罵詈雑言-本能ノ趣クママニ

2015/05/11(月)17:15

一寸の宇治虫にも五分の魂

家族(98)

先日、京都のJR宇治駅付近の表参道(平等院前)を車で走っていたところ、細い脇道から糞ダっサい生きた化石車(シャコタンばりばり直管マフラーの爆音パープー車)がズイーンと無理な侵入をキメ込んで来てやな、うっとこの車と間一髪のところで衝突を逃れるという冷や汗じっとりな事があったんやけど、お察しのとおり、この手の“脳足りん”な輩には特に常日頃手厳しいあたしは助手席で「このバカチンが!」と、そしてテールランプに穴が開くほど化石車を睨みつけながら「お前みたいな野郎はどこぞの大型車と接触事故を起こして、くたばったらええねん!」と、つい。 したら運転席のダーリンが「けいこやん、こんなポンコツな奴にも親はいるし、悲しむ人もいるだろうから“くたばれ”なんてことは言うてはいけません」と優等生な正論を正面から突き付けてきたのでぐうの音も出なくなったあたしは「じゃあ、なんて言うのが正解なのか教えて」と、さつきに怒られてふて腐れるメイのように口をとんがらして尋ねると、ダーリンは静かにこう言いました。 「歩道を行き交う人が誰もいなくなった時間帯に、ついウトウトと居眠りをしたポンコツ野郎は京滋バイパスの近くにある『レクサス宇治』のショールームに時速30kmぐらいで突っ込んで、ショールームの一枚ものの値の張るガラスを木端微塵に破壊しただけじゃなく、店内に展示してあるレクサスLSやらレクサスGSやらを廃車にしてまう。で、奇しくもポンコツ野郎本人は無傷、でも車の保険に入っていない、みたいな。後日届く巨額の請求書を見て顎が外れる、みたいな。」 ダーリン、天才!

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