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kitchen tashiro

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Nov 2, 2013
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 童話作家で、動物のファンタジーやフィクション等の物語を主に書いている、「わしおとしこ」さんから、新作童話「おはなし おおかみブン」が贈呈された。

 オオカミという人間に嫌われ者を、温かい目線で彼女の目を通すと、愛おしくなる。

 一匹のオオカミの四季がえがかれて、最終章は微笑みたくなる。

 絵本と童話の中間で、ベッドに入ったこどもに読み聞かせたり、旅の出るときにも丁度いい今までにないサイズがいい。

           オオカミぶん







Last updated  Nov 2, 2013 05:36:56 PM
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Sep 12, 2013
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 昭和15年から70年間、家族の3代の普通であって普通でない生活を壮大なスケールで書かれた長編小説。

 なぜ自分には親戚がいないのだろうという、周りとは違うことに疑問を持った孫が、家族のルーツに興味を持ちことから始めるストーリーは、簡潔で力強くてよい日本語で書かれている。

 もってまわったような気取った比喩はほとんど使ってない。

 角田文学の傑作だと読み終わったあと、しばらく余韻から抜け出せなかった。

            ツリーハウス







Last updated  Sep 13, 2013 08:33:56 AM
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Aug 28, 2013
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 外出から帰宅してポストを見るとアマゾンに注文していた本が届いていた

 149回芥川賞の「爪と目」藤野可織著が、、、、。

 

 早朝からでていたので、帰宅したらちょっと、うとうとしようかなと思っていたが早く読みたくて、飲み物を用意してソファーにどっかり。

 

 ★「はじめてあなたと関係を持った日、帰り際に父は「きみとは結婚できない」と言った★
この出だしは強烈で、あなたとは、、、、誰だろうを知りたくて夢中で読み進んだ・

 視点が一致しない違和感を、読み始めてからしばらく続くが、中ごろからラストへの語りに引きつけられる。

              爪と目







Last updated  Sep 1, 2013 02:17:48 PM
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Aug 18, 2013
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  7月から8月のかけての猛暑で外出は極力避けてもっぱら読書に。

 

 「名作」という言葉に弱いので買ってしまったが、読んでみて非常に面白かった。

林真理子さんは幼いころからの文学少女で、コピーライターを経て直木賞作家になり、今も売れっ子作家の一人で、取り上げられている本には、読んでいない本も多くあり特に外国作品は読たい本が増えた。

 自分の読書感と、他の人の感想は同じとは限らないが、作家が自分と同じことを感じている部分には「うん、そうよね」と相槌を打ちたくなり、作家目線での冷静な容赦のない感想もあり、すらすらと読める平癒な文体もいい。

 

                        林真理子の本

 







Last updated  Aug 18, 2013 08:27:27 PM
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Jul 28, 2013
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 中国ので同時代小説のコレクションに収められた短編集で、著者はロシア国境のアムル川近くの土地で生まれ育った女性作家。

 現代の中国の女性作家の小説は初めてで、文革前後の地方の庶民の生活と環境が、詩的な文体で書かれていて一気に引き込まれるが、北方の風土と人情、食習慣などは日本人には理解しがたいこともあった。

.目次

(収録作品)
・『今夜の食事をお作りします』
・『原風景』
・『ねえ、雪見に来ない』
・『ラードの壺』
・『ドアの向こうの清掃員』
・『プーチラン停車場の十二月八日』
・『七十年代の春夏秋冬』

編著者プロフィール

遅子建(チーツーチエン/Chi Zijian)
1964年、黒龍江省の生まれ。大公安嶺師範大学在学中から作品を書き始め、『北極村の童話』(1986)で注目されるようになった。文章は詩的で、緻密である。
以来、『年越し風呂』(1998)、『世界中のすべての夜』(2005)、『アルグン河右岸』(2005)など北方の大地に住む庶民を主人公にした作品を書き続けている

                  今夜の食事をお作りします







Last updated  Jul 28, 2013 09:45:00 PM
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Apr 26, 2013
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 小川洋子さんの12年ぶりの書き下ろしということなので、細切れには読みたくなかったので、オフ日の今日、書見台に立てて一気に読み進め、お昼ご飯もお好み焼きを焼き、食べながら、とにかく吸い込まれるようにとっぷりと「ことり」に浸かった。

 壊れそうに純粋で、人と係わることが苦手な「小鳥のおじさん」は狭く守られた範囲で、限られた人としか触れ合わない生活を、兄弟で哀しむわけでもなく淡々と続ける。まるで鳥かごにの中のことりのように・・・。通っていた図書館司書とのほのかな恋が実っていくのかなと思ったけれど淡い片思いで終わった。静かに深く大波もなく書き進めれていく過程が読ませる。

 100万部を突破した阿川佐和子さんの「聞く力」はそんない読みたい本ではなかったが、書店で手に取って読んでみると、もっと読みたくなり買った。

 1000回も対談というか、インタビューをこなしてきた阿川さんの本音が綴られて「聞く」ということの難しさが書かれていた。

 手元に置いておき忘れたころにまた読むといいかもしれない本の一冊

           本







Last updated  Apr 26, 2013 10:31:28 PM
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Apr 21, 2013
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     この小説の舞台は多分瀬戸内海に無数にある小島だろう、と思いながら、ファンタジーでもない、ミステリーでもない、青春ものでもない三浦ワールドを感じながら読んだ。

 昔からある不思議な風習がある島に、高校生の悟史が帰省したある夏の数日の物語。

 故郷で度々起こる「不思議」、島特有の絆の持念兄弟の幼馴染の光市との本物の「絆」を感じつつ、荒太と犬丸の謎めいた関係、「あれ」との遭遇。光市のたくましさと、島に帰りたくない悟史の揺れ動く心理が謎めいた展開と最後の章「出発の夜」は素晴らしかった。

         三浦しをん







Last updated  Apr 25, 2013 05:52:59 PM
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Feb 12, 2013
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対談

今日の病院は、長時間の「待つ」が分かっていたので、芥川賞が掲載されている「文藝春秋」3月号を駅の売店で買って臨んだ。

 待合室の隅の方を選んで座り、目次を見て「早稲田大学で同級生だった下重暁子さんとの対談に目がいった。

先にこれを読んだら「abさんご」の感じ方が違ってくるかもしれないと、ちらっとは頭をよぎったが、誘惑に負けて一気も読んだ。そのabサンゴの生まれた背景が少しは分かったので、読んでいてもあっ、これが、そのことかと思い描くことができた・

 ひらがなが多い(一部は漢字だが)上に横書きというスタイルに、目がついていかないので、いつも速読では読めない。

 例えば普段カタカナになれている「がらす」が前後の文章から(ガラス)と理解するまで時間がかかるし。

<<生まれてからさせたことのないじょうきょうをとつぜん十五さいにしいるわけにはいかないとためらわれた、だが、どうせ半ねんか一ねんか、どうおもいちがいにつきあっておいてもあやういはずのない、、>。などの文章が最後まで続く。

 読み始めはなかなか進まない苛立ちもあり、頭のなかは熱くなるが、

<下重さんの言っていた、ひらがなの一辺一辺が花びらのように、ひらひらと押しよせてくる感じがしました。あれはひらがなでないと出せない感覚ですね>が読み進めているうちになんとなく理解できるようになるのが不思議な感覚だった。

 さっと斜め読みなどはできない文体で、自然とひらがなを漢字に置き換えていることに気がつき、ゆっくりと言葉の持つ意味を反芻しながら筋を追う、これは今までになかったことでまるで、古典の源氏物語を読んだ時の感覚に似ていると思った。

 

 

                       

 







Last updated  Feb 13, 2013 11:40:40 AM
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Nov 18, 2012
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 この本が日本語訳で出版されたころは10代だったのでもちろん読んでいないが、今、読みながら、あの頃の世情を頭に描きながら読むと、わからなかった人生のなかで生きるということ、人生をシンプルに、豊かに、時には一人になる時間を作り<考える日々>を生きるということなどが心にしみた。

 太西洋単独飛行に成功した、あのリンドバーク大佐を夫に持ち、女性パイロットとしても活躍した方だが、この本には触れてなく、孤島で感じて考えたことが綴られている・

                海からの贈物

 


  <<山岡洋一さんの批評から貼り付け>>

リンドバーグ夫人著吉田健一訳『海からの贈物』 山岡洋一

<<吉田健一訳『海からの贈物』 (新潮文庫) は文句なしの名訳である。訳者は吉田茂の長男、生まれたのは1912年というから、漱石の「こころ」の先生が自殺した年、明治から大正に年号が変わった年である。ケンブリッジ大学中退、批評家、随筆家、翻訳家であり、古き日本の典型的な知識人だといえる。『海からの贈物』を読むと、知識人のなかでもっとも上質な人たちがどれほどの、、、。>>

 

 戦後生まれの落合恵子訳もあるので、訳者により違いを比較したくなり注文したので、届くのが楽しみ。反面、落胆もありそうで読まなければよかったと思うかもしれない。







Last updated  Nov 18, 2012 08:46:16 PM
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Sep 22, 2012
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 冷涼感が心地よく、パソコンの引っ越し作業で厄介のが残っていたが、あまり苦にならないで、2台のパソコンを操作しながら終えた。

 夫も息子の外出、猫たちもひたすら寝ているので寝転んで、半分まで読んでいた、宮部みゆきの初期の作品「誰か」を読み終えた。

稀代のストーリーテラーで丁寧に紡ぎだした、心揺るがすミステリーで最後の章で重いのもが心に突っかかったが、読み応えがあった。

 

                        宮部みゆき







Last updated  Sep 22, 2012 10:58:27 PM
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