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2012/11/24(土)21:33

リチャード・ハーマン・ジュニアの「ウォーロード作戦」

BOOK(42)

前作「第45航空団」に引き続き、すばらしい本だった。文庫本で728ページ、久しぶりに残り少なくなるのが惜しく感じられた作品だった。前作で、取り残された第45航空団の約300名が、イランの刑務所に収容されている。大統領は捕虜の返還交渉を進めるが、うまくいかない。そこで、救出作戦をいくつか立てる。陸軍のデルタフォース、空軍、CIAそれぞれが独自に提案するが、最初はデルタフォースが本命だったが、最終的に空軍の役目になる。作戦名は、「ウォーロード作戦」、カニンガム大将を始めジャック・ロック大尉も健在だが、今回の主役は、ルパート・スタンセル空軍中佐。第45航空団の基地がイランの手に落ちたときに辛くも脱出した人物。そして今回の航空機は、ファントムに変わってF-15とC130登場人物が生き生きと描かれていて、すばらしい。レンジャー部隊の戦闘場面やパイロットたちの空中戦もすごい。非常に面白かったです。  

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