カテゴリ:ミセラニアス
最近新しいお客さんが増えたので、「安友」さんのスーツをクリーニングしても気にしませんでした。
聞いたことがない名前でしたが、ダンナが受付けたのでしょう。 なんと読むのでしょうか? 「ヤストモ」の可能性が高いと思いますが、人名には意外な落とし穴がありますからね。 ウチの店で定着するようならば、きちんとした読み方も聞いておかなくては… そして、「安友」さんが来店されました。 無表情のオジサン。 無言で控えをカウンターに置く様子で、軽い調子で読み方など聞けないと判断したワタクシ。 「ありがとうございました」 ワタクシのお礼も最後まで聞かず、店を出て行くヤストモさん。 ウチの店はお気に召さなかったんですね。 ちっとはヘコみますが、よくあることですから。 でもまてよ? ちょっと見たことがあるお顔でしたよ…? 誰だったっけ…と考え込んでいると、ダンナがやってきました。 「今のダレ?」 「ヤストモさん」 「あ~、オレが受けたんだよ。珍しい名前だよな」 まったく同感…でも、アレは…アレは… 思い出しました! 先月ダンナが『足立』と受けていた方でした。 取りに来たときには私が対応したのです。 「あのねっ!名前の漢字が違うんだよ!」 そうそう、怒っていたのはあの顔でした。 『安達』さんが正しい苗字。 名前を間違えるのは大変失礼なことなので、お詫びして以後間違えないようにするつもりでした。 ダンナにもちゃんと伝えていたのに… 「でもさ、でもさ! あの人がちゃんと言ったんだよ。『安心の安!友達の友!』って……」 うっ 『友達の達』と言いたかったんですね(ToT) 「おっカンタンな字!ラッキー♪」とばかりにダンナが『安友』と書き込んだわけだ… それは…ダンナに非はありません。 安達さんにしても、自分の指示通りに書かれちゃ文句も出ません。 ま、二度と来ないでしょうけど… アダチさん。 足立、安達、足達、安立…いろいろ可能性があるようです。 漢字で悩んだら、カタカナで書くに限りますな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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