216993 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

焼きたてパンにはまりませう

PR

Freepage List

Calendar

Category

Favorite Blog

女性看護師が教える… 為谷 邦男さん

日記 いわを*さん
The door of the hea… mizucaさん
幸せ収集屋 Bacio08さん

Profile


seichan0217

Comments

 y.o@ Re:「ピッツェリア ナオ」 ロゴデザイン作成(08/15) 楽しみに リバレイン1階予約し行きました …
 julian@ HELOHAmVdKzBf v16Ebb <small> <a href="http://www.FyL…
 darel@ zpzKayFZsHBazvXtZb xEbQ81 <small> <a href="http://www.FyL…
 seichan0217@ お久しぶりです +yocy+さん わあ!ほんとにご無沙汰してい…
 +yocy+@ Re:贅沢、それは魔法の言葉なのかもしれない。(10/09) お久しぶりです~(*^o^*) トイレットペー…

全474件 (474件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 48 >

September 15, 2014
XML
カテゴリ:生活
40過ぎるとなかなか痩せない。
これはよく聞く話で身をもって体験した。

ジョギングを1年続けようが夜は米を抜いて炭酸水を飲もうが
カーヴィーダンスをやろうが何をやっても続いているのに痩せない。
それでも諦め悪くがんばっていてたがつい最近、入ってはいけない領域にまできた。
もう、私はこのまま太くなっていくだけなんだろうか。。
そんな思いが混沌と私をとりまく。
だが、そんな私も1週間で3KG以上痩せる出来事が。

地味なダイエットをを踏み倒す勢い。
その名もマイコプラズマダイエット。
ああ、あの恐ろしい日々。

あなたは痩せたいですか?過酷な思いをしてでも痩せたいのなら
私がすぐに飛んでいって菌をうつして差し上げます。



夏休みの終わりに私たち家族は能古島にキャンプも行った。
楽しかったキャンプのあと、iphonの画面は割れるし、体の調子もおかしい。
私をとりまく全てが狂い始めていた。

そしてそれはキャンプのオプションについていたバナナボートによる筋肉痛で
首が回らないとか腰が曲がらないとかそんな類のものでもなく
体調が明らかにおかしい。

熱を測った。38.5度はあった。
普段から35度台の低熱の私が38度超えるともうフラフラである。
休みはあらかじめ予定していた用事のためにとっていたが
その用事もキャンセルし、病院へ。
かかりつけの病院の対応が最近悪いので病院を変えた。
初めてのところだ。

ここならよさそうだ。看護師さんも先生も優しいl。
病院で熱を計ると39.0あった。病院からは漢方薬と解熱剤が処方された。

しかし、これがなかなか効かない。
熱はどんどん上がる一方だし、カロナール(解熱剤)で下げても一時的なもので数時間たてば
また熱が39.5に戻る。その繰り返し。

人間、熱があると何故悲しくなるのだろう。
重い病気の方が読んだらイライラするかもしれません。
ごめんなさい。でも、高い熱があるとマイナスな気持ちになるのは事実です。

私は必要以上に自分の行く末を想像しては涙し、
このまま死んでお葬式を挙げ、自伝書の発行を友人に託すところまで想像、
旦那と子どもの傍に霊となって現れるところまで想像しては涙。
悲しいテレビを見ては涙。
どうやら高熱は私の涙腺を破壊したようだ。

そんな状態でもカロナールで熱が下がった時は良くなった気がして
洗濯など回すのだが、何故かこんな時に限り、お風呂から組み上げる水のホースが暴れ
洗面所が湖になりかけたり、その湖にそびえたつタオルの棚の足がこんな時に折れたり
予定外の生理痛が襲ってきて私の腰を激痛に陥れたり、私は色んな「いじめ」に会いながら
高熱と戦った。

下がらない熱。
解熱剤を飲めば一時的には下がるが汗びっしょりで目を覚まし、やっと眠れたと思えば今度は咳で目を覚まし、そして次は寒さで目を覚ます。
そして寒さが収まったころ割れるような頭の痛さで目を覚ます。
もう、これはただの風邪じゃない。ずっとその繰り返しで眠れない。

翌日また、同じ病院へ行った。
先生は私に「時間をください」と言った。昨日から熱が出たばっかりだから
すぐには治りませんよ。少しずづ下げていくんですと言う。

先生、私はすぐに直して欲しいんですよ、それが患者の願いといえば
贅沢でしょうか。心でそう思った。

そして先生は私に咳が出てないか効いてきた。咳が出てますと言うと
ああといって感染系ですねといって抗生物質と解熱剤を処方された。
しかしそれでも下がらない。何も変わらないのだ。
そのとき、ふと頭によぎった。

「マイコプラズマ肺炎」

セイイチロウが3週間前にマイコプラズマ肺炎にかかった。
ググってみたらマイコプラズマの菌は3週間潜伏するという。
どうやら、今がちょうど発症の時期にあたる。
そうか、私、マイコプラズマ肺炎なんだ。

それからマイコプラズマをネットで調べた。なかなか治らない、咳がひどいなど
今の私の症状にぴったりなコトが出てくる、出てくる。
耳が痛くなったり、足もしびれてきた。全身の倦怠感。

マイコプラズマにより、中耳炎を引き起こす人もいるらしい。
私の耳も定期的にジンジンしてきたので心配して耳鼻科に行ったが何事もなかった。

熱が出て、もう8日がたとうとしていた。

私は知人から頼まれていた仕事もあったのでその仕事を
休むわけにもいかず、なんとか解熱剤で下げてその手伝いの会社に行った。
旦那は猛反対したが、納期のある仕事なので無責任に離れるわけには行かなかった。
でも、周りの方に病気を移しても迷惑だし、悩んだが薬を飲んで熱を下げ、マスクをして
会社には通った。不思議と会社ではしゃんとしていて家に戻るとグッタリする。
そんな私を気遣ってか旦那はずっと家事をしてくれた。

普段は家事は頼めばしてくれる程度の夫。
でも私が病気になると率先して家事をしてくれる。
それが、どれだけありがたいことなのか。
今回、本当に助かった。

そしてそんな時に今度はセイイチロウまで具合が悪くなった。
なんてこと、不幸は連鎖するのか。
しかし、かかりつけの小児科へセイイチロウを連れて行った時に私はふと思った。

そうか!もとを正せば子供の病気。小児科でみて貰えば治るかも。
そして先生に相談して診てもらった。

一発だった。

出された薬で熱がさっと引いた。続いて咳もとまった。
なぜ、このことにもっと早く気がつかなかったのだろう。

最初に出された内科のアジスロマイシン(抗生物質)ではまったく効かなかったのに
小児科で出されたミノマイシン(抗生物質)ですぐに効いたのだ。
先生いわく最初に内科で出されたアジスロマイシンはマクロライド系の抗生物質だが
今のマイコプラズマにはなかなか効きにくいらしい。

マイコプラズマは本当にきつかった。
もうインフルエンザが可愛く思える位。
そうね、例えれば、インフルエンザの3倍きついかな。

何がきついかといえば熱もそうだが咳。
咳が本当にきつかった。

もし、長引く咳の風邪をひいたと思ったらマイコプラズマを疑って欲しい。
そしてこの手の感染症は小児科が強い!
こればかりは経験しないとわからない。

そして、病気により体重が3Kg痩せた。
体調が戻って三日ほどたつがまだその体重はキープしている。
痩せたいとは願ったがまさかこんな過酷なダイエットになるとは・・・・。


でも、あんな苦しい思いをして、たった3KGしか痩せないんだねって旦那は言う。
私20代なら6Kg痩せてのかな。。。

なんて邪な思いが脳裏をよぎる。
いやいや、1KG痩せるだけでも大変なこの年齢。
マイコプラズマはもうゴメンだが
おかげさまで軽くなりました。






Last updated  September 15, 2014 06:21:27 PM
コメント(0) | コメントを書く
June 11, 2014
カテゴリ:カテゴリ未分類
女は抹茶味が好きだ。
と私の旦那はずっとそう思い込んでいる。
だから私も抹茶アイスが好きだと思われ、数年前は彼がアイスを買って来る時は
私用には抹茶アイスをよく選んできてくれていた。

確かに抹茶アイスは好きだけど、補足するならば、スイーツに関しては
女はきまぐれで時にはバニラが、時にはストロベリーが、そして時にはレアチーズが
といった具合にその時々で食べたい味は変化するもの。

ところが私の場合、ほか弁(ほっともっと)に関しては何故かいつも唐揚げ弁当。
迷ったら唐揚げ弁当、そう決めているからかもしれない。

だけどやはり抹茶味は好きで抹茶クリーム、抹茶ミルクなど見かけると
確かに気になって選択肢の中に入る。

そんな私を見て旦那は言う。
「女は抹茶味が好きだよね。美味しいとは思うけど俺はあえて選ばない。
バニラやチョコレートがあればそっちを選ぶかな」
数年前、確かにこう言っていた。


時がたち、最近のこと。
加齢による体重増加のため、私たちは運動や食事制限をしている。
まあ、全然痩せないのだがそういう理由で旦那の朝食は味噌汁と子供用茶碗に
一杯だけの白ご飯とふりかけ。

他のダイエット方法はいくらでもあるでしょうというアドバイスは
ここではおいといて、そのおかずとなるふりかけの話。

男の好きな食べ物によく、おふくろの味の「肉じゃが」があげられる。
それもまんざらウソではないらしく、私の家族も「肉じゃが」「肉味噌」「すきやき」みたいな
こってり、甘辛い味が大好き。
だから、そんな私の旦那はふりかけの「すき焼き味」も大好き。

ふりかけの買い置きが切れた時に旦那に会社帰りに好きなふりかけを買ってきてと頼んだら
買ってきたのが「大人のふりかけ」と「すきやき」の大袋。
しかも大人のふりかけの種類の中にも「すきやき」は存在している。
よっぽど「すきやきふりかけ」が好きなんだねってセイイチローは笑って言った。

私も久々なんでその「すきやきふりかけ」をかけて食べてみたら、
うーん、甘い。
40をすぎた私の味覚には、甘すぎて嫌いではないけど、
他のがあれば他のふりかけをかけたいと思う
でもそれは、心の中にしまうべきだった。


コトはある朝食時に起きた。
普段はお弁当の用意などでなかなか一緒食べれないけど
この日ばかりは時間の余裕があったせいか旦那と一緒に朝食を食べていた。

真っ白いごはんと味噌汁。そしてふりかけ。
その時、気をきかせた旦那が私の茶碗にすき焼きふりかけをかけようとした。

「ちょっと待って」すると、旦那が不思議そうに私を見る。

「すき焼きふりかけじゃない他のにする」旦那がなんで?と聞いた。

「私、あまりすき焼きふりかけ好きじゃない。嫌いでもないけど」というと

旦那の顔に一瞬曇りが。「なんで、美味しいのに。」と
と不満げの様子。

そこで、納得ができない旦那に私はこう説明した。

「いや、嫌いじゃなくって、そうだ、あなたにとっての抹茶アイスなんだよ。
嫌いじゃないけどあえて選ばない。そんな感じかな」

そういうと旦那はちょっと腑に落ちない顔をして、そしてどこか寂しげだった。
てっきり私も征一朗もすきやき味が好きだと思って家族が喜ぶように選んできたそうだ。

それからというもの、なかなか減らないすきやきふりかけ。
旦那がさみしそうだったので私もすき焼きふりかけを好きになろうと
努力はするものの、嫌いではないけど、やはり好きにはなれない。

私にとって「すき焼きふりかけ」は学生で言うならクラスメイトの関係。
けして「気になるアイツ」ではない。
皆で一緒にマックは行けるけど、二人きりでアイスを交換出来るような
自転車の後ろに乗れるような淡い恋の関係ではない(古!)
旦那よ、あなたにとっても抹茶アイスはそうでしょう?


それから、2週間ほどたった頃
大量にあったすき焼きふりかけも命の灯火が消える朝が来た。

「ふりかけなくなったよ。」と旦那
「あ、じゃあ買ってこなきゃね」
「イヤ、まだあるんだけど、ママの嫌いなすきやきふりかけが終わったよ」

・・・どうやらまだ、根に持っていたらしい。
普段はさっぱりしている性格の旦那も食べ物に関して違うようだ。

そこで私は子供に反復練習させるように
「いや、だからね、嫌いじゃなくてパパにとっての抹茶アイスなんだよ」ってもう一度言った。
すると、旦那は言い返せないらしく、
ちょっとだけぷいっとして、そして他のふりかけでご飯を食べるのであった。












Last updated  June 11, 2014 01:12:44 PM
コメント(0) | コメントを書く
April 17, 2014
カテゴリ:カテゴリ未分類
DSC_7357.jpg

私がまだ、二十歳そこそこ位だった時
通っていたスポーツジムのジャズダンス教室である女の子と仲良くなった。
彼女はショートカットで目がパッチりとした荻野目洋子風の美人で
ダンスも上手く、彼氏以外からもよくモテる女性だった。

だが、彼女は自分がモテることをよく知っていて、自分なりの恋愛論を持っていた。
しかし、よく聞いたら私が嫌いな著者Aの恋愛本を愛用していた。
聞いててヘドが出そうなありきたりの恋愛論。
そこで全くモテない私が勧めるのもなんだが、街で見つけた
「絶対値の法則」を取り入れたユニークな視点で書かれた恋愛本の方が
絶対に面白いよって言って、友人に本を貸してあげた。

それはこういう内容だった。
人の感情にも絶対値の法則は成立する。
恋愛に例えると30%好きだった人は何かをきっかけに30%だけ嫌いになる。
つまり、ちょっとだけ好きだった人は何かをきっかけにちょっとだけ嫌いになるということ。

ところが、100%大好きな人が何かのきっかけで瞬時に100%嫌いになる。
つまり俗に言う100年の恋も冷めるという、そんなことが起きる。
逆も然り。
嫌いでたまらなかった人のちょっといいところをみつけてしまうと
それからその人が気になって仕方ない、つまり大好きになる。

つまり感情の世界でも起点を0として針は動いた距離分、反対側に動くというのだ。
まるでメトロノーム。
-100%の愛⇔100%の愛
-50%の愛⇔50%の愛

0%はもともと感心がないから変なとこをみつけても心は動かないということだろうか。
興味がない人間の目を覆うようなシーンを見ても特に嫌いにはならない。
でも片思いで憧れの男性のそんな姿を見つけたら嫌いになるかもしれない。

そういえば若い頃、清潔感があって都会的でスタイリッシュな男性だなと思っていた会社の先輩が食後に爪楊枝でシーシーやっているを目の前で見てがっかりしたことがある。

そのように感情の世界では絶対値の法則が成立する。
-100%が30%だとか10%が-100%にはならないと言うことらしい。

キャリアウーマンのの女性上司の可愛くて家庭的な一面を見た時
清純なな可愛い女の子と思っていたら夜は女豹だった時
ナヨナヨしたイメージの男性が脱いだら細マッチョだった時
そんなギャップを感じた時、人は恋に落ち

美人で憧れの彼女の家に行ったら部屋がで汚部屋だったとか
超カッコイイと思っていた男性が挙動不審なエスパー伊東みたいだったとか
クールなサラリーマンの家中の物が全て質屋に入っていたとか
そんな時に恋は冷める。
(※表現はすべて私の想像であり著者はそんなこと書いてません)

まあ、人によっては色んな理由で覚めたり燃えたり。
私はうろ覚えだがそう解釈している。
だからその本によれば惚れた相手を大好きにさせるには、
まずは100%嫌われろ的なバクチ的なこともありだというのだ。

友人はその本をたいそう気に入り、私が嫌いな著者Aの本と交換され
いつのまにか絶対値の法則が書かれた本は私の手元から離れていった。
そしてその友人はそれ以来も沢山の恋愛を繰り返し、やがて安定した収入の男性と
結婚した。その当時私は心で舌打ちしたが、今思えばあの本が役にたったなら良かったと思う。
今は幸せに暮らしているといいな。


最近のこと。私が愛する安いスーパーSへ行くと苺が1パック178円。
しかもラベルには「あまおう」と書かれている。
私は苺ジャムを作る時は色にこだわるので中まで赤い「あまおう」を使用する。
それか、時期が遅くなり酸っぱくて小さな苺のどちらかを使う。

まだ4月なのに「あまおう」が178円!安いと思って8パックをカゴにいれた。
最近、他のスーパーに心を奪われ、浮気ぎみでしばらく来てなかったけど
やっぱりここは安くて素敵なスーパーS。私の外の冷蔵庫。
ジャムをたくさん作ろうと心ウキウキしてレジに向かった。

ところがイチゴパックを袋に詰めていた時にコトは起きた。
よく見ると苺のパッケージは別の名前。
え、「あまおう」ではない?その時、脳裏に衝撃が走った。
よく見るとこのコたちはお尻部分がほんのりと黄色い。
まさかの「あまおうではない苺」を8パックも買ったのか。

私の中で葛藤が走る。これは本当に「あまおう」なのか聞くべきなのだろうか。
そして万が一そうだった時は交換してもらえるのか。
しかし、答えが出ないまま、スーパーの中の野菜屋さんに足は向かった。

「すみません、これは本当にあまおうでしょうか?」率直に聞いた。
野菜屋の店員さんたちは一瞬顔が凍りついた。
そして出た言葉は「誰だろう、このラベル貼ったの」と身内を疑っていた。
そんなことはどうでもいい。ラベルを誰が貼ろうと私には関係のないこと。
今知りたいのはこの苺が「あまおう」であるかそうでないか。

あの、「あまおう」ではないんですね?
「はい、大変申し訳ありません」と店員さんは申し訳なさそうに言った。
私は途端に腹が立った。
そして私のこのスーパーSへ愛のメトロノームの針が
100%から-100%にコチっと移動した。
つまり、もう二度と来るものかと思う位に信用度が無くなった。

「すみません、今後はこのようなラベルのつけ方はやめてもらえますか?」
私は怒りを押し殺してそう言った。そして続けて
「私、ジャムを作るのに中まで赤いあまおうじゃないとダメなんです。
ラベルにあまおうと書いてあったから信用して8パックも買ったんですよ」
と私のジャムのこだわりとは関係がないスタッフ達に誠意をこめて訴えた。

これが肉だったらが外国産に神戸牛ラベルをつけてるのと同じことだ。
そうなったら食材偽証表示とかで世間にかなり騒がれるではないか。
それが野菜だとか安いものだと許されるっていうのか。

そして値段に相応する分で良いから「あまおう」と交換できますか?と訪ねた。
すると店長さんが現れ、快くあまおうと交換してくれるという。
だが通常、「あまおう」はこの倍の値段はするはず。
私はいちご8パックが4パックになっても仕方がないと諦めていた。
すると店長さんはこれは198円分のあまおうですがこれと交換させて下さいと言って
それを8パック詰めてくれた。

え?いいんですか?というと「ハイ、ご迷惑をおかけしましたので」といって
このこだわりクレーマーに親切に対応してくれた。

苺178円と198円の差額20円
20×8パック 160円のちょっとしたお得。
冷静な状態で計算したら分かるはず。

なのに、この時興奮していたのか、
なぜか「本来は苺4パック分のあまおう」だと脳が思い込み、
その苺を8パックにしてくれたと勘違いしてた。
そのせいで
私の脳内メトロノームの針がコチっと動き出し、
このスーパーSへの愛のマイナス100%はゼロを飛び越え100%に戻った。
丁寧にお礼を言い、私はスーパーをあとにした。

帰宅後、セイイチローに経緯を話し、イチゴが安かった自慢をしながら
めちゃめちゃ得したんだよと言って苺ジャムを作り出した。
だが、値段を説明した時のセイイチロウの微妙な表情にも気付かず、
私は「どれだけ得したか自慢」をセイイチローに聞かせ続けた。

旦那が帰ってきてから、お、いい香りがするねと微笑む旦那に対して
ターゲットを見つけた私は嬉しくなり、またイチゴ自慢を繰り返した。
しかし、気持ち的には少し冷静になっていて
「178円の苺8パックの値段のまま198円の苺8パックに交換してくれたんだよ」って
話した時にハッと気づいた。

あ、8パックは当たり前か。差額160円だった。

160円の差額でもありがたいこと。だけど
一度198円×4パック=792円のお得だと思い込んでいただけに
がっかり度が高まる。もともと悪いのは向こうだし。

すると、私の気持ちは一気にスローダウン。
私の脳内メトロノームの針がコチっとまた傾きかけた。

でもスーパーSへの愛は-100%ではなく30%にとどまった。
あれ?絶対値の法則が成り立たない。
そうよね、交換してくれたし、ちょっと得したし。そもそも198円で「あまおう」は
店頭に出されてなかった。倉庫から出されたもの。
そんな気持ちがあったから針は0にすら行かなかったのだと思う。

購入した「あまおう」を量ったら2.6Kあった。
そしてそのうちの1.6Kでジャムを作った。
出来たイチゴジャムは私ごのみで最高だった。
その時にまた、私のスーパーSへの愛のメトロノームの針は
ゆっくりと動き、徐々に100%に近づいた。






Last updated  April 17, 2014 09:50:37 PM
コメント(0) | コメントを書く
October 9, 2013
カテゴリ:カテゴリ未分類
「贅沢・・それは言葉の魔法なのかもしれない。」

数年前、雑誌かテレビかある芸人さんが
奥様になられた方(女優)のご自宅に初めて遊びに行った時の話で
その女性宅のトイレに入り、「お花の香りがする花柄のトイレットペーパー」を見て衝撃を受け、この女性はやはり儲かっているのだなと感じたとコメントしていたのが私の脳裏から離れず、ずっとその存在が気になっていた。

言われていみれば、
生まれてこの方そんなものでお尻を拭いたことがない。
実家もそうだし、お金持ちの友人宅でも、儲かってそうな病院でも
どこにいっても「お花の香りがする花柄のトイレットペーパー」なんて使わせてもらった事はない。とても気になっていた。

とはいうものの、それは珍しいものでもない。
いざ買いに行っても、そのタイプは量が少なく、やはり高め。
だからといってけして買えない額ではないのに何故か躊躇する。
やはり、お尻をふいて流す消耗品だと思ってしまう。
だから、ついつい一番安くて大量でお得なものを選んでしまうのだ。

それは収入が多少増えたとしても変わらないだろう。
給料が上がったからトイレットペーパにかけるお金の比率も上がったよって聞いたことがない。あくまでも価値観の問題。
だから私にとって流されてしまう「消耗品の贅沢」は
いつも出番がなく私の脳裏にだけしっかり根付いていた。

そもそも
贅沢ってなんだろう、エステやいい車、素敵なマイホーム、海外旅行に外食三昧?
その人にとってそれがモチベーションを高め、このおかげでお仕事も家事も育児もすべて頑張れるって言えるものは贅沢なんだろうか。

贅沢って何?
収入に見合わない生活をすることが贅沢なんだろうか。
その贅沢のために目標を持って頑張れるなら
それは「贅沢」ではなく「ご褒美」だと思う。

お尻をふいてサヨナラするものにお金をかけてる人って
どれくらいるのだろう。
私のお尻を拭くのはバラの香りじゃなきゃダメっていう人を
私は知らない。
人はトイレットペーパーでお尻を拭くためにお仕事を頑張れるのか?
だからご褒美とは言えない。
私のなかで「お花の香りがする花柄のトイレットペーパー」は
やはり「贅沢品」。そう格付けされていた。

ところが最近、愛用の「安物のお得なトイレットペーパー」の減りが激しくなった。
お通じのよい主人と子供がいるから仕方ないのか。
よそのお宅のトイレットペーパーの減りを聞いたことないから比べようがないがすぐに無くなる。しかし、たかだかトイレットペーパー。
それを口うるさく言う自分も嫌なんで黙って見過ごしていた。

で、残り1コになってたことを忘れ、食料品の買い物に行った時に
レジでそれを思い出した。いつも買うお店ではないので多少高い。
でも、いつものお店に行く時間が無いから仕方なくそこで買う事にした。でも値段を見るといつもの同じものなのに100円も高い。

いつもと同じものに100円高く払わされるのは
主婦としてのプライドが許さない。シャクだ。負けた気がする。

そのとき、目に止まったのは花柄のトイレットペーパー4個入り。
私が買っているものは無地の白、12個入り安物。
そして両者は同じ値段だった。条件は違いすぎるが。

一瞬、迷いが生じた。どうせ同じ値段払わせられるならシャクに触るより「贅沢」を選んだ方がストレスもたまらない気がした。
4個しか入ってないから、あきらかにコストが高くなるのはわかっていても。

そして、私はゆっくりと白をもどし、
素早く花柄を持ってレジに向かった。

あれから一週間近くになる。
うちのトイレは花の香りがする。
嗅覚ってすごい。家族が皆すぐに気がつき、笑顔で私に
「トイレットペーパーからいい香りがするね」って言ってきた。
私の髪型が変わってもすぐには気づかないのに。

そしてよく見たら3枚重ねだったこの紙は拭き心地がよいのか
それとも「贅沢なもの」でお尻を拭かせているせいか
減りが急激にスローダウン。
というか1週間近く一度も交換していない。
今までで初めてだ。

以前は二日に一回か三日に一回交換していたのに。。
驚くべき効果というか嬉しい誤算だった。

言葉で伝えられないことってこういうことなのか。
トイレを花の香りで包むことも、拭き心地の良い紙も、見た目のキュートさも
無言で彼らに「節約」を制したようだ。

私はもう、花柄香り付きトイレットペーパーを
「贅沢」とは言えなくなった。
彼らは良い仕事をする。
あ、でも貧乏性のうちのルールですからあくまでも。






Last updated  October 9, 2013 04:07:48 PM
コメント(2) | コメントを書く
August 30, 2013
カテゴリ:カテゴリ未分類
5月の中旬ぐらいにひどい風邪をひいた。
本来、私は体が強く、めったに風邪をひかない・・。はずだったのに
GWにひどい風邪にかかった旦那から回ってきた風邪は
そんな私を追い詰めた。

GWの旅行で出費したのでちょっと節約したかった。
だから病院へは行かず気合いで治そうとした。

それは間違いだった。

風邪はどんどんひどくなっていった。
鼻づまり、咳、、痰と一般的な風邪の症状ではあったが
どんどんひどくなっていった。

そんな時に
以前から友人達頼まれていたパン教室の日が近づいてきた。
その日までになんとか治さねばならない。
というのも前回も私が調子悪くお断りさせてもらっていたからだった。
あれから数ヶ月も日にちが決まらずやっと決まった日を
変えるわけにはいかない。皆さんに迷惑がかかる。

そのためにあらゆる努力をした。
風邪に良いというしょうが紅茶、キンカン、家にあった常備薬。
なのにいっこうに治らない。

当日、鼻水は出るものの、なんとか無事に教室は成功。
しかし、ホッとしたところにサッと病魔がと別のカタチで私を襲う。

夜中、私は期日間際の仕事にとりかかっていた。
気づいたら、あきらかに声がかすれている。
もはやもう私の声ではない。

嫌なな予感がした。目が覚めたら声が出なくなる危険を感じたにも関わらず
私はタバコを吸う手を止めることができなかった。

翌日の朝、とうとう声が出なくなった。
それはまるで、鳥が首を絞められた時に出るような
悲痛の叫びに近しき声だった。
無理して出そうと思えば出るのだが、拡声器のような響く声になる。
絶望だった。声が出るというのはなんて幸せかつ便利なものだろう。

インターネットやスマホが主流の世の中であっても
FBやラインやアプリがコミニュケーション伝達に素早く便利な世の中であっても
「声」にはかなわない。
リアルを生きるには「声」が一番の伝達方法なのだと思いしらされた。

はじめ、家族には言いたいことは紙に書いて伝えていた。
しかしそれもだんだん疲れてきた。
一番困ったのが買い物など簡単なことですら
店員にちょっと訪ねるのに「声」なしでは難しいことだった。

私は声が出ないだけでそれを相手に伝えていても、家族を含め
私と接する方は耳まで不自由だと勘違いするらしく
みなさんついつい声を大きくゆっくり話して下さる。

諦めてとうとう病院へ行った。
医師には声帯が傷ついて声がでなくなったのでしょうと言われた。
治るまで声を出す事と禁煙を命じられた。


禁煙、これが一番つらかった。
確かにタバコは体に害だし、続ければ高価だし、辞めるにこした事はないが
仕事上ストレスがたまるもので、ついつい手を伸ばしがち。
禁煙を成功させた周りの方々を横目にいいなあと思いつつ
いっさい禁煙する気がなく生きてきた。

しかし声が一生出なくなったらという恐怖感から
ここは、やむを得ず禁煙を決意した。しばらくの間だ。

声が出るようになったら吸えばいい。
そんな気持ちだった。
最初はすっと辞めれた。しかし時間がたつと吸いたくなった。
仕方ないから我慢して「エアータバコ」を吸った。

指先を口に近づけ、タバコを吸うふりで空気を吸う。
ゆっくりと立ち上るタバコの煙を想像。
私は自分のパントマイムと想像力の素晴らしさに自画自賛するくらい
タバコを吸った気分になれた。
なわけがない。

タバコをとるか声をとるかの葛藤の日々。

それにしても、つい最近1カートン買ったばっかりだったのでタバコは8箱位残っていた。
旦那が4箱吸ったが銘柄が違うので吸わなくなり、いまだに残っている。
タバコというのは厄介なもので好きな銘柄は個人の嗜好で人それぞれ。
銘柄が違うともらってもあまり吸いたくないもの。

私は悲しさのあまり旧友達に私の悲劇を伝えると
一人、全く同じ経験をしたことがある言ってきた。
その彼女もやはり1週間くらいで声が戻ったと言った。

急に私の心は晴れやかになった。

今は言われないが、幼いころはよくその彼女と似ていると言われていたもので
会わないときは三ヶ月のスパンで彼女が夢に出てくる程
それくらい多分私の中で「近しき存在」なのかもしれない。
そんな彼女が「経験した」といった一言で私の未来は明るくなった。

希望が出てきた。それと同時に少しずつ声が戻り始めた。
そして10日たつと声が完全復帰していた。
でも意外なことにタバコに手を出さない自分がいた。

気持ちとしては10日も吸わずにいれたから、今もとに戻すと勿体ない。
これから禁煙を続ければ浮いたタバコ代分貯金ができるし、好きなものも変える。
そう思ったからだ。だから吸わないことを続行した。

しかし次に襲ったのが「体重の増加」だった。
タバコを辞めると太るという科学的な根拠はない。
しかし、何故だろう。日増しに太っていく。
水を飲んだだけでも空気を吸っただけでも
体重が増えるような妊婦の時代を思い出した。

そこでダイエットを開始。ジョギングを決意。

しかし、世の中そうは問屋が許さない。
三日もすると足の付け根に痛みが走った。
原因は靴だった。ジョギングは体に負担がかかるから
靴は重要らしい。今までの靴はコートシューズらしく
走るには不向き。

おまけに良く見ると靴底がとれかかっていた。
こんな靴で走ってたなんて。。

そこでその靴は捨て、新しい靴を新調。
おかげで痛みはぴたりと止まった。

ところがそれから数日もしないある日、ジョギングを終えて汗だくになった私は
入浴後脱衣所ですべって転んで、腕を思い切り強打。
「イタタ」あまりにも激痛なので腕も見るとぼっこり腫れていた。
それはまるでポパイのようだった。いや、ポパイは筋肉で盛り上がるのに
対し私のは、ただ腫れて盛り上がってる。

思えば
その日はセイイチロウもジョギングについてきたので私より先にお風呂に入り
ビショビショのまま脱衣所にあがったのだ。それに気付かず転倒した私。
そうか、足にマッサージクリーム塗っていたっけ。それで滑ったんだ。

そしてある不安が私を襲った。
私はその日に限って旧友達との飲み会を控えていた。ちなみに私が幹事。
ネットで調べると打撲した日はお酒は控えてと書いてある。
お酒により決行が良くなり痛みが激しくなるらしい、
骨折していたら尚更だ。

そこで整形外科へ行った。その事実を確かめたかった。
レントゲンをとってもらったが骨折はしてなかった。
こんなに腫れているのに痛いのにそんなはずはないと思い
私は医師にレントゲン写真を最大まで拡大してもらったが
やはり骨にヒビすら入っていなかった。

そこで若い医師に恥ずかしながらも質問。
「今日飲み会があるのでお酒は飲んでいいですか?」
「少量ならいいですよ」
「少量とはどのくらいのことですか?」
こいつ、飲む気だなと苦笑した表情を浮かべた若い医師は
「1杯くらいですかね・・」とはっきりは分からない様子。

なぜ、こんな日に転倒したんだ。
私の旧友達の飲みっぷりは半端ではない。
飲み放題でお店を潰す勢いで6人が6人とも飲み続ける。
そんな中で1杯が許されるというのか。
もはや私の心配は腕ではなくなっていた。

そこで私は立ち止まって考えた。
心配事は本来の問題よりずれているのは承知の上。

【まとめ】
風邪→病院代の節約→→声帯痛めてひどくなり結局病院→禁煙
→体重の増加の為ジョギング→ジョギングシューズ費用の発生→
→好調になったが計算外で転倒のため病院代発生

って節約したつもりが逆に費用が発生している。
やはりうちには貧乏神が。。。


そしてそれから三ヶ月が過ぎた。
今もなお、禁煙、毎朝のジョギングは続いている。
それに加えてカーヴィーダンスも。

もう、タバコはもう吸おうとも思わないし、お酒を飲んでも欲しくなくなった。
あれからいろんなタイプの飲み会に出席し、
喫煙者に囲まれて精神的にM状態になったとしても
タバコに手を出したことはない。

ストレスはジョギングやカーヴィーダンスで消化されているようだ。
だからといって体重は激やせしたわけではないが
久しぶりに会った友人には「やせたね、小さくなった」と言われた。

最初は声が出なくなったことからいろんな事が起き
結果禁煙とダイエットに繋がったのだから
生きていくことで起きる障害はけしてマイナスでは
ないのだなと思う今日この頃。

そして太鼓腹になりつつあった旦那も私の影響で
ジョギングを始めおなかがスッキリしてきた。
これでタバコ辞めてくれたらタバコ代浮いて貯金増えるかなって

そんな訳はない。
だってうちには☆貧乏神くん☆がいるもん。
数日前、カーヴィーダンスの後ろ蹴りで
扇風機1台倒してあの世行きになったしね。






Last updated  August 30, 2013 02:13:36 PM
コメント(0) | コメントを書く
September 12, 2012
カテゴリ:カテゴリ未分類
子供は親の背中を見る」
昔からよく耳にする言葉である。

そして「言われたことはすぐしなさい」とか
「宿題は帰ったらすぐにしなさい」とか
「間違いに気づいたらすぐに謝りなさい」とか

子供は親という大人からその言葉を嫌というほど聞いていると思う。
果たして、それが何故なのか、自分で理由を見つけて大人になれた人は
どの位いるのだろう。いや、分かってるくせに忘れてしまったり
めんどくさくってやらない大人になる人が大半ではないだろうか。

私もその一人である。

先日、セイイチローの大事なカブトムシの「カブ一朗」が息を引き取った。
前日まで元気だった。
「9月過ぎてもがんばって生きてるねっ」て
セイイチローはいつも嬉しそうに話していた。

その日、カブ一朗はひっくり返って死んでいた。
セイイチローがどれだけこの夏、彼を愛してやまなかっただろうか。
彼は目に涙を溜め、私にこう言った。
「ママ、カブ一朗を標本にして」
私は忙しかったので、うん後でやるねといった。
次の日も言われた。でも私は色んなことを理由にやらなかった。
そうして気がついたら三日たっていた。

その日もセイイチローは怒りもせず、こういった。
「ママ、カブ一朗がダニに喰われてるから早く標本にして」
そこで、はっとして彼が学校へ行った後、お湯を沸かし
カブ一朗を標本にする準備を始めた。

標本はすぐにしないと体がバラバラになり、嫌な臭いを放つ。
だから、死んだらすぐにやらなければいけないのに。

お湯をかけると、体についた汚れやダニが落ち、固まった虫の体も
柔らかくなるので標本にしやすい。
しばらくして、お湯が沸いたのでカブ一朗に注いだ。

その瞬間、頭と体が分裂。

し、しまった。。。
しかし、まだここまでなら、標本の段階でどうにかごまかしが効く。
どうにか気を取り戻し、もう一度お湯を注いだ。
そして、セイイチローが愛を注いだ分だけ、私がお湯を注げば注ぐほど
カブトムシはどんどん自由になった。

お湯を一注ぎで羽が取れ
さらに注いで腹が取れ
しまいに何か出てきた。

・・・・・・・・・・って、分裂してるやんけ!!!!

「カブトムシバラバラ事件」
私は一瞬にして、凶悪犯になった。

ああ、すぐにしておけばこういう事にはならなかったのに。
私は、深く深く反省した。
もう、セイイチロウに「すぐにやりなさい」って言えなくなってしまった。
ああ、私はダメな大人の代名詞。

夕方になり、学校からセイイチローが帰ってきたので
心から詫びると意外にもあっさりと受け入れてくれた。
でも、その遺体はどこにあるの?と聞かれ
わたしはすごすごとゴミ箱からティッシュごと出してきた。
セイイチローは悲しみの表情を一瞬だけ浮かべたが
しょうがないって言ってくれた。


次の日、私が外出している間、セイイチローから電話があった。
市政だよりで見つけたドラえもんのモーター工作教室があるので
それに応募してくれって言ってたようだ。

私はとりあえず、「わかった、あとで見ておくね」って言った。
でも、懲りもせず、その日はまた忘れていた。

かろうじて翌日の朝に思いだしたので、セイイチローに何を言っていたかもう一度訪ねた。
「ママ、早く応募しておいてね」彼はそう言って登校した。

私はあわてて市政だよりをチェックした。
すると、え~店員4名!無理!もう、うまってるハズ。しかも1300円。高!
ここの工作教室は無料が多いというのに。

でも、カブ一朗のことが頭によぎった。これで、また逃したら
親としての立場が。。。

だから、私は大好きな韓流ドラマの始まりを数分逃しつつ
ネットから応募した。ところがセキュリティがどーのこーのでなかなかすんなりいかない。

結果、韓流ドラマの話の行方が少々分からなくなった事と引き換えに
工作教室の席はゲットできた。
下校後、それを聞いたセイイチローは大はしゃぎで喜んでくれた。

カブ一朗のことがなかったら、私は工作教室に応募しなかったと思う。
そうやって、今まで自分の都合で子供を振り回してきたのかもしれない。
なのに、セイイチローは何の疑いもなく、私から言われたことをすぐにやってくれる。
だからこそ、私は深ーく、深ーく反省した。

「今やるべきことは今やろう。明日では遅い」

しかし、それを胸に刻んでも時がくれば、また、忘れてしまうかもしれない。
だから、その時は、カブ一朗が身をもって教えてくれた事を思いだそう。

自分の体を犠牲にしてまでも、私に大事なことを教えてくれたカブ一朗。
大好きなセイイチローのお母さんの背中が正しくいれるよう導いてくれたのね。
ありがとう、カブ一朗。

でも、腹から出てきたモノまで思いだすので
記憶から一旦封印することにする。






Last updated  September 12, 2012 05:54:38 PM
コメント(0) | コメントを書く
August 2, 2012
カテゴリ:カテゴリ未分類
IMG_2892-1.jpg

セイイチローは現在8歳。
私は一人しか子どもを育てていないから
子育てについて何が正しいのかとか偉そうなことは言えない。
ただ、セイイチローが成長する度にいろんな発見があることは確かだ。

セイイチローはとにかく、知識を語りたがる。
小学生の男の子は皆こうなのか?

「ママ?知ってる?」
おはようの次はこの言葉から1日が始まる。
その99.7%位はカブト虫だのクワガタ虫の話。
こちらがうんざりするくらい語りたがる。

例えるならば、ひと夏の恋。そんな感じ。
夏になるとカブト虫に恋をする。
そして秋・冬になると冷めるのだ。

彼の心は秋になると、
クリスマスや誕生日プレゼントのおもちゃへの関心に向く。
それを毎年繰り返すこと5年。

だから、彼が恋したカブト虫、そしてその子どもたちは
結局、秋以降、私が面倒をみなくてはならなくなる。
おかげで、私までも知らなくてもいいような知識ばかり増えてくる。
以前、美容室のお兄さんと話しているときに、
カブト虫の生育について詳しい自分に驚いた。

そして春になり、幼虫が蛹に変わる頃、セイイチローは
またカブト虫たちに恋をする。

何がいいの?と聞くと、強さとカッコよさとお顔が可愛いからという。
男の子の脳みそはよく分からない。

とにかく、キャンプの最後の日は捕まえたコクワの話ばかりだった。
こっちは帰る支度で忙しいのに、コクワを眺め
「かっこいい~」とうっとりしている。
そして、忙しい私についてまわって、そのコクワについて語る。

しかし、そんな彼にも悩みがあった。
どうやら、大好きな友達のT君にキャンプのお土産として
捕まえた虫をプレゼントする約束をしてきたらしいのだ。

「1匹しか捕まらなかったんだから訳を話してあげなければいいのに」
とこっちがいくら言っても聞かない。

「約束したからあげなきゃ」と言う。なんて律儀な子。
予定では2匹以上捕まえられると思っていたのに想定外だったと。
でも、私は分かっていた。
もう一匹捕まえられない時は買ってほしいのだと。
はん、そんな悲しい顔されても買ってやるものか。

旦那のi-phoneは、ガムテープの跡がなかなかとれずにいた。
キャンプ場の窓ガラスも。
それらを犠牲にしてまでも、捕まえたコクワをいとも簡単に
友人にあげるのか。反対してもきかない。
でも、気持ちもわかる。
男の約束というやつだろう。
相手の子も旅行のお土産を買ってきてくれるらしいのだ。

天気予報では雨マークだったけど、その日は晴天になった。
今頃、あのテルテル坊主が効いてきたようだ。
しかし、山の気温は低い。
川に入って風邪ひいたらいけないので川遊びは諦めて帰ることに。

セイイチローは親切にしてくれた昨日の管理のおじさんに
挨拶をしたがっていたが、おじさんは河童滝の流れた橋を
かけに行って管理棟にいなかった。

さよなら、遊水峡。川遊び出来なかったのが残念。
また行きたいと思える場所だった。

帰りは私が運転。
途中道の駅にお土産を買うために寄った。
あまおうソフトがとても美味しかった。

さあ、高速。高速は私が最も苦手とするもの。
変わらぬ風景に、もし、眠気が来たらどうしようとか
事故をおこしたらとか、ビクビクする小心者の私。

それなのに、乗った傍から寝ようする旦那。
寝ないでと言うと、だって他にすることないやんって言うので
「365日の1日の数時間くらい、私のために起きて」と
しりとりを提案。

それから2時間弱、永遠としりとりが続いた。
私は運転しているのでありきたりの言葉しか返せなかったが
旦那とセイイチローは面白い言葉を返していた。
2時間弱もよくネタが尽きないなと思うくらい。
旦那を寝かせないためにしりとりを続けていくうちに
その効果あってか、リラックスして運転は平気になった。

レンタカーを返すのにあと1日ほどあるので
昼食をとり、そのまま西へ向かった。
せっかく車があるのだからと糸島半島まで行き、
去年も行った「カブトムシ農園」に足をのばした。

なぜカブトムシ農園かというと、去年、ここのおばあさんが
カブトムシは終わりだけど、来年、もしかしてクワガタの販売は
してるかもと言ったので、それを確かめたかったのだ。
カブト虫農園の話

そして、予算がいろいろと浮いたので、セイイチローが
コクワをお友達に譲ってもさみしくないように
ミヤマクワガタのペアを買ってあげた。結局甘い親。

セイイチローはたいそう喜んで、ますますクワガタに熱をあげた。
キャンプ場で獲れたコクワ、今年生まれたカブト虫2匹、
買ってもらったミヤマクワガタ(この先、ミヤマに省略)のペアに
囲まれ、セイイチローは幸せそうだった。
でも夏の恋は長くは続かない。

翌日、Tくんから遊びの誘いがあった。
セイイチローとしては、T君が1週間後に旅行から戻ってから
コクワを渡すつもりだった。
それまではコクワと一緒にいたかったと思う。

なのに、Tくんから「今日欲しい」そう言われ
潔く、コクワとサヨナラをした。
「本当にいいの?」
「うん、大丈夫。ミヤマがいるから」そう言って
コクワとミヤマを持ってT君と遊びに出掛けた。

その日の午後。
セイイチローが青い顔をして戻ってきた。
「ママ・・あのね、ミヤマがね、木にのぼってT君が手で押して・・」
言ってることが支離滅裂だった。

要は、二人でミヤマを木に登らせ、捕まえる遊びをしていた。
そこで落ちてきたクワガタをT君が捕まえようとした時に
木に登っていたセイイチローも足を滑らせ、T君の足を踏み
その下にミヤマクワガタが。。。

ミヤマはじっとして動かなくなった。
触角は少し動くものの、動きが鈍かった。
しかし、しばらく時間がたつと次第に動き出し
夜には普通に動き回っていたのでセイイチローは安心して眠った。

翌日、ミヤマは全く動かなかった。
やはり、天に召されてしまいました。

セイイチローは泣いた。
ポロポロ涙を流し、泣きじゃくる彼を見て旦那が
カンカンに怒り、そもそもi-phpneを犠牲にしてまで
捕まえたコクワをたやすく人にあげるからだ!と怒った。

そして、クワガタやカブトを外に持ち出すのを禁止した。
それでもセイイチローはコクワは返してもらわないと言った。
一度あげたものだからと。
男気だ。

可愛そうで、どうにかしてあげたいが簡単に与えてしまえば
また同じことを繰り返すだろう。
そして生きものの命のはかなさの現実も知って欲しい。
だからここはぐっとこらえ、なだめるしかなかった。

そして、命を落としたミヤマは綺麗な姿のままだったので
私は旦那に標本を作ってもらうようお願いした。
私が作るより、旦那の方が器用だし、彼はとことんやるので
自分で標本の作り方を調べ、綺麗に作成してくれた。
ミヤマは足のふしが取れることなく、
一番美しい形で標本となった。

それから数日が過ぎた。
Tくんからは外国の旅行のお土産を頂いた。
それは夜になると光る白くて綺麗な飾りだった。
それは蝶だのクワガタだのいろんな昆虫の形をしていて
付属の両面テープで冷蔵庫などに腫れるもの。
セイイチローは喜んでそれらの虫の飾りを冷蔵庫に貼って楽しんだ。

今年の夏もまだまだ暑い。
今朝、カブト虫の幼虫ケースを開けると幼虫達が大きくなっていた。
セイイチロウはその幼虫の成長をみて
来年の夏を想像しワクワクしていた。

去る者追わず。来るもの拒まず。
セイイチローは今日も元気にT君と遊びに出かけた。

















Last updated  August 2, 2012 01:31:57 PM
コメント(180) | コメントを書く
August 1, 2012
カテゴリ:カテゴリ未分類
人生は自分が思うようには行かないものだ。
思うように生きたいならば、努力しろと神様はいっているのだろうか。

以前、クリスチャンの友人からマザーテレサの名言の
プリントを頂いたことがある。
良い言葉だったのでトイレに貼り、入る度に名言を眺めた。

その名言のひとつに
「目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。」
こんな言葉がある。

セイイチローがカブト虫orクワガタ虫を捕まえたくて
毎回キャンプの場所に山奥を選んでいるのだが捕まえたことがない。
絶対にいるはずなのに捕まえることができない。
ただ、去年はコクワのメスが自ら私にダイブしてきた。
しかしそのコクちゃんという名のコクワも
翌日炎天下の車のもとに置き去りにされ、ひっそりと
この世を去った。

今年こそ、今年こそはと願うが、もうキャンプも4回目。
「2度あることは3度ある」とか、「3度目の正直」とか
ことわざには「3」という数字をよく用いられるが
「3」を過ぎると何もないのか?「三つ子の魂百まで」と言うが
3の次は100まで待たねばならないのか。
わたしは140歳まで生きる自信がない。


私たちは昼間ワナを仕掛けた雑木林に行った。
夜も更け、辺りはしんと静まり返っている。
私たちのキュッツキュッツというサンダルの音だけが
闇夜に鳴り響く。セイイチローの心の鐘も高鳴っていた。

目的地についた。
鳴ったのはゴーンという除夜の鐘だった。
虫一匹捕まっちゃいない。
バナナのしかけごときに騙されない高等なカブト虫なのか。

セイイチロウは獲れなくてがっがり。
私達もがっかり。
大人は自分が使った労力に対して惜しむ生きもの。

それでも、マザーテレサは言う。

「目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。」

そうよ、諦めてはいけない。任務は墜行しなければ。
そう思い、次なるしかけを。
ちょうど、コテージの玄関あたりに大きなライトがあった。
このあたりに白い布をかければ、虫がよってくるはず。

私ってあったまいいわ~と思ったが
飛行してきたのは、蛾、つぎに蝉。
まるで、HPをみて営業してくるWEB業者のよう。
「お引き取り下さい。」
言葉が通じるものなら、そう言いたい。

しかも、玄関あたりなのでドアをあけると入ってこようとする。
これはダメだといい、旦那がi-phpneの懐中電灯アプリを使い
内側から外に向かって照らし、外側に白いタオルをかけた。

そしてあろうもことか、自分のi-phoneにガムテープをつけて窓に貼った。
ガムテープの跡が残るよと言う私の忠告もきかず、
「セイイチローの為に俺は犠牲になるよ」といって
ガムテープを貼っていた。

それからトランプゲームをして夜が更けるのを待った。
それでも飛んでこないので諦めてセイイチロウは寝た。

それから再び、あの槇ぶろに入ろうとしたが、まだ熱い。
熱いけど水をどんどん入れていくうちに入れる熱さになった。
とっても気持ちが良かった。

夜中になると、何度も腰が痛くて目が覚めた。
布団代をケチったために、アルミシートを持ってきたが
1枚では何の役にもたたず、3枚重ねるとやっとマシになった。
来年は布団代はケチらない。私はそう心に誓った。

やっと眠りはじめた朝方5時位にセイイチローに起こされた。
彼はすぐにしかけたタオルがある窓辺を見に行った。
すると、「ママー、いたよ!!」と歓喜の声。

見るとツノが二股に分かれた陰が・・
セイイチロウが慌てて外に捕まえに行った。
珍しい色のコクワのオスだった。
それはもう喜んだ。キャーキャーいってるので旦那も目を覚ました。

IMG_2932-1.jpg


IMG_2936-1.jpg


ああ、やった~達成感!!
そこでちょっと欲が。。
あの仕掛けにも、もしかして、いるかも。
私たちはワクワクして雑木林に行った。

相変わらず虫1匹すらいなかった。
もう、いいよね、もう諦めてもいいよね。
私は頭の中のマザーテレサの言葉にふたをした。


つづく











Last updated  August 1, 2012 01:56:35 PM
コメント(0) | コメントを書く
July 30, 2012
カテゴリ:カテゴリ未分類
河童滝に一匹のカエルがいた。
セイイチローがそれを追いかけていた。
連れて帰るというので断固として反対した。
セイイチローがしぶしぶ、そしてしつこく「カエルさん、欲しかった」と
つぶやく中、私たちは素晴らしき秘境・河童滝を後にした。

~いきはよいよい、帰りは怖い~
そんなフレーズをはねのけながらまたあの川を渡った。
私たちがすがすがしい顔で川岸を下りていくので
下流から登ってくる親子は少し安心したように見えた。
彼らは無事に辿りついただろうか。

その間、雨が降ることなく、キャンプ場に戻ることができた。
そして。ちょうどチェックインの時間になったので
予約していたコテージにやっと入れた。

IMG_2942-1.jpg

管理の方によると、夏はテントは受け付けてないらしく
宿泊はコテージのみ。しかも2棟しかない。
どうやら、今日目にしたお客さん達は日帰り客のようだった。
小雨がふってるから、このくらいに人数だけど、普段晴れた日は
1日に1000人位お客さんが来るらしい。

コテージのカギを開けてもらい中に入ると広々して綺麗だった。
とても3人じゃもったいないくらい。

そして、キッチン用具やお皿やコップまで殆どそろっており
包丁以外は持ち込み道具を使わなくてよさそうだった。
私の1週間の準備期間の労力はは川の水と共に流れ去った。

IMG_2938-1.jpg

ガスコンロの2つのうち、ひとつはつかなかったが
あとは問題なし。
なにせ、ここにはお楽しみの槇風呂がある。

荷物をおろし、一度水着に着替え川に行ったが水かさも増してるし
流れも早く水も冷たい。とても遊べそうにないし、誰も遊んでいない。

しぶしぶコテージに戻り、何もすることないから
3人ともお昼寝をした。

キャンプにきてまでも昼寝なんて、のび太じゃないんだから
と思ったが旅に休息は必要。とりあえず、休むことした。
布団代をケチったので床で寝たが昼寝するくらいなら問題なかった。



どのくらい時間がたったのだろう。
私は静けさの中でふと、目を覚ました。
すると雨は止み、少し晴れていた。
疲れもとれた気がしてなんか調子良い。

玄関のドアを開けると切株で作った椅子と樽でつくったテーブルがある。
そこで一服し、また戻り皆を起こした。

IMG_2926-1.jpg

そして、管理棟へいき、槇風呂の準備をお願いした。
槇風呂はその名の通り槇でお湯を沸かす。
ガス風呂と違い、一度沸かすと朝まで熱い。
火が消えるまでつけっぱなしらしい。
そして、板を一枚ひいて入る。
火が消えないうちに、風呂の栓を抜くとカラ炊きになるので
栓は朝抜いて下さいと注意された。

IMG_2925-1.jpg

IMG_2927-1.jpg

しかし、管理のお兄さんがいくらやっても、湿気のせいで槇になかなか
火がつかない。ガスバーナーで付けてやっと付くくらい。

だからお湯がなかなか沸かず、これは入れるのかと心配したが
旦那が、がんばってくれたおかげでやっと火が付き
お湯がわき始めた。

その間、セイイチローはまたカエルをみつけ
管理のお兄さんの子どもさんと追いかけまわしていた。

私がバーベキューの用意をする頃には風呂は
熱湯になり、とても入れる状態ではなかった。
水を足しても足しても熱い。

風呂場は風景を楽しめるようにだろうか、
大きなガラス張りの窓はカーテンすらかかっていなかった。
林はあるものの、これって向こう側の下の道から見えないのか?


私はヌードショウに参加するほどの美しいスタイルを
持ち合わせいない為、入浴するか躊躇したが、ガラスは次第に曇って行き、
向こう側から見えなくなったので安心して服をぬぎ、お湯だけかかった。
熱くて、ふろがまには入れなかったお湯が気持ち良かった。

私がお風呂からあがると、お肉の良いにおいがした。
うちは肉奉行の旦那がバーベキューの火をつかさどる。
いいかんじに焼けてきたので
缶ビールで乾杯し、食べた肉は最高だった。
安い肉すら美味しく感じる。

バーベキューは魔法だな。
同じ肉でも炭で焼いた肉はなんて美味しいんだろう。
お肉も美味しいがエノキを塩コショウしてアルミで包んだものが
ものすごく美味しかった。

雨も止んだし、最高。
明るいうちに飲むビールの美味しいこと。
私たちはひとたか、バーべキューを楽しんだ。

つづく












Last updated  July 30, 2012 10:35:49 AM
コメント(0) | コメントを書く
July 29, 2012
カテゴリ:カテゴリ未分類

もはやカーナビと私たちの信頼関係はゼロだった。
ナビは誘導したのは、キャンプ場でなく民家の集落だった。

多分、キャンプ場に登録されている番号は管理人の家の番号なのだろう。
私たちは唖然とし、舌打ちするようにさらに山を登った。
でも一向に辿りつかない。

仕方なく、先ほどの民家にもどり、庭先で作業していたおばあさんに
キャンプ場の場所を聞いた。
聞いたけど「そこの道を右に行って数百メータ先を右」と言われても
目印が分からず、やっぱり辿りつけなかった。

そしてウロウロすること30分。
ようやくキャンプ場を見つけた。
しかし唖然とした。
キャンプ場の駐車場へ行くのに川にかかる橋を渡るのだが
この橋と川までの距離が近く、もしハンドル切り損ねたらアウト。

数日前の大雨の影響で川の水も増し、勢いもある。
私は降りてビビりながら車を誘導。
なんとか着いた。

IMG_2891-1.jpg

管理人のおじさんはとても親切でおしゃべりな方だった。
セイイチローは早速おじさんに昆虫のことを訪ね、
たくさんクワガタやカブトムシが獲れると聞いて大喜びしていた。
ふと見ると、私が、先月デザイン制作に関わった「asolulu」という情報誌が
置いてあった。おお、ここにもあったか。それくらいの感動だった。

デザイナーも15年もすれば、最初の時のような感動は薄れる。
まあ、全部自分でデザインしたのではなくチームでやったからだろうか。
でも、どっちにしろ、あまり良い傾向ではないなと思った。

しばらくすると小雨が降ってきた。

管理人のおじさんが、快くレストランのコテージを貸してくれたので
そこで持参したお弁当を食べた。

IMG_2896-1.jpg

福岡の猛暑を忘れるくらいの自然の涼しさは、不器用に握られた私の
おにぎりですら美味しく感じさせてくれた。

雨はさらに激しく降ってきた。
晴れ男のセイイチローや、彼の力作のてるてる坊主の効果も
もはやここまでなのか。

山の天気は変わりやすいからしばらく雨宿りして様子をうかがった。
その間の時間を使って昆虫採集のしかけを作った。

ストッキングネットとバナナと昆虫蜜。
そのしかけを3人で車の中で作った。
そして、雨が止みかけたのでコナラの雑木林にしかけてきた。

セイイチローはワクワクしていた。
彼はキャンプがどうであれ、クワガタやカブトさえ取れれば
100点なのだろう。

それでもチェックインまで時間があるので
周辺を散策することにした。どうやら川の上流に「河童滝」という
名所があるらしい。それを見ずに帰るのはもったいないので
勢いのある川を横目に細い道を登って行った。

道は途中で川と合流していた。
でも浅いのでビーチサンダルでジャブジャブ登って行った。

途中で「出会いの滝」という名所があった。
滝と滝が合流していた。

通常の姿
o0600039910594806467.jpg

「落差は2m程?「滝」というほどの物ではないです」と
あるブロガーの方はそう書かれていた。

しかし私たちが目にした姿はこれ

IMG_2901-1.jpg

どれだけ数日前の大雨が影響したかよくわかる。
呑みこまれそうだ。

また、途中で県名を小石で飾った岩の階段があった。
石川県、三重県。。どうやら全国ありそうだった。
意味は分からないが面白いので
写真に収めたかったが、先を急ぐ旦那に怒られそうだったので
我慢した。しかし、河童滝の画像をとりたくて持ってきたi-phoneが
邪魔で仕方ない。
しかも貴重品まで入れた小さな手提げまで
もってきていたので、もし川に落としてしまえば
うちの財産とともに流れてしまうだろう。

そんな危険を冒してまでも見る勝ちのある滝なのか。
私は迷いながら、川の上流をどんどん登って行った。

途中途中で、旦那は何度も私を振り返り、手を差し伸べてきた。
ああ、10年たっても愛されているのねと思いきや
彼が放った言葉は
「なんでバック持ってきた?危ない、気になってしょうがないやろう」

どうやら、気になったのは私ではなくi-phoneという名の
近代的電子機器と財布のようだった。


やっとの思いで上流についた。途中、何度も雷がゴロゴロ鳴った。
いつ雨が降ってきてもおかしくないその状況はまさしくギャンブル。
おまけに、最終目的の河童滝まできたというのに
橋がかかってない。管理人に後で聞いた話だが数日前の大雨で
橋は流されていたらしい。

川はところどころ深かった。旦那はどうにかして渡ろうとしていた。
セイイチローも行く気マンマンだった。
私だけが怖がって、というより私はどうにかなるけど
セイイチローが流されたら怖いので渡るのを反対した。
そんなに行きたいなら、「一人で行ってきて。」
旦那はためらいもなく、一人川をジャブジャブ渡り
緑の木々の中へ消えていった。

まるで三途の川だな。。そう思った。

しかし、ここで勇気を出さなければ一生後悔する気がした。
このシチュエーションはまるで私の人生ではないか。
これまで勇気がなくいくつのチャンスを逃してきただろう。
セイイチローはすごく行きたがっている。
どうにか方法を考えたがやはりこの川を渡るしかないようだ。

旦那が戻ってきた。
「もの凄かった!!」

この一言で私の脳裏にロッキーのテーマが流れてきた。
行け、行くべきだ。
セイイチロウの手を引き、旦那に渡した。

しかし、あっさりとセイイチロウは渡っていった。
あれ?今までの悩みは何?
そう思うほど川はあっさりと渡れた。

緑の木々を渡るとそこは天国そのものだった。

IMG_2902-1.jpg

通常はもっと穏やかな滝らしいが
私たちが目にした滝はすごい勢いで流れ落ち
マイナスイオン(死語?)に溢れていた。

河童滝・通常の姿

o0399060010594806469.jpg

私たちがみた河童滝

IMG_2910-1.jpg

雷が鳴り響く空の下、私たちはしばらく見とれていた。

つづく


















Last updated  July 29, 2012 09:56:54 AM
コメント(0) | コメントを書く

全474件 (474件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 48 >


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.