2006/01/24(火)00:46
【パーカー ソネット 】 再評価
私の記念すべき初めての万年筆となったパーカーソネット。
余り感心しない方もいらっしゃるとは思いますが、ネット購入です。
色はオーシャンブルー。ペン先はFです。
ホントは、物は試しだったんですよ。
予算も\10000代でした。
でも、ペン先は金が良かったし。
カートリッジだけでなく、吸入式か両方出来る両用式が欲しかった。
それを満たすペンを探していたわけですよ。
実際買ったのはここで。
私がモノを買う時はいつもそうなのですが、ネットや雑誌を巡りながら、断片的な情報を集めていきます。
そこから得た情報を元に、選択肢を増やしたり減らしたり。
そうやって、購入するものを絞り込んでいきます。
●ペン先には、”硬さ”がある
だとか、初めて知りましたもん。
で、その中で、ウォーターマンだったり、ペリカンのトラディッショナルだったり、パイロットだたり、色々な選択肢を出して。
見事勝ち残ったのがソネットだった
ペン先は18金だし、弾力があると。
価格も、一万円ちょっとで買える!
という訳で、数日後、ラミー2000 4色ボールペンと共に我が家に届く事となった。
不満があったわけではないが、その後すぐにM600を購入したわけで。
万年筆に対する知識も、急速に蓄えた今になって、再評価をしてやりたいわけです。
ソネット、かなり良いですよ。
左は、ペリカントラディッショナル250です。
ペン先の形状から見ても、かなりソネットが柔らかいのが見て取れます。
・・・ぶっちゃけ柔らかいとか硬いとか、さっぱり分からずにいましたけど・・・。
最近やっと分かってきたのです。
トラディッショナルと比べると、筆記感が明らかに柔らかい。
かといって、トラディッショナルが書きにくいという訳ではないところが、万年筆の奥深さを感じます。
ペリカンM600のように、インクフローと、ペン先の向きが良くなっただけで恐ろしく書きやすくなる例もありますし。ホント奥深い!
とにかく、柔らかな・・・としかいいようが無い筆記感があるわけです。
受け売りですが、力をいれずに、後ろを持って、ペンの重みだけで書く。
ということは、細すぎて難しいのですが、最初の一本として、なかなか面白いものを買う事ができたなと改めて思いました。
実用にも使いやすいですし、大切な一本です。
今のこのブログがあるのも、このペンのおかげかもしれませんね。
しかし、ソネット。
ペン先にかなり個体差があるという話も聞きます。
たまたま私には自分が書きやすいペンが当りましたが、ネットでのご購入はちょっと勧められないかも知れません。