日々の過ごし方

2024/06/07(金)04:39

スミレンゲ舎訪問

山羊飼い(877)

昨日里山の道路に垂れ下がっていたキヅタを採集してきました。 スミレ&レンゲにお土産です。 好きだからと言ってもそればかり食べ過ぎないよう程々にね。 というわけで、広場の方へ誘い出しました。 スミレ…セイタカアワダチソウの先っちょ レンゲ・・・私が切り倒そうとして枝を落としていたクサギの樹皮 そうでした。    クサギの葉っぱは全然食べないのですが、クサギの樹皮はかじるのです。 枝を払って齧り易くなったのか、暫く経った後のクサギの幹です。 結局この木は下刈り鎌で枝を落としただけで切り倒すのは止めました。 山羊の前歯は下あご側にあるだけです。 嚙み砕いたり、磨り潰すための奥歯は上下に有りますが、前歯はそぎ削り上あごのまな板と下あごの歯で挟み引き千切り、とりあえず一旦飲み込み第一胃に蓄え、後からゆっくり反芻するような食べ方です。 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡・別名アメリカヤマゴボウ学名: Phytolacca americanaヤマゴボウ科ヤマゴボウ属・:多年草・死亡例がある有毒植物) 本来ヤマゴボウヤマゴボウ科ヤマゴボウ属に分類されている植物は有毒植物なのですが、 「ヤマゴボウの味噌漬け」として観光地などで売られている物はゴボウと同じキク科植物のアザミの根っ子で作られています。 アザミは野原で採れる山菜だからヤマゴボウという名で発売されたのでしょうが、本物のヤマゴボウ(有毒)がある以上、看板に偽りありの商品として規制されるべきだと私は思います。 本物は食べられないけど偽物は食べられるんだから良いじゃないなんて言っててヤマゴボウの名につられて間違って本物を食べて死ぬ人が出ても、知らなかったお前が悪いなんて言えないでしょう。 私は在来種のヤマゴボウは写真でしか知りませんが、このヨウシュヤマゴボウによく似ているようです。 それは兎も角としてスミレンゲ達は私がこの草を引っこ抜いていると傍に来て匂いを嗅いだだけで、この通り離れて行きました。 山羊達が間違って食べる恐れはないかもしれませんが、この草は沢山の種を落とし翌年春になると一斉に発芽し、1m以上に育ちますから他の草を覆い尽くします。根っ子は名前の通り牛蒡の如く太く長く地中に食い込みます。ここまで大きくなるとまず抜けないのですが、生えていた場所が崩れそうな真砂土の急斜面でした。 レンゲはどうした訳か曇り空にも拘らずひとり反芻タイムに突入していました。 帰宅しようと車に乗るとバックミラーにはレンゲだけの姿しか・・・ イエイエよそ見してはいましたがちゃんとスミレも送りに来てました。

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