2016/05/09(月)20:49
府民の森・紅葉散歩
本日は自転車を家に置いて、小生としては久々の里山散歩に出かけました。自転車ばかりでは、歩く能力が低下してしまうだろうと、久しぶりの山登りにしました(笑)。自宅近くの枚岡梅林から枚岡山展望台-神津嶽-府民の森というコースを紅葉散策して参りましたので、本日は、その風景などをご紹介することと致します。
(枚岡梅林) 梅林を登り切った処に登山口がある。昨夜から今朝にかけての雨で落ち葉の降り敷く道も濡れていて、谷筋の薄暗い木間道に入ると空気もヒンヤリ湿っている。それも束の間、九十九折りの急坂を登って行くにつれ、息が荒くなり、汗が吹き出す。上着を脱いで腰に巻く。これで丁度よい具合だ。
(枚岡山展望台への道)
(枚岡山展望台)
(枚岡山展望台からの眺望) 展望台から神津嶽へと登る途中に、小生が「腰掛石」と名付けている石のある小丘がある。山登りの時には決まってこの石に腰を降ろして休憩するというのが、かつての習い、今日もここで暫し休憩。
(腰掛石) 腰掛石から神津嶽頂上へ。頂上は枚岡神社創祀の地とされている。
(神津嶽頂上への道)
その云われは、下の碑の写真に刻まれているので、説明は省略です。
神津嶽を降りて再び登ると「らくらく登山道」という舗装された道に出る。府民の森へは、この舗装された道を行くコースもあるが、遠回りになるので、急登となるが、昔ながらの登山道を行く。登り口に山茶花が今を盛りと咲いている。
(サザンカ) 登り切ると府民の森の管理事務所(今は単なる休憩所になっている。)であり、そこから、もうひと頑張り登ると万葉植物展示園と眺望の開けた「ぼくらの広場」がある。
(府民の森・万葉植物展示園への道)
(万葉植物展示園)
(生駒山上) ここまで登って来ると、生駒山上はもう目と鼻の先である。ススキの穂の向こうに見える生駒山上の眺めも何やら愛しい(笑)。森のレストハウスに立ち寄るべく、少し山を下る。大阪側(西側)を見やると「押し照る難波」の眺めである。
直越えの この道にして 押し照るや
難波の海と 名づけけらしも (巻6-977 神社忌寸老麻呂)
(府民の森からの眺望ー大阪湾が日に輝いている。)
(南方向の眺望ー高安山、信貴山へと続く。)
(森のレストハウスの入口) レストハウスの敷地内にもサザンカが咲いていました。石蕗の花も。そして、楓などのもみぢも美しく色づいていました。
(サザンカとツワブキ) もみぢ散歩と言いながら、今まで余りもみぢが登場しませんでした。以下、府民の森の紅葉・黄葉をお楽しみ下さい。けん家持も影にて登場です。
(ニシキギ)
(楓)
(右はユリノキ、松風さんの絵を思い出します。)
(府民の森の紅葉・黄葉)
(偐家持の影、影持君の登場です。)
(落葉の道)
(木の間に見える大阪平野) 万葉歌に詠われた木の写真とその万葉歌もご紹介しようと思って居りましたが、今夜はこれ位で、また明日とします。おやすみなさいませ。