195356 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日常あるいは乗馬な日々♪

日常あるいは乗馬な日々♪

8がつ25にち はれ

○動物園とラーメンと。





3時起床で始まった北海道旅行初日。
不思議とこういうときだけは目覚めがいい。


実家でがっつりと朝食を取り,車で最寄り駅へ。
4時35分発の始発電車に乗る。
なぜこんなに早いかというと,今回エアドゥの格安チケットを取った(ていうか取ってもらった)ので,安さの代償として6時40分羽田発という飛行機になったからだ。
ま,始発に乗れば間に合うので,特に問題はない。



モノレールに揺られているころには外もすっかり明るくなってきた。
どんより曇っていたけど。
もっとも,私は個人的な旅行で雨に降られたことがない晴れ男なので,天気についてはまったく心配していない。



第2ターミナルに着いたのが6時6分ころ。
あまりのんびりはしていられないので,さっさと並んで手荷物検査。
携帯やデジカメを皿に入れて,キャリーバッグを預けて,自分はゲートをくぐる。





   ぴんこーん。





くそぅ。
やはり反応したか。
原因は靴。
昨日買ってきたパドックシューズだ。
つま先に鉄が入っているもんなぁ。
靴を脱いで再チャレンジしたところ,問題なく通過。
紐だからめんどくさい・・・。


そんな小さな出来事を経て,さっさと機内へ乗り込む。
当初懸念されたキャリーバッグの機内持ち込みについても,何を言われるでもなくあっさり通過。
120センチは無理じゃないの?とか心配してたのに。


席は機体の真ん中あたり?
いまさら「飛んだ飛んだ,すっげぇーーー」とはしゃぐ歳でもないので,外が見えなくても別にいいもんね。
ただ,予定では6時40分発だったのに,搭乗客の確認と離陸の順番待ちでえらい時間を取られ,ようやく離陸したのは7時20分ころ。(--;)
急ぐ旅じゃないからいいけどさー。




機内では,なんとなくうつらうつら。
朝が早かった割に,妙に眠れなかった。
眠ることに関しては極めて前向きな私も,どーやら緊張していたらしい。




新千歳空港に着いたのが8時35分ころだったか。
さー,こっからが乗り換え乗り換えで移動の連続ですよ。
札幌まで電車で移動して,キャリーバッグを駅のロッカーに預け,今度は高速バスで旭川へ向かう。
回数券や往復券を駆使し,少しでも安くあがるように。
それらを見つけてくる才能に脱帽です。

旭川に着いてからは,「ふぁんふぁん号」という,旭川の観光地各所をぐるっと回ってくれるバスを使い,まずは旭川ラーメン村へと向かう。
なにしろすっかりいい時間なので。
お腹が空いて目が回りそう。



ラーメン村に着いたのは13時過ぎ。
半日が移動でつぶれたわけだが,この後には旭山動物園でホッキョクグマが待っている。
ふふふ。
その前にラーメンで腹ごしらえ。
烏骨鶏ラーメン(しお)700円とチャーハンをオーダーしたが,味は・・・うーん,形容しがたい。



2006-08-25 23:32:08




最初の一口で「?」と思った。
説明しにくいのだが,何かよく分からないものでだしを取ってあって,それの味が結構強い。
手が込んでいるとは思うが,惜しむらくはその味が私好みではなかったということ。
普通の塩ラーメンの方がすっきりした味だったなぁ。

初めての店でのラーメンは,下手に冒険せず,一番オーソドックスなものを食べた方がいいな。



大汗かきながら食べたけど,それはバスの時間が13時51分だから。
45分間隔なのだ。
これを逃してしまうと,動物園で使える時間が少なくなってしまう。
急いだおかげでバスには間に合った。
しかし,バス停の街路樹に毛虫がたくさんいて,風に吹かれてゆらゆらしていたのには閉口したが。





それから20分くらい乗ったかなぁ。
ついに旭山動物園に到着~。
これから閉園の17時15分まで,がっつりと動物園を満喫。
ここで動画を公開できればいいのだが,どうやら無理っぽい。
アザラシたちが円柱の中を行ったり来たりしている様子を動画で撮ったのだが,お見せできないのが残念。

ホッキョクグマものっそりとしながらもダイナミックな「もぐもぐタイム」(つまり食事の様子ね)を見せてくれたし,トラも何回も同じコースを歩きながら撮影に協力してくれたし,水浴びしているところをガラス1枚はさんで数十センチのところまで近づいたりできたし,いやー,すごいぞ旭山。



DSC00055.JPG


DSC00045.JPG


DSC00043.JPG



その一方で,百獣の王ライオンが,暑さのせいかバテてているのか分からんけど,お腹を上に向けてごろんとひっくり返ったまま昼寝してるのには笑った。
いいのか,それで。
王の威厳,まったくなし。

ペンギンは撮られることが分かっているのか,じっと同じポーズを取ったまま動かず。
建物の中には入らなかったので,チューブの外をすぃーっと泳ぐ様子は見ていない。
一緒にイワトビペンギンもいたけど,こちらは羽毛の生え替わり時期みたいで,ちょっとぼさぼさだった。
でも,少し奥まったところでちょこん,と立っている様子が妙に可愛かった。



DSC00030.JPG





どの館でもそうなのだが,動物たちが何かするたびに,歓声やどよめきが起こる。
見てて飽きない。
なるほど,リピーターが多いわけだ。
ちょいと距離があって,見に行くのは大変かもしれないけど,北海道旅行をするならその計画の中に組み込んで損はないと思った。




園内に蛍の光が流れるまで,あっちこっち回って堪能し,17時半の路線バスで旭川駅に向かう。
ふぁんふぁん号は残念ながら16時半ころが最終で,間に合わなかった。
せめて閉園時間の後まで走ってくれてもよさそうなもんだが。




旭川駅からは再び高速バスで札幌へ。
車内では爆睡。
結構歩いたし,慣れない靴だったから余計に疲れた。
口あけてイビキをかいていたかもしれん。。。




札幌には20時40分ころ到着。
朝預けたキャリーバッグを回収しつつ,地下鉄南北線で中島公園駅へ。
ここがホテルの最寄り駅なのだ。
ここに着いた時点で21時半近くになっていたので,荷物を持ったままで先に腹ごしらえをすることに。
ホテルには電話しておけばいいし。


晩飯は札幌ビール園なるところで。
他のテーブルでジュウジュウとジンギスカンを焼いてビールを飲んでいるのには目もくれず,こっちはアルコール類を一切排除して,刺身やら鶏やらサラダやらをたらふく食べた。
いやいや,これが美味い!
実に美味い!!
やっぱり魚だね。



   酒もいらなきゃラム肉もいらぬぅぅ~♪

      私ゃも少し刺身がほしいぃ~~~♪  (字余り)




あ,締めは「蟹の鉄砲汁」。
みそ汁様のものを想像していたら,鉄なべに入った汁が出てきたのでちょっと驚いたが,これも美味かった。
海の幸のエキスがぎゅっと詰まっている。
締めの一杯としてサイコー!(≧▽≦)





それからようやくチェックインして,風呂に入ったりして今に至るわけだが,楽しかったし,中身が濃くて充実してたな。
移動が多いともっとだれてくるものだけど,見るもの聞くものみんな珍しいし,やはり旅行初日ということもあって,若干テンションが高めだったこともあるのだろう。
疲労をあまり感じない一日だった。









© Rakuten Group, Inc.