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カテゴリ:映画関係
【LA発、ヘルシンキ行 地球の夜の十字路で、5都市同時のタクシードライブ】 ジム・ジャームッシュ監督、世界5都市のタクシードライバーとそのタクシーに乗った乗客を描いたオムニバス映画。 この映画も気付けば、もう15年近く前の作品なんですね、びっくり!。ストーリーはあって、まぁ~無いようなモノです。だってタクシードライバーとその乗客の何気ない会話が描かれているだけなので。ここら辺は以前日記に書いた【コーヒー&シガレッツ】も同じですね。でもジム・ジャームッシュ作品の場合、その作風がカイザーソゼにとってたまらなく心地よいんです(笑)。 この映画がとてもユニークなのは、ロス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5都市で同じ時刻に展開している話がオムニバス形式で描かれている点です。”同じ時刻”というのがポイントなので、一つのエピソードが終わり、次のエピソードが始まる前に、時計の針が逆向きに動き、時間が戻っていきます。マニアックですがその映像も個人的には好きです(笑)。 エピソードそれぞれおもしろいんですが、カイザーソゼが特に好きなのはロスとローマのエピソードです。 まず、ロスなんですが、当時まだそんなにブレイクしていないウィノナ・ライダーが出ています。この時にはまだ19歳だったそうで、めちゃめちゃかわいいです。そのウィノナ・ライダーは観る価値があるかもしれません。最近はあまり映画で観る事がなくなりましたが、すっかりスターダムから外れてしまった印象があります。何か勿体無いって思ってしまいますが、復活は難しいのかな?。 次のローマですが、これは何と【ライフ・イズ・ビューティフル】のロベルト・ベリーニが出ています。そして、彼のキャラがすごくおかしいんです。ネタをばらすとおもしろくないんで、ふせておきますが、ベリーニが乗せるお客が神父さんです。一方のベリーニは・・・おもしろいです(笑)。気になる方はレンタルにてチェックを!!。 好き嫌いが別れますが、【コーヒー&シガレッツ】よりは多少変化に富んだ作品なので、観やすいと思います。それぞれが全く異なったエピソードなので、結構お得な作品です。DVDで欲しいぐらいなんですが、なかなか安くならんとです。。。 《ロベルト・ベリーニのキャラに日本人が考える典型的なイタリア人のおっさんをイメージしてしまう指数 71》 ---------- 【コーヒー&シガレッツ】の日記はこちら 他の映画日記はこちら 印象に残る映画のキャッチフレーズのページはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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