カテゴリ:近隣散歩
今日は、年末の墓参。
12月は月初と月末近くの2回墓参というのがヤカモチの長年の習慣になっている。 生駒の叔母の夫・S叔父が眠るお墓も我が家の墓の近くにあるので、ついでにお参り。 (墓地からの眺め) 今回はマイCB(クロスバイク)で出かけましたが、途中の教覚寺まで漕いで上るのが精一杯、そこから先の坂道は押して行くしかない急登。 ヤカモチも寄る年波にて、脚力も呼吸器機能も確実に低下している。 人麻呂は、妻を亡くした悲しみを詠んだ泣血哀慟歌で「山路を行けば生けりともなし」と言っているが、ヤカモチの自転車墓参も「急登を行けば生けりともなし」で、ハアーハアーと息喘がせての墓参でありました。 その分、帰りは快適な下り坂。 一気に駆け下って、瓢箪山稲荷神社まで。 毎年、元日のブログ記事には枚岡神社、石切神社、瓢箪山稲荷神社の絵馬の写真を掲載するというのが、ここ何年来のお決まりのパターンとなっているので、その絵馬を撮影するための「駆け下り」でありました。 ところが、途中の煙草屋さんでタバコを買うべしと店先にCBを停めて、店内に入っているうちにCBが転倒したようで、その衝撃でチェーンが外れてしまっていた。道具がないので、チェーンをはめ直すには、チェーンを掴むしかない。今考えればハンカチで手指を保護して行えばよかったのだが、その時は思い至らず、両手の指が油で黒く汚れてしまうという事態に。 上記三社を回る予定にしていたが、水道水で洗っただけでは油汚れは殆ど落ちない、ということで、稲荷神社だけで切り上げ、枚岡神社、石切神社は、午後に出直すこととし、ひとまず帰宅する。 (瓢箪山稲荷神社の占場) 瓢箪山稲荷神社は辻占が有名。 この場所(占場:神社・本拝殿の裏手にある。)に立って、前の道(写真奥の道・東高野街道)を歩いて来る人を待ち、最初に見かけた人の状態やその人から聞こえて来た言葉などによって、占いをするらしいが、詳しいことは知らない。 (2010年5月4日記事に掲載写真の再掲載) 上の説明によると、瓢箪山稲荷神社の辻占は江戸時代からのようだが、恋の辻占として全国的に知られるようになったのは明治になってからのようです。 恋の辻占は万葉の頃からあったようで、次のような歌がある。 言霊の 八十の衢に 夕占問ふ <言霊のはたらく八十の巷で夕占をした。占は正しく出た、妹は私に寄るだろうと。> 玉桙の 道行き占に 占なへば <(玉桙の)道行き占で占ったところ、あなたが逢ってくれると私に告げたよ。> 油汚れの手で「恋の辻占」も何もあったものではありませんが、ヤカモチにとっては「恋の辻占」我が事に非ず、でありますから、まあ、いいでしょう(笑)。 さて、顔を洗って出直す、ではないが、手を洗って出直すヤカモチ。 昼食後、枚岡神社へとCBを走らせました。 (枚岡神社) ご覧のように、鳥居に注連縄が張られて、初詣の人たちを迎える準備が着々と進められていました。 (同上・拝殿脇から本殿を望見) 上記両神社とも、絵馬は来年の寅のそれに付け替えられていましたが、石切神社のそれはまだ丑のまま。石切神社の新しい絵馬は毎年12月29日に撮影しているが、今年も例年通り29日に再訪問の要ありであります。 石切神社まで行ったついでに、喫茶・ペリカンの家に立ち寄ることとする。今年は今日までの営業で、営業時間も短縮し午後3時閉店とのことだが、まだ十分間に合う。ということで、今年最後のペリカンでの珈琲休憩となりましたが、ペリカンさんにも今年一年随分お世話になりましたので、年末のご挨拶ということでもありました(笑)。 <参考>近隣散歩関連過去記事は下記。 近隣散歩(その1) 近隣散歩(その2) 墓参関連過去記事はコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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