|
カテゴリ:本
昭和15年から70年間、家族の3代の普通であって普通でない生活を壮大なスケールで書かれた長編小説。 なぜ自分には親戚がいないのだろうという、周りとは違うことに疑問を持った孫が、家族のルーツに興味を持ちことから始めるストーリーは、簡潔で力強くてよい日本語で書かれている。 もってまわったような気取った比喩はほとんど使ってない。 角田文学の傑作だと読み終わったあと、しばらく余韻から抜け出せなかった。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 13, 2013 08:33:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|