2006/08/29(火)23:19
鬼畜は犬殺しも告白。
坂東眞砂子は、仔猫殺しだけではなく仔犬殺しも告白。
ここまでいくと、
この人は・・・
鬼畜以外の何者でもないのでは?
・・・と思えてくる・・・。
「どんな人間でも、良い所はある」
どんな人間でも・・・?
この人は人間なんだろうか・・・?
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「天の邪鬼タマ」 坂東眞砂子
うちの飼い犬は三頭いる。
二頭はジャーマンシェパード、雌のミツと雄のクマ。
もう一頭はミツの娘のタマだ。
タマは、近所の雑種犬との混血だ。
ミツとクマには犬小屋があるが、
タマはいつもそのあたりを宿にして放し飼いである。
母娘だからというでもないだろうが、どういうわけか、ミツとタマ、
同時に発情期となってしまう。当然、出産も数日違い。
前回、ミツはタマの仔を自分の仔だと思って奪い、
タマはそれを取り返そうとし、私はどちらの仔か分からなくなり、
あたふたしているうちに、両方の仔、みんな死んでしまった。
今回もまた同時に出産したので、
涙を呑んで、タマの子は生まれてすぐに始末した。
その数日後である。
朝の散歩の後、ミツとクマは自分のねぐらに入るのだが、
出産後のミツは自分の仔を置いている逆さにしたボートの下にもぐりこんだ。
するとタマが、ミツの犬小屋に入りこんで、ちょこんとおさまった。
こんなことは初めてだ。
それから毎日のように、この調子だ。
しばらくすると出てくるのだが、タマがいないなと思うと、
ミツの犬小屋を占領している。
タマはミツになりたいのだ。
ミツならば、子供がいなくなることもない。
立派な犬小屋だってある。
犬なりにそれを悟ったのだろう。
タマは単純に、ミツの小屋にいれば、ミツになれると考えたのだろう。
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要は・・・
タマちゃんは雑種だから、放し飼いなの?
雑種だから、犬小屋は必要ない?
そりゃ、血統書の犬は売買も成立するよ!
タマちゃんは雑種だから、タマちゃんの仔は涙を呑んで始末する?
坂東眞砂子には「涙」なんてないでしょう?
ないから、ゴミを捨てるように命を殺められるんでしょう?
「タマはミツになりたい」
そこまで分かってるのに・・・
どうして???
タマちゃんをここまで追い込んでいるのに
気付いてるわけなのに・・・
「単純に」?
単純なんかじゃないよ!
どうして・・・
どうして・・・
それしか出てこないよ・・・
今回、この記事で色んなブログを訪問させてもらいました。
中には、「坂東眞砂子は間違っていない」と弁護する方もいて、
ゾッとすることもあったけど、それはほんの一割位・・・かな?
多かったのは、掲載した日経新聞に対しての批判でした。
事実、電話で苦情を言った方もいらっしゃいます。
読んでて、私も日経新聞の応対に、怒りを感じた。
でも、怒りの矛先は、本当に日経新聞でいいのでしょうか・・・
私は保健所と日経新聞がリンクしてしまった。
保健所と管理所の職員の方々と、向き合ってお話したときに、
「一番辛い立場なのは、この仕事に携わっている職員さんではないか?」
色んな葛藤があって、犬猫の命に携わっている方々の気持ちを察して欲しい。
そう思って、私は職員さん達との会話もそのまま文章に
残すようにしています。
職員の方々が、
「管理所はシークレットにしたい」
と・・・このブログに掲載する事も、
私が管理所に訪問する事も、隠そうとしていたら、
何も変わらないと思った。
今の現状を、世間に伝えていく事で、何かが変わっていく・・・
絶対に隠して欲しくない・・・現状を変えて行きたいのなら・・・
「辛い」「見たくない」「知りたくない」では、あまりにもったいない。
今回も日経新聞は、上の方がどう思って、掲載したのか意図は分からない。
でも、このような事を平気でできる・・・
このような事を正当化しようとしてる・・・
そんな人間がいる・・・
という事を、私たちは知る事ができた。
日経新聞が、そこでこのコラムを掲載中止してしまったら、
私たちは、坂東眞砂子の事を知る事がなかった。
批判非難を耳に入れることなく、坂東眞砂子はこれからも
平気で犬猫の命を殺め続けていたと思う。
世論はそれを絶対許さない・・・このまま終らないと思う。
これも、日経新聞が掲載に踏み切ったからだと私はある意味感謝します。
それが、どういう意図だったのか別として・・・ですが。