2024/07/09(火)21:36
第30回和郎女作品展
第30回和郎女作品展
今日は、5月9日以来となる和郎女作品展の記事であります。
このシリーズ記事は、友人の和郎女さんの作品をご紹介しているものでありますが、今回は、今月1日開催の若草読書会の折にお持ち下さった作品群をご紹介するものであります。
(魚釣り)
各作品に付したタイトルはこの記事編集の便宜上、ヤカモチが勝手に付けたものでありますので、ご了承願います。
上の「魚釣り」と下の「トンボ捕り」は、木盤に設けられた穴に、男の子と女の子の背面に取り付けられた串状の木を差し込んで組み立てる方式になっています。
足元の釣り竿、籠、虫網などは、適当に盤上に置くだけとなっていますが、お薦めの飾り方を示した写真が印刷された紙が添えられていますので、これに従って組み立てなさいということです。
ヤカモチも写真を参考に組み立てた上で撮影したという次第。
(トンボ捕り)
上の「魚釣り」も「トンボ捕り」も、下の「蛍狩り」も、子ども時代の記憶を思い出させてくれる、昔懐かしい、何やらホッとする作品であります。
(蛍狩り)
蛍狩りなどは遠い記憶となりましたが、群舞するホタルを目にしたのは、今は亡き寿郎女さん・和麻呂君と共に、和郎女さん、リチ女さん、槇麻呂君、ヤカモチの総勢6人で熊野旅行をした2007年6月のことであるから、もう17年も前のことになる。
和郎女さんもこの熊野旅行で見た大井谷でのホタルの群舞が印象深くあったと見え、その思い出を語って居られましたが、この時にヤカモチが詠んだ歌が3首、当ブログにのこっているので、これを再録して置きます。
恋ひ焦がる 魂かあくがれ 山かひの 闇に蛍の 舞ひ交はしゆく
幽玄の 杉の林の 闇深く 人こそ知らね 蛍の舞ひし
み熊野の 大井の谷の 川の瀬に 蛍舞ひてし さ夜更けにけり
――熊野大井谷にて
(蛍と団扇)
次は、梟。
(フクロウのタペストリー)
フクロウにも色々と種類があるようですが、アオバズクを詠んだ句を掲載して置きます。
これは、井浪立葉「夏椿」に掲載の句。
著者はヤカモチの中学時代の恩師のご夫人である。「夏椿」は、恩師が病に倒れ、その看病から最後の看取り、永遠の別れ、葬儀、そして夫亡き後に至る日々の中で詠まれた句を集めた句集である(平成16年6月発行)。
句集が発刊された際に彼女から贈呈を受けたその句集にアオバズクの句があった筈と、書棚の片隅から見つけ出しパラパラとめくってみると、ありました。
このような、幸せそうなフクロウの作品に添える句としては、場違いな気もするが、それも承知で敢えて掲載させていただきます。
夫眠る無音の刻を青葉木菟
青葉木菟あらはに熱の喉佛
青葉木菟祈りのこゑや夜が深む
別れのとき愛す愛すと青葉木菟
たはやすく愛すと言はね青葉木菟
骨となりても夫は夫青葉木菟
愛のうた語尾うつくしき青葉木菟
(梟)
次はクマさんとワンちゃん。
上の梟や下のクマさん、ワンちゃん、写真がちょっとピンボケになっていますが、ご容赦ください。
読書会の隙間に慌ただしく撮影したので・・と弁解(汗)。
(クマさんA)
(同上B)
(ワンちゃんA)
(同上B)
そして朝顔です。
(朝顔)
今朝の銀輪散歩でも朝顔の花を見ましたが、毎日暑い日が続きます。
どうぞ、皆さま熱中症には十分お気をお付けください。
暑中お見舞い申し上げます。
(朝顔のタペストリー)
こんなエコバッグもお作りになりました。
若草読書会でのお土産の品やこれらの和郎女作品をいただいて帰る際にも便利だろうとお作りになったのでもあるか。
たたんで、クルクルと巻き、取り付けられたホックでポチッと留めるとコンパクトになり、携帯に便利です。
(エコバッグ)
そして、ストラップです。
(ストラップ3種)
ヤカモチは、左側のものを頂戴しました。そして、「フクロウのタペストリー」と掲載の「エコバッグ」とは柄違いのものを頂戴しました。
以上、和郎女作品展でありました。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
<参考>和郎女作品展の記事一覧はコチラ。
フォト蔵アルバム「和郎女作品集」はコチラ。