|
カテゴリ:小説(高校生~)
百合が原高原に 一軒家カフェ「Son de vent(ソン・デュ・ヴァン)」を開業した奈穂。 かつてペンションブームに沸いたこの高原も、 今はやや寂びれ気味。
東京の女性誌編集部で働いていた奈穂が、 冬には雪深く寒さの待ち受けるこの地へ移ってきたのには、深刻な理由が―。
夏は美しい自生の百合の花が咲き、 秋は紅葉が見事なこの高原には、自然豊かな恵みがいっぱい。
奈穂の料理は地元客からも好評で、 観光シーズンにはお客を集めるようにもなる。
そんな奈穂のカフェを訪れるのは、 さまざまな事情を抱えたお客さんたち。 奈穂の料理は彼らの人生を何か変えることができるのか?
タイトル、表紙から美味しそうですが 内容はもっと美味しそうです。 少々、いや、かなり説明的なセルフが続いたりもして こんな会話ないだろう・・・などと思いながらも 美味しそうな記述に 納得させられていく・・・(笑) ただ単に 美味しそうなだけではなくて 様々な悩みを持った人たちが登場。 何か劇的に解決しちゃったりするわけでもなく なるように時間は流れていく・・・ という感じが なんとも言えません。 私の贔屓の分野ではなかったけれど いい感じの読後感に浸りました。 ごちそうさまでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月13日 02時10分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[小説(高校生~)] カテゴリの最新記事
|