|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日、今日と仕事のお試し期間の私です。
昨日は1番症状の軽い患者さん、今日は1番重症度の高い患者さんを訪問看護師さんに着いてまわってきました。 今日は心配していた午後の仕事で姫のお昼寝時間と、託児の先生が別の人ってことでちょっと、気になっていました。 前日はいつもの先生だったので、いつもと変わりなくクリアしたのですが、やっぱり子供は親の微妙な変化にも気づくらしく、仕事初日の前日はいつもコテッと寝る姫も寝なくて、一人で真っ暗な部屋で「ママと、パパと、○○ちゃん(自分の名前)と、みんな一緒なの。ずっとね」なんて、ちょっと意味深なこと言ってみたりして、夜が更けていきました。結局寝たのが日が変わって1時過ぎ。 そして、翌日の昨日も、前日の睡眠不足があるのにもかかわらず、私の緊張が伝わり、遅くまで呪文のように「ママとパパと・・・ずっと一緒」を唱え寝ていきました。 仕事でみんながバラバラになると思っているのかな? そして、本日、午後の仕事なので午前はいつもより甘えさせようと近所の公園に行き、遊びましたが、甘えさせるどころか、暑くて、暑くて日差しが痛く、私はほとんど日陰にいて、ダメママでした。 ノンビリと昼に帰って来てご飯を食べ、そろそろ時間になったし、洗濯物を取り寄せて、洗い物をして~なんて、行く時間から逆算して家事をこなしていたら、電話が鳴りました。 なになに?電話を取ると職場からで、とっくに仕事の時間を過ぎているというのです。 え~~~~~~~? 超、焦りました。電話をどうやって切ったかもわからない感じで、電話を切り家を飛び出しました。 姫も気がついたら車にちゃんと乗ってたし、きっと私が乗せたんだろう。無我夢中で覚えてません。 結局20分遅刻で仕事場に着き、姫を急いで降ろし、そして預け、患者さんのお宅へ行ったのですが、予定開始時刻より10分遅刻して到着してしまいました。 あ~バカな私。初日なのにツイテナイ・・・。 車の中で靴下を履き、サンダルからスニーカーへ変え、落ち着け、落ち着けと、自分で言い聞かせ、仕事モードへ。 姫はなんだかわからないまま、預けられたのですごく不安そうに私を見ていたのを思い出します。 本来なら余裕を持って行くつもりだったのに、なんていうことでしょう。 仕事をとりあえず終了し、2時間して職場へ到着。姫と合流しましたが、泣くこともなく、とてもいい子でした。と、言われました。 でも、私と別れた直前はかなり不安そうで入り口付近から離れず外ばかり見ていたそうです。 確かにいつもは、その場に私もいてから出かけるので、ちょっと戸惑ったのかも知れませんね。 何もかも私の遅刻のせいなんです。 仕事の途中で他の看護師の方に 「電話して様子聞いてみたら?心配でしょ。」 と、声かけられ、託児のところに電話してみたんだけど、黙々と遊んでるよと言うことで、安心して、出来ました。 こんな仕事途中での電話なんていう配慮はきっと、他の職場にはないんだろうな~。と、しみじみ思いました。 じっさい、ここ10年の私は外科病棟2年、手術室4年、透析室2年で、育児2年7ヶ月です。外科では癌の末期患者さんとの関わりが主だったり、手術後の患者さんが主だったりでした。 手術室では、患者さんの看護って言うより、先生の介助であって、ほとんど患者さんとの関わりはなくって、さみしいな~なんて思ったことがありました。で、透析室では毎日が流れ作業のようで私には合ってない科だとしか思えませんでした。 実際、自分はどんなNSになりたいか、なんて看護学生のときに思い抱くのですが、透析室勤務の時に改めて思いました。 が、しかし、結局は姫という宝物を手にし、看護師の現場を後にしたのですが、久しぶりに患者さんと関わり、患者さんと、看護師として忘れられていたものを思い出しました。 育児では考えない死という感覚。 もう10年以上、私が外科の新人NSの頃に戻るかのような感覚でした。 なんとも言えないのですが、新鮮な気分です。 この先またパパと相談して仕事を契約するか考えるのですが、昨日、今日とちょっとだけ看護師の日でした。 でも、姫の母ちゃんは母ちゃんだからね。と、言い聞かせて、ヘトヘトに疲れた姫はいまもまだ寝ています。 ここのところ立て続けに仕事仕事なので、少しは戻って育児に専念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|