カテゴリ:偐万葉
偐万葉・もも篇(その7)
今年最初の偐万葉シリーズ記事は、もも篇(その7)であります。 ももの郎女さんはヤカモチが馴染みにしている「ペリカンの家」という喫茶店の店主(彼女のブログ上の名前は☆もも☆どんぶらこ☆さん)であります。 偐万葉シリーズ記事としては第319弾となります。 <参考>過去の偐万葉・もも篇はコチラ。 ☆もも☆どんぶらこ☆さんのブログはコチラ。 ペリカンの家関係記事はコチラ。 偐家持がももの郎女に贈りて詠める歌21首 十万を 越えてアクセス 嬉しみと 妹が示しし スマホの画面 ライターを 返し忘れて 今日もかも あらたしき 年の始に 母がもと そろひ集へば うれしくもあるか (本歌)新しき 年の始に 思ふどち コンドイの 浜は寄す波 吹く風も さやにさやさや 見れど飽かなく エメラルドの 海に向かひて 立つ君の かたへに光る 星の砂かも 山茶花と 競ひ咲くなる 白梅の 今か待つらむ 春立つその日 (梅家持) 栂の木の いやつぎつぎに ブログ書き 三年重ねし 今日のめでたき 秋篠の み寺の庭の 苔にふる 木漏れ日けふは 春うたふらし ルピナスと 羽衣ジャスミン 迎へてか 野に出でよ みみなぐさなど 名の知れる (注)第5句は初案「背子に示しつ」を「背子にし示し」に修正。 いらつめに われ物申す むすびにも (本歌)石麻呂に 吾物申す 夏痩に 良しといふ物ぞ 鰻漁り食せ 道の辺に 身じろぎもせず ひたすらに (本歌)道の辺の 草深百合の 花咲に 追ひて和せる歌1首 花園の 道行くわれに いちしろく (本歌)青山を 横切る雲の いちしろく よき人の よく見つ吉野 よしと見て よしと言ふなる ももの郎女 (偐家持) (本歌)よき人の よしとよく見て よしと言ひし あり通ひ 見しし活道の 岡に立ち なげきし君の 古思ほゆ (偐家持) (本歌)愛しきかも 皇子の命の あり通ひ アクセスは 金烏玉兎の 行くままに (注)金烏玉兎=太陽には金の烏が住むということで金烏は太陽即ち「日」のこと。月には玉壁の兎が住むということで玉兎は月のこと。よって金烏玉兎は月日のこと。 あらぬさまに あけぬる年も 青空に 黒牛の 金の俵の 米積みて 玉敷く道を 行くは誰が家 (丑家持) (本歌)黒牛潟 潮干の浦を 紅の 玉裳裾引き 行くは誰が妻 (万葉集巻9-1672) ここだくも 雪は流れ来 わが園に 真白き梅の 花の散るかも (大伴雪人) (本歌)わが園に 梅の花散る ひさかたの
蒲公英の 咲きたる庭の木 宿とすは (本歌)枳の 棘原刈り除け 倉立てむ つぎつぎと 本が咲く家 ペリカンへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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