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2011年06月22日
カテゴリ：小説（中学生～）
東野圭吾さんの作品
犯罪防止を目的としたＤＮＡ法案が国会で可決し、 検挙率が飛躍的に上がるなか、 科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。
警察の捜査は難航を極め、 警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操る ＤＮＡ捜査システムの検索結果は「ＮＯＴ ＦＯＵＮＤ」。
犯人はこの世に存在しないのか？
時を同じくして、 システムの開発者までが殺害される。 現場に残された毛髪から解析された結果は... 「ＲＹＵＨＥＩ ＫＡＧＵＲＡ 適合率９９．９９％」 犯人は、神楽自身であることを示していた-。
確信は疑念に、追う者は追われる者に。
すべての謎は、ＤＮＡが解決する。
近未来が舞台です DNAからその人間の細かな身体的特徴から顔までわかります
それでは警察ドラマも警察小説も ち～っとも面白くないではないか！！
すぐに思いましたが
この作品は面白いです
怪しい人物が途中でわかっちゃっても とある人物に対する違和感がすぐにわかっちゃっても
ちゃんと面白いです
個人的にはのめり込むほどの スピード感、充実感は感じませんでしたが
最後まで興味深く読めたのは間違いありません
凄い科学技術も 使う人間がダメだとダメになってしまう・・・
人間性善説は幻なのでしょうか・・・
作中に出てくるNF13 最後まで読んで 思い返して この１３という数字にぞくりとしたのでした 
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