やっほっほ~

2011/02/15(火)11:45

名作です!! 『小さい“つ”が消えた日』【児童書】

児童文学(高学年~)(22)

【送料無料】小さい"つ"が消えた日 "あ"さんはいばりんぼ、"か"さんは優柔不断... いろいろな文字たちがすむ五十音村。五十音村の住人たちが楽しみにしているのは、夜のおしゃべり。 その日も、みんなであつまって自慢話に花を咲かせていました。ところが、小さい"つ"には音がありません。「音がないなんて、文字じゃない」とからかわれた小さい"つ"は次の朝、姿を消してしまいます。 すると、どうしたことでしょう。いらないと思っていた小さい"つ"がいなくなっただけで、「うったえますよ」が「うたえますよ」になってしまうなど日本語は大混乱に...。 作者の方がドイツの方というのに驚き!というのは ひらがなひとつひとつの性格付けがあまりに的確であまりに納得 もしかしたら日本人じゃないからこそ着眼出来たのかも??? と思うくらいにひらがなについて考えることが出来ます そして いらない子なんて誰もいない 大きなテーマです 他にも個性を大切にすること人を傷つけるということ傷ついた心を癒すこと謝るということ政治家への皮肉 いろいろなことが表現されています 盛り沢山ですが窮屈ではありません 漢字はしっかり使われていますしフリガナも少ないです難しい熟語も使われています 大人向けのような気もしないではありませんが高学年くらいからなら何かを受けとめることが出来るような気もしました 

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