2018/07/21(土)08:00
岸和田へ・銀輪散歩
本日(17日)は岸和田界隈銀輪散歩。
と言っても、炎暑の中、自宅からMTBと言うのもキツイかと、JR阪和線・和泉府中駅まで電車で行き、そこからトレンクルで岸和田へと向かいました。和泉府中駅から国道26号に出て、日本一面積が小さい町・忠岡町経由岸和田市へ。和泉府中駅は和泉市であるが、国道26号は泉大津市との境を通っていて、和泉市から先ず、泉大津市に入り、次に忠岡町へと入ることとなる。
(槇尾川・国道26号から上流側を見る。)
槇尾川は大津川水系の河川。牛滝川と合流して大津川となる。
槇尾川を渡ると間もなく忠岡町である。国道26号を直進すると1分か2分で通過してしまうのが忠岡町。で、牛滝川の手前で側道を行き、26号の下を潜って、牛滝川の川岸の道を少しばかり走ることとする。
(これより忠岡町)
(牛滝川・下流方向の眺め。この先で槇尾川と合流している。)
下流へと走り、板原公園の手前の橋(名前は忘れた)を渡り、住宅団地の中のうねうねとした道を西へ、広い道に出たので左折してこれを南(正確には南西)へ。中井町西交差点で府道40号に出る。これを右折し西(正確には北西)へ。南海本線を過ぎると、左手に岸和田競輪場が見えて来る。磯上南交差点で左折して、競輪場に立ち寄って行く。まあ、銀輪散歩なので、表敬訪問であります。と言っても入場はせず、前庭から入場ゲートを撮影したのみ。
(岸和田競輪場)
競輪場に立ち寄ったからには、競馬場にもということになるが、近くにあった春木競馬場は既になく、その跡地は岸和田中央公園になっている。それでもよかろうと中央公園へと向かう。南海電車・春木駅前の踏切を渡って、府道227号に出た処で右折。時計を見ると正午近くになっていたので、目に入ったコンビニで飲み物を買うついでにお弁当も購入。中央公園でお弁当タイムにしようという魂胆です。
(岸和田中央公園)
公園をぐるり一周。木立の中を走ると結構涼しい。
競馬場の名残を偲ばせるものは何と言って見つからず。代わりにこんなものがありました。
(元岸和田村尋常小学校復元校舎)
(同上説明板)
※画面をクリックすると大きいサイズの写真に切り替わります。
木陰のベンチを探し、お弁当。
昼食後、府道227号に出ると向かいに兵主神社というのがありました。立ち寄ってみる。
(兵主神社)
(同上由緒記)
(同上・社殿)
社殿の向きがおかしいと思ったら、どうやら裏口から入ったよう。南側の鳥居から入ると正面に拝殿となる。
(同上・拝殿)
はい、これが拝殿の正面の姿。
そして、下が本殿。
(同上・本殿)
兵主神社を出て、再び府道227号を南下。南海電車・岸和田駅の西側に回って、岸和田駅南交差点を右折。500mほど先の欄干橋近くの古城川緑道に万葉歌碑があるとのことで、それを目指す。
(岸和田駅)
(欄干橋)
(同上・説明板)
そして、万葉歌碑というのはこれ。
(万葉歌碑)
これは万葉歌碑と言うよりも、万葉歌も刻まれている碑と言った方がいいのかも。万葉歌の刻まれた面を拡大すると・・。
(同上)
血沼(ちぬ)の海の 浜辺の小松 根深めて 吾(あれ)恋ひわたる 人の子ゆゑに
(万葉集巻11-2486)
他の面の碑文は次の通りです。
(同上・岸和田城などの説明碑)
(同上・紀州街道、岸和田港などの説明碑)
この後、岸和田城へと向かいますが、万葉歌碑を見つけた処で、偐万葉旅としては一応の面目が立ったことになるので、今日はここまでとし、続きは明日とします。
(つづく)