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seichan0217

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August 4, 2008
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カテゴリ:子供について
今年の夏は暑い。
しかし、今年は夏だという気分を強く味わている気がする。

夏休みだというのに毎日幼稚園の預かり保育に連れて行かれる
息子を気の毒に思い、ここから2時間以上かかる
北九州の到津の森公園
出かけた。ここでは8月末まで世界のカブトムシ・クワガタ展が行われている。

カブトムシが大好きなセイイチロは朝からウキウキ。
前の日遅く寝たにもかかわらずいつもより2時間早く
目が覚めたようだ。

行きがけの高速バスの中でお菓子をむさぼり
楽しそうにしていたが途中、振動で寝てしまったようだ。

現地につくとその会場では子供たちがたくさんいて
世界のカブトムシやクワガタが展示されていた。

080803_1421~01.jpg

ふとみると網をはった薄暗いこーナーがあり
そこは実際にカブトムシに触れ合えるといった
子供にとってはたまらない素敵な場所だった。

SN390069.jpg


しかし100円払って一度出ると再入場に100円かかるらしく
子供を置いて外で休んでいる親も多かった。

中に入ると無数の何十匹いや、軽く100匹は超えるであろう
カブトムシがそこら中にいた。
天井にも木の上にも網にも土にも彼らは
ビッシリといた。虫嫌いなら卒倒するに違いない。

080803_1407~01.jpg

私は1位がナメクジで2位がゴキブリが嫌いだが
もしここにいるのが彼らだったら
私は病院へ運ばれていたに違いないであろう。
手に乗せて足だけをよく見るとゴキブリに見える・・
いや、考えまい。私は余計な記憶や知識を
ここでは帳消しにすることにした。

子供たちはもう夢中で遊んでいた。
手に乗せ、つかんで戦わせようとしたり
数匹しかいないクワガタを探したり。

セイイチロもその中で群を抜いて夢中になっており
彼にとって天国のようだった。

しかし夜行性の虫たちにとってその時間は昼間。
じっとして動かないカブトムシも多かった。
寝てるのか?

080803_1328~01.jpg



中には人間の欲のために思惑のもと
薄暗くされて今は夜ですよと騙されているのに
素直にしたがっている活発な虫もたくさんいた。

その虫達は子供たちを魅了し、子供たちの憧れだった。
しかし、木から無理やり引きはがされたり
戦いたくないのに戦わされたりしていて
仕事をさせられている彼らを
私は気の毒に思ったが、まあ、それはそれ。
今は我が息子が楽しければそれでいいやと思うのであった。


セイイチロが夢中になっている合間
私は夢中で携帯カメラで撮影していたが
さすがに1時間近くなり、疲れて先にでて
休んでいた。
セイイチロは2時間近く出てこなかった。

まわりのメンバーが変わるなか、やはりずっと
出ない子供も何人かいてそんな昆虫マニアの彼らと
セイイチロは楽しげに遊んでいた。

やっと出てきたかと思うと別のカブトムシと遊びたいと
言いだし、パンフレットを見ると他にも見れる場所が
あったのでそこまで歩いて移動した。

大きな池があり、鳥類もたくさんいて緑に囲まれた
その敷地はまさしく大自然の中だった。

目的の場所につくと今度は世界のカブトムシやクワガタが
展示されており、ヘラクレスにギラファノコギリクワガタ、
ネプチューンにニジイロクワガタ、ゾウカブトムシと
カブトムシ図鑑にのってそうな
有名な方々が透明のボックスの中にいた。
さすがに外国産がでかい。

080803_1539~03.jpg

セイイチロは喜んだが触れないので不満そうだった。
そんな彼の気分を変えようと
他の動物やコースター系に矛先を変えたが
二人でアイスを舐めているときに
「これからヘラクレスやギラファノコギリクワガタの記念撮影が
始まります。」といった構内放送にセイイチロはピクリと反応し
またまた逆戻りでもとの場所へ。

とっても大きなヘラクレスに触り、写真もとって
満足そうだったがまた国産のカブトムシに触りたいというので
またあの薄く暗い小屋へ。

再び再入場で100円払い、セイイチロは2時間近く
出てこなかった。
周りを見渡すと一見スタッフかと思う男性が
体にカブトムシをつけて遊んでいた。
どうやらここにいる少年がそのまま大人になった
どこかのパパだった。

その男性は子供より自分が楽しんでるらしく
それが原因なのか私の横で夫婦喧嘩を始めた。
「パパ、子供みといてよ」そんな会話だった。
彼は気が気でないらしくたばこを吸いにいった
奥さんが残して行った小さなわがままな女の子を
あやしている間もチラチラと小屋を見てソワソワしていた。

小屋にセイイチロを呼びに行くとなかなか出てこない。
そんな子供たちが多いらしく、まさしく中毒患者。
出たくても出れないのであろう。


昆虫ドラッガーと呼ぶべきなのか
とり憑かれているように
カブトムシ、クワガタ様から離れない。

セイイチロもその一人でクワガタとカブトムシを
永遠に戦わせていた。

となりには同じような子供がいてそのそばで男性が
「ねえ、○〇クン、気持はわかるけど
楽しい時間はもうそろそろ終わりに近づいてるよ、帰ろうよ」となだめている。
でも息子は全く聞いていない。
その光景を見て私は噴き出した。

いくらいってもムダなのだ。
昆虫中毒の彼らには。

私はあきらめて外で休憩してた。
やっとセイイチロが小屋から出てきた。

手を見ると傷だらけだった。
それはセイイチロにとって夏の勲章だった。

帰りのバスの中では眠くてしかたなかった。
絶対に寝るであろうと思っていたはずの
セイイチロは興奮冷めやらぬようで
いろんな理由で数分置きに私はセイイチロに
起こされ続けるのであった。

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Last updated  August 4, 2008 10:56:05 AM
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