第31話・殺人の追憶 《2003年　韓国　134分》

【1986年-1991年・・・6年間で10人の女性が殺害された 3000人の容疑者が取り調べを受け、30万人の警官が動員された がたった１人の犯人はまだ捕まっていない・・・】 　実際に起きた未解決殺人事件をもとに作られた作品で、”シュリ””JSA”を超える560万人を動員し、2003年韓国NO1ヒットとなったサスペンス。 　映画は2人の変死体が発見されたことから始まります、捜査当初、舞台がソウル郊外の小さな農村で起きていることもあり、そこまでの緊張がないんですが、ある法則を持って次々と犠牲者が増えていくが、小さな農村にもかかわらず事件解決につながる有力な手がかりは全く出てこない。徐々に警察サイドに焦りがみえ始め、精神的に追い詰められいく。そして映画が観終わった後にはやるせない悲しみや無念さを感じてしまいます。なぜなら、この事件の犯人は未だ捕まっていないので・・・。特に映画のエンディングシーンはいつまでも記憶に残り、なお一層の悲しさ・無念さをかき立てます。 この映画公開の後、本国韓国では事件の再捜査を求める市民運動が起きるなど、映画の枠を超えた社会現象にもなったようですし、韓国映画ここ数年の最高傑作とも称される作品です。正直、他の一級サスペンスのような洗練されているとは思いませんが、未解決という事実がこの映画に重みを与えていると思います。 《この映画のエンディングがいつまでも余韻として心に残る指数　79》 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその1【シアターサラウンドシステム】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその2【DVDレコーダー】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその3【液晶テレビ】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその4【プラズマテレビ】探しはこちら