての治療や手術は不可能なんです…。

私がメオトの存在に気付いたときには、

治療すら手遅れの状態でした。

「眼球摘出手術」は、

メオトの体に大きな負担がかかるため、

痛みがないのなら…そう判断し、

「眼球摘出手術」を中止しました。

​​​
見えない目で部屋中を歩き回るメオト。

生き生きと爪とぎしてまわるメオト。

元気は取り戻したものの…

食にムラが出てくるようになり、

何も食べない日もありました。

血液検査でも異常なし…。

さらに詳しい検査をするための

入院を選択しました。



まさかこの日が、

元気なメオトを見れる

最後の日になろうとは…。




​​猫伝染性腹膜炎ウイルス​「FIP」​​




目の見えないメオトにとって、

入院という環境の変化、

生きるための鼻チューブ、

FIPを急激に進行させてしまったのかも…。

発作が頻繁に起きている…とのことでした。

メオトに苦しみを与えないよう

鎮静剤を使いながら

管理してくれてましたが、

メオトを連れて帰ろう!

そう決心しました。

​​​

変わり果てたメオトの姿…。

意識はもうろうとし、

もう、私のことも

分からないのでしょう…。



奇跡なんて信じない!

何も頑張らせたくない!


苦しみのない穏やかな最期を

迎えさせたい…それだけです。


​おかえりなさいっ!メオト!​


​​​




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最終更新日  2019年12月30日 23時19分39秒
2019年07月23日
カテゴリ:猫ホスピス
​今から6年前、2013年4月、

「弱ってたから病院で診てもろた。
AIDS陽性やった。もう飼えない」

日南保健所に、

飼主から持ち込まれた1匹の猫。

殺処分の日も決まっていた。



申し訳ないが、

2013年の時代では

「良くある話」だった。



申し訳ないが、

2013年の時代では

助けられない命の方が

遥かに多かった。


殺処分される猫エイズの仔も

「そっか~…」

その一言だけで、

自分の中で終る予定だった。



だけど・・・

その日は一晩中、

猫エイズの仔が頭から離れなかった。



だから、

翌日には日南保健所に来ていた。

眼球、耳、首、

とにかく体中ボロボロのキジ猫だった。

​「おそらく発症してるかと…」​

日南保健所の獣医師さんから

そう告げられた。



保護家に連れて来た瞬間、

生気を取り戻した!

これこそが、

保護家に来る猫達の

「良い裏切り」だった。


​命名「キー」​

キーは、保護家で6年過ごしたが、

安泰な6年間ではなかった。



何度も危険な状態を経験しながらも、

​​​​​​​​​​​​​​​​いつも乗り越え、復活を遂げる猫!



​それが「不死身のキー」だった。​



「いのちのはうす保護家」​に来る仔達は、

五体満足の仔、健康体の仔はゼロに等しい。

1匹1匹に莫大な医療費を要する。

そのため、施設の改装は後回しとなり、

多くの猫たちが、陽も当たらない狭い部屋で

生きていくしか方法がなかった。

キーも、その1匹だった。



そんな中、

いのちのはうす保護家は​​​、

大きな転機を迎えた。



2018年2月、

全国の支援者様のお力添えで、

「ハンデのある猫達の保護猫カフェ」​が

施設の一角に誕生した。



「キー、待たせてごめんね!」

5年もの時間を

薄暗い部屋で頑張ってきたキーは、

ハンデのある保護猫カフェ

エイズっ子のお部屋

​「ラムネルーム」にデビュー。​



陽光を浴びるキーの体を見たとき

表現できないほどの気持ちになった。





それなのに・・・



1ヶ月も経たないうちに

この陽の当たる部屋から、

退去しなければならなくなった。



キーが次に移動した部屋は…


​​
​「​猫ホスピス部屋」​



何度も死の淵から生還したキーは、

「不死身のキー」

皆からそう言われる位、

生命力の強い猫だった。​​



だけどもう・・

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​本当の最期かもしれない。



「猫ホスピス」ルームメイトは、

次々と最期の時を迎えていた。

その一方、キーは・・・



あっという間に1年が過ぎ…

「猫ホスピスルーム」長老になっていた。​



キーには「死」を察知する能力があった。

死の数日前から、

体内で何らかの変化が

起きてるのかもしれない。

キーは、それを嗅覚で感じ取ってたような気がする。



死が近い仔を、ジーっと見続けるのだ。

怖くなり視界を防いでも防いでも、

見える場所に移動して

またジーッと見続けるキーだった。

「次はこの仔か・・・」

キーの予知能力は、いつも当たっていた。



そんなキーにも

限界の時が近づいてきた。



保護家に6年もいたのに、

1対1で向き合った時間すらなかった。

今更だけど、6年分の穴を塞ぎたくて

毎晩キーと向き合い続ける日々。

ある時…ふと、確信した。

​「キーに残された時間は2~3日だ!」​



キーがそう言ってた…ではないと思う。

自分では気付かない程の

潜在意識にある僅かな嗅覚が

「死」直前のニオイを察知したのだろう。

それはまさしく・・・

死を察知し続けてたキーと同じだった。



あと2~3日か…

キーが望んでいることを全部叶えさせるための

準備期間だな~と思った。

そうして・・・

静かにゆっくり下っていく過程を選んだ。

自然に逆らうことなく…



ボランティアさん達に連絡を入れた。

「もう直ぐお別れになると思いますので、
お互い悔いが残らないように…」



多くのボランティアさん達は、

その日の夜、駆けつけてくれた。

「キー…あんたは皆に愛されてたんやね」



キーの身体は限界を超えていたと思う。

体を起こすどころか、

顔を起こすだけでも

キツい状態だったと思う。

ましてや歩く体力など

残されてるはずもない!



それなのにキーは…





ボランティアさん達が帰る際、

ベットから飛び降り、

玄関先までお見送りに向かっていた。

これ以上体力を消耗させてはいけない!

止めに入ろうとしたが、

私の体は動かなかった。

それは・・・

キー自身が望んでる事だから。



おそらく、キー自身も気付いてた。

この人と会うのはこれが最後だという事を…

だから、

「ありがとう」を伝えているのだろうと。



「かわいそう」というのは、

私自身の感情であり、

キーがどうしたいか…

それだけを尊重しなければいけなかった。



フラフラになりながらも

「ありがとうね」と、

お見送りするキーの姿に

私達は涙した…。



翌日、無事に朝を迎えたキー。



スタッフ美代子から

撫でられているキーを見て

​「あっ!そういうことねっ!」​

頭の霧が晴れたような感覚だった。

キーが一番心を寄せていた人は、

スタッフ美代子だった!



スタッフ美代子とキーの歴史は、

たったの9ヶ月だった。

私とキーの歴史は6年なのに…

一番キーと寄り添っていた

スタッフ麻美も3年なのに…

「なぜ私たちじゃないの?」

普通ならばこう思うだろう。



だけど、私とスタッフ麻美も

疑問を抱かなかった。

「大切なのは時間ではない。

その仔に費やした内容でもない。

お互いに求め合ってた何かが、

とても深いものだったんだろうね。

何かが繋がり合ったんだろうね。」

私とスタッフ麻美は同じ思いだった。

ならば、私たちは二人に従うだけだと…。






翌日、キーが痙攣を起こした。

何度も何度も…。



「キー!早く楽になって!」

それでもキーは何度も息を吹き返す。

「キー!もう還って来るな!」

思わず口にしてた自分がいた。


もう苦しまないで欲しい!

早く逝って欲しい!



この日、どれ位の時間、

スタッフ美代子の腕の中にいただろうか…



昏睡状態に入ってたキーは、

外から自分の姿を見てたと思う。

スタッフ美代子に抱かれてる自分の姿を…



この日の夜、私とキーは、

いつもと変わらない時間を過ごした。

1分1秒を大切に過ごした。

だって、

​明日は来ないから…。​



「キー、もう思い残す事はないやろ?

美代子さんとあんたは、

何が繋がってたと?どんな絆があったと?」



22:00を少し回った頃、

そろそろお別れかな…と感じた。

このときの私は、とても冷静だった。

キーの側に居るのは私だけど、

看取るのは私じゃないと思い、

スタッフグループLINEに電話した。

「キーがあと数分で逝くと思う!

最期にキーの名前呼んでやって!

昏睡状態やけど、耳は聞こえてると思う!」​​​​​​​​​​​​​​​​​​



スマホのモニター画面に映るキーに向かい、

約6分間、スタッフ美代子中心に

キーに声をかけ続けた。

3人の声は、キーに届いてたと思う。

しっかり聴こえてたと思う。



​22:16 通話終了​

それは、キーが永眠した時間だった。



モニター越しに映る皆の顔は

涙が流れていたけど、

安堵した表情だった。

「苦しみから解放されて良かったね」

皆が同じ気持ちだった。




キーは、とても優しい子だった。


どんな新入りさんにも優しかった。


争うことが嫌いな子だった。


「シャーッ!」「ウゥ~」

という威嚇声を、

キーの口から一度も聞いたことがない。


そんな平和主義者のキーなのに、

飼い主は、キーを頻繁に外に出していた。


それがとても怖かったということも、

猫からしょっちゅうケンカ売られたことも、

争いたくなかったけど、
自分の身を守るために戦い続けたことも、

衰弱していたのは、
ケンカが原因だったことも、

いのちのはうす保護家に来て元気になれたのは、
外に出されないことに気付いたからいうことも、

最期に・・・

美代子さんと繋がり合えたことの喜びも…



キーが語ってくれた。
​・・・ような気がしただけ!​



美代子さんは、最期までずっと…

キーを見送っていた。



キー、ごめんね・・・

やっとあんたのことを書けたよ!

4ヶ月もかかってごめんね。

そして・・・



​沢山の優しさと癒しを

ありがとう!​



​​​​​​​​​​​​​


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最終更新日  2019年07月23日 00時18分17秒
2019年07月22日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​​​​​​7月6日の夜、

私の講演会だった。

この日はスタッフが深夜勤で

保護家に入ってくれる事になっていた。



保護家に到着したスタッフから

連絡が入った。

「マーコが死んでる…」

それは、わずか数時間の出来事だった。



なんで今日?

ずっとずっと、

毎日毎日、

一緒だったのに…

なんでたった1日空けた

この日やったと?

​なんでこの日を選んだと?​



​マーコにとって私は何やったと?​

なんで最期の瞬間まで

私を排除したと?

翌朝、

マーコが待つ保護家に向け車を走らせる。

だけど、なぜか、

保護家に近付くにつれ

​帰る事を拒否する自分がいた。​

なぜなのか?

それも理由が分からなかった。



なんとなく遠回りした先で、

私の活動に全く関係性のない、

むしろ、全く興味のない

某博物館に入ってみたくなった。



マーコが死んだのに?

マーコが待ってるのに?

なぜ、今、ここに来た?

これもまた分からなかった。

この博物館は・・・



10年程前に家族で訪れた場所なのに、

足を一歩踏み入れた瞬間から、

全く別の博物館に来たような感覚だった。

そう感じたのは、

当時と視点が全く違うからだと、

それだけは、直ぐに理解できた。



博物館の壁には、

膨大な活字が刻み込まれていた。



私は、活字好きが高じて​​​​​​​​​
​​​​​​​​​​​​
活字から「心」も感じ取れるようになった。

どんなに文章能力があっても、

順序良く並んだ文法であっても、

そこに「心」がなければ、

喜び、感動、悲しみといった

感情すら湧いてこない。

なぜならば活字は、

「活(生)きてる字」

私はそう捉えてるから。

だからかな…?



博物館の壁に刻み込まれている活字を

夢中になって読み歩いた。

全く興味ないジャンルなのに

なぜだろう?



この壁前に立った瞬間、

息が止まりそうになった。



「母ちゃんが欲してた答えやろ?」

看取ってきた子達?

マーコ?

何かに案内されたような…

そう思えてならなかった。

マーコに対して感じてきてた数々の

「なぜだろう?」

その分からなかった答えは、

活字を追っていく毎に

「その答えはここだよ!」

導かれてるような感覚だった。



今までの私は・・・

介護も看取りも、

自分一人で背負うものだと思っていた。

こんな辛い思いを

誰かに背負わせてはいけない…

それが当たり前だと思っていた。



介護と看取りに関しては、

その仔が求めているもの、

その仔に合った介護と看取りを

五感で読み取っていたものを

スタッフに指示してきた。



なぜ、そうするのか、

なぜ、これはしないのか、

一つ一つ理由を丁寧に説明してきた。

いずれは私の指示がなくとも

自身で的確な判断が出来るようにと。

だけど、それは・・・



​それは間違いだった。​

介護と看取りにおいて

何が的確な答えなのか、

スタッフ皆、

頭では全部覚えていたが、

一番大切な「実践経験」を積んでいなかった。

いいえ、私が積ませなかったのだ。

いつも私が側で見ていた。

違うと思ったら指示を出していた。



今回、マーコの介護に関して

私は一切口を出さなかったのは、

間違いであっても止めなかったのは、

私もスタッフも、

変わる必要があったからだと…

マーコを失ったときにやっと、

マーコの言葉が聞こえてくるようだった。



「こんな辛い思いを背負わせたくない」

スタッフを想いやったつもりで、

1人で背負い続けた行為は

「優しさ」「想いやり」じゃなかったと思う。
​​​​​​​​​​
逆に、スタッフが学ぼうとする行為を

阻止してただけに過ぎない。



​「母ちゃんは、手も口も出すな!」​

スタッフの未来を想うマーコから

私は止められてたのかもしれない。



この博物館に来なかったら、

何も気付けなかったと思う。

「転ばぬ先の杖」を出し続け、

きっと、

同じことの繰り返しだっただろう。

そして・・・



いのちのはうす保護家から

「リスペクト介護アドバイザー」も、

「看取りコミュニケーター」も、

誕生する日は来なかっただろう。



​永遠に・・・​



副代表は、嗚咽しながらマーコに謝り続けた。

「なぜ点滴をやめなかったんだろう!

あの状態では逆に苦しめてしまった!」



後悔の念を抱えていた副代表へ

私の口から出た言葉は

「そうやね。死に向かってる体に

点滴を入れるべきじゃなかったね」

酷い言葉をかけていた。



副代表は、心が綺麗すぎるが故に

「死」へ強い恐怖心を抱えていた。

その結果「感情」が邪魔をして

的確な判断を鈍らせる。



これが「実践経験」のスタートだと

私は鬼になっていた。

それが、マーコの願いだったから。



己の身体を使ってでも

伝えたかったのだろう。

遺したかったのだろう。

その答えを見せるために、

私をこの博物館に連れて来たんだろうな…

そう感じずにいられなかった。



なぜそうまでして?

恩返しのつもりだったの…?

ハッキリ分かっているのは…

それが、
マーコという猫だった…

ということかな?

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
​​

​​​​​​​​
博物館を出ようとしたとき

ここから動けなくなった。



「あ…これがマーコの遺言なんだ」

こういう演出に

「マーコ!あっぱれ!」

としか言いようがない!



そして・・・

博物館で感じた「活(生きてる)字」

久しぶりに活字の意味を思い出せた。

私は、自分で感じてるモノを、

言語化するのが苦手だ。

それに輪をかけて頭の悪さもある。

丁寧な文章にするのも、

実はとっても苦手だ。

そのくせ、ルールに縛られない。

小学校の卒業アルバムでさえも、

​「6年間の思い出」「楽しかった思い出」​

というテーマを無視して

​「冒険した犬」

という作文を書きあげた。​


「私は今、これが書きたいから!」

誰に何と言われようが退かなかった。



博物館で感じた己の文章への違和感。

その答えを12才の自分が教えてくれた。

そういえば・・・

小学二年生の頃から、

この独特な書き方をしてたな~と。

要は、成長してないという事だろうけど、

この表現法が本当の自分らしさなのだろう。



​「自分らしく書け!」​

マーコからそう言われたような気がする。



時に・・・

想像の域を遥かに超えたことを

突き付けてくるのが、

​​私の知る犬猫という生物。

「ただの偶然」

そう思う事ができれば

どんなに楽だろうな~とさえ感じる。

「非科学的」なことは、

できる限り口を閉ざしてきた。

ブログやFacebookには

「書かない」選択をとってきたが、

マーコという猫がいたことを

知ってもらいたい

そんな気持ちで書き上げた。



マーコへ感謝の意を込めて…。

​​




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最終更新日  2019年07月22日 02時23分28秒
2019年07月21日
カテゴリ:猫ホスピス
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​神経性下半身麻痺「マーコ」との出会いは

愛護センターだった。



レスキューしよう!

それ以外の選択肢は何も思い浮かばない。



マーコは、

お尻を引きずりながら歩き出した。

職員さん一人一人と、

同志である猫達の前に座った。



その光景は

「挨拶まわり」だと感じた。



「おもしろい仔」

それが、マーコの第一印象だった。



人間大好きなマーコ

ハンデのある保護猫カフェ

「いちごルーム」にデビュー。

愛護センターからレスキューした子達は

みんな性格が変わる。

良い意味での「裏切り」



マーコの性格も変わった。

それは悪い意味で…だった。

初対面でマーコから感じた

「おもしろさ」

それが一切感じ取れない。

何が原因なのか分からないが、

この環境がマーコには

合わなかったのだろうか…?

原因は分からないけど、

悪い方向で動いたことは確実だろうと

マーコに申し訳ないと思った。

だけど・・・



前にグイグイ出るタイプじゃなく、

控えめな性格。

むしろ、今が本当のマーコなんだと

なんとなく分かったような気がした。

愛護センターから出るための

マーコなりのアピール、

ひと演技したのだろうと

鋭い眼球さえも微笑ましく思えた。



ある日・・・

マーコに「血尿」が出た。

半身麻痺の仔には

珍しいことではない。

診察台ではタイミング悪く、

マーコの膀胱が空っぽで

尿が採れなかった。



症状からすると…

おそらく細菌だろうと

診断結果が出て

その方向での治療が始まった。





これが、

​​​私の判断ミスへの始まりだった…​​​​​






「やっぱ…なんかおかしいよね?」

マーコは再検査を受けた。



​「腎不全」ステージ3​



マーコが半身不随でなかったら、

ステージ2で気付けていただろう…

これまで多くの半身不随の犬猫を抱え、

症状ひとつひとつの原因や答えが

自ずと分かるようになっていた。

このように、

これまでプラスに動いてきた

経験、知識、知恵は、

固定観念へと繋がり邪魔をした。



正常な判断を狂わせる結果となった。





「もう何も気負わなくて良いんだよ…

何も隠さなくても良いんだよ…」

マーコは・・・

最期を迎えるお部屋でもある

私のパソコン部屋へと移動した。



「誰かに側にいて欲しい」

その想いが伝わらなかった。

「ある程度そっとして欲しい」

一人になりたい時間が欲しいと

マーコからそう感じた。

早朝~お昼の数時間、

マーコを一人にするようになった。

このような判断、いつもならば

自分の胸が痛む行為であるはずなのに、

​心は全く動じなかった。​

なぜなのか理由すら分からなかったし、

その理由を模索する気もなかった。

​むしろ、冷静だった。​



更に言うならば・・・

マーコの世界に私は居なかった。

どこにも居なかった。

自分が第三者のように感じた。

いいえ、

傍観者に近かったのかもしれない。



マーコに話しかけてる「声」

マーコに触れてる「手」

マーコを見つめる「目」

マーコに何をすべきか模索している「姿」

​私が見ていたのは「人」だった。​



マーコに異変を感じ、

「マーコの再検査、明日じゃ遅い気がする!」

休みを潰してまでも

病院に飛んでくれた副代表に

何度もしつこくお礼を言ってる自分がいた。

やはり意識が向いていたのは

マーコの方ではなく

「人」だったのだろう。

​なぜなのか?​

そのときも答えは見つからなかった。



ハッキリ分かっていたのは、

急激に坂道を下り始めたマーコ。

マーコはステージ4に入ったな…

という感覚だけだった。



7月5日の夕方、

「マーコが肩で息してるよ…

ゆみさん、なんで冷静でいられると?」

副代表は泣きながら

マーコの身体に点滴の針を刺した。

「ゆみさんお願い!いつものように指示を出して!」

副代表の心の声が聴こえてくるくらい

深刻な状況だと気付いた。

それでも私は笑顔でこう答えた。

​「ん~…なんでやろうね~分からんっ(笑)」​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
​​​​


私は「リスペクト介護アドバイザー」だ。

私は「看取りコミュニケーター」だ。

これまで私は、その仔に合った介護法、

看取り期には事細かく指示を出していた。

その私が一切口を出さない…

スタッフはどんなに不安だったかと思う。

だけど…マーコに関しては

何も言わなかった。

正確には、

​指示を出す気持ちが全くなかった。​



なぜなのか?

それも理由が分からなかった。

ただ、時の流れに沿うよう、

ごくごく自然なことにすら感じていた。



なぜだろう?


私が変わってしまったのだろうか…

約200匹の「命」を

介護して看取ってきた。

それが死への麻痺だろうか…



どんなに考えても

答えはみつからなかった。

7月6日を迎えるまでは…





​※長文になるので後編に続きます。​









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最終更新日  2019年07月21日 16時52分20秒
2019年07月09日
カテゴリ:猫ホスピス
犬猫の容姿を見て

「可愛い」という感情を

私は持ち合わせてない。



「可愛い」ものを「可愛い」と思える…

そんな素直で温かな

「優しい」という感情を、

自ら捨ててしまったのだと思う。



「責任」という

強い感情を得るためには、

「優しさ」という感情を

手放すしかなかったのかもしれない。



交換条件?

物々(感情)交換?

なんだかよく分からないけど…???

まぁ、いいかっ!



「優しさ」と引き換えに

手に入れた「責任」は、

意外にも心地良かった。



周りの目、評価を気にすることなく

「責任」に没頭できるようになったから。



ときに、

想像の域を遥かに超えたことを

突き付けてくるのが、

私の知る犬猫たち。



「偶然の出来事」

そう思えれば楽になれるのかな…



書くべき?

自分の中だけで止めておくべき?

そう迷いながら

モニター画面とにらめっこ続けて

あっという間に2時間経過。

もう少しにらめっこしてみよう…








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最終更新日  2019年07月09日 19時31分38秒
2019年02月28日
テーマ:動物愛護(600)
カテゴリ:猫ホスピス
ブログを開くのも書くのも、

約一ヶ月半位…でしょうか。



なかなか時間が取れず、

申し訳ございませんでした。



今年に入り、ようやく未来に向けて

動き出したのですが、

課題が山ほどあり、

自分の知識の無さ、頭の鈍さ、

こんなにも時間がかかるものだとは…



​​以前暴露されたので、

もう隠す必要ないのかな…(^^;
(暴露しやがったスタッフ鳥越!​​
誤魔化し続けた事を捨てられた事により、
気が楽になったので削除はしませんでしたよ~
逆に暴露してくれてアリガトッ(笑)

保護家にある私の仕事部屋には、

「やるべき事」のメモを貼り、

自分を追い込んでいる日々。

​もう、自分との戦いでした。

私の寝姿がいつも異常なので、

写真を撮られるのですが…

この日は、

急に意識が飛んだんでしょうか(^^;

後にそのまま倒れて爆睡したのでしょうか?

猫のトイレの横で、猫水の中には髪の毛…



さすがに自覚しました(-_-;)

​「このままではいけない!」​と(-_-;)

​​​今月は、イベント後に3日間の

静養期間に入ろうと、

静養所も予約完了!



静養所で美味しいご飯食べたり、



読書をしたり、



​目の前にある海をボーっと眺めたり、​



​森林浴しながらお散歩したり、​



ちゃんと体と心をリセットしようと

すごく楽しみにしていました♪


​​​
2月17日のイベント、

それが終わった翌日から・・・と。



2月17日のイベント会場は、

日南市の「Softbank日南店」でした。

御挨拶を兼ねて、

会場の下見に行ったとき、気付いたんです。

「Softbank日南店」は、

​​「日南保健所」の道路向かいだという事に。​​​



施設内では、私がやるべき仕事内容が、

ここ2年の間、大幅に増えた事により、

普段、私はイベントには行きません。

スタッフの方がイベント能力に

長けてるのです。
​​​​​​
逆に私がイベント行っても

役には立たない位、

保護家はスタッフの質が

高くなっていたんです。



笑顔とお笑いとトークで、

落ち着きのないように見える副代表。

実は、周囲に気付かれないように

​こうしていつも周りに目を配ってる人。​

なので、17日のイベントも安心して

「私は施設お留守番」。

その予定したが…




​​​「17日のイベントに行け!」​​​

確かに背中を押されたような…
そんな気がしました。

​​​​​​​​「日南保健所」​真ん前の譲渡会場所。​​​​​​​​
​​​これが、心が奮い立たされた
理由でしょう…​​​


​​~~今から6年前の出来事~~​​

​「日南保健所に、猫エイズの成猫が​
​飼主から持ち込まれ、今週殺処分になる」​

という情報が耳に入ってきました。



イヤな言い方ですが…

​​​​​この活動をしていると、よくある話です。



6年前のちょうど今頃、

私は、当時のブログに、

こう書き残していました。




「可哀想な犬猫がいます!
助けてあげてください!」

​いいえ、逆に私からあなたに
お願いします!​
​​​​​​​​​​​​​​​​​
「​​その仔を助けてあげてください!」

「いのち」を助けるというのは、
簡単な事ではありません。

​一晩二晩寝ない覚悟。​

お金がないなら、
二~三日自分が絶食して
​医療費に充てる覚悟。​

​24時間車を走らせて​
​現場に向かう覚悟。​

体、お金、時間、
自分が持っている「物」
何一つ手放さずに
「命」を救えるはずありません。

​「命は尊い」「命は重い」​
だからこそ、簡単ではないんです。

「いのち」を助けるというのは、
そういう事だと思います。

私は…多分、
​犬猫好きではありません。​

私にとって、
犬猫は特別な存在だというだけです。

だけど、私は一線引いています。
冷たい…と罵られても構いません。

自分が抱えている保護家の仔達に、
管理所に居る命の期限のある子達に…
全身全霊かけて、
向き合っていきたいから。

​​​「日南保健所に殺処分される猫がいる」​​​​

この情報を耳にする約10日前、

私は、管理所の檻の前に立っていました。

​​これから「殺処分」執行…​​
ガス室に向かう犬5頭の前に、
私は立ちすくんでいました。

ご飯7日間食べず、
それを理由に殴る蹴るされ、
飼主から捨てられたこの子。
長期間のリハビリが
必要だと感じ、
​この仔のレスキューを決断しました。​



​​ですが・・・​​

ひとつの「いのち」を

救うという事は、

他の「いのち」を

見捨てる事にもなるんです。



一頭一頭の「いのち」の前に立ち、

この子達の目を見ながら、

心を込めて謝罪して回りました。

「ごめんね」の言葉以外に

​何があるのでしょうか…​



​その数分後、​

​この子達は、​

​ガス室へと入っていきました。​


​​2013/3/21 AM11:00​​

​尊い4つの「いのち」の
​幕が下ろされました​



「いのち」を助けるって…
犠牲を出す事なんでしょうか…

目の前に居るのに、

手の届くところに居るのに、

「連れて帰ります」

私のこの一言だけで

助かる「いのち」なのに…

それだけなのに、

​私はその言葉を飲み込んだのです。​



このように、
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
私は「かわいそうな猫がいます」

そう聞いても動きません。



その都度レスキューしていては、

パンクしてしまうから。


10日前に、4匹の犬達を見殺した自分。

数日後に殺処分が決まった

「日南保健所」猫エイズ子の話も

「そっか~…」で終る予定でした。

でも…その日一晩中、

話に聞いた猫エイズの仔が

頭から離れる事がありませんでした。



翌日、2013年4月3日…

私は、日南保健所に向かっていました。​


・・・・後半に続きます。






「いのちのはうす保護家」は、
犬猫専用ホスピス、大病、大ケガの犬猫が
中心の保護施設です。

1匹1匹が、ストレスなく過ごせるよう
部屋も小分けにしているため、
医療費や施設維持費等に
毎月80万円~の支出があります。
その部分が安定さえすれば、
レスキューやサポート等、
活動の幅も広がります。

「今」施設で頑張って生きている犬猫達、
ハンデや病気や大けがや高齢で、
殺処分される子達へのレスキュー、
全国の皆様のサポートを必要としています。

どうか、私達とタッグを組んで
一緒に「いのち」を
守っていただけないでしょうか…

​「賛助会員」​​​​
http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/

「ファンクラブ」
https://camp-fire.jp/projects/view/116947









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​​http://www.hogoya.nyanta.jp/

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最終更新日  2019年02月28日 09時17分39秒
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