ランデブー>『ばけばけ』第4週
銀二郎退場。やはり、あの線の細さは役作りだったのね。良い人なんだけど…良い人なんだけど…って印象を残して、まあ悪くない去り方かと。ドラマ弱者の私が言うのも変だけど中の人@寛一郎さんに次に出逢う時は一転してハードボイルドな役なのかやはり線の細い頼りなさそうな役なのかちょっと興味があ…>こらこらいやいや一応、擁護しておくと線は細いけど頼りなくはないよね。ただ、ちょっとばかりキャパオーバーというか……ひじゅにですが何か?「あの人達を放って置くことはできません」byトキ第4週『フタリ、クラス、シマスカ?』今迄、敢えて史実を調べたりはしなかったんだけど今回、ちょっと気になってwikipediaなんぞ覗いてしまった。「困窮に耐えられず一年足らずで大阪へ出奔した」としか書かれていなかった>しょんぼりこのドラマでの描き方は主要登場人物は皆”良い人”(つーか、悪人は存在しないワールド)という朝ドラ”お約束”に則ったもの、というよりも脚本家からのトキへの優しさ…という気がした。史実のままじゃ可哀想だから本当は良い人本当は愛し合っている本当は2人で幸福に暮らしていきたかった…という美談に纏めたんじゃないかと。だから、銀次郎もギリギリまで頑張った。だから、トキは追いかけて行けた。だから、ほんの束の間だけど、2人の楽しい時間を持てた。2人共、一生懸命だったけど一生懸命である故に道を分かつ結果になった…という具合に。傳とのランデブーがあって今度は銀次郎とのランデブー。トキにとって本当に好きな人でも、ちょっと複雑な関係にある人と楽しい時間を過ごすことができたら、それはお別れのしるし?毎週、何かしらの怪談が登場するけれど今回は『牡丹灯籠』のタイトルだけで内容への言及なし。2人で聞きに行こうと約束しながら叶わぬまま…これは、やはり、ヘブン氏へと続くってことなのかな。怪談を語るということ自体も「古臭い」ということで、できなかった。日本人が外国に感化されていく中で外国から来たヘブンさんが後に日本の怪談を書き記す様になる。これも時代の変遷に絡んだ、ある意味、皮肉な事柄?いずれにしろ『牡丹灯籠』って、ベースはラブストーリーと言えるよね?トキと銀次郎のラブストーリーは完結しなかった。トキにとっての『牡丹灯籠』はヘブン氏と共に始まるのだろう。そして、一人で松野家へと帰ってきたトキ。当時の「家」制度とか、人々の価値観とかドラマで描く”時代変遷”も関わってはいるかもしれないけどトキのこの選択はそれ以上のものだと思う。実の子供ではないけど、実の子供だと傳に答えた通りの選択。牛乳と、飲んだ後の白い「髭」がここでも生きて来る。東京で、「英国式ブレックファースト」として飲む牛乳と家で、皆で笑い合って飲む牛乳の対比。そういえば、シジミ汁も家族の絆として度々登場したけど東京にはそれはなく、代わりに登場したのはアサリだった。これも示唆的で面白いね。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/4102-14f7f4ba☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 殻付き アサリ怪談牡丹燈籠(三遊亭 円朝)Banksy クッションカバー