カテゴリ:花
今日は月例の墓参。
月例の墓参と言っても、1月は、前年末近くに墓参をする関係で、月初の墓参はしないので、2月の墓参がその年最初の墓参ということになる。 墓地は、生駒山系の山裾の高みにあるので、長い坂道を登らなくてはならない。 坂道にさしかかるとほのかに漂う花の香。 見上げるとロウバイである。 この時期のわが墓参の道は、蝋梅の咲きよそひたる道である。 (ロウバイ) 蝋梅の 咲きよそひたる 坂道を 行くが墓参の わが始めなり (偐家持) (同上) 隣には、梅の花も咲いていましたが、蝋梅に負けて狼狽気味。 (梅) 墓参の道も、古い家が取り壊されて、新しい家が建つなど景色が様変わりしつつあります。 ムクロジの大木も枝うち払われて様変わり。 坂を上りきって墓地に到着。 墓地からの眺めです。 坂のの上の雲ならぬ、あべのハルカスの上の雲であります。 (墓地からの眺め) 海亀が 二匹空から 泳ぎ来と 雲を見つつの 墓参の帰り (偐家持) (同上 左端の背の高いビルが、あべのハルカス) 帰り道の池の土手に咲いていたのはスイセン。 (スイセン) 蝋梅、梅、水仙。春を告げる花たちを見つつの墓参道。 2月3日が節分、同4日が立春。 暦の上の春はもうお隣まで来ていることを花たちは告げている。 道の辺の 水仙の花 咲きにけり わが待つ春の 近づくらしも (偐家持) (本歌)野辺見れば 撫子の花 咲きにけり わが待つ秋は 近づくらしも (万葉集巻10-1972) <参考>墓参関連の過去記事はコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.01 18:36:51
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