その③ 同調とは
引き続き「共感」を知るため今回は「同調」について まとめます。国語大辞典による 同調とは①同じ調子②調子を同じにすること 転じて、他人の主義・主張などに同意すること。他と同じ意見・態度になること③受信機などで特定の周波数に共鳴するように固有振動数を合わせること心理学用語の 同調とは人が意識せずとも自らの意思に関わらず、集団や他者の規範・期待に沿って行動すること(正しい判断をしたいという欲求と他者からの期待に応えたいという欲求に基づく)つまり 同調というのは意識的には①相手の主義・主張に同意すること②相手と同じ意見・態度になること無意識的には③相手の規範・期待に沿った行動をすることとする。「同調」には意識的な同調と、無意識的な同調があり意識的な同調は、「同意」とほぼ同義である。ただし、同じ意見を持っていると伝える行為に同じ態度になること が追加される。また、同感も同意も、自分の意思を自覚しているが同調は、自分の意思を自覚できない場合がある。無自覚に、集団や他者の期待に沿った行動をするのが良い時もあるが、マイナスに働いてしまわないように気をつけたい。例えば、意識的な同調はホテルで朝食会場へ行く時に、「スリッパで行っても大丈夫だよ!」という他の人主張に対して私もそう思うから スリッパのままで 行っちゃった時(相手の意見に同意して、同じ態度・行動をしている)実話 修学旅行の良い思い出です無意識的な同調は教室で、先生が「この問題の答えが分かった人は手を上げて」と言った時、答えが分かっていないにも 関わらず 自分以外のクラスメイトが全員手を挙げているので私も上げなきゃとなって 手を挙げる時(周りの期待に応えたいという無意識の欲求から相手の期待する行動をしている。自分の意思通りの行動ができない)まとめ同調というのは①意識的に相手と同じ意見になり同じ態度をする②無意識的に 相手からの期待を読み取って 相手の期待する行動をするとしておきます。今回は この辺で✨同感 同意 のページも 読んでいただけたら より理解が深まりると思います。次回以降、共鳴 同情 思いやり 共感 についてまとめます。ではでは👋