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カテゴリ:小説(高校生~)
円華という女性のボディガードを依頼された元警官の武尾は、 彼女の不思議な《力》を疑いはじめる。
同じ頃、2つの温泉地で硫化水素事故が起きていた。 検証に赴いた研究者・青江は双方の現場で円華を目撃するーー。
「空想科学ミステリ」 で 「これまでの私の小説をぶっこわしてみたかった。」 などと 紹介されているので 何となくハードルが高かったのですが
読み終えてみると 確かに 「空想科学」ではあるけれど 全然許容範囲。
それより 冒頭 語り部が全然無関係なところから 乱立(な印象)だったので そこについていく方が 難しかったかもしれません。
彼らは一つの物語の関係者であるけれど 最後まで 殆ど関係なく終わっていく人もいて ま、初めに読みにくさを感じても、やむを得ないかも と 思った次第です。
個人的には 主に描かれている能力よりも 物語の発端になった 「愛情」の話の方に 何と言うか、空恐ろしいものを感じて 印象深く残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月22日 09時37分40秒
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