カテゴリ:近隣散歩
銀輪散歩で立ち寄ることのある公園の一つに水走公園というのがある。
それほど広くもないが、一角に藤棚があって、ベンチが置かれていて、先客が無ければ、そこで暫し休憩するのが、ヤカモチのお決まりの行動パターン。生憎と先客がある場合は、公園をやり過ごすか、南側の広場を囲むように外周に置かれているベンチで休憩ということになる。 この公園を本拠にしている猫が白猫のアオメ(青目)。最近は余り見かけない。アオメが本拠としている公園だけあって、ムシヒキアブの仲間のアオメアブに出遭ったのもこの公園である。 さて、その藤棚近くの草地の地面をよく見ると、砂が盛り上がったようなものがいくつもある。蟻の巣である。 (蟻の巣) 大物の獲物を見つけ、それを皆で巣に運ぶというような出来事もない閑散期でもあるか、蟻が出入りする姿も閑散としていて、門前雀羅の状態。 (同上) 小山になっている砂粒はこの草地の土質とは異なっているから、地面を掘った残土ではなく、何処か他の場所から巣作りのため蟻が運んで来たのだろうか。それとも、やはり地面を掘った残土で、雨などが降るごとに砂粒よりも細かい泥土が流されて、このように砂粒だけの小山が形成されたということなんだろうか。後者の方がありそうなことに思えるが、何れにしても、蟻のサイズからすれば、これはピラミッド建設に匹敵する大土木事業であっただろう。 まあ、何にしても、人が歩いて踏みつけ、このピラミッドを崩してしまうことがないように祈ろう。 (同上) 小山のてっぺんの入り口にカメラを向けていると、領空侵犯ということになったか、防衛隊の蟻でもあるか、スクランブル出動、入り口までやって来てコチラを観察(偵察)しているのでした。 (同上) この公園は、わが銀輪散歩の定番コースの恩智川沿いの道から少し西側に外れた位置にあり、花園中央公園や加納緑地・公園など道沿いにある公園に比べると、その存在に気づいたのは遅く、最近になってからのことである。 これはまた別の日の写真であるが、南側広場の方で、男性二人がテントのようなものを折りたたんでいるところでした。 (水走公園 背後の山は生駒山) 広場の西側のベンチに坐ると、正面に生駒山が見える。 カメラでズームアップすると、山頂部に林立するTV塔がよく見える。 (生駒山遠望 左端の低い塔が飛行塔) 山上には遊園地がある。ジェットコースターや飛行塔などの遊具があって、子どもらには楽しい場所になっている。ヤカモチの子ども頃から既にあった遊園地で、ジェットコースターなどは無かったが、飛行塔はその頃から存在した。 ヤカモチが小学3年生位の頃かと思うが、父と二人で裏山から山に入り、あちらこちらと山歩きしているうちに生駒山上まで来てしまい、山上遊園地の中のレストランで昼食となり、その折に飛行塔の飛行機に乗ったことをよく覚えている。 飛行塔には何台かの飛行機の形をしたカプセルが吊り下げられていて、それが回転しながらすこしづつ高度を上げて行き、最高度地点まで達すると再び高度を下げて、地面に到着でお終いという他愛もないものであるが、幼い子どもには十分に楽しいものであった。 この時のことを特に記憶しているのは、ヤカモチが乗ったカプセルが、飛行機なのでプロペラ風のものが付いていて、それがブルル~ンと唸りを上げて、飛行機のプロペラよろしく回転するのであったかと思うが、何やらバリバリッ、バリバリッと異音を発し出した、ということがあったからである。 プロペラで飛んでいる訳ではなく、吊り下げられたロープによって回転しているのであるから、プロペラが止まっても心配はないのであるが、わが飛行機はエンジントラブルでも起こしたか、プロペラがやがて止まり、墜落の危険がある、などという感じも少しして、余り気分のいいものではなかったのだろうと思う。 その飛行塔をズームアップで撮ったのが以下の写真。 (生駒山上遊園地の飛行塔) ピントが甘く、画像も歪んでしまっていますが、コンパクト・デジカメによる手持ちズーム撮影ではこれ位が精一杯であります。 飛行機が回転しながら、ゆっくりと高度を上げて行きます。 (同上) この画像で見ると、1本のロープに大小2機の飛行機が二つ並びに吊り下げられているように見えますから、全部で8機あるようです。 最後に、水走公園の鳩です。 藤棚下のベンチに坐っていると、時に鳩がやって来ることがある。 (水走公園の鳩) ヤカモチは、餌をやらない主義なので、鳩からすれば、「何だ、冷やかしか。」ということになる。 そんなに首を長くしても何も貰えないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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