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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は、アメリカの白人女性ジャズ・シンガー、ジューン・クリスティが生まれた日です。
●ジューン・クリスティ(June Christy) 1925年11月20日、アメリカ、イリノイ州スプリングフィールド生まれ。 1990年6月21日、64歳で死去。 ---------- ジューン・クリスティは、女性ジャズ・シンガーの先駆者的な存在です。 女性ジャズ・ヴォーカルもののセールス・ポイントとしては、 どういうわけか「ハスキー・ヴォイス」をうたうと受けがいいようで、 ジューン・クリスティもハスキー・ヴォイスを売りにしていました。 白人女性らしいハスキー・ヴォイス、粋な歌いまわしが特徴です。 そして、知的で、清楚なたたずまいでファンを魅了しました。 ジューン・クリスティは、イリノイ州スプリングフィールドで生まれ、 ローカル・バンドなどで下積みを重ね、1945年にアニタ・オデイの後任として スタン・ケントン楽団の専属シンガーになりました。 当時のスタン・ケントン楽団は、名アレンジャーのピート・ルゴロをかかえ、 他の楽団とは異なったモダンでクールな都会的サウンドを特徴としていました。 しかし1949年、スタン・ケントン楽団が解散となったのをきっかけに、 クリスティはケントン楽団のテナー・サックス奏者だった夫のボブ・クーパーとともに独立します。 1953年に、ピート・ルゴロに協力してもらい、 キャピトル・レコードへ『サムシング・クール』を録音します。 これは人気盤となり、誰もが彼女の最高傑作と認めるもので、 白人ジャズ・ヴォーカル・アルバムの上位に入る名盤と言われています。 このときのものはモノラル録音でしたが、 2年ほど後にステレオ録音された新盤もあるので注意を要します。 ジャケット・デザインは異なるものですが、当然、歌声も微妙に違います。 現在では、この2枚のアルバムが1枚のCDになっているものも出ています。 そのほかにも、彼女の代表作としてはキャピトル時代のもので、 『ザ・ミスティ・ミス・クリスティ』、 スタン・ケントンのピアノ伴奏のみで歌った『デュエット/クリスティとケントン』、 『ビッグバンド・スペシャル』などがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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