カテゴリ:サクラマス
第3位 スミス/チェリーブラッドMD82F エマージェンシーレッド
これが現在市販されているルアーの中で、最強かな・・・。難しい所なんですが。 しかし、チェリーブラッドの他のカラーで、サクラマスを食わせた事は一度もない! コツコツ粘って、釣る人は釣れるのでしょうが、僕は速戦即決型。2~3投までに結果を出します。 このエマージェンシーレッド(EMレッド)じゃないと絶対にダメ! あと、フローティングじゃないとダメ。 カラーはEMレッドでも、シンキングだとまるっきり無視! 90mmよりも82mmのサイズが圧倒的に食ってきます。 もちろんグリルスがほとんどです。 しかし食い方が尋常じゃないんだ!入れ食いってヤツ。 ウイークポイントは、速い流れに弱い! 飛び出して、クソみたいにフックがライン絡みします。 チェリーブラッドMD82F 能力値(ABCDEの5段階評価) 飛距離:A /操作しやすい軽快感:C /引き重り感:C(普通) /遊泳安定性:D /キビキビ感:D /流れに対する強さ:D このミノーを現行品最強にしたのは、8センチ2ミリというショートサイズで、7.6グラムの重さを持ち、実際にメッチャ飛ぶ!からです。 82mmというサイズのフローティングミノーでは、最もタイトでコンパクト、世界一の飛距離を誇ります。 当然ですが、ルアーは小さければ小さいほど、トラウト&サーモンはバイトしてきます。でも小さいルアーは、重量不足で飛距離を稼げない。 チェリーブラッドMD82Fは、世界最小にして世界最高飛距離のフローティングミノーです。 そして喜ばしいのが「サクラマス用バーサタイルロッド」で、他のミノーやスプーンと同時に使用できる事。ライトタックルじゃなくてもいいんです。 シマノの「オシアAR-C 806」に、PE1.2号のセッティングで、普通に飛んで行きました。 ウイークポイントは、とにかくフックのライン絡みがヒドイ! 写真を見てわかるように、フロントフックの設置位置が前方に行き過ぎ。 これが良く釣れるバランスを生み出すのでしょうけど。 安定性も良くないなぁ・・・。 特にナイロンライン、0.235mm径(2号)以上だと、傾いて泳いじゃって飛び出ちゃって・・・。 PEラインでの使用をおススメします。 あと、ちょっと古めのミノーなので、最新サクラミノーと比べると、流れに弱いです。 速巻きすると、すぐに飛び出してライン絡み! コイツを使いこなすコツは、スローめのリトリーブでU字メソッド、ダウンストリームに入ってポイントに来たら「トントントン・・・」と、ハンドルを巻かずにトゥイッチの連続。食って来るまでダウンのポイントでトゥイッチし続けます。 ただし・・・釣れるのは、ほとんどがグリルス、戻りヤマメです。 「二尺」にこだわる人には、おススメできないかも。 第4位 ジップベイツ/リッジMD86SS ホットチャートヤマメ 2010年3月16日に、2連チャンしたスーパーミノー。 しかし釣った直後の撮影の際、同行者に踏まれてボディが割れてリップが曲がる!クソが! リッジMD86SSも、このホットチャートヤマメカラーだけが、ダントツに食ってくる。 しかし残念ながら廃盤カラー。 釣れすぎて流通停止ってヤツ。 ノーマルのリッジがブリブリ系で強い波動なのだが、MD86SSは水にヌルヌルとなじむ。 チェリーブラッドと違って、流れの中から飛び出す事がない。史上最強の対流速ミノー。 86mmというサイズも、チェリーブラッド82mm同様、サクラマスが安心して食うサイズです。 飛距離もスコーンと気持ちよく飛んでいく。 それにしてもジップベイツのルアーはよく釣れますな~。 リッジMD86SS 能力値(ABCDEの5段階評価) 飛距離:A /操作しやすい軽快感:A /引き重り感:E(最高の軽快) /遊泳安定性:A /キビキビ感:A /流れに対する強さ:A コレ、最強の優等生ミノーです。 シンキングミノーだから当然飛距離が出ます。 自分で泳層を自由自在にコントロールできる! はじめに書いた、2010年3月16日のファーストヒットの時、ロッドを立てて水面直下ギリギリのサーフェイスで食わせた。サクラマスがもんどりうって食うのが見えました。 ロシアの川じゃなくて、本州の新潟の川で。 大潮の日のベストコンディションだったら、サーフェイスに限る! 左右に傾いて泳ぐ事なんてない! トゥイッチングレスポンスも史上最強ですね。 トントントン・・・でも、激しいジャークでも、そうしてくれよと言えば、そうしてもらえる。 天才くんです。 速い流れの中でも飛び出さず、一定層をキープ!! ただし、あくまでも所詮はシンキングミノー。 使いやすい代わりに、魚をおびき寄せる能力は無い事をお忘れなく。 第5位 ジップベイツ/オルビット80SP-SR ホットタイガー バス用ジャークベイトです。 僕は「魚釣り全般」で愛用しています。 昔、ダイワの「TDミノー1091SP」っていう、95mm、8gのサスペンドミノーがあったんですが、7gのフローティングよりも圧倒的に釣れた。 そして、バス用だったけど、どう考えてもシーバス&サクラマスを釣るためのミノーだった。 シュガーミノー95F&SPが、言う事を聞かないじゃじゃ馬ポンコツ系なのに対して、TDミノーはスーパーエリートだった。 このオルビット80SP-SRは、あのTDミノー1091SPの後継者かも。 とにかくサスペンドミノーって、重量感があって飛距離が出る。 シンキングミノーってのは飛ぶけど、ジグと同じで、リアクションバイトを誘発するアトラクターではない。 フローティングミノーは水中で推進すると、強力な波動を発生する。だから魚たちが狂って食ってくる。 シンキングミノー、ジグは、重い物体が漂っているだけなので、魚はリアクションに困る。 「ポカーン」て感じで見ているだけ。 とにかく、釣りがヘタクソな私にとっては、釣れない時間の無駄が最大の敵。 チャチャッと手っ取り早く釣って、良い思いをしなくては。 そんな釣りヘタの私に最適なミノーが、サスペンドミノーなのだ。 フローティングよりも飛距離を稼げて、フローティング以上のキレのある泳ぎでリアクションバイトを誘発する。 しかもその上、シンキングミノーのような「置きの食わせ」も出来ちゃう。 無敵のミノーだと思う。 オルビット80SP-SR 能力値(ABCDEの5段階評価) 飛距離:B /操作しやすい軽快感:B /引き重り感:D(以外に軽快) /遊泳安定性:B /キビキビ感:A /流れに対する強さ:D 何といってもコイツの強みは、8cmというコンパクトさ。 サクラマスのベストベイトサイズは6cmである。 でも6cmで、サクラマスタックルで飛距離が稼げるサスペンドミノーなんて、この世にない。 コイツはチェリーブラッドMD82F、リッジMD86SSよりも小振りのサイズで、9cm顔負けの飛距離を叩き出せる。 あとは優等生過ぎて、ダメ出しの余地がない。 速い流れの中ではやっぱり無理だが、トロ瀬だと以外にも水噛みが良く、Uターンで見事に食わせられる。 で、止水ポイントだと、対サクラマスルアー史上最強かもしれない。 ただしカラーは、ホットタイガーと、以前出ていたチャートライムへの反応だけが抜群に良い。 昔の写真をPCにアップ出来ねー! とりあえずルアーの画像だけ。 現在発売中の、現役バリバリミノーのトップ3でした。 チェリーブラッドMD82F EMレッドと、リッジMD86SS ホットチャートヤマメの順位の差は、ただ単にホットチャートヤマメの販売期間が短すぎて、一年しか使っていないからです。 チェリブラ82EMレッドへの、グリルス・戻りヤマメの反応の良さはスゴイっス。 止水だろうが瀬だろうが、ガツーンとバイトしてきます。 50cmオーバーのサクラマスにこだわるアングラーには、オススメしないミノーですが、僕はとにかくボウズってのが嫌なので、釣れればよかろうなのです。 で・・・結局、サクラマスルアー、フライもそうですが、サクラマスを釣るために一番大事なのって 「色」ですよね。 ホットタイガーとオレンジを筆頭に、ピンク。 昔だとクロキンとアカキン。 たま~に、レーザーカラーのブルーバック、ヤマメ、アユ、ワカサギ。 あの魚って、基本的にエビとイカしか食わないんだわ。 あと、イカナゴフィーバーの時はイカナゴも食べる。 川に入り出したら、川虫とヒル。 以外にも、小魚を追いかけ回す事は、ほとんどしないんだ。 海だとエビちゃん。淡水だと虫。 だから「ベイトフィッシュ」にこだわっている人は、いつまでたっても食ってこないよ。 にほんブログ村 人気ブログランキング サクラマス釣りランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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