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竹芝桟橋からジェットホイルで2時間弱で大島に着く。直ぐに路線バスに乗って波浮港の展望台へ、展望台から見る波浮港は静かな湾で漁船と小さな集落が一つの風景としてまとまっていた。 波浮港から椿公園へのバス路線はやぶ椿のトンネルを走り、裏三原山の黒い泥流の砂漠が広がり、砂漠のなかの潅木に生える<明日葉採り>の地元の車のタイヤ後が何本もあった。 椿公園で大輪の「ファイヤーレッド」と名づけられた椿は、燃える火のような花姿でひと際目立ち、黄色の「金茶花」は飴細工のよう花びらがエキゾチックだった。 「朴半椿」は懐かしさを思わせる花なので売店で苗を一鉢買った。 公園や道路には早咲きの「大島桜」が満開で「めじろ」が群れて蜜を吸っていて仄かな花の香りがあたりに漂っていた。 三原山は20年前の噴火の跡が累々と拡がり、当時の凄ましさを彷彿させるが、今は噴火口近くまで行くことが出来る。 山頂の茶店で明日葉の「胡麻和え」を食べたが、せり科だけあって香りが強く胡麻の風味とこんなに合うのか思うほど美味しかった。栽培されていない明日葉は苦味が少なく柔らかく、山菜はやはり自然のままが風味とこくがあると店の人が自慢していただけある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 21, 2007 05:41:16 PM
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