カテゴリ:近隣散歩
最近は1月2日に地元の三神社を散歩がてらにめぐるというのが恒例になっているが、今年も亦、その三社めぐりでありました。
今年は、家を出るのが、例年より遅くなったので、枚岡公園をカットしての短縮コースとなりました。 先ず、枚岡梅林経由で、枚岡神社へ。 ![]() (枚岡梅林) 枚岡梅林は、2016年に園内の梅の木がプラムポックス・ウイルス(ウメ輪紋ウイルス)に感染していることが判明し、翌2017年1月に全ての梅の木が根こそぎ伐採除去されるという不幸に見舞われました。 4年が経過した昨年(2021年)1月に、新しい梅の若木が植樹され、梅林復活への歩みを開始しています。 まだ、ご覧のように小さな若木ばかりで、梅林と呼ぶのもはばかられる状況ですが、10年くらい経過すれば、少しはそれらしくなって来るのかもしれません。 <参考>枚岡梅林の復活へ、植樹が始まっています。 2021.1.31. 枚岡梅林から枚岡神社に入る道は、言わば神社の裏口から入るようなものであるが、神社や寺へは裏口から入ることが多いヤカモチであるので、似合いの参拝ルートかもしれない。 ![]() (枚岡神社・梅林側の鳥居) 裏口とあって鳥居もこじんまりとしている。 鳥居の右手に写っている井戸は、楠正行公首洗いの井戸と伝えられていて、その旨の標識板が立てられている。 ![]() (枚岡神社・拝殿前) 拝殿前は、初詣の人の群れ。 ヤカモチがやって来たルートは参拝を済ませた人が、梅林へと抜けて帰る、言わば帰り道コースの一つであったことになる。 本来は、西側からの参道を進んで、下の写真に写っている正面石段を上って参拝するというのが正式な参拝ルートである。 ![]() (同上・拝殿前の正面石段) 裏口から入って、正面の表門から出るというヤカモチ式参拝作法に従えば、この石段を下りて、正面鳥居から退出するということになるが、今回は裏の南東側鳥居から入り、北東側の「お勝手口」から出るという裏・裏コースであります。 北東側「お勝手口」から出ると、生駒山へのハイキングコースの道に出ることになる。例年だとこのハイキングコース道を辿って、枚岡公園を通り抜けて、石切神社へと言わば遠回り道を行くのであるが、今回はこの道を上ることはせず、神社駐車場脇を通って、正面鳥居(二の鳥居)前の道に出る。これを北に進んで、石切神社へと向かう。 途中で振り返ると、神社参拝の車が列をなしていて、大渋滞になっています。例年は前述の通り、枚岡公園経由の山側の道を行くので、このような参拝車両の列を目にすることはないので、毎年このような状況なのか、今年だけこのように混み合っているのかは存じ上げないが、車を交通整理する係の人が、遠く離れた地点まで配置されていることを見ると、例年こんな具合なんでしょう。 ![]() (枚岡神社へと続く車の列。) 写真右手は近鉄奈良線。右手のガードは国道308号が右から左へと通っていて、暗峠越えで奈良へと抜ける旧道・奈良街道である。 このガードから右(西)方向にもずっと車の列が続いていましたから、この地点に交通整理をするガードマンを配置しないと、信号機はあるものの、この交差点でぐじゃぐじゃになりそうです。 額田駅手前で踏切を渡り、夫婦塚古墳、東石切公園、石切大仏へと進みますが、途中、とある民家の脇にこんな像がありました。 <参考>夫婦塚古墳、東石切公園の写真掲載記事は下記。 石切・額田・瓢箪山近隣散歩(上) 2010.5.3. ![]() (これは何であるか?) 弓、矢を持ったワンちゃんであるか。 まあ、今回のウオークとは何の関係もありませんが、たまたま見かけてしまったので、パチリでありました。 石切神社も本来の参道を避けて、一つ北側の坂道を下る。 人ごみを避けてという作戦であります。 ということで、石切神社も裏口からの入場。 今回、裏道を辿っていて気が付いたのは、かつて厩舎があって白馬が飼われていた一角が、何やら工事中で、馬事苑も厩舎の姿も消えていたこと。 あの白馬は死んでしまって、施設が無用のものとなり、除却されたということなんだろうか。 昨年までは境内に露店が多く出店していましたが、今年は皆無。コロナ対策を徹底したようです。 ![]() (石切神社・拝殿前) 石切神社参道を西に下り、東高野街道に出て、南へ。 瓢箪山駅前の商店街を抜けると、瓢箪山稲荷神社である。 ここは正面から入ることになる。 そして、左手の裏側にある辻占の占場に抜けて、帰途につきます。 ![]() (瓢箪山稲荷神社) いつもより遅い出発でしたが、枚岡公園経由の「山コース」をカットしたこともあって、暗くなる前に瓢箪山稲荷神社に到着し、帰宅も同様でありました。 以上、今年も無事、三社めぐり終了であります。
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