偐万葉田舎家持歌集

2015/05/12(火)23:11

墓参・ロウバイの実とススキ

花(401)

 本日は朝から墓参。この処、墓参の度に撮っているロウバイの実であるが、先月撮った状態(小万知さん曰く「蓑虫状態」)とさしたる変化は認められませんでした。 (ロウバイの実 2011.8.7.) 参考までに過去の墓参の折のロウバイの花と実について、そのブログ記事の写真を縮小して再録して置きます。  (2月5日は花咲いて)    (6月4日は青き実が) (7月3日は実も乾き) <参考>「山茶花、椿、蝋梅、梅そして石川散歩」(2011.2.6.)     「ロウバイの実」(2011.6.4.)     「墓参と花逍遥」(2011.7.3.) 明日8日は立秋。今日が夏の終りの日ではありますが、残暑はなをも続きます。皆さまどうぞご自愛専一、恙無くお過ごし下さいませ。  ロウバイの実は干からびてしまいましたが、柘榴が静かに熟れ始めています。朝風には秋がそっと寄り添ってもいるような・・。蝋梅の 実の干(ひ)枯(が)れ行き 立つ秋の         風にしあらむ 柘榴熟れ始(そ)む (偐家持) (石榴) 秋と言うと萩の花ですが、わが墓参の道の辺にあってはススキの穂でありますな。 (ススキの小道) 先月の墓参では「家づと」にと摘んだ尾花でありましたが、もう穂が開き切っていて、これでは家づとにもなり兼ねます。  一陣の風が吹き抜けて、穂がさわさわと風に靡く。  風は目には見えぬものにてその音と肌を撫でて行く触感にて感じるものであるが、ススキの穂に吹く風は目にも見えるのであります。 (ススキ)秋立つと 目には見えねど さはさはと           尾花が風に それとや知らる (偐家持) (尾花の風に・・) 

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