2014/05/26(月)11:52
出産レポ 2 陣痛編。
前回の出産レポの続きを書かせていただきます。
もうすでに3週間が経とうとしているため、出産のあの痛みも忘却の彼方へいってしまっていますが、どうにか記憶を手繰り寄せ覚え書きに記録させていただきます。
陣痛開始から一時間半、旦那さんの運転で病院まで。
徒歩3分の病院までの距離を荷物が多かったため車に揺られて1分間。
短い時間でしたが、すでに3分間隔ほどになっている陣痛中の車の振動は中々キツかったです。
なので次に妊娠してもし産院まで遠い場合は、陣痛が始まったらもっと早めに家を出ようと思いました。
そういえば、陣痛が始まった時にシャワーを浴びて行こうと思っていたのですが、トイレに行くと何だか少し水っぽいものが出ているような…
でも破水にしては量が少ないので高位破水??
という心配ダネがあったためシャワーを浴びず。
病院に到着したのが21時過ぎ、ベッドに案内されてNSTを装着して横になった時、デジタル時計が自分の誕生日(9:17)だったのを覚えています。
しばらくぼっくんの心音をチェックした後、分娩室隣の陣痛室のようなところに移動し子宮口の開きをチェック。
確かこの時に3cmか4cmだったはず。
まだ普通に喋る余裕あり。
助産師さんにも敬語で、旦那さんにも笑顔で話しかけていたはずです。
この後入院する病室に案内されますが、この辺りから1人では歩けないくらいの腰の重さ、痛みに襲われます。
移動中も旦那さんか助産師さんかにしがみついての移動。
部屋はシャワー、トイレ付きの綺麗な個室…とそんなの観察する余裕もなく、ごろんと転がされたベッドにてひたすら壁に手を伸ばして力を入れて痛みに耐えておりました。
そこに登場した助産師さんから、もうすぐ陣痛室に戻るのでメイクを落とすように指示が。
そうだった、破水疑惑のせいでシャワーを浴びて来れなかったんだった。
急速に意識が朦朧とし始める中、旦那さんに支えられてトイレの中の洗面台まで。
とりあえず今のうちに出せるものは出しておこうとトイレに腰掛けると、生理2日目レベルの出血をしていたのを記憶しています。
これが…噂のおしるし…なんて思いながらも、体に力が入らず。便器からも立ち上がれず。
初めてお酒をたくさん飲んだ新歓コンパで酔った時もこんなだったなぁ、と初めて酔っ払った時のことをぼんやり思い出しながら這うように目の前の洗面台まで移動。
しかしパンツを上に上げる余裕もなくお尻丸出し!笑
助産師さんに分娩用の服と産褥ショーツに着替えさせてもらいました。
痛みの合間をぬって洗顔し、そのまま陣痛室に連行。
もはや酔っ払い。
このあたりで確か日付が変わるか変わらないかといった時間。
再び陣痛室のベッドの上にて悶絶。
この辺りから恥というものが徐々になくなり、我を忘れての陣痛体勢に入ります。
ぼっくんが段々下がってくるのを感じながら、少々気分が悪くなってきました。
「ぬおーーーーーっ!」と言ったうめき声を出しながら、首が座ってない赤ちゃんのようにふらふらと揺れて、目は虚ろだったと思われます。
でも、まだ合間に息抜きの時間(30秒〜1分程)あり。
さっきまで吠えていたかと思えば、
とか言う余裕もあり。
その内子宮口がどんどん開き始め、上からも下からも何か出そうな…今までに感じたことのない何かがせり上がってくる感覚に。
なんか出そう、でも詰まってる、苦しいーーー!でも出そう…の無限ループ。
四つん這いになったり、横向きになったりでせわしなく動きながらどうにか痛みを誤魔化しながらおよそ2時間。
その間ずっと腰をさすってくれる旦那さん。
その度にのたうち回りながら「ぬおーーーーーっ!」とか「ぐおーーーーーっ」とか吠える私。
しかし助産師さんから、大きい声を出すと力がそちらに分散するのでいきみたくなるまで「ふーーーーー、うんっ」と息を長く吐いて吸うように言われました。
いわゆるいきみ逃しというやつですね。(後になって知りました)
しばらくその呼吸をしていると、ものすごくいきみたくなってきて。
助産師さんにその旨を伝えるとすかさず子宮口チェック。
もう9センチ程になっているので分娩台の方に移動しましょうと言われ、ふらふらと分娩台へ。
時は来た!やっといきめる!
ほとんど思考停止状態の頭で、もうすぐぼっくんに会える!ぼっくんが頑張ってるから私も全力でサポートせねば!と自分を奮い立たせ分娩台によじ登った記憶があります。
さあ、ついにラストスパート!
長くなったので1度休憩させていただきます。
読んでくださっている方、もう少しだけおつきあいくださいませ!
最後まで読んでくださりありがとうございます^_^
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