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2006年12月17日
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 『海を飛ぶカブトムシ』・・・高速船ビートルのキャッチフレーズです。船というか、カブトムシみたいに足があって、ジェット噴射で風を海面に吹き付けて文字通り、やっぱり海上を飛んで行くのです。ぷくは1回しか乗ったことがないんだけど、やっぱり船体が小さいし、風の抵抗をすごく受けるから揺れがひどくて、ぷく達の乗った時はほんとにすごい揺れで、(風によって大分違うようですが)もう、船酔いがひどくて、釜山に着いた時にはへろへろでした。
 でも短時間で到着できるというのはほんとに魅力です。こちら見てみて下さい^^

 そしてこちらがぷくの大のお気に入りの関釜フェリーです。
 『はまゆう』なんて、いかにも雄大で優しくて、心地よい名前ではありませんか~^^
姉妹船(?)の『星希(ソンヒ)』と交代で行き来しているので、行きか帰りがどちらかになることが多いです。
seong_hee1.jpg
 忘れもしないです・・・釜山から『はまゆう』に乗り込んだ瞬間・・・船全体に流れる優しいオルゴールのBGM・・・そこはもう日本でした。たぶん船籍が日本だから、事実、船の中は日本国内なわけです。
 「おかえり~おかえり~」と優しく言ってくれてるようで、本当に感慨無量でした・・・。本当に忘れられません。
 ちなみに『星希』の従業員さんに、こっちはハングルで話しかけてるのにどうしても日本語で返って来て、こっちも意地になってずっとハングルで話しつづけていたら、あちらもずっと涼しい顔で日本語で話し続けていたという・・・意味分らん~って感じ。優しくほんわりした『はまゆう』に比べて、『星希』はスマートでスポーティーな感じですが、構造は似たようなものです。
 
 以前の関釜フェリーは、ほんとに車と人を運ぶフェリー、って感じで、2等席(当時は3等席まであったような・・・)とにかく一番下の体育館のようなだだっぴろい部屋で子供達が走り回って、アジョシに「うるせえぞ!」って怒鳴られたり^^;
 その頃に比べれば、ほんとに見違えるような素敵な客船になりました。2等席でも十分快適です。約4年ぶりの利用となりますが、『はまゆう』『星希』に乗れるのがとても楽しみです。

 ちなみに福岡発着の『カメリア』を利用したこともあります。こちら
この時は、帰りのビートルが風のため欠航になってしまい、「こりゃ大変!」と釜山港で路頭にさまよっていた所、急遽、『カメリア』さんが宴会場を提供してくれて、そこにビートルに乗れなくなった乗客の大半を収容してくれたんです。これこそまさに雑魚寝!当日『カメリア』の船内では「都合により宴会場の使用ができなくなりましたが、乗客の皆様、ぜひご理解のほどをお願いします」と何度もアナウンスがなされ、ぶつぶつクレームを申し立てる客も無く、おかげで無事に帰り着くことができました。やはり船のたびは助け合いの心が働くのでしょうか・・・海上という、一つ間違えば命を落としかねない旅路で、何かの時はお互いに救助しあう心が自然と働くのかもしれません。海の上ではしばしの旅路の出会いをいとおしむ、貴重に思う、そんな心が働くような気がします。
 そんなこんなで、お金が無い故に始めた船の旅も、これで何回目でしょうか・・・すっかり船旅にはまっているぷくなのでありました^^





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最終更新日  2006年12月18日 08時00分45秒
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