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カテゴリ:映画関係
死期が迫った重病患者2人がまだ見ぬ海を目指すロードムービー。観ないと絶対人生損する名作!!(だと思います) とある病院を訪れたマーティン(ティル・シュバイガー)とルディは突然医師に命幾ばくもないと宣告され末期病棟に移される。病院の厨房でテキーラを飲みながらマーティンが口を開く。「天国じゃ、みんな海の話をするんだぜ。海がどんなにきれいかってね」。だがルディはまだ一度も海を見たことがない。「海をみたことないやつは指をくわえているしかないな。おまえ、話に加われないぜ」とマーティン。2人は駐車場にあるベンツを盗み海を見る旅へと出発するが、何とそれはギャングの”訳アリ”なベンツだった・・・。 77とゴロが良い日記なので、本当に好きな映画のことを書こうと思い、この作品にしました。カイザーソゼが人にオススメの映画を聞かれると必ず挙げる映画2つありますが、その一つの作品がこの【ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア】です。90分と尺は短いですが、本当に良くできています。ちょうどこの時期ってジャーマンムービーが流行っていた時ですが、その中でもクオリティーがダントツだと思います。主人公の設定からだけだと非常に暗い作品となりそうですが、とてもテンポ良いポップな仕上がりで、コメディ的な要素も多分に含まれているので、気負わずさくっと観ることができます。 マーティンとルディの性格は正反対。それが逆にバランスが取れていてとても良いコンビです。そして彼ら2人を追う2人のギャングがまた良い味を出しています(笑)。特にその内の一人ははっきり言ってバカなんですが(笑)、なぜか憎めないキャラなんです(確か、【ラン・ローラ・ラン】や【エス】にも出演していた俳優だと思います)。プロフェッショナルとはお世辞にも言えない2人なので、マーティンとルディにとことん振り回される訳ですが、それが観ていてかなり楽しめます。 主役のティル・シュバイガーはカイザーソゼがかなり気になっています。ハリウッド進出もしているようですが(【ドリブン】【キング・アーサー】【トゥームレイダー2】)、いまいち魅力が活きていないです。本国ドイツではかなり有名だと思いますが、もっと評価されても良い俳優だと思います。彼が主演している他の映画ではドイツ映画”レボリューション6”がこの映画には遠く及びませんが、おもしろいと思います。 完全なハッピーエンドではありませんが、あのエンディングはとても印象に残ります。 つべこべ言いません、映画好きなら観て下さい。でないと、人生損しますよ(笑)。 《映画だけでなく、ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアの曲にもシビレる指数 88》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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