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October 10, 2007
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カテゴリ:Music
青春とは・・・

毎週水曜日は「朱蒙(ちゅもん)」の日。
うちではBSフジが見れないので、かおりん宅で見せてもらう。
いつの時代、どこの国であろうとも、青春はいいものだ。
青春とは、何もその年齢のことだけではなく、気持ちの持ちようでもある。

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中学生のころ、同級生の仲間と「青年は荒野をめざす会」というものを作っていた。
最初親友と2人で結成し、ジーンズ・ショップでそろえた制服まであった。
しだいに3人、4人、5人・・・、
会に入りたいという者が増えて、けっこうな人数になった。
今振り返るとなつかしい日々。

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●青年は荒野をめざす

1968年(昭和43年)に、
加藤和彦、北山修、はしだのりひこ、で結成していたザ・フォーク・クルセダーズが発表した曲。

作曲:加藤 和彦
作詞:五木 寛之


ひとりで行(ゆ)くんだ 幸せに背を向けて
さらば恋人よ 懐かしい歌よ友よ
今 ウウーウウ 青春の河(かわ)を越え
青年は 青年は 荒野をめざす

もうすぐ夜明けだ 出発(たびだち)の時がきた
さらばふるさとよ 想い出の山よ河よ
今 ウウーウウ 朝焼けの丘を越え
青年は 青年は 荒野をめざす

みんなで行くんだ 苦しみを分け合って
さらば春の日よ ちっぽけな夢よ明日(あす)よ
今 ウウーウウ 夕焼けの谷を越え
青年は 青年は 荒野をめざす

ひとりで行くんだ 幸せに背を向けて
さらば恋人よ 懐かしい歌よ友よ
今 ウウーウウ 青春の河を越え
青年は 青年は 荒野をめざす

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「青年は荒野をめざす」は、五木寛之の小説。

その中に登場する、プロフェッサーと呼ばれる老年の浮浪者のような人物が語る。

「わしは、家庭や、地位や、友人や、それらすべてを捨てて姿を消した。
その時は、もう自分の人生は終わってしまったような気がしてたんだが・・・。
だが、一人になってみると、またそこには全く別な人生がひらけるもんだ。
新宿にやって来て、わしはマスター夫妻や、竜ちゃんと親しくなった。
ジュン君ともな。
・・・今度ニューヨークへ渡れば、また別な生活がはじまるだろう。
こう考えてみると、人生なんてものは二度も、三度もやりなおしがきくものだな。
・・・若い時はことに、これでおしまいだなどと考えたがるものさ。
だが、そうじゃない。
人生は何度でも新しくなる。
青春は、その人の気持ちの持ちようで、何回でも訪れてくれるんだよ。」

そして、物語の最後で、この浮浪者のような老人が、低い声でこう呟く。

「青年は荒野をめざす・・・」

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Last updated  October 19, 2007 01:47:16 AM
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