ドラえもんにはまる。
セイイチロは基本的には電車やトーマスが好きなのだが今、ずっとはまっているのがドラえもんのDVD。はじめはただ、ドラえもんが好きそうだったから借りたのだけどこの映画シリーズが意外と奥が深く、心が温まるしやはり、発想が面白い。「のび太と鉄人兵団」に出てくる鏡面世界。これはいわゆる鏡の国。左右対称の鏡の世界がそっくりある。どこまでいっても終わりはなくこちらの世界と同じだが人が住んでいない。そんな世界があったらなあ。でもこの話自体は結構奥が深く面白かった。「ブリキの迷宮」(タイトル忘れた)に出てくる話では楽をしようと考え、人間は念じるだけでロボットが全てしてくれるようになる世界を作ったが楽がゆえに何も出来なくなってしまい、歩けなくなってカプセルから出れなくなり、ロボットから逆に支配される哀れな人間世界の話。妙に悲しかった。「夢幻3剣士」の話は夢の世界なのだが終わり方が不思議で納得も行かず、他のシリーズのように温かく解決といった感じではない。でもその終わり方がなんとなく心に残るものだった。「竜の騎士」は地底人の話で歴史にさかのぼりその世界を作ったのは実は・・その原因となるものが奥深く、そして心温まる話だった。 全シリーズの話のあちこちにコンピュータの話やひらめきの材料となりえる話があり、ただの子供アニメではない奥深さを感じる。どらえもんが永年、人類に愛されているのがよくよくわかった。何かしら面白いのでついつい、一緒に見てしまうのだ。しかし今のドラえもんの声は許せず、過去のシリーズしか見ないことにしている。でもこう20本近く見てるとアニメの製作者が違うのか顔の違いなどよくわかる。きっと時代時代でどらえもん達の顔も変わるのか。うちの近くのDVDレンタルは1本125円(1週間)とかなりお得なので4月から連続で借りてきたがもうそろそろドラえもんシリーズも終わりそうだ。ちょっと寂しくなりそうだが次は何を借りようかなと思う。話自体は小学生並みなのになぜかうちのセイイチロは真剣に見入っている。そして笑ったりしている。アンタ、話わかるんですか・・?おかげでジャイアンの口癖が移ったのか3歳児のセイイローからいきなり昨夜「おい」と言われてびっくり。選択ミスなのか??悪影響(笑)?もちろんその後「そんな言い方しないで」と言ったら「ママ、怒ったら駄目でしょう」と言い返された。まあ、こうもテレビアニメばかり見せてたら教育に悪い!なんていわれるかな。テレビの見せすぎは良くないだとか。でも本人も親も楽しんでいるのでよしとしよう。