榊原温泉のこと(津市)
三重県津市の榊原温泉は美肌の湯と言われています。平安時代清少納言が「枕草子」にて「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」としたななくりの湯は、こちらの温泉鎌倉時代から室町時代にかけて『一志なる 七栗の湯も 君がため 恋しやまずと 聞けばものうし』『よの人の 恋の病の 薬とや 七栗の湯の わきかえるらん(未木集)』など、多くの和歌に詠まれ恋の病を癒すいで湯と言われていました。しかし最近それより古いお話がpushされているようです・・・古くより伊勢神宮参拝の折は都から伊賀を抜け布引山(青山高原)を越え当地に湧く温泉で「湯ごり」をして身を清めていたとのこと地元では「宮の湯」ともよばれていたとか…都近く、神宮近くに昔からある場所ですから様々なお話があるのですね。しかし美肌、恋の病、清めなんだか女子好みな感じの温泉ですな~~