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PUKU's Room

PUKU's Room

『パラン』コメンタリー3

2005-11-24 05:14:51


P:ここが廃校なんですけど、民宿として使われている所だったんです。

監:そうです。こんな風にコジェ島で、廃校が民宿として使われている場所を見出すことができたのは僕達にとって大きな収穫でした。

て:あ~ぁ・・・メムル島だ・・・ほんとに・・・きつかった。(笑)

監:「ラフタイ(?)」に出てくる女主人公みたいでしょう?服装とか・・・

監:リヤカーにカメラを積んで・・・必死に走りました。(笑)

P:この場面はメイキングを見て頂かなくてはなりませんね。

P:切迫して車が止まって・・・

へ:頭打ちそうでした。

監:原作でもこの場面はとても印象的でしたね。車を追いかけるシーンだったんだけど・・・

て:う~ん!あれ良かったよねえ~なんでやらなかったの?

監:マネしたくなかったのだ~(笑)

て:まぁ、そこまでマネするのはあんまりだったかもねぇ~でも、ほんとにあれ、良かった!まだ見てないでしょ?

P:ああ、へギョシは見てないのね。

て:頑固だねぇ・・・(笑)見ないといったら見ない。

て:これ、誰も見ていない・・・TVプロ・・・ライタイ(?)とかいうの?

へ:そのマネでって、いったい何通りやったのかしら?

P:スホは頭が足りないそうです。(笑)

て:あ~このシーン・・・後ろでシンヨンが・・・笑いをこらえるのが大変だった!

監:過去に愛していた女性と全く同じ顔の女性が現れた時の気分って、どんなでしょうね?もう2度と会うことはないと思っていたのに・・・

て:そんな人いますかね?そりゃあ、声も出ないでしょう。(笑)

監:あの、認識票は()さんのアイデアです。

P:最初、国軍か、人民軍かで迷ったでしょ?でも、人民軍には認識票がないそうです。

P:私達のほんとに多様な試み・・・水中撮影、航空撮影・・・

て:ほんとに見れば見るほど・・・何かもらわなくっちゃ!「さしみ屋」を一軒くれるとか。そう思いません??

P:コジェ島から?(笑)

監:石拾って来たじゃないですか。(笑)P:あははは!2個!

て:日本で公開されたら、観光客増えるかな?

P:今回、釜山からコジェ島まで道が伸びて、30分でたどり着くんですって。

て:釜山からコジェ島へ道があるの?

P:ええ、道路が開通するんですって。 て:え~~~っ!

P:私達は行き来するのに2時間以上かかったんですが、30分に短縮されるんですって。

て:うわ~~~!!!

P:だから日本からの観光客も十分来ることができます・・・

て:うわ~~~!!! 絶対何か下さい!(笑)

P:だから土地が値上がりしたんです。

監:さあ、マングム爺さんが愛する女性の死を迎えます。

て:ここはとても泣いてましたねぇ~

監:僕らの映画の2つの愛・・・スホの愛、お祖父さんの愛・・・このような場面を衝撃的に感じる若者も多かったようです。人の死体をこういう風にぐるぐる巻きにするっていうことに衝撃を受けた人が・・・

P:モニターして下さった方の中で、そういう話をしながら泣かれる方も・・・個人的な感情からのようです。

監:このシーンを撮る時、霊安室には死体が一つもありませんでした。撮影が終わったとたん、死体が入って来たんですけど。関係者の方が、映画がうまくいくように、そういう風になったんだろうとおっしゃってましたけど。

て:あーこれ、ほんとに霊安室だから・・・僕こういうの初めて見た。

監:『波浪注意報』をやると決まって、次の日に僕のお祖母さんが亡くなって・・・こういう場面を見ました。似ている所が多いです。

P:私も・・・シナリオを準備している時、お祖母さんが亡くなったんですよ。

監:霊安室のシーンについてお祖母さんが手助けしてくれたわけです。もう2度とこういう恋愛をすることができないだろうということで、よりいっそう切なさが増しますね。

P:編集しながらもこの場面は涙が止まりませんでしたが、今見ても胸が痛いですね。

て:ソン・へギョさん!

へ:はい?いますよ。

て:ああ、どっか行っちゃったと思いました。

P:最初はお祖父さんの泣き声がずっと響いていく感じだったんですけど。

監:こうして投げかけられた現実が切ないです。

監:このシーンをはずそうという世論が多くてとても悩んだんですけど・・・

て:いやぁ~よく走った!(笑)

監:スホが笑っているでしょ?

P:この顔のカットでずいぶん助かりました。順序が入れ替わったんですけど。

へ:幽霊みたい。(笑)

て:これも原作に・・・

監:原作にある一番有名な場面です。無菌幕のシーンが無ければ「世界の中心から波浪注意報」があり得ないでしょう。

て:笑える・・・

へ:とんぼが飛んでった以後。

て:死ぬとこやっちゅうのに。

監:最後までやりぬくのです!(笑)

て:死ぬとこやっちゅうのに・・・ほんとに美しく死んじゃうのね~きれいなことばっかり言って~

監:嬉しいけど悲しい・・・スウンの表情が・・・悲しみと喜びの入り混じった表情が・・・メロ映画には多く出てきますね。死の悲しみと、愛する人とキスする喜び・・・

て:これ、最後の撮影だ。僕、最後の時みたいだけど。

監:僕がほんとに尊敬し、愛する演技者の方です。声がとても澄んでいます。

P:それにしても・・・父親が娘に抱く感情というのは特別なような気がします。結婚式では母親より父親の方がたくさん泣かれる場合が多いですね。

て:そりゃあそうでしょう・・・

P:今、この場面でも・・・母親より父親の感情の方が強調されて・・・

て:そう・・・スウニオンマ・・・どこ行っちゃったの?スウニオンマは?(笑)

て:あ~この時も、風がささ~って吹いたんだよ~

て:あー、あの赤いのは何? P:サルビア。

て:サルビア? P:花から蜜を取って食べれる・・・

て:あ~あ~あ~あれ!持ってきて植えたの?

P:これはもともとあったんじゃないんですか?

監:植えたんです。

て:「僕は誰が覚えててくれるんだってばよ~」(笑)

監:ここの撮影は怖かったです? へ:なぜですか?

監:こんな風にして死んじゃうんだなあ~って。

へ:喉が痛くて死にそうでした。(笑)

て:死ぬ目にあったんだなあ~

P:ここでの監督の注文が印象的でした。「あらゆる苦痛を超越したような」って。

て:難しい~難しい注文だ~

監:字幕処理が必要ですか?(笑)

て:「なんで?なんで?なんでだめなのよ~?」(笑)

へ:結婚しちゃうじゃない。

監:ここ撮影しながら地元のお年寄りが焼酎を持って来てくれましたね。飲んでみなさいって。

て:いい人達だった~

監:スウニが死ぬ前に感情を爆発させるのがこの場面ですね。今までは一度もそういうことはありませんでしたが。ほんとに率直な感情が出ればと思ってました。

て:台風だぁ~~~台風だぁ~~~!!!

監:実際に台風が来たとき撮影しましたね。命がけでした。

P:台風の名前なんでしたっけ?ほんとに大きな台風だったけど・・・

へ:ナビ? て:ナビ! へ:ナビかな? P:メミかしら?(笑)

て:ナビだよ、ナビ。

P:スタッフの皆さん、家族から電話かかってきてましたね~

て:僕も台風の時死ぬ目にあいました。前の日飲みすぎて・・・(笑)台風だから当然撮影無いと思って。そしたら翌日出て来いって・・・

へ:おまけにおぶわされて。

て:もうすぐ出てきますが・・・ほんとにきつかったっす~

監:僕の好きな表情の一つです。

て:じゃじゃ~ん!

監:「とんぼが飛んでった」ですね。お互い同じことを考えていました。

監:俳優の方々が思っていたよりもうまくやってくださる時、あまりにもありがたくて、何と言っていいか分かりません!「ありがとう」というと真意が飛んでいってしまいそうで・・・だから何も言えないんです。

P:これからは「愛してる」と言ってあげてください。(笑)

監:それは言えません。(笑)

て:ほんと・・・言えない。

監:愛する思いが飛んで行ってしまいそうです。

て:あ・・・それいいな。今度使っちゃおう!

へ:あ~ぁ=3

監:この場面が非常にエロティックだという話があります。

P:ほんとにそうですね。

て:おいで・・・

P:ここはほんとに・・・変な場面です。

て:声優でもう一度吹き替えを・・・抱擁。

て:これも台風の時ですね。僕は本当にきつかった・・・(笑)でもって、こいつもきつかったんじゃない?

へ:私は大丈夫でした。

て:それにしてもほんとに今にも死にそうだ。(笑)顔が・・・メガネ描きすぎ・・・(笑)

へ:たぬきみたい;;

て:たぬき~~~!(笑)

へ:以前「秋の童話」の時、別名がたぬきでした・・・

P:爆笑大作戦に出てくるたぬき~

へ:なんですかそれ~

て:あ~僕・・・こんないい台詞をいっぱい言ってたのに・・・全然覚えてない。(笑)飲みすぎて・・・

監:本当に台風の時撮ったから後ろ風がすごいですね。これはとても作ることはできません!

P:あの雨・・・

て:これどうやって撮ったかって・・・ほんとに・・・

監:このシーンでスホが、船が出なくて行けないという台詞を言うんだけど、これを書いた後、てひょんシが読んで何て言ったかっていうと、大げさに「ああ~これほんとに悲しい!ほんとに悲しい!」というもんだから・・・ほっとしました。悲しいように書いたつもりだけど、悲しいって言ってくれて・・・

監:この場面ではスウニがスホにあげる最後の贈り物・・・微笑みを向けるその顔が最後のプレゼントだと考えました。

て:こういうシーン、売ったらいいですよ。(爆)台風場面!こんなのいつ撮れますか!だめ?

監:この前面の顔もいいでしょう?撮影監督が顔のクローズアップはうまいんです。「銀杏のベッド」の時もミダン姫の顔のクローズアップがとても良かった。・・・この台詞は、我がオムPD様がスホに宛てた手紙として書いてくれました。恋愛する感情で徹夜で書いたというのですが・・・とてもいいです。さあ~スホに贈る最後のプレゼントです。この微笑・・・

て:ありがとございま~す。いただきま~ちゅ^^(笑)

て:クエッ!!!

P:あ~~~~ほんとにーOー!!!(怒)

へ:あ~~~~もう!!ほんとに!!!(怒!怒!)ほんとにもう~

監:さぁ、カメラが上がって行ってスホの涙を捕らえます。このタイミングを合わせるのに苦労しました。たくさん撮りました。次のカットでへギョシが笑ったという話が・・・

へ:お腹がたいそう震えていたので・・・頭がポンポンポンって、叩かれてる感じ。見て!揺れてるでしょ?(笑)

P:これは・・・メロではなくてコメディですね。(笑)

て:狭い~~!

監:スウンもこうしてお棺の中に入って、差し込む日差しを受けていただろうな・・・ってスホは考えたでしょうね。だからいっそう悲しい・・・

(・・・)

へ:初日でしょ?

て:初日。前日にたくさん飲んだのに、次の日山に登って昼食が、何?シレイション・・・

監:非常食・・・上って調理をする状態じゃなかったので。

て:死ぬ思いだった。

P:私もたくさん食べました。

て:ほんとにきつかった~

監:・・・全く、どうしてこう、大変な撮影の前にはいつも泥酔状態なのか・・・ て:我知らず・・・

P:てひょんシの髪型のために、現在のシーンを先に撮って、過去を後から撮ったんですよね。

て:なんか、カツラみたい。(笑)

P:髪の長い時と短い時と全然雰囲気が違いますね。

監:この映画が、極端な設定のあるものではないので・・・死という設定はありますが、瞑想力を養うような部分があると思います。美しい画像、純粋で清らかな愛の話、そして刺激的でないドラマ構成。

P:今時の若者がたくさん見てくれるといいですね。

監:心が清らかになりますね。

P:最近は青少年の遊び場が多くて問題です。

監:あの花・・・たくさん植えました。まだ少し残っていると思います。

P:あ~それから、スウニが撒いてる種、全部撒いてきたんですよ。だから何年か後に行けばまた花が・・・

監:DVDを見ている皆様の中でコジェ島に行かれる方がおられたら、見てきてください。へギョシが撒いた種が花を咲かせているかもしれない。

P:これはある部分は植えて、ある部分はCG処理をしたものですが・・・

て:(スホヤ~)「何~~?」(笑)(サランへ~)「me,too~」

監:これが言いたかったんですよね~

て:終わりました~皆さん。あ~ぁ・・・

監:去年の夏はてひょんシ、へギョシ、オムPDさん、スタッフの皆さんと長くて素敵な遠足に行っていたような気がします。またいつか行くことができるだろうかと思うくらい、美しくて楽しい思い出になりました。

へ:ええ・・・私もそうです。今日これを見て、またスタッフの皆さんに会いたくて・・・機会があればまたご一緒したいです。今日は久しぶりにお会いできて楽しかったです。

て:あ~~ほんとに皆さんご苦労様でした。もう一人PDいらっしゃいましたよね?突然会いたくなりますね。がははははって笑ってた人。ともかくご苦労様でした。とても良い作品だったと思います。長く思い出に残るとい思います。次回また良い作品でお会いしましょう。

P:私は・・・またこうして見てみると、ほんとに夢を見ていたように思います。監督が遠足のようだとおっしゃいましたが・・・ほんとに、夢のようだったです。

て:うわ~かっこいい! 僕達だけで盛り上がりすぎじゃない?見てる人はどうなの?(笑)

監:え~劇場で『波浪注意報』見れなかった方はDVDでじっくりご覧になって下さい。

P:見て下さいね~

へ:ありがとうございま~す。

て:皆さん、健康でお幸せに・・・僕らのマネージャー、皆出てるね。(笑)ご苦労様でした。ありがとうございます。

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いったん完結しますが、後ほど訂正・追加する場合がございますので、ご了承くださいまし。あと、聞き取れなかった所がいきなり判明する場合も・・・(ぷく)
2005-12-11 08:31:28


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