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カテゴリ:たくさんの思い出
先日、疾走を読んでから、自分の中学時代のことを思い出した。
家を建てたので、中学3年になるときに引越しと転校をすることになったのだが、転校するのが嫌で嫌でしかたなかった。 大きな学校から、人数が半分以下の小さな田舎の学校へ・・・ 転校してみると、みんな良い人で同じクラスには個性の豊かな楽しい人がたくさんいた。(笑) 中堅どころの吹奏楽部から、県下一の優秀な吹奏楽部へ入部させてもらった。 パーカッションを担当していたので、自分用のスティックを持っていた。 そのスティックが珍しかったのか、転校生が珍しかったのか、入部して一週間ぐらいたったある日、野球部のちょっと不良?っぽい奴がちょっかい出してきた。 2年生の野球部の後輩を使って、「スティックを貸して欲しい」と言ってきた。 「嫌だ。」と断ったら、持っていかれたのですぐ取り返した。 すると今度は私の学生カバンを取って行った。 後輩も先輩の命令だから何とかしないといけなかったんだろう。 『ひつこい!!私は早く家に帰りたいんじゃ~!』と心の中で叫びながら、追いかけた。 私が本気で怒ることは珍しいのだが、ひつこいのにプッツンきた。(笑) 後輩が行き止りで振り向いたところ、男子学生服の胸ぐらをグッと掴んで壁に押し付けた! というより、胸ぐら掴んだら、相手がビビッて壁に後ずさりした・・・というのが正しいのだが・・・(笑) 私 「ええかげんにし~!!」(極妻みたい・・・(^^;)) 後輩「・・あ・ん・た・・本当に女??・・・」 ということで、カバンも無事に取り返した。 一緒にいた私の女友も「ひえ~っ!」って感じで見ていた。(笑) 後輩はすぐ先輩のとこに飛んでいって報告したらしく、「先輩が話があるって。」と、また呼びにきた。 めんどくさかったのだが、その後輩がいじめられてもかわいそうなので、顔だけ見せた。 「私殴られるかも・・」と覚悟して・・・(^^;) でも、相手は笑ってた。 どういう会話をしたか良く覚えてないのだが、ちょっぴりお友達になって、スティックも一日だけ貸してあげた。(笑) 虚勢の張り合いは終わった。 注)私はつっぱりでもなく、ただの恐いもの知らずの女子中学生でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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