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2005/11/09(水)19:39

名蔵アンパル、ラムサール登録

いしがき(86)

石垣島西部に広がるマングローブ林と湿地帯からなる名蔵アンパルが8日付で、ラムサール条約に登録されました。 この名蔵アンパルの湿地帯は名蔵川河口部の干潟とマングローブ林が中心となっており、157ヘクタールの広さ(東京ドーム何個分なんだろう??)。 亜熱帯地域の多様な自然環境があり、水鳥、八重山特有の猛きん類など多様な鳥類が生息しているほか、底生動物、甲殻類なども生息しています。 私は名蔵アンパル近くの名蔵湾に良く行きますが、 そこでは、かに(ガサミ)やたこ(小さいやつ)を取りに行ったりします。 また、干潮時には潮干狩りをする人も結構来ます。なので、野鳥好きでない人も結構楽しめます。 今回、沖縄県内ではこのアンパルと慶良間諸島海域が新たに追加し、ラムサール締約湿地は計3カ所となりました。 ちなみにこのラムサール条約とは、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が正式名称。湿地特有の動植物、特に水鳥の生息としての湿地の保全や適正な利用を義務づけています。1975年に発行、日本は80年に加入しています。 また「アンパル」という地名は、魚を捕る網を張る港「アンパルミジュ」に由来し、かつては干満を利用して魚を捕っていた場所であったということです。

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