2021/06/10(木)00:57
『女帝&女帝花舞』【マンガ】読み始めたら止まらなくなりまして・・・
【極!合本シリーズ】 女帝&女帝花舞1巻【電子書籍】[ 倉科遼 ]
「金でなんでも意のままになると思うなよ!
いくら貧乏しても心までは売らんわッ!!
いつかあんたらを土下座させるような人間になっちゃるわッ!!」
火の国・熊本ーー風光明媚な南国の地方都市で
スナックを営む母と二人暮らしの女子高生、立花彩香、17歳。
だが、地元の有力者を親に持つ同級生・杉野との恋愛が発端となり、
地方都市を牛耳る“金”と“権力”に押しつぶされ、
母は他界し天涯孤独の身へと…。
「“金”と“権力”が母さんや私の人生を翻弄したのなら、
私はその“金”と“権力”を握ってそいつらに復讐してやる!
男の上に君臨する女帝になってやる!!」
大阪・十三の場末のスナックから
ミナミの高級クラブ、そして日本一の高級クラブ街・銀座へ…
後に「女帝」と呼ばれる一人の女性の伝説が幕を開けるーー!
【極!合本シリーズ】 女帝&女帝花舞7巻【電子書籍】[ 倉科遼 ]
銀座の女帝・彩香の娘として育った明日香。
名門の娘が多い私立校で水商売の娘と蔑まれ、
鬱積した不満を抱えていた。
女帝の母にも反抗。憧れは祇園の舞妓に…。
そんな時、育ててくれた安西のお婆ちゃんが死に、
明日香の心に穴が空いてしまう。
相談した菱和会会長の伊達に
「ママに反抗するなら、ママの手から離れてお前の力で生きろ」と言われて決心、
十七歳で家出して京都へ出た。
祇園甲部にある屋形を兼ねた茶屋の『よし野』に入ろうとするが…。
夜の街の女性を主人公にした作品
倉科遼さん原作
1990年代に執筆が開始された
おじさま方がメイン読者であったであろう漫画です。
いや、内容に関しては
フィクションであることは分かっています
分かっていますが
現実にあったことが盛り込まれていたり
これ、モデルはあの人?ってな政治家の方々のお名前や
こういう事件あったよね?なエピソードに
時代を感じるとともに
現実とリンクしているの?と思わないでもないところが
上手い。
面白い。
興味津々になってしまいます。
銀座がどうやってできてきた街なのか
なんかは史実かな。
勉強にもなりました。
女帝は母の物語で舞台は東京
女帝花舞はその娘の物語で舞台は京都
両作品の最終回は
女帝花舞の最終回になっています。